今週のCard of the Day (2012年06月 第2週) とか
2012年6月17日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
月曜日は先週と同じテンプレートで、基本セット2013のカードギャラリー紹介。火曜日以降はそこにデュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013に言及する一言が付け加わったけど、大意は変わらず。
数ヶ月おきに新エキスパンションや基本セットが発売されているような気がする。それがあると、発売前の2週間ほどは特設サイトへのリンクと新カードのお目見え、その後の1週間はFAQの紹介となってしまうのが(Card of the day的には)ちょっとさみしい。
余談2:月曜日 《ザスリッドのゴルゴン/Xathrid Gorgon》
久しぶりにここまでフレイバー重視なカードを見た。近づいて触れると毒で即死、距離をとっても視線が合うと石化してしまって身動き1つとれなくなる。分かりやすい。
なおタフネスが妙に高いのは「体が物理的に固いから」という理由ではなく「視線を外しながら戦わなくてはいけないため、攻撃が命中しづらい」のが理由と思われる。
どうでもいいけど手打ちでカードテキストを入力するときに「それは防衛を得るとともに無職になり」と変換ミスしてしまい「なんと恐ろしいゴルゴンの能力」と戦慄した。
まあ、でも実際石化したら職も失うよな。立ってるだけで仕事してくれるクリーチャーなんて全体のほんの一部に過ぎないんだし。
余談3:火曜日 《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》
英語名を見たあと、日本語訳を見てちょっと驚いたのは「ああ、なんだ。Mogg/モグ じゃなくて Mob/群衆 なのか」ってこと。英語名を読み間違えてた。
その能力はひたすらゴブリンを増やすというもので、フレイバーテキストによると、ねじくれた魅力によって群衆を惹きつけているらしい(産めよ増やせよではない)。集まった群衆はさらなる群衆を呼び、手がつけられないほどに膨れ上がっていく、ってな感じか。
ところでフレイバーテキストにある「Civil Sanction/民事制裁」ってのがよく分からない。数年前にアメリカがトヨタが大規模リコールの際にアメリカに支払わされたのが民事制裁金らしいってのまでは分かったけど、結局、理解はしてない。
ゴブリンを人間の法でどうにかしよう、ということにも違和感があるし、要は、おそらく「あれは目ざわりなんで、適当な理由をつけて叩いといたほうがいいですよ」ってことなんだろう。うん。
余談4:水曜日 《空召喚士ターランド/Talrand, Sky Summoner》
各色で新登場している「伝説のクリーチャー」サイクルの1人。その名を冠するアンコモンのサイクルも用意されているプッシュっぷり。
ところで1つ前のクレンコさんとこのターランドさんについては、対応するアンコモンと自身の背景イラストに関連性が見られて面白い。
ターランドさんの場合、《ターランドの発動》とイラストを横に並べてみるとまったく同じ場所が舞台であることが分かるし、クレンコさんに至っては、クレンコさんのカードイラストの背景奥にいるゴブリンたちがそのままアンコモンの《クレンコの命令》のイラストだったりする。
白と緑のサイクルについてはそういう小ネタはないみたい。黒はどうなることやら。
余談5:木曜日 《オドリックの十字軍/Crusader of Odric》
第4版から始めた身としてはどうしても(2)(赤)(赤)で同じ能力を持っていた《ケルドの大将軍/Keldon Warlord》を思い出す。1マナ減った上にシングルシンボルか。強化されたな。
……あ、違う、よく見たら同じ能力じゃなかった。《ケルドの大将軍/Keldon Warlord》は「あなたがコントロールする壁(Wall)でないクリーチャーの数」を見るのか。本当に強化されてた。
ってか、本当に同じ能力が、今回の基本セットの舞台であるラヴニカの緑のレアにいたみたい。なんかかわいそうだな、《野生の末裔/Scion of the Wild》。
余談6:金曜日 《スラーグ牙/Thragtusk》
いまいちフレイバー的にどうとらえればいいのかが分からない。
3/3が残る点についてはフレイバーテキストでなんとなく触れられているけど、5点のライフについてはどう考えればいいものか。
死んだときじゃなくて発見されたときに回復できるんだから、死ななくてもとれる栄養分があるってことだよな。乳でもしぼるんだろうか。
余談7:《ヴォーパルス戦記譚》 第1回:虚飾の王の物語
マジック関係ない本当の余談。
昨年のゲームマーケットの頃はまだ中東に住んでたので参加できず、友人に頼んで買って来たもらったゲームが「ヴォーパルス」というカードゲーム。そのプレイ記録を物語風に書き起こしてみたのが以下のエントリ。
《ヴォーパルス戦記譚》 第1回:虚飾の王の物語
http://regiant.diarynote.jp/201206102238015544/
ヴォーパルス知らない人にもお話として読めるように書いたつもりなんだけど、それでもやっぱり大前提としてこのゲームの肝とも言える以下の2つのルール(設定)だけは紹介しておくべきだったかもしれない。
もうこれだけで物語の要素があふれてくるのを感じる。
……そして今更気づいたんだけど、王様じゃないや。領主だった。どうしようか……うん、次はちゃんと領主様でいこう。やるかどうか分からないけど。
月曜日は先週と同じテンプレートで、基本セット2013のカードギャラリー紹介。火曜日以降はそこにデュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013に言及する一言が付け加わったけど、大意は変わらず。
数ヶ月おきに新エキスパンションや基本セットが発売されているような気がする。それがあると、発売前の2週間ほどは特設サイトへのリンクと新カードのお目見え、その後の1週間はFAQの紹介となってしまうのが(Card of the day的には)ちょっとさみしい。
余談2:月曜日 《ザスリッドのゴルゴン/Xathrid Gorgon》
久しぶりにここまでフレイバー重視なカードを見た。近づいて触れると毒で即死、距離をとっても視線が合うと石化してしまって身動き1つとれなくなる。分かりやすい。
なおタフネスが妙に高いのは「体が物理的に固いから」という理由ではなく「視線を外しながら戦わなくてはいけないため、攻撃が命中しづらい」のが理由と思われる。
どうでもいいけど手打ちでカードテキストを入力するときに「それは防衛を得るとともに無職になり」と変換ミスしてしまい「なんと恐ろしいゴルゴンの能力」と戦慄した。
まあ、でも実際石化したら職も失うよな。立ってるだけで仕事してくれるクリーチャーなんて全体のほんの一部に過ぎないんだし。
余談3:火曜日 《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》
英語名を見たあと、日本語訳を見てちょっと驚いたのは「ああ、なんだ。Mogg/モグ じゃなくて Mob/群衆 なのか」ってこと。英語名を読み間違えてた。
その能力はひたすらゴブリンを増やすというもので、フレイバーテキストによると、ねじくれた魅力によって群衆を惹きつけているらしい(産めよ増やせよではない)。集まった群衆はさらなる群衆を呼び、手がつけられないほどに膨れ上がっていく、ってな感じか。
原文:
"He displays a perverse charisma fueled by avarice. Highly dangerous. Recommend civil sanctions."
-- Agmand Sarv, Azorius hussar
日本語訳:
「彼は強欲のままにねじくれた魅力を放っています。本当に危険です。民事制裁すべきです。」
-- アゾリウスの騎兵、アグマンド・サーヴ
引用元:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/magic2013/cig#
ところでフレイバーテキストにある「Civil Sanction/民事制裁」ってのがよく分からない。数年前にアメリカがトヨタが大規模リコールの際にアメリカに支払わされたのが民事制裁金らしいってのまでは分かったけど、結局、理解はしてない。
ゴブリンを人間の法でどうにかしよう、ということにも違和感があるし、要は、おそらく「あれは目ざわりなんで、適当な理由をつけて叩いといたほうがいいですよ」ってことなんだろう。うん。
余談4:水曜日 《空召喚士ターランド/Talrand, Sky Summoner》
各色で新登場している「伝説のクリーチャー」サイクルの1人。その名を冠するアンコモンのサイクルも用意されているプッシュっぷり。
ところで1つ前のクレンコさんとこのターランドさんについては、対応するアンコモンと自身の背景イラストに関連性が見られて面白い。
ターランドさんの場合、《ターランドの発動》とイラストを横に並べてみるとまったく同じ場所が舞台であることが分かるし、クレンコさんに至っては、クレンコさんのカードイラストの背景奥にいるゴブリンたちがそのままアンコモンの《クレンコの命令》のイラストだったりする。
白と緑のサイクルについてはそういう小ネタはないみたい。黒はどうなることやら。
余談5:木曜日 《オドリックの十字軍/Crusader of Odric》
第4版から始めた身としてはどうしても(2)(赤)(赤)で同じ能力を持っていた《ケルドの大将軍/Keldon Warlord》を思い出す。1マナ減った上にシングルシンボルか。強化されたな。
……あ、違う、よく見たら同じ能力じゃなかった。《ケルドの大将軍/Keldon Warlord》は「あなたがコントロールする壁(Wall)でないクリーチャーの数」を見るのか。本当に強化されてた。
ってか、本当に同じ能力が、今回の基本セットの舞台であるラヴニカの緑のレアにいたみたい。なんかかわいそうだな、《野生の末裔/Scion of the Wild》。
余談6:金曜日 《スラーグ牙/Thragtusk》
いまいちフレイバー的にどうとらえればいいのかが分からない。
3/3が残る点についてはフレイバーテキストでなんとなく触れられているけど、5点のライフについてはどう考えればいいものか。
死んだときじゃなくて発見されたときに回復できるんだから、死ななくてもとれる栄養分があるってことだよな。乳でもしぼるんだろうか。
余談7:《ヴォーパルス戦記譚》 第1回:虚飾の王の物語
マジック関係ない本当の余談。
昨年のゲームマーケットの頃はまだ中東に住んでたので参加できず、友人に頼んで買って来たもらったゲームが「ヴォーパルス」というカードゲーム。そのプレイ記録を物語風に書き起こしてみたのが以下のエントリ。
《ヴォーパルス戦記譚》 第1回:虚飾の王の物語
http://regiant.diarynote.jp/201206102238015544/
ヴォーパルス知らない人にもお話として読めるように書いたつもりなんだけど、それでもやっぱり大前提としてこのゲームの肝とも言える以下の2つのルール(設定)だけは紹介しておくべきだったかもしれない。
(1) 1ラウンドは25年
このゲームのプレイヤーは「100年の戦乱が続く島の覇権を争う領主たち」という設定でゲームは全4ラウンド。つまり「1ラウンドは25年」ということになってる。
(2) 経年の概念
このゲームのユニットは基本的に人間なので、働き盛りの状態から25年以上が経過するとお亡くなりになる。ゲーム的には毎ターンの終了時に以下の2つのチェックが順に行われる。
1. 最初に、経年カウンターが乗っているユニットをゲームから取り除く。
2. 次に、残ったユニット全てに経年カウンターが置かれる。
もうこれだけで物語の要素があふれてくるのを感じる。
……そして今更気づいたんだけど、王様じゃないや。領主だった。どうしようか……うん、次はちゃんと領主様でいこう。やるかどうか分からないけど。