余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 基本セット2013のカードのお披露目に加えて、プレリリース大会のお知らせ。

 そういえば英文情報にそのまま訳してたけど、日本でも「基本セット2013のプレリリース大会は07月07日~08日に行われる予定」なのか確認してなかった。

 日本語公式サイトを確認したところ「基本セット2013のプレリリースは来週末、7/7~8に世界中で開催されます」とあったので、日本も同じらしい。

  日本語公式サイト:基本セット2013プロモーションに向けて
  http://mtg-jp.com/reading/wpn/003518/

余談2:月曜日 《世界火/Worldfire》

 このカードを見て「仕切り直しや」って浮かんでしまうのはきっと同年代の人だろうなあ、と思った。さらにカードとは関係ないけど、家のどこかに「デュエルファイター刃」のサイン色紙が眠っているはず。

余談3:火曜日 《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》

 これに加えて新たなロードも収録されていて、マーフォークも随分強くなったものだ、とか思ってたら《真珠三叉矛の人魚/Merfolk of the Pearl Trident》が再録されてた。まったく油断がならない。

余談4:水曜日 《永遠との接触/Touch of the Eternal》

 表現したいことは分からないでもないけど、このイラストはどうかなあ……。

余談5:木曜日 《港の無法者/Harbor Bandit》

 イラストを見た時、飛行持ちかと勘違いしそうになった。

 ところで港には守護者と捜査官がいることになってるけど、この無法者をどうにかしてくれそうなクリーチャーというとちょっと離れた波止場にいる用心棒な気がする。

  《港の守護者/Harbor Guardian》
    (2)(白)(青)で3/4のアーティファクトクリーチャー。ガーゴイルなのに飛んでない

  《港の検査官/Port Inspector》
    (1)(青)で1/2の人間。能力は「ブロックされたとき相手プレイヤーの手札を見られる」

  《波止場の用心棒/Waterfront Bouncer》
    (1)(青)で1/1のマーフォーク。《送還/Unsummon》を唱えられるスペルシェイパー

余談6:金曜日 《ヘリオンのるつぼ/Hellion Crucible》

 「るつぼ」という言葉を「人種のるつぼ」や「興奮のるつぼ」という意味でしか知らなかったので「1匹しか入ってないのか……」とさみしい気がした。

 でも調べてみたら、そもそもの「るつぼ」の意味は「金属を溶かしたりするため使う、中の物を加熱するための耐熱性の容器」らしい。なるほど。1つ賢くなった。

 カードの話。ヘリオンを生み出すのは「内圧カウンター」らしい。ミラディンの頃に「カウンターが何種類もあるとややこしいからアーティファクトに乗せるカウンターは今後「蓄積カウンター」のみするよ」って話があったような……いつの間にやら、昔のように色んなカウンターが使われてる。

 なお、フレイバー的にはやっぱりおのおののカードとその効果に見合ったカウンターが乗せられたほうがいいと思ってるので、別に不満はない。むしろ歓迎。
前兆の時計/Clock of Omens - 基本セット2013 アンコモン
Clock of Omens / 前兆の時計 (4)
アーティファクト
あなたがコントロールするアンタップ状態のアーティファクトを2つタップする:アーティファクト1つを対象とし、それをアンタップする。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Clock+of+Omens/

 基本セット2013のプレリリース大会は07月07日~08日に行われる予定だ。特設サイトにあるカードギャラリー(註1)から基本セット2013のカード全てを見ることが出来る。

(註1) カードギャラリー
 原文には以下のURLへのリンクが張ってある。
 http://www.wizards.com/Magic/TCG/Products.aspx?x=mtg/tcg/products/magic2013

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0712
ジェイムデー秘本/Jayemdae Tome - 基本セット2013 アンコモン
Jayemdae Tome / ジェイムデー秘本 (4)
アーティファクト
(4),(T):カードを1枚引く。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Jayemdae+Tome/

 基本セット2013のプレリリース大会は07月07日~08日に行われる予定だ。特設サイトにあるカードギャラリー(註1)から基本セット2013のカード全てを見ることが出来る。

(註1) カードギャラリー
 原文には以下のURLへのリンクが張ってある。
 http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/magic2013/cig

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0712
トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt - 基本セット2013 アンコモン
Tormod’s Crypt / トーモッドの墓所 (0)
アーティファクト
(T),トーモッドの墓所を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーの墓地のカードをすべて追放する。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Tormod%27s+Crypt/

 基本セット2013のプレリリース大会は07月07日~08日に行われる予定だ。特設サイトにあるカードギャラリー(註1)から基本セット2013のカード全てを見ることが出来る。

(註1) カードギャラリー
 原文には以下のURLへのリンクが張ってある。
 http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/magic2013/cig

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0712
不死の霊薬/Elixir of Immortality - 基本セット2013 アンコモン
Elixir of Immortality / 不死の霊薬 (1)
アーティファクト
(2),(T):あなたは5点のライフを得る。不死の霊薬とあなたの墓地をオーナーのライブラリーに加えて切り直す。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Elixir+of+Immortality/

 基本セット2013のプレリリース大会は07月07日~08日に行われる予定だ。特設サイトにあるカードギャラリー(註1)から基本セット2013のカード全てを見ることが出来る。

(註1) カードギャラリー
 原文には以下のURLへのリンクが張ってある。
 http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/magic2013/cig

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0712
原初の土/Primal Clay - 基本セット2013 アンコモン
Primal Clay / 原初の土 (4)
アーティファクト クリーチャー - 多相の戦士(Shapeshifter)
原初の土が戦場に出るに際し、それは「3/3のアーティファクト・クリーチャー」「飛行を持つ2/2のアーティファクト・クリーチャー」「それの他のタイプに加えて、防衛を持つ1/6の壁(Wall)アーティファクト・クリーチャー」のうちあなたが選んだ1つになる。
*/*
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Primal+Clay/

 基本セット2013のプレリリース大会は07月07日~08日に行われる予定だ。特設サイトにあるカードギャラリー(註1)から基本セット2013のカード全てを見ることが出来る。

(註1) カードギャラリー
 原文には以下のURLへのリンクが張ってある。
 http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/magic2013/cig

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0712
余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 基本セット2013のカードのお披露目。特にその中でも過去のセットから再録されたカードたち。以下、今週紹介されたカードたちとその初出セット。

 <カード名>                   <初出セット>
 《前兆の時計/Clock of Omens》        フィフス・ドーン
 《ジェイムデー秘本/Jayemdae Tome》    アルファ
 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》     ザ・ダーク
 《不死の霊薬/Elixir of Immortality》     基本セット2011
 《原初の土/Primal Clay》             アンティキティ

余談2:月曜日 《前兆の時計/Clock of Omens》

 使ったことも使われたことも、これが活躍したデッキも知らないのであまり語ることがない。

 フレイバー面でもいまいちつかみきれないし(前兆を知らせることと、アーティファクト2つ分のエネルギーで1つを再利用可能にすることのつながりってなんだろう)。

 とりあえずこいつがあれば、自陣のアーティファクトを(こいつを除いて)全てタップすることができるんだな、ってことくらいしか思いつかなかった。アンタップコストを持つアーティファクトがあるとまた面白いことができるんだろうか。

余談3:火曜日 《ジェイムデー秘本/Jayemdae Tome》

 最近、このカードについて語ったような気がしたので過去のまとめを振り返ってみたら、4月の第1週で《嘘つき振り子/Liar’s Pendulum》について語ったときに、「タップと起動コストを支払ってカードを1枚引く」アーティファクトを並べてた。

 今週のカードの中で、これと《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》と《原初の土/Primal Clay》については初出時からレアリティの変遷が見られる。

 レアからアンコモンに格下げになってたり、コモンからアンコモンに格上げになってたりと様々。やっぱり今現在のレアリティが一番おさまりが良いように思われる。

余談4:水曜日 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》

 クロニクルで再録された頃に使ってたけど、最近はさっぱり実物を見ることはなくなっていたこのカード。久しぶりにCard of the Dayで見て確認するまで「トーモッド」のつづりを「Tomod」と間違って覚えてた。

 その理由は、町中でときどき見かけるドラッグストアのせい。どれくらい全国区でメジャーかは知らないけど「トモズ」というドラッグストアがあって、その看板にはデカデカと「Tomod’s」と店名が書いてある。

 お店の看板を見るたびに「どうみてもお墓じゃないな」と思ってた。どうやら関係ないらしい。そりゃそうだ。うん。まあ、そりゃそうだ。

余談5:木曜日 《不死の霊薬/Elixir of Immortality》

 肉体的な損傷を癒し(= ライフ回復)、時間的な老いも防いでくれる(= ライブラリー回復)。そう考えると「不死の霊薬」というより「不老不死の霊薬」かもしれない。

余談6:金曜日 《原初の土/Primal Clay》

 レアだったんだよなあ……これ。

 第4版の当時、使った記憶はほとんどない。ただ使われた記憶はある。安いカードをひっかき集めて強いデッキを作れるI先輩の黒単デッキに入ってた。

 《暗黒の儀式/Dark Ritual》やら《凍てつく影/Frozen Shade》やら《空飛ぶ絨毯/Flying Carpet》やらと一緒に入ってた。

 状況に合わせて土くれは形を変えて、時にこちらの地上クリーチャーを飛び越える2/2の飛行クリーチャーになったり、時に地上の戦線を守り切る0/6の壁になったり、とやけに強く見えた記憶がうっすらある。懐かしいな。

 きっと基本セット2013のリミテッドで八面六臂(もしくは三面三臂くらい)の活躍を見せてくれることだろうと思う。第4版の意地を見せてやれ(初出はアンティキティーだけど)。
イーヴォ島の指輪/Ring of Evos Isle - 基本セット2013 アンコモン
Ring of Evos Isle / イーヴォ島の指輪 (2)
アーティファクト - 装備品(Equipment)
(2):装備しているクリーチャーはターン終了時まで呪禁を得る。(それはあなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
あなたのアップキープの開始時に、装備しているクリーチャーが青ならば、その上に+1/+1カウンターを1個置く。
装備(1)((1):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)
参照:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Ring+of+Evos+Isle/

 イーヴォ島がどこにあるのか気になるかい?
 基本セット2013のFAQ(註1)にその答えが書いてあるよ!
「『マジック基本セット2013』には装備品のサイクルがあり、装備しているクリーチャーになんらかのボーナスを与えるとともに、装備しているクリーチャーが特定の色であった場合、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。各装備品にはシャンダラーの次元の王国、地方、あるいは特定の場所の名前がつけられている。」(註2)。

(註1) 基本セット2013のFAQ
原文には以下のURLへのリンクが張られている。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/faq/m13

(註2) 引用元
上記の日本語版FAQは以下の「マジック2013 よくある質問集」から引用。
http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m13/JA_MTGM13_FAQ_20120615.doc

(余談)
FAQによると、サイクル自体に「シャンダラーの指輪」という名前が冠されているらしい。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0712
全知/Omniscience - 基本セット2013 神話レア
Omniscience / 全知 (7)(青)(青)(青)
エンチャント
あなたはあなたの手札にある土地でないカードを、それらのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
参照:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Omniscience/

基本セット2013のFAQ(註1)から引用
「『マナ・コストを支払うことなく』カードを唱える場合、代替コストを支払うこともできない。キッカー・コストのような追加コストを支払うことはできる。そのカードに強制の追加コストがある場合、それを払わなければならない。」(註2)

(註1) 基本セット2013のFAQ
原文には以下のURLへのリンクが張られている。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/faq/m13

(註2) 引用元
上記の日本語版FAQは以下の「マジック2013 よくある質問集」から引用。
http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m13/JA_MTGM13_FAQ_20120615.doc

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0712
公開処刑/Public Execution - 基本セット2013 アンコモン
Public Execution / 公開処刑 (5)(黒)
インスタント
いずれかの対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。そのプレイヤーがコントロールする他のクリーチャーはターン終了時まで-2/-0の修整を受ける。
参照:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Public+Execution/

基本セット2013のFAQ(註1)から引用
「《公開処刑》が解決されるときにプレイヤーがコントロールしているクリーチャーのみ-2/-0の修整を受ける。そのターンに後からそのプレイヤーのコントロール下で戦場に出たりそのプレイヤーがコントロールを得たクリーチャーは、影響を受けない。」(註2)

(註1) 基本セット2013のFAQ
原文には以下のURLへのリンクが張られている。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/faq/m13

(註2) 引用元
上記の日本語版FAQは以下の「マジック2013 よくある質問集」から引用。
http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m13/JA_MTGM13_FAQ_20120615.doc

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0712
セラのアバター/Serra Avatar - 基本セット2013 神話レア
Serra Avatar / セラのアバター (4)(白)(白)(白)
クリーチャー - アバター(Avatar)
セラのアバターのパワーとタフネスは、それぞれあなたのライフの総量に等しい。
セラのアバターがいずれかの領域から墓地に置かれたとき、それをオーナーのライブラリーに加えたうえで切り直す。
*/*
参照:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Serra+Avatar/

基本セット2013のFAQ(註1)から引用
「《セラのアバター》のパワーとタフネスを決める能力は、戦場だけでなくすべての領域で機能する。」(註2)

(註1) 基本セット2013のFAQ
原文には以下のURLへのリンクが張られている。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/faq/m13

(註2) 引用元
上記の日本語版FAQは以下の「マジック2013 よくある質問集」から引用。
http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m13/JA_MTGM13_FAQ_20120615.doc

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0712
どんでん返し/Switcheroo - 基本セット2013 アンコモン
Switcheroo / どんでん返し (4)(青)
ソーサリー
クリーチャー2体を対象とし、それらのコントロールを交換する。
参照:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Switcheroo/

基本セット2013のFAQ(註1)から引用
「あなたはどちらの対象もコントロールしていなくてよい。《どんでん返し》の解決時に両方のクリーチャーを同じプレイヤーがコントロールしている場合、何も起こらない。」(註2)

(註1) 基本セット2013のFAQ
原文には以下のURLへのリンクが張られている。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/faq/m13

(註2) 引用元
上記の日本語版FAQは以下の「マジック2013 よくある質問集」から引用。
http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m13/JA_MTGM13_FAQ_20120615.doc

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0712
余談0:先週のCard of the Dayのテーマ

 アップし忘れていた先週のまとめを今更ながら更新。

  今週のCard of the Day (2012年07月 第1週) とか
  http://regiant.diarynote.jp/201207162039085178/

余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 新セット恒例のFAQの紹介。月曜日がちょっとひねりのはいった紹介だったけど、火曜日以降はいつもどおり。とはいえ、取り上げられているのは実に基本的なポイントなので、知っておいて無駄はない。

余談2:月曜日 《イーヴォ島の指輪/Ring of Evos Isle》

 基本セットの指輪サイクルの紹介。そういう意味では、厳密に言うと「FAQ(Frequently Asked Question)」とはちょっと違うカテゴリなのかもしれない。

  《テューンの指輪/Ring of Thune》
  《イーヴォ島の指輪/Ring of Evos Isle》
  《ザスリッドの指輪/Ring of Xathrid》
  《ヴァルカスの指輪/Ring of Valkas》
  《カロニアの指輪/Ring of Kalonia》

 ザスリッドは聞いたことあるな。なんか虫が住んでる場所。他の地名(?)はいまいち聞き覚えがない。既存カードがあるのかな。

  ・テューン
       《テューンの戦僧/War Priest of Thune》

  ・イーヴォ
       (特になし)

  ・ザスリッド
       《ザスリッドのゴルゴン/Xathrid Gorgon》
       《ザスリッドの悪魔/Xathrid Demon》
       《ザスリッドの見習い僧/Acolyte of Xathrid》

  ・ヴァルカス
       (特になし)

  ・カロニア
       《カロニアのビヒモス/Kalonian Behemoth》

 勘違いしてた。虫の大群がいるのはザスリッドじゃなくて「ザンティッド/Xantid」だった。ちなみにこの中で基本セット2013が初出のカードは《ザスリッドのゴルゴン/Xathrid Gorgon》のみ。

余談3:火曜日 《全知/Omniscience》

 全知全能の存在は、X火力を唱えられないらしい。かわいそうに。

 あ、でも《Force of Will》は手札を切らずに唱えられるんだ。すごいな。(すごいか?)

余談4:水曜日 《公開処刑/Public Execution》

 カード名のインパクトが強い。ちなみに中東ではいまだに公開処刑が本当に行われている。執行される曜日も決まってるらしい。

 それはさておきカードの話。

 仲間の1人が公開処刑されるのを見てしまったクリーチャーたちはそのターンだけ士気が落ちる、というカード。精神的な同様なので、肉体的ダメージが入って死ぬ(タフネスが下がる)わけではなくて、あくまで相手への攻撃の手が鈍る(パワーが下がる)。なるほど。納得した。

余談5:木曜日 《セラのアバター/Serra Avatar》

 神話レアか。申し訳ないけど、引いたらがっかりするよ。

 まあ、そういう悲しい話は置いといて、アバターの話。アバターというのは「化身」であり、プレイヤーの「分身」としてマジックだと扱われてるイメージ。

 《セラのアバター/Serra Avatar》はプレイヤー本人と命を共有しているし、初代の白のアバターである《現し身/Personal Incarnation》もプレイヤーの半身だった(能力に「~が死亡したとき、オーナーは自分のライフの半分(端数切り上げ)を失う」とあった)。

 さらに言うと《セラのアバター/Serra Avatar》は除去されても墓地に落ちることなくライブラリーに戻るので、プレイヤーが生きている限り死ぬこと(墓地に落ちること)がない。やっぱり命をともにしているんだな。

余談6:金曜日 《どんでん返し/Switcheroo》

 うーん。クリーチャーが交換されるのって(あくまで主観的な話だけど)いまいち「どんでん返し」って感じがしないんだよなあ。互いのライフが交換される、とか、いっそ互いのクリーチャーが全部交換されるくらいでないと。

 いや、本当に個人的なイメージの話なんだけど。

余談7:検索ワード

 とある方がDiary Noteに書いた名言の1つが以下。
ネタに困ったらアクセス解析じゃねーよ。アクセス解析がネタなんだよ

 というわけで(?)、久しぶりにアクセス解析から検索ワードネタ。

 2012年7月11日 12:40 エレクトロン貨の作り方
 2012年7月11日 11:09 エレクトラム貨幣 作り方


 同じ人っぽい。このブログからWikipediaへのリンクも張ってあるし、大丈夫だろう。

 2012年7月11日 17:12 ガ・アーク

 ガ・アークは、マジックのクリーチャータイプの1つであるゾンビたちの組合「ゾンビーズ」のリーダー。マーク・ローズウォーターのお気に入りらしく、種族ネタになると、彼の名前がときどき顔を出す。

 2012年7月10日 18:10 対戦前にデッキを故意に並べ替えてはいけない

 デッキをのカードを並べ替えてはいけないかどうか、って話? 故意に並べ替える、という行為が何を指すのか良く分からないけど、とりあえずシャッフルはしないとまずいんじゃないかな。

 2012年7月10日 0:16 blankety blankの和訳

 アンヒンジドに収録されていた《_____》というカードをとりあげた公式サイトのコラムに「Blankety-Blank」というタイトルの記事あり、それを訳したことがある。

  《   》の話。いや、だから《   》の話だよ。ほら、アンヒンジドのあいつ/Blankety-Blank
  http://regiant.diarynote.jp/201101130407484233/

 ちなみに英語で blankety blank というのは、単語の一部を伏せ字にするということであり、転じて悪口になるらしい。

 2012年7月8日 13:55 ヴォーパルス 攻略

 攻略記事はないなあ。二次創作の短編はあるけど。

 2012年7月8日 13:28 質問 熟練の戦術家、オドリック

 質問の内容が分からないと答えようがない。とりあえずFAQへのリンクは張っておく。

  基本セット2013のFAQ
  http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/faq/m13

 2012年7月8日 13:22 七人の女房が、七つのリンゴを

 ああ、《野リンゴの群勢/Crabapple Cohort》のフレイバーテキストか。読み方次第でリンゴの個数が変わる、ってネタでCard of the Dayで取り上げられたな。2012年03月15日のネタなので、気になる方はご確認あれ。

 2012年7月6日 16:35 あなたは最善を尽くしました。もうお休みになって結構です。

 《解放の天使/Emancipation Angel》のフレイバーテキスト。カードの効果とも相まって、とてもよいフレイバーを生み出している。2012年04月第3週のまとめで少し語ってる。

 2012年7月5日 13:25 mtg 美しいカード 騎士

 個人的な好きな騎士のイラストというとフォールンエンパイアの2マナパンプの騎士たちかな。黒に4種類、白に4種類。どれも好きだった。最近のはとっさに浮かばないので何も紹介できない。
機知の終わり/Wit’s End - 基本セット2013 レア
Wit’s End / 機知の終わり (5)(黒)(黒)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を捨てる。
参照:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Wit%27s+End/

 《機知の終わり/Wit’s End》によると、プレイヤーの手札を全部切らせるには(5)(黒)(黒)のコストが必要らしい。もし君がもっと安いコストで同じことをしたいのであれば《空虚自身/One with Nothing》というカードがある。これならたったの黒1マナで同じことが可能だ。もっとも対象が自分に限られるというちょっとしたデメリットはあるが。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0712
惑いの迷路/Mystifying Maze - 基本セット2013 レア
Mystifying Maze / 惑いの迷路
土地
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(4),(T):いずれかの対戦相手がコントロールする、攻撃しているクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。次の終了ステップの開始時に、それをオーナーのコントロール下でタップ状態で戦場に戻す。
参照:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Mystifying+Maze/

 攻撃クリーチャーを無力化してしまう迷路という意味で《惑いの迷路/Mystifying Maze》は《Maze of Ith》が元ネタと言える。自分の作った迷路をネタにされていることに対してイス/Ithがどんな戸惑いを感じているかは誰にも分からない。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0712
チドリの騎士/Plover Knights - ローウィン コモン
Plover Knights / チドリの騎士 (3)(白)(白)
クリーチャー - キスキン(Kithkin) 騎士(Knight)
飛行、先制攻撃
3/3
参照:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Plover+Knights/

 《チドリの騎士/Plover Knights》のキスキンが乗っているチドリとは実在する鳥の名前だ。好奇心旺盛な人のために付け加えておくと、チドリの群れは英語で「Stand」「Wing」もしくは「Congregation」と呼ぶ。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0712
やせた原野/Barren Moor - オンスロート コモン
Barren Moor / やせた原野
土地
やせた原野はタップ状態で戦場に出る。
(T):あなたのマナ・プールに(黒)を加える。
サイクリング(黒)((黒),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
参照:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Barren+Moor/

 サイクリングが初めてウルザズ・サーガで導入されたとき、全てのサイクリングコストは(2)で統一されていた。そのせいで《波動機/Fluctuator》を使った悪さ(註1)を許してしまったため、オンスロートでサイクリングが再登場した際には、もっと面白くなるように様々なコストが用いられた。例えばこの《やせた原野/Barren Moor》の(黒)のようにだ。

(註1) 《波動機/Fluctuator》を使った悪さ
 《波動機/Fluctuator》は「全てのサイクリングコストを(2)だけ下げる」という効果のアーティファクト。このアーティファクト以外、すべてサイクリングつきのカードしか入っていないデッキだと全てのカードを引き切ってしまえる(かつサイクリングカードを全て墓地に落とせる)。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0712
巨大カキ/Giant Oyster - ホームランド アンコモン
Giant Oyster / 巨大カキ (2)(青)(青)
クリーチャー - カキ(Oyster)
あなたは、あなたのアンタップ・ステップに巨大カキをアンタップしないことを選んでもよい。
(T):タップ状態のクリーチャー1体を対象とする。巨大カキがタップ状態である限り、それはそれのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。また、あなたの各ドロー・ステップの開始時に、そのクリーチャーの上に-1/-1カウンターを1個置く。巨大カキが戦場から離れるかアンタップ状態になったとき、そのクリーチャーからすべての-1/-1カウンターを取り除く。
0/3
参照:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Giant+Oyster/

 二枚貝の区別が得意でない君のために牡蠣(oyster)とアサリ(clam)とを見分けるコツを教えてあげよう。アサリ(clam)は自力で動き回れるが、牡蠣(oyster)は動けない。あと牡蠣(oyster)にはたまに真珠が入っていることがある。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0712
余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 今週はカード名に特徴があったので何かテーマがあるんだろうな、とは思ってたけど、自力で見つける前に、ツイッターで正解を見てしまった。ただどちらにせよテーマとなった元ネタのゲームをよく知らないので自力で見つけることは無理だったろうな、とは思う。

 ツイッター:公式アカウント @dailymtg
 (Monty) The theme to this week’s Card of the Day cycle is Colossal Cave,
 the original text adventure. http://bit.ly/OJfrqF

 なお上記ツイートにあるリンクは Card of the Day のページであって、元ネタゲームとは関係ないので注意。ツイートにあげられている「Colossal Cave」というのは以下のゲームのことらしい。

 Wikipedia:コロッサル・ケーブ・アドベンチャーの項目
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC

 世界初のアドベンチャーゲームとのこと。最近見なくなったな、アドベンチャーゲーム。ファミコン時代もメジャーなジャンルではなかったけれど「新・鬼ヶ島」とか「タイムツイスト」とか名作がちらほら。

 話がズレた。

 とりあえず上記のWikipediaからリンクを辿って元ネタとおぼしきゲームを遊んでみた。

 iFiction - Game - Adventure
 http://www.ifiction.org/games/playz.php

 森を抜けて、谷を下り、地下を潜って、ドワーフを倒して、とりあえずスコアが61点になるまで進めてみたけど、今週のカードに関連するとおぼしきキャラや場所を見かけられなかった。マジックのカードっぽい何かという意味では「Hall of Mists」という地名があった(ただしマジックのカードでは《Halls of Mist》)。

 もしかしたら違うゲームなのかもしれない。まあ、どちらにせよ、上記で紹介したリンク先のゲームを遊ぼうと思った人のためにヒント(というか操作説明的な何か)を書き記しておく。

 操作説明

 基本は「go north/go south/go east/go west」で移動できる。また足元に穴があったり、上に伸びる階段があったりした場合は「down/climb」などと入力すれば移動可能。画面内の何かが気になるときは「check [対象物]」といれると説明が出ることもある。

 アイテムを拾うときは「take [アイテム名]」と入れればとれる。例えば「There is a large sparkling nugget of gold here」というメッセージが出たあとに「take gold」と入れれば、金を獲得できる。

 アイテムを使うときが難しい。基本的に「use [アイテム名]」では受け付けてくれない。例えば敵のドワーフを手持ちの斧で攻撃したいときは「use axe」も「attack dwarf with axe」もダメで「throw axe at dwarf」でようやく「You killed a little dwarf!」と返ってきた。

 持ち運べるアイテム数には限りがあるらしく、新しいアイテムを拾おうとしたとき、すでにアイテムを持ち過ぎていますとなってしまうことがある。

 アイテムを捨てるには「put [アイテム名] on floor」か「throw [アイテム名]」で捨てられる。なお同じ場所に戻ってくれば「take [アイテム名]」で再度取得可能。

 そんな感じ。グッドラック!

余談2:月曜日 《機知の終わり/Wit’s End》

 どっからどう見ても弱そうな上にレアというどうしようもないカード。もっともそれも仕方ないとは思う。マナコストが軽すぎたら強すぎるし、コモンの効果ではないし、カードの効果はこれ以上いじりようがないし。

 基本セットの業を一身に背負ってるカードかもしれない。なお、絵はカッコいい。

余談3:火曜日 《惑いの迷路/Mystifying Maze》

 いくつか訳に困った。
原文:
 It’s unknown how Ith feels about
 his maze being out-mystified.

拙訳:
 自分の作った迷路をネタにされていることに対して
 イス/Ithがどんな戸惑いを感じているかは誰にも分からない。

 まずなんと言っても「out-mystified」という単語。こういう英単語が辞書に載っているわけではなく、日本語でいう「超~」「反~」みたいに接頭辞が一般名詞についている英単語。

 「out-」とつけると「並み外れて」とか「の外」とか、そんな感じになる。さて、それがじゃあ「mystified(迷わされた)」につくとどんな意味になるのか。

 という点で困ったというのがまず1つ。

 次に、カード名との絡み。英語名の《Mystifying Maze》の場合、「人を惑わせる迷路」という意味にも「迷路自身が惑っている」という意味にもとれるけど、日本語から《惑いの迷路》に後者のニュアンスが感じ取れるかというと怪しい。

 色々考えて、結局ああいう訳にしてみた。

余談4:水曜日 《チドリの騎士/Plover Knights》

 お酒を飲んだりしたときにふらつくことを「千鳥足」というけど、チドリってそんなに歩くのが下手な鳥なんだろうか。

余談5:木曜日 《やせた原野/Barren Moor》

 サイクリングコストを(2)以外にした話についてマーク・ローズウォーターが書いたコラムがある。前に訳したのでリンクを張っておく。

 2人でサイクリング週間の旅に出よう/A Cycling Built For Two
 http://regiant.diarynote.jp/201203102223182661/

 サイクリングを最初に思い付いたのはリチャード・ガーフィールドだった、とか、最初はスローキャントリップ(次のターンのアップキープ時にカードを1枚引く)だった、とか、サイクリングに関するあれやこれや。

余談6:金曜日 《巨大カキ/Giant Oyster》

 懐かしい。使ってたことがある。まだデッキを80枚以上で組むことに疑問を感じていなかった頃、青白パーミッションデッキに入れてた記憶がある。

 フレイバーを大事にしだした最初のセットとも言われるホームランドだけあって、このカードも非常にフレイバーに富んでいる。だから今でも覚えてるのかもしれない。

 どんな巨大な生物でもその中に閉じ込めて、時間をかけて消化してしまう。だけど消化しきってしまう前に仲間に助けてもらえれば、元の体力まで回復できる。

 ところでセット名の「ホームランド」って、英語だと「Homeland」じゃなくて「Homelands」なのね。ちょっと意外。

余談7:公式サイト動画 目指せ日本代表決定戦!

 公式サイトのコンテンツの1つに「マジック:ザ・ギャザリング ステップアップマニュアル 目指せ日本選手権!」という動画がある、という話は前にもした気がする。

 公式サイトに更新の情報が載っていたので喜び勇んで見に行ったら最終回だった。残念。

 目指せ日本代表決定戦! 第7話:いよいよ大会!
 http://mtg-jp.com/mtgch/003569/

 マジックを遊んだことない人でも楽しめる気がするし、マジックに慣れた人でも面白いと思うので、未見の方はぜひ。なお、次の企画も進行中らしいので、楽しみに待つことにする。
柱平原の雄牛/Pillarfield Ox - 基本セット2013 コモン
Pillarfield Ox / 柱平原の雄牛 (3)(白)
クリーチャー - 雄牛(Ox)
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参照:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Pillarfield+Ox/

 マジックには7種類の雄牛(Ox)がいる。本当に牛である《鉄の蹄の雄牛/Ironhoof Ox》、《柱平原の雄牛/Pillarfield Ox》、《野生の雄牛/Wild Ox》、《黄道の雄牛/Zodiac Ox》の4匹と、牛っぽい形をしたエレメンタルである《電弧の走り手/Arc Runner》と《長角火獣/Longhorn Firebeast》、そして《Raging Bull》だ。

(追記)
 これらは初登場時からすでに雄牛(Ox)のクリーチャータイプを持っていたものと後から得たものとに分かれている。ちなみに初登場時のクリーチャータイプはそれぞれ……

  《鉄の蹄の雄牛/Ironhoof Ox》    : 雄牛(Ox)
  《柱平原の雄牛/Pillarfield Ox》    : 雄牛(Ox)
  《野生の雄牛/Wild Ox》         : 雄牛(Ox)
  《黄道の雄牛/Zodiac Ox》       : 雄牛(Ox)
  《電弧の走り手/Arc Runner》     : エレメンタル(Elemental)、雄牛(Ox)
  《長角火獣/Longhorn Firebeast》   : ビースト(Beast)
  《Raging Bull》               : 猛牛(Bull)

 最後の《Raging Bull》がよく見ると雄牛じゃないことに注意。

 さらに付け加えると《長角火獣/Longhorn Firebeast》の現在のクリーチャータイプは「エレメンタル(Elemental) 雄牛(Ox) ビースト(Beast)」となっている。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0712

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