余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 今週はカード名に特徴があったので何かテーマがあるんだろうな、とは思ってたけど、自力で見つける前に、ツイッターで正解を見てしまった。ただどちらにせよテーマとなった元ネタのゲームをよく知らないので自力で見つけることは無理だったろうな、とは思う。

 ツイッター:公式アカウント @dailymtg
 (Monty) The theme to this week’s Card of the Day cycle is Colossal Cave,
 the original text adventure. http://bit.ly/OJfrqF

 なお上記ツイートにあるリンクは Card of the Day のページであって、元ネタゲームとは関係ないので注意。ツイートにあげられている「Colossal Cave」というのは以下のゲームのことらしい。

 Wikipedia:コロッサル・ケーブ・アドベンチャーの項目
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC

 世界初のアドベンチャーゲームとのこと。最近見なくなったな、アドベンチャーゲーム。ファミコン時代もメジャーなジャンルではなかったけれど「新・鬼ヶ島」とか「タイムツイスト」とか名作がちらほら。

 話がズレた。

 とりあえず上記のWikipediaからリンクを辿って元ネタとおぼしきゲームを遊んでみた。

 iFiction - Game - Adventure
 http://www.ifiction.org/games/playz.php

 森を抜けて、谷を下り、地下を潜って、ドワーフを倒して、とりあえずスコアが61点になるまで進めてみたけど、今週のカードに関連するとおぼしきキャラや場所を見かけられなかった。マジックのカードっぽい何かという意味では「Hall of Mists」という地名があった(ただしマジックのカードでは《Halls of Mist》)。

 もしかしたら違うゲームなのかもしれない。まあ、どちらにせよ、上記で紹介したリンク先のゲームを遊ぼうと思った人のためにヒント(というか操作説明的な何か)を書き記しておく。

 操作説明

 基本は「go north/go south/go east/go west」で移動できる。また足元に穴があったり、上に伸びる階段があったりした場合は「down/climb」などと入力すれば移動可能。画面内の何かが気になるときは「check [対象物]」といれると説明が出ることもある。

 アイテムを拾うときは「take [アイテム名]」と入れればとれる。例えば「There is a large sparkling nugget of gold here」というメッセージが出たあとに「take gold」と入れれば、金を獲得できる。

 アイテムを使うときが難しい。基本的に「use [アイテム名]」では受け付けてくれない。例えば敵のドワーフを手持ちの斧で攻撃したいときは「use axe」も「attack dwarf with axe」もダメで「throw axe at dwarf」でようやく「You killed a little dwarf!」と返ってきた。

 持ち運べるアイテム数には限りがあるらしく、新しいアイテムを拾おうとしたとき、すでにアイテムを持ち過ぎていますとなってしまうことがある。

 アイテムを捨てるには「put [アイテム名] on floor」か「throw [アイテム名]」で捨てられる。なお同じ場所に戻ってくれば「take [アイテム名]」で再度取得可能。

 そんな感じ。グッドラック!

余談2:月曜日 《機知の終わり/Wit’s End》

 どっからどう見ても弱そうな上にレアというどうしようもないカード。もっともそれも仕方ないとは思う。マナコストが軽すぎたら強すぎるし、コモンの効果ではないし、カードの効果はこれ以上いじりようがないし。

 基本セットの業を一身に背負ってるカードかもしれない。なお、絵はカッコいい。

余談3:火曜日 《惑いの迷路/Mystifying Maze》

 いくつか訳に困った。
原文:
 It’s unknown how Ith feels about
 his maze being out-mystified.

拙訳:
 自分の作った迷路をネタにされていることに対して
 イス/Ithがどんな戸惑いを感じているかは誰にも分からない。

 まずなんと言っても「out-mystified」という単語。こういう英単語が辞書に載っているわけではなく、日本語でいう「超~」「反~」みたいに接頭辞が一般名詞についている英単語。

 「out-」とつけると「並み外れて」とか「の外」とか、そんな感じになる。さて、それがじゃあ「mystified(迷わされた)」につくとどんな意味になるのか。

 という点で困ったというのがまず1つ。

 次に、カード名との絡み。英語名の《Mystifying Maze》の場合、「人を惑わせる迷路」という意味にも「迷路自身が惑っている」という意味にもとれるけど、日本語から《惑いの迷路》に後者のニュアンスが感じ取れるかというと怪しい。

 色々考えて、結局ああいう訳にしてみた。

余談4:水曜日 《チドリの騎士/Plover Knights》

 お酒を飲んだりしたときにふらつくことを「千鳥足」というけど、チドリってそんなに歩くのが下手な鳥なんだろうか。

余談5:木曜日 《やせた原野/Barren Moor》

 サイクリングコストを(2)以外にした話についてマーク・ローズウォーターが書いたコラムがある。前に訳したのでリンクを張っておく。

 2人でサイクリング週間の旅に出よう/A Cycling Built For Two
 http://regiant.diarynote.jp/201203102223182661/

 サイクリングを最初に思い付いたのはリチャード・ガーフィールドだった、とか、最初はスローキャントリップ(次のターンのアップキープ時にカードを1枚引く)だった、とか、サイクリングに関するあれやこれや。

余談6:金曜日 《巨大カキ/Giant Oyster》

 懐かしい。使ってたことがある。まだデッキを80枚以上で組むことに疑問を感じていなかった頃、青白パーミッションデッキに入れてた記憶がある。

 フレイバーを大事にしだした最初のセットとも言われるホームランドだけあって、このカードも非常にフレイバーに富んでいる。だから今でも覚えてるのかもしれない。

 どんな巨大な生物でもその中に閉じ込めて、時間をかけて消化してしまう。だけど消化しきってしまう前に仲間に助けてもらえれば、元の体力まで回復できる。

 ところでセット名の「ホームランド」って、英語だと「Homeland」じゃなくて「Homelands」なのね。ちょっと意外。

余談7:公式サイト動画 目指せ日本代表決定戦!

 公式サイトのコンテンツの1つに「マジック:ザ・ギャザリング ステップアップマニュアル 目指せ日本選手権!」という動画がある、という話は前にもした気がする。

 公式サイトに更新の情報が載っていたので喜び勇んで見に行ったら最終回だった。残念。

 目指せ日本代表決定戦! 第7話:いよいよ大会!
 http://mtg-jp.com/mtgch/003569/

 マジックを遊んだことない人でも楽しめる気がするし、マジックに慣れた人でも面白いと思うので、未見の方はぜひ。なお、次の企画も進行中らしいので、楽しみに待つことにする。

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索