今週のCard of the Day (2012年05月 第2週) とか
2012年5月13日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
火曜日にしてコメント欄で看破されていたようにシュワルツネッガー主演映画のタイトルが名前の一部になっているカードたち(だと思われる)。
<カード名> <映画タイトル>
《捕食者の計略/Predator’s Gambit》 プレデター (原題:Predator)
《猛士の襲撃/Commando Raid》 コマンドー (原題:Commando)
《終止/Terminate》 ターミネーター (原題:The Terminator)
《疾風衣の走り手/Gustcloak Runner》 バトルランナー (原題:The Running Man)
《マルフェルドの双子/Maalfeld Twins》 ツインズ (原題:Twins)
ほとんど今週のコメント欄で解説済みだけど、一応書いといた。
余談2:月曜日 《捕食者の計略/Predator’s Gambit》
ちょっと訳に困った箇所があったので、紹介しておく。
今はまだ本気では怒っていないけど怒り始めている、という状態らしい。「ブチ切れそう」とか「吸血鬼の怒りが有頂天」とか「怒り狂う寸前」とか、色々考えてるうちに、ああ、もういいや、無難にいこう、ということで上記の通り。
「mad」なんだから「狂う」的な何かはあったほうが良かったかなあ。
余談3:火曜日 《猛士の襲撃/Commando Raid》
ちょっと訳に困った箇所があったので、紹介しておく。以下、全文引用。
先に言っておくと「essentially」が「はっきり言ってしまえば」としてあるのは意図的な意訳。「本質的に」としても良かったんだけど、なんかイマイチ「日本語」じゃないなあ、と思って。
悩んだのは「into versions of」という箇所。同じセットにある《スカークの猛士/Skirk Commando》の Versions にするらしい。なんだよ、Versions って。「別バージョン」「似て非なるもの」「別版」などなど考えて、結局、上記の訳に。
余談4:水曜日 《終止/Terminate》
Card of the Dayからリンクが張られている先のコラム(デアリガズの物語)を和訳してくださった親切な方がいらっしゃるので紹介しておく。
【翻訳】デアリガズの物語
http://aisha.blog.so-net.ne.jp/2012-05-10
以下、カードの話。
伝説のドラゴンが火口に飛び込もうとしているイラストという解説記事を読んだとき「そんなイラストだっけ? なんかドラゴンっぽくない生き物なんだけど……前足って言うより前腕が生えてるし」と思った。そしてあらためてデアリガズのイラスト見たら、確かに四足歩行じゃなくて二足歩行な体形してるのね、このドラゴン。
ちなみに名前は「デアリガズ」。「デアリガス」でも「デアリカズ」でもない。わたしの名前は「デアリガズ」だ! 二度と間違えるな! ってよく怒ってそう。
余談5:木曜日 《疾風衣の走り手/Gustcloak Runner》
このカードが対応しているのは本当にバトルランナーでいいのかな。原題もバトルランナーなら不思議はないんだけど、コメントにもあったように原題は「The Running Man」なんだよな。
まあ、いいや。そもそもシュワルツネッガーネタかどうかすら分からんのだし。
この日のCard of the Dayの話をしてみる。
日本語訳が読みづらいとかそういう悲しい話ではなくて(いや、ちょっと読みづらいかな、とは思ってるけど)、「on the grounds that」という成句について。
最初読んだときは「地面を歩く歩兵」という意味なのかと思ったけど「on ground that」で「~を論拠として、~という理由で」という意味になるらしい。勉強になった。
余談6:金曜日 《マルフェルドの双子/Maalfeld Twins》
このカードのフレイバーテキストにあるギサの極悪なまでの狂人っぷりがたまらない。こんな短いセリフで、この魔女が人の命なんて毛ほどにも感じていないことが気持ち悪くなるほどに伝わってくる、ってのは本当にすごい。
火曜日にしてコメント欄で看破されていたようにシュワルツネッガー主演映画のタイトルが名前の一部になっているカードたち(だと思われる)。
<カード名> <映画タイトル>
《捕食者の計略/Predator’s Gambit》 プレデター (原題:Predator)
《猛士の襲撃/Commando Raid》 コマンドー (原題:Commando)
《終止/Terminate》 ターミネーター (原題:The Terminator)
《疾風衣の走り手/Gustcloak Runner》 バトルランナー (原題:The Running Man)
《マルフェルドの双子/Maalfeld Twins》 ツインズ (原題:Twins)
ほとんど今週のコメント欄で解説済みだけど、一応書いといた。
余談2:月曜日 《捕食者の計略/Predator’s Gambit》
ちょっと訳に困った箇所があったので、紹介しておく。
原文:
because the vampire is getting mad!
拙訳:
なにしろこの吸血鬼の怒りは頂点に近づいているのだから!
今はまだ本気では怒っていないけど怒り始めている、という状態らしい。「ブチ切れそう」とか「吸血鬼の怒りが有頂天」とか「怒り狂う寸前」とか、色々考えてるうちに、ああ、もういいや、無難にいこう、ということで上記の通り。
「mad」なんだから「狂う」的な何かはあったほうが良かったかなあ。
余談3:火曜日 《猛士の襲撃/Commando Raid》
ちょっと訳に困った箇所があったので、紹介しておく。以下、全文引用。
原文:
Onslaught’s Commando Raid essentially turns creatures into versions of Skirk Commando from the same set.
拙訳:
はっきり言ってしまえば、オンスロートの《猛士の襲撃/Commando Raid》は対象のクリーチャーを同じセットに収録されている《スカークの猛士/Skirk Commando》のようなものにする呪文だ。
先に言っておくと「essentially」が「はっきり言ってしまえば」としてあるのは意図的な意訳。「本質的に」としても良かったんだけど、なんかイマイチ「日本語」じゃないなあ、と思って。
悩んだのは「into versions of」という箇所。同じセットにある《スカークの猛士/Skirk Commando》の Versions にするらしい。なんだよ、Versions って。「別バージョン」「似て非なるもの」「別版」などなど考えて、結局、上記の訳に。
余談4:水曜日 《終止/Terminate》
Card of the Dayからリンクが張られている先のコラム(デアリガズの物語)を和訳してくださった親切な方がいらっしゃるので紹介しておく。
【翻訳】デアリガズの物語
http://aisha.blog.so-net.ne.jp/2012-05-10
以下、カードの話。
伝説のドラゴンが火口に飛び込もうとしているイラストという解説記事を読んだとき「そんなイラストだっけ? なんかドラゴンっぽくない生き物なんだけど……前足って言うより前腕が生えてるし」と思った。そしてあらためてデアリガズのイラスト見たら、確かに四足歩行じゃなくて二足歩行な体形してるのね、このドラゴン。
ちなみに名前は「デアリガズ」。「デアリガス」でも「デアリカズ」でもない。わたしの名前は「デアリガズ」だ! 二度と間違えるな! ってよく怒ってそう。
余談5:木曜日 《疾風衣の走り手/Gustcloak Runner》
このカードが対応しているのは本当にバトルランナーでいいのかな。原題もバトルランナーなら不思議はないんだけど、コメントにもあったように原題は「The Running Man」なんだよな。
まあ、いいや。そもそもシュワルツネッガーネタかどうかすら分からんのだし。
この日のCard of the Dayの話をしてみる。
原文:
he used Gustcloak Runner and Glory Seeker to represent the pawns on the grounds that they’re Soldiers
拙訳:
彼はこの《疾風衣の走り手/Gustcloak Runner》および《栄光の探索者/Glory Seeker》を、彼らが兵士(Soldier)だからという理由でポーンとして投入した。
日本語訳が読みづらいとかそういう悲しい話ではなくて(いや、ちょっと読みづらいかな、とは思ってるけど)、「on the grounds that」という成句について。
最初読んだときは「地面を歩く歩兵」という意味なのかと思ったけど「on ground that」で「~を論拠として、~という理由で」という意味になるらしい。勉強になった。
余談6:金曜日 《マルフェルドの双子/Maalfeld Twins》
このカードのフレイバーテキストにあるギサの極悪なまでの狂人っぷりがたまらない。こんな短いセリフで、この魔女が人の命なんて毛ほどにも感じていないことが気持ち悪くなるほどに伝わってくる、ってのは本当にすごい。