今週のCard of the Day (2011年12月 第4週) とか
2011年12月25日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
いや、テーマも何も今週は1つしか記事がなかった。
余談2:月曜日 《The Ultimate Nightmare of Wizards of the Coast Customer Service》
長期休暇前の最後のCard of the Dayなのでカスタマーサポートの連絡先を伝えるという意味も込めてのチョイスだったらしい。
あらためて調べてみたら昨年度と一字一句変わらない、まったく同じネタだった。昨年のも自分で訳してたのに気づかなかったのが悔しい。
ちなみに2010年は今年と同じネタだったけど、2009年はまた違うカードを使って「また来年」というメッセージを送っている。なお2008年以前はどうやら年末ネタは使っていない模様。
余談3:デベロップメントチームの仕事って結局のところ何なの?/What Developers Do
コメントにも書いたけど、この記事の翻訳は本当に難しかった。苦労した箇所を全部あげてくと大変なので、一部のみ紹介。
前半は多分大丈夫だと思う。問題は後半。
「to what extent the composition a given set was shaped」の部分が、どこをどこに修飾してて、どこで切れるのか、一読して把握出来なかった。今もよく分かってない。「多分、こんな意味なんじゃないかな」と思ったのでそう訳した。
コンマのあとにある「art waves」が分からない。今まで訳してきた公式記事の中にも出て来たことがない単語のようだけど、一般名詞でもなさそう。まさかこの「waves」って動詞じゃないよね……?
訳してて結構楽しかった、とだけ言っておく。
原文にない単語が訳文に色々出てくる意訳だらけの箇所。元の文章の伝えたい方向性は大体合ってると思う……と言っていいのかな。
とにかく原文にある単語だけで日本語文作ろうとすると、どうしても「日本語」に出来なかった。力が足りない、と感じるのはこういうとき。
プレイヤーたちの不満や要望を色んな形で吸い上げておりそこから見えてくるものがある、ということを説明している長い余談の締め括り。
一番最後の「どのゲーム(試合)にも必ず最低2人はプレイヤーがいる」というのは、本気で言っているのか、冗談で言っているのか、文章からは判断がつかなかった。
でもまさか「トーナメントやショップやイベントやコンベンションへ出向いて」までプレイヤーたちから情報収集した結果、プレイヤー2人が必ず必要だっていう「傾向/流行り」が分かったよ、なんてわけないし、Zac Hillは冗談大好きだし……という感じ。
他の人の意見が聞いてみたい気もするけど、最後は著者本人に聞かないと分からないか。
英語だと「Produce」と「Manufacture」が別になってる。どう違うんだろう。単純に単語レベルの訳で考えるとどっちも「生産する」ってことになっちゃうんだけど……というわけでまとめてしまった。
カタカナ語で「プロデュースされ」というのを入れる手もあったんだろうか。でもどうだろう。日本語で「プロデュースする」ってあまり使わない(気がする)し、使う場合でもここの文章とは違う意味な気が……同じなのかな。
大変だったのは「genre-defining, standard-setting, paradigm-establishing worldbuilding and illustration」という箇所。造語をどう訳すか、という話かな。
切り分けると「genre-defining」「standard-setting」「paradigm-establishing」という3つの形容詞がその後の2つの名詞である「worldbuilding」「illustration」を修飾しているという形。
最初に訳そうとしたときは原文に忠実に「~で、~で、~な世界観とイラスト」という形を考えた。でもそれをやると「ジャンルを一目で分からせてくれて、統一感のある設定がされていて、一時代を築いてくれそうな世界観とイラスト」となってしまい、読みづらい気がした。
訳した本人には意味が分かるけど、初めて読む人が頭から順番に読むと「ジャンルを一目で分からせてくれ」るものが何なのかがあまりに遠すぎる気がした。
そんなわけで「ジャンルはファンタジーだから『ファンタジーを感じさせてくれる』にしよう」「次の統一性うんぬんも『を感じさせてくれる』で終わる形にすればまとめられるな」という風に。
なお、今読み返していて初めて「paradigm-establishing」を訳し忘れている(=訳に含め忘れている)ことに気づいた。なんてこった。含めるとしたら「一目でファンタジーと統一された世界観を感じさせてくれる上に一時代を築いてくれそうな舞台設定とイラストが存在せず」となるのかな。読みづらいから実際はもう少し変えるかもしれないけど、とりあえずは。
Faction Packが何か分からなかっただけでなく、それが「土曜日のシールドデッキ」とどう関係しているのかも分からなかった。いや「土曜日のシールドデッキ」が何を指しているのかもはっきりとは分かっていない。最終的にはいわゆる「直訳」にしてしまったので、おそらく「誤訳」になっていると思う。
……と、今あらためて調べたらすぐ分かった。「陣営ブースター」のことか。Factionって派閥だもんな。なんで訳してるときに分からなかったんだろう。恥ずかしい。
でも「that take the game beyond your normal Saturday Sealed Deck」はよく分からないままだ。
余談4:検索ワードに答えてみる
何度目か分からないパクリ企画。
2011年12月22日 16:02 ポイントシステムの問題点
もしマジックの新たに導入されたプレインズウォーカーシステムの問題点について気になっているなら、古豪ブライアン・キブラーの記事が参考になると思う。
ブライアン・キブラーが語るプレインズウォーカーポイントシステムの問題点について
http://regiant.diarynote.jp/201112132332409749/
2011年12月22日 8:50 how to make machines
もう少し具体的にお願いしたい。もしマジック流のタイムマシンの作り方について知りたいなら、Tom LaPilleによって書かれたオンライン専用セットのマスターズエディションに関する記事が参考になるかもしれない。
タイムマシンの作り方
http://regiant.diarynote.jp/201101160649345352/
2011年12月18日 18:43 タイムマシン 作り方
2011年12月14日 16:07 タイムマシンの作り方
1つ前の回答を参照のこと。
2011年12月22日 1:24 ファイレクシアンドレッドノート
2011年12月22日 1:24 ファイレクシアンドレッドノート
2011年12月22日 1:24 ファイレクシアンドレッドノート
2011年12月20日 15:35 ファイレクシアン・ドレッドノート
2011年12月18日 21:44 ファイレクシアンドレッドノート
2011年12月18日 21:44 ファイレクシアンドレッドノート
2011年12月16日 14:00 ファイレクシアン・ドレッドノート
2011年12月16日 13:59 ファイレクシアン・ドレッドノート
2011年12月15日 5:37 ファイレクシアン・ドレッドノート
2011年12月15日 5:37 ファイレクシアン・ドレッドノート
2011年12月14日 18:56 ファイレクシアン・ドレッドノート
2011年12月14日 18:56 ファイレクシアン・ドレッドノート
検索ワードの中でもっとも登場回数の多いカード名はこれ。まさか同じ人が検索しまくってるんじゃないよね……。何にせよ、とりあえずは《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》がCard of the Dayに取り上げられたときの記事を紹介してみる。
Card of the Day 2011年04月05日
http://regiant.diarynote.jp/201104052024208830/
2011年12月21日 22:58 mtg 排他の儀式 統率者
確かに統率者を《排他の儀式/Exclusion Ritual》したら顰蹙買うかもしれない。でも《翻弄する魔道士/Meddling Mage》とかもあるし、しょうがないんじゃない? EDH遊んだことないけど。
2011年12月21日 22:58 モークラットのバンシー 必ず
必ずだよ。
2011年12月21日 22:46 最誕のパターン コンボ
おそらく《再誕のパターン/Pattern of Rebirth》ではないかと。このカードを使ったコンボが紹介されたCard of the Dayの記事があるので紹介しておく。
Card of the Day 2011年01月03日
http://regiant.diarynote.jp/201101041755013156/
2011年12月21日 22:25 daily note mtg
本当になんでDaily Noteなんだろう、と思うことはある……って、ちょっと待って! このブログ、DiaryNoteだよ!? 素で間違えてた。なんだ、この検索ワード。
2011年12月21日 20:45 site:http://diarynote.jp/ アラビア
2011年12月14日 15:42 アラビア 湾
申し訳ないけどアラビアネタはない。マジックのアラビアンナイトネタなら少し。
2011年12月21日 17:44 このカードは!
どのカード?
2011年12月21日 17:04 終わりなき囁き
コンボスキーさんだな。
2011年12月21日 15:43 OMRSTPLRLCNSWMTCTHTALCNEE
アンヒンジドの《Our Market Research Shows That Players Like Really Long Card Names So We Made this Card to Have the Absolute Longest Card Name Ever Elemental》の略称。Card of the Dayで《ピスタスの一撃/Pistus Strike》がとりあげられたとき、このカードがネタにあがっていたので紹介しておく。
Card of the Day 2011年03月31日
http://regiant.diarynote.jp/201104010346501484/
2011年12月21日 14:27 モダン 創造の標
モダンはよく知らない。そういうデッキがあるの?
2011年12月21日 13:17 正義の執政官 コントロールが移る
コントロールを相手から奪ったあとに死んだら、追放する対象は新しいコントローラが決める。死んだのはあくまでそのコントローラ下でのことだから。……であってるかな。あってると思う。あってるはず。
2011年12月21日 12:41 マジック morbid
イニストラードで新登場した能力語の話かな。日本語で陰鬱。これ自体には意味はなくて、これを持っているカードは何らかの形で「その呪文を唱えたターンにいずれかのクリーチャーが死亡していると」威力を増したり、追加の効果を発揮したりしてくれることを示している。
参考までに、このMorbid/陰鬱という能力がどのようにして生まれたのかについて書かれた公式サイトの記事を紹介しておく。
主にリミテッドの観点から見た「陰鬱/Morbid」開発秘話/Morbid Thoughts
http://regiant.diarynote.jp/201111120635329667/
2011年12月21日 9:15 プレインズウォーカーポイント マジックオンライン
2011年12月21日 9:05 プレインズウォーカーポイント マジックオンライン
2011年12月20日 22:24 pwp キブラー
2011年12月20日 22:09 キブラー pwp
2011年12月19日 20:55 プレインズウォーカーポイント
2011年12月19日 16:07 pwpポイント
2011年12月16日 19:52 プレインズウォーカー ランク
2011年12月14日 16:55 PWP 問題点
2011年12月14日 13:05 キブラー 記事
2011年12月14日 1:12 キブラー pwp
プレインズウォーカーポイントって注目されてるんだなー、とあらためて思った。
2011年12月20日 22:39 エラヨウ コマンダー
EDHでは嫌われてるらしいね。そのことがよく分かる記事を前に訳したので紹介しておく。アメリカのGen ConでEDHに参加した人の旅行記のようなもの。
本場アメリカのGen Conで垣間見たEDHの闇と光(ただしエラヨウ、てめえはダメだ)
http://regiant.diarynote.jp/201109250732386307/
2011年12月20日 16:52 card of the day mtg 和訳
2011年12月20日 16:51 card of the day mtg 和訳
このブログでは2010年11月以降の Card of the Day を和訳してる。それ以前のものについては、Abominable Empire で検索すれば幸せになれるはず。2002年から2007年にかけて(!)の Card of the Day 和訳が置いてあるサイト。あのサイトがなければこのブログもなかったことは確か。
2011年12月20日 16:26 Ben Bleiweiss
残念ながらBen Bleiweissの記事は訳したことない。
2011年12月19日 23:44 中村修平 殿堂入り
2011年12月19日 23:44 中村修平 殿堂入り
2011年12月18日 22:33 中村修平 殿堂入り
2011年12月16日 17:51 中村 修平 mtg
2011年12月16日 11:29 中村修平
2011年12月15日 15:22 中村修平mtg
殿堂入りに関する公式サイトの記事は今までに2回訳してる。1つは受賞時のもの。これはその後日本語公式サイトに訳があがったので削除した。
日本語公式:2011年殿堂顕彰者の紹介
http://mtg-jp.com/reading/translated/001967/
もう1つは世界選手権で録画されたと思われる、本人のインタビューおよび殿堂入りについて有名プレイヤーたちからコメントを集めた動画を聞きとって翻訳したもの。
殿堂入りプレイヤー中村修平のインタビュー(動画)
http://regiant.diarynote.jp/201111190526336846/
なお、ご本人のインタビュー部分は無音。かわりに英語吹き替えが入っている。リンク先のインタビュー部分(日本語)は、その「英語吹き替え」を翻訳した「日本語」なので、ご本人のお言葉ではないことに注意。
2011年12月19日 19:48 ウィンストンドラフト
2011年12月19日 17:43 ウィンチェスタードラフト
2011年12月19日 17:42 ウィンチェスタードラフト
2011年12月19日 17:33 ウィンチェスタードラフト
ウィンストンドラフトはウィンチェスタードラフトよりも前に考案された、1対1ドラフトの一種。遊び方について書かれた公式記事の翻訳記事は以下のとおり。
ウィンストンドラフトとは?/Winston Draft
http://regiant.diarynote.jp/201106171613295172/
これをより発展させた形(らしい)ウィンチェスタードラフトについてはTestingさんのブログで遊び方が紹介されているのでそちらを参照のこと。
closet belief 2(下記リンク先記事の後半に書かれている)
http://74598.diarynote.jp/201105201220083024/
2011年12月16日 21:04 リチャード・ガーフィールド メタゲーム
メタゲームについてリチャード・ガーフィールド博士が書かれたコラムについては以下のリンク先を参照のこと。
メタゲームとは?/the metagame
http://regiant.diarynote.jp/201102050434584649/
2011年12月18日 15:02 マハモティ アラビア語
あ、どうなんだろう。言われると気になってくる。Mahamotiがアラビア語かどうか……職場のアラブ人に聞いてみようかな。そういえば、全然関係ない話だけど、前に自己紹介したとき「君の名前はアラビア語で水という意味だな」って言われた。
2011年12月18日 21:23 ノーンの別館 複数
個別に誘発するので累積する。
2011年12月16日 19:10 復讐に燃えたファラオ 複数
個別に誘発するので複数体があなたの墓地に落ちてたら最大でその数だけの攻撃クリーチャーを対象にとって破壊できる。
2011年12月18日 13:30 EDH wiki 毒
ライフの最大点と統率者ダメージ以外の勝利条件は通常と同じなので10点の毒ダメージでプレイヤーは死亡する……で正しいのかな。ちょっと自信ない。
2011年12月15日 21:53 カードアドバンテージって何?
以下に紹介しているのは主にリミテッドにおけるカードアドバンテージについて書かれた記事だけど、基本的な考え方は構築でも通用すると思う。個人的には色々な新たな発見のあった良い記事だった。
カードアドバンテージとは?:初級編/Card Advantage: A Brief Overview
http://regiant.diarynote.jp/201103292002351011/
2011年12月18日 22:13 コスプレ センギエ
え? いや、なんだろう、すごいパチモン臭がするんだけど。
スラーン「……じゃよ」
メリーラ「ええーッ?! そんな有名人を呼んだの?!」
スラーン「ああ、随分吹っ掛けられたがのう」
メリーラ「すごいじゃん! 一緒に写真撮っていいのかな……あ、色紙も用意しなきゃ!」
スラーン「ふぉっふぉっふぉ、はしゃぎすぎじゃ、まだまだ日にちはあるぞ」
メリーラ「……でも本当にこんな田舎にあのセンギアの吸血鬼が来てくれるのかな」
スラーン「大丈夫じゃ、ちゃんとチラシまでもらっとるわい」(ペラ)
メリーラ(チラシ読んでる)
スラーン「まあ、なんじゃな」
メリーラ(チラシ読んでる)
スラーン「ファイレクシアとの戦いに疲れとる森の皆にとっても、ちっとは慰安に……」
メリーラ「……ねえ」
スラーン「なんじゃい、今、いいこと言っとったんに」
メリーラ「ここ」(ちょいちょい)
あなたの森にあのセンギエの吸血鬼がやってくる!?
握手会やサイン会など、楽しいイベントがもりだくさん!
お父さんやお母さん、おともだちを連れてみんなで遊びに来てね!
スラーン「……」
メリーラ「……」
スラーン「だまされたーッ!!!!?」
メリーラ「スラーンのドアホーッ!!!!!」
うん。自分でも何書いてるのかよく分かんない。
ところでセンギエって何?(いまさらそこか)
いや、テーマも何も今週は1つしか記事がなかった。
余談2:月曜日 《The Ultimate Nightmare of Wizards of the Coast Customer Service》
長期休暇前の最後のCard of the Dayなのでカスタマーサポートの連絡先を伝えるという意味も込めてのチョイスだったらしい。
あらためて調べてみたら昨年度と一字一句変わらない、まったく同じネタだった。昨年のも自分で訳してたのに気づかなかったのが悔しい。
ちなみに2010年は今年と同じネタだったけど、2009年はまた違うカードを使って「また来年」というメッセージを送っている。なお2008年以前はどうやら年末ネタは使っていない模様。
余談3:デベロップメントチームの仕事って結局のところ何なの?/What Developers Do
コメントにも書いたけど、この記事の翻訳は本当に難しかった。苦労した箇所を全部あげてくと大変なので、一部のみ紹介。
原文:
I didn’t understand which responsibilities fell to design and which fell to development, and to what extent the composition a given set was shaped by the different personalities involved.
拙訳:
デベロップメントが責任を持つ分野とデザインが責任を持つ分野の切り分けがどうなっているのかについて分かっていなかったし、異なる様々な人たちが関わることでセットの構成がどのような広がりを見せるのかも分かっていなかった。
前半は多分大丈夫だと思う。問題は後半。
「to what extent the composition a given set was shaped」の部分が、どこをどこに修飾してて、どこで切れるのか、一読して把握出来なかった。今もよく分かってない。「多分、こんな意味なんじゃないかな」と思ったのでそう訳した。
原文:
We developers have all sorts of responsibilities, from assigning art waves to physically putting playtest stickers onto Magic cards(後略)
拙訳:
俺たちデベロップメントにはイラストの割り当てからカードにプレイテスト用のシールを貼り付ける作業まで実に様々な作業がある。
コンマのあとにある「art waves」が分からない。今まで訳してきた公式記事の中にも出て来たことがない単語のようだけど、一般名詞でもなさそう。まさかこの「waves」って動詞じゃないよね……?
原文:
WHAT!??!!!##111 DESIGN a Magic card??? Aren’t there DESIGNERS who do that??
拙訳:
……はあぁあぁぁあ!? マジックのカードをデザインするだってぇえぇえええ!? それってデザインチームの仕事じゃないの!???
訳してて結構楽しかった、とだけ言っておく。
原文:
I believe we create something that can be beautiful, and because I believe in what we create I want people to experience it fully.
拙訳:
俺たちは芸術的なまでに素晴らしい何かを作っており、自身がそう信じている何かをプレイヤーたちにも芯まで味わってもらいたいと思っている。
原文にない単語が訳文に色々出てくる意訳だらけの箇所。元の文章の伝えたい方向性は大体合ってると思う……と言っていいのかな。
とにかく原文にある単語だけで日本語文作ろうとすると、どうしても「日本語」に出来なかった。力が足りない、と感じるのはこういうとき。
原文:
Certain trends emerge time and time again. There are at least two players in every game.
拙訳:
ある種の傾向は何度も繰り返し出現する。まあ、なんだ。少なくともどのゲームにも最低2人のプレイヤーがいるとかね。
プレイヤーたちの不満や要望を色んな形で吸い上げておりそこから見えてくるものがある、ということを説明している長い余談の締め括り。
一番最後の「どのゲーム(試合)にも必ず最低2人はプレイヤーがいる」というのは、本気で言っているのか、冗談で言っているのか、文章からは判断がつかなかった。
でもまさか「トーナメントやショップやイベントやコンベンションへ出向いて」までプレイヤーたちから情報収集した結果、プレイヤー2人が必ず必要だっていう「傾向/流行り」が分かったよ、なんてわけないし、Zac Hillは冗談大好きだし……という感じ。
他の人の意見が聞いてみたい気もするけど、最後は著者本人に聞かないと分からないか。
原文:
Physical cards have to be produced, manufactured, printed, and distributed.
拙訳:
カードは物理的に生産され、印刷され、物流に乗せられる必要がある。
英語だと「Produce」と「Manufacture」が別になってる。どう違うんだろう。単純に単語レベルの訳で考えるとどっちも「生産する」ってことになっちゃうんだけど……というわけでまとめてしまった。
カタカナ語で「プロデュースされ」というのを入れる手もあったんだろうか。でもどうだろう。日本語で「プロデュースする」ってあまり使わない(気がする)し、使う場合でもここの文章とは違う意味な気が……同じなのかな。
原文:
If instead of genre-defining, standard-setting, paradigm-establishing worldbuilding and illustration, Magic’s art boxes were populated by the likes of "my friend’s cousin who can draw, like, really well, dude," Magic would suffer for it.
拙訳:
一目でファンタジーと統一された世界観を感じさせてくれる舞台設定とイラストが存在せず、マジックのボックスが「俺の友達のいとこってすげえ絵が上手いんだぜ、マジで」みたいな人物に作られたりしたら、これまたマジックというゲームはもがき苦しむことになる。
大変だったのは「genre-defining, standard-setting, paradigm-establishing worldbuilding and illustration」という箇所。造語をどう訳すか、という話かな。
切り分けると「genre-defining」「standard-setting」「paradigm-establishing」という3つの形容詞がその後の2つの名詞である「worldbuilding」「illustration」を修飾しているという形。
最初に訳そうとしたときは原文に忠実に「~で、~で、~な世界観とイラスト」という形を考えた。でもそれをやると「ジャンルを一目で分からせてくれて、統一感のある設定がされていて、一時代を築いてくれそうな世界観とイラスト」となってしまい、読みづらい気がした。
訳した本人には意味が分かるけど、初めて読む人が頭から順番に読むと「ジャンルを一目で分からせてくれ」るものが何なのかがあまりに遠すぎる気がした。
そんなわけで「ジャンルはファンタジーだから『ファンタジーを感じさせてくれる』にしよう」「次の統一性うんぬんも『を感じさせてくれる』で終わる形にすればまとめられるな」という風に。
なお、今読み返していて初めて「paradigm-establishing」を訳し忘れている(=訳に含め忘れている)ことに気づいた。なんてこった。含めるとしたら「一目でファンタジーと統一された世界観を感じさせてくれる上に一時代を築いてくれそうな舞台設定とイラストが存在せず」となるのかな。読みづらいから実際はもう少し変えるかもしれないけど、とりあえずは。
原文:
We help design Prerelease experiences-like the Mirrodin Besieged faction packs-that take the game beyond your normal Saturday Sealed Deck.
拙訳:
ミラディンの傷跡のFaction Packのように、土曜日のシールドデッキのため、プレリリースのデザインを手伝ったりする。
Faction Packが何か分からなかっただけでなく、それが「土曜日のシールドデッキ」とどう関係しているのかも分からなかった。いや「土曜日のシールドデッキ」が何を指しているのかもはっきりとは分かっていない。最終的にはいわゆる「直訳」にしてしまったので、おそらく「誤訳」になっていると思う。
……と、今あらためて調べたらすぐ分かった。「陣営ブースター」のことか。Factionって派閥だもんな。なんで訳してるときに分からなかったんだろう。恥ずかしい。
でも「that take the game beyond your normal Saturday Sealed Deck」はよく分からないままだ。
余談4:検索ワードに答えてみる
何度目か分からないパクリ企画。
2011年12月22日 16:02 ポイントシステムの問題点
もしマジックの新たに導入されたプレインズウォーカーシステムの問題点について気になっているなら、古豪ブライアン・キブラーの記事が参考になると思う。
ブライアン・キブラーが語るプレインズウォーカーポイントシステムの問題点について
http://regiant.diarynote.jp/201112132332409749/
2011年12月22日 8:50 how to make machines
もう少し具体的にお願いしたい。もしマジック流のタイムマシンの作り方について知りたいなら、Tom LaPilleによって書かれたオンライン専用セットのマスターズエディションに関する記事が参考になるかもしれない。
タイムマシンの作り方
http://regiant.diarynote.jp/201101160649345352/
2011年12月18日 18:43 タイムマシン 作り方
2011年12月14日 16:07 タイムマシンの作り方
1つ前の回答を参照のこと。
2011年12月22日 1:24 ファイレクシアンドレッドノート
2011年12月22日 1:24 ファイレクシアンドレッドノート
2011年12月22日 1:24 ファイレクシアンドレッドノート
2011年12月20日 15:35 ファイレクシアン・ドレッドノート
2011年12月18日 21:44 ファイレクシアンドレッドノート
2011年12月18日 21:44 ファイレクシアンドレッドノート
2011年12月16日 14:00 ファイレクシアン・ドレッドノート
2011年12月16日 13:59 ファイレクシアン・ドレッドノート
2011年12月15日 5:37 ファイレクシアン・ドレッドノート
2011年12月15日 5:37 ファイレクシアン・ドレッドノート
2011年12月14日 18:56 ファイレクシアン・ドレッドノート
2011年12月14日 18:56 ファイレクシアン・ドレッドノート
検索ワードの中でもっとも登場回数の多いカード名はこれ。まさか同じ人が検索しまくってるんじゃないよね……。何にせよ、とりあえずは《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》がCard of the Dayに取り上げられたときの記事を紹介してみる。
Card of the Day 2011年04月05日
http://regiant.diarynote.jp/201104052024208830/
2011年12月21日 22:58 mtg 排他の儀式 統率者
確かに統率者を《排他の儀式/Exclusion Ritual》したら顰蹙買うかもしれない。でも《翻弄する魔道士/Meddling Mage》とかもあるし、しょうがないんじゃない? EDH遊んだことないけど。
2011年12月21日 22:58 モークラットのバンシー 必ず
必ずだよ。
2011年12月21日 22:46 最誕のパターン コンボ
おそらく《再誕のパターン/Pattern of Rebirth》ではないかと。このカードを使ったコンボが紹介されたCard of the Dayの記事があるので紹介しておく。
Card of the Day 2011年01月03日
http://regiant.diarynote.jp/201101041755013156/
2011年12月21日 22:25 daily note mtg
本当になんでDaily Noteなんだろう、と思うことはある……って、ちょっと待って! このブログ、DiaryNoteだよ!? 素で間違えてた。なんだ、この検索ワード。
2011年12月21日 20:45 site:http://diarynote.jp/ アラビア
2011年12月14日 15:42 アラビア 湾
申し訳ないけどアラビアネタはない。マジックのアラビアンナイトネタなら少し。
2011年12月21日 17:44 このカードは!
どのカード?
2011年12月21日 17:04 終わりなき囁き
コンボスキーさんだな。
2011年12月21日 15:43 OMRSTPLRLCNSWMTCTHTALCNEE
アンヒンジドの《Our Market Research Shows That Players Like Really Long Card Names So We Made this Card to Have the Absolute Longest Card Name Ever Elemental》の略称。Card of the Dayで《ピスタスの一撃/Pistus Strike》がとりあげられたとき、このカードがネタにあがっていたので紹介しておく。
Card of the Day 2011年03月31日
http://regiant.diarynote.jp/201104010346501484/
2011年12月21日 14:27 モダン 創造の標
モダンはよく知らない。そういうデッキがあるの?
2011年12月21日 13:17 正義の執政官 コントロールが移る
コントロールを相手から奪ったあとに死んだら、追放する対象は新しいコントローラが決める。死んだのはあくまでそのコントローラ下でのことだから。……であってるかな。あってると思う。あってるはず。
2011年12月21日 12:41 マジック morbid
イニストラードで新登場した能力語の話かな。日本語で陰鬱。これ自体には意味はなくて、これを持っているカードは何らかの形で「その呪文を唱えたターンにいずれかのクリーチャーが死亡していると」威力を増したり、追加の効果を発揮したりしてくれることを示している。
参考までに、このMorbid/陰鬱という能力がどのようにして生まれたのかについて書かれた公式サイトの記事を紹介しておく。
主にリミテッドの観点から見た「陰鬱/Morbid」開発秘話/Morbid Thoughts
http://regiant.diarynote.jp/201111120635329667/
2011年12月21日 9:15 プレインズウォーカーポイント マジックオンライン
2011年12月21日 9:05 プレインズウォーカーポイント マジックオンライン
2011年12月20日 22:24 pwp キブラー
2011年12月20日 22:09 キブラー pwp
2011年12月19日 20:55 プレインズウォーカーポイント
2011年12月19日 16:07 pwpポイント
2011年12月16日 19:52 プレインズウォーカー ランク
2011年12月14日 16:55 PWP 問題点
2011年12月14日 13:05 キブラー 記事
2011年12月14日 1:12 キブラー pwp
プレインズウォーカーポイントって注目されてるんだなー、とあらためて思った。
2011年12月20日 22:39 エラヨウ コマンダー
EDHでは嫌われてるらしいね。そのことがよく分かる記事を前に訳したので紹介しておく。アメリカのGen ConでEDHに参加した人の旅行記のようなもの。
本場アメリカのGen Conで垣間見たEDHの闇と光(ただしエラヨウ、てめえはダメだ)
http://regiant.diarynote.jp/201109250732386307/
2011年12月20日 16:52 card of the day mtg 和訳
2011年12月20日 16:51 card of the day mtg 和訳
このブログでは2010年11月以降の Card of the Day を和訳してる。それ以前のものについては、Abominable Empire で検索すれば幸せになれるはず。2002年から2007年にかけて(!)の Card of the Day 和訳が置いてあるサイト。あのサイトがなければこのブログもなかったことは確か。
2011年12月20日 16:26 Ben Bleiweiss
残念ながらBen Bleiweissの記事は訳したことない。
2011年12月19日 23:44 中村修平 殿堂入り
2011年12月19日 23:44 中村修平 殿堂入り
2011年12月18日 22:33 中村修平 殿堂入り
2011年12月16日 17:51 中村 修平 mtg
2011年12月16日 11:29 中村修平
2011年12月15日 15:22 中村修平mtg
殿堂入りに関する公式サイトの記事は今までに2回訳してる。1つは受賞時のもの。これはその後日本語公式サイトに訳があがったので削除した。
日本語公式:2011年殿堂顕彰者の紹介
http://mtg-jp.com/reading/translated/001967/
もう1つは世界選手権で録画されたと思われる、本人のインタビューおよび殿堂入りについて有名プレイヤーたちからコメントを集めた動画を聞きとって翻訳したもの。
殿堂入りプレイヤー中村修平のインタビュー(動画)
http://regiant.diarynote.jp/201111190526336846/
なお、ご本人のインタビュー部分は無音。かわりに英語吹き替えが入っている。リンク先のインタビュー部分(日本語)は、その「英語吹き替え」を翻訳した「日本語」なので、ご本人のお言葉ではないことに注意。
2011年12月19日 19:48 ウィンストンドラフト
2011年12月19日 17:43 ウィンチェスタードラフト
2011年12月19日 17:42 ウィンチェスタードラフト
2011年12月19日 17:33 ウィンチェスタードラフト
ウィンストンドラフトはウィンチェスタードラフトよりも前に考案された、1対1ドラフトの一種。遊び方について書かれた公式記事の翻訳記事は以下のとおり。
ウィンストンドラフトとは?/Winston Draft
http://regiant.diarynote.jp/201106171613295172/
これをより発展させた形(らしい)ウィンチェスタードラフトについてはTestingさんのブログで遊び方が紹介されているのでそちらを参照のこと。
closet belief 2(下記リンク先記事の後半に書かれている)
http://74598.diarynote.jp/201105201220083024/
2011年12月16日 21:04 リチャード・ガーフィールド メタゲーム
メタゲームについてリチャード・ガーフィールド博士が書かれたコラムについては以下のリンク先を参照のこと。
メタゲームとは?/the metagame
http://regiant.diarynote.jp/201102050434584649/
2011年12月18日 15:02 マハモティ アラビア語
あ、どうなんだろう。言われると気になってくる。Mahamotiがアラビア語かどうか……職場のアラブ人に聞いてみようかな。そういえば、全然関係ない話だけど、前に自己紹介したとき「君の名前はアラビア語で水という意味だな」って言われた。
2011年12月18日 21:23 ノーンの別館 複数
個別に誘発するので累積する。
2011年12月16日 19:10 復讐に燃えたファラオ 複数
個別に誘発するので複数体があなたの墓地に落ちてたら最大でその数だけの攻撃クリーチャーを対象にとって破壊できる。
2011年12月18日 13:30 EDH wiki 毒
ライフの最大点と統率者ダメージ以外の勝利条件は通常と同じなので10点の毒ダメージでプレイヤーは死亡する……で正しいのかな。ちょっと自信ない。
2011年12月15日 21:53 カードアドバンテージって何?
以下に紹介しているのは主にリミテッドにおけるカードアドバンテージについて書かれた記事だけど、基本的な考え方は構築でも通用すると思う。個人的には色々な新たな発見のあった良い記事だった。
カードアドバンテージとは?:初級編/Card Advantage: A Brief Overview
http://regiant.diarynote.jp/201103292002351011/
2011年12月18日 22:13 コスプレ センギエ
え? いや、なんだろう、すごいパチモン臭がするんだけど。
スラーン「……じゃよ」
メリーラ「ええーッ?! そんな有名人を呼んだの?!」
スラーン「ああ、随分吹っ掛けられたがのう」
メリーラ「すごいじゃん! 一緒に写真撮っていいのかな……あ、色紙も用意しなきゃ!」
スラーン「ふぉっふぉっふぉ、はしゃぎすぎじゃ、まだまだ日にちはあるぞ」
メリーラ「……でも本当にこんな田舎にあのセンギアの吸血鬼が来てくれるのかな」
スラーン「大丈夫じゃ、ちゃんとチラシまでもらっとるわい」(ペラ)
メリーラ(チラシ読んでる)
スラーン「まあ、なんじゃな」
メリーラ(チラシ読んでる)
スラーン「ファイレクシアとの戦いに疲れとる森の皆にとっても、ちっとは慰安に……」
メリーラ「……ねえ」
スラーン「なんじゃい、今、いいこと言っとったんに」
メリーラ「ここ」(ちょいちょい)
あなたの森にあのセンギエの吸血鬼がやってくる!?
握手会やサイン会など、楽しいイベントがもりだくさん!
お父さんやお母さん、おともだちを連れてみんなで遊びに来てね!
スラーン「……」
メリーラ「……」
スラーン「だまされたーッ!!!!?」
メリーラ「スラーンのドアホーッ!!!!!」
うん。自分でも何書いてるのかよく分かんない。
ところでセンギエって何?(いまさらそこか)