余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
今週も闇の隆盛の新カードのお披露目。来週になれば特設サイトのカードギャラリーもフルスポイラーになってCard of the Dayの記事の文面が少しは変わるかもしれない。
余談2:月曜日 《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
後述するけど、あらためて背景ストーリー記事を読んだ。守護天使を失い、人の世がモンスターに追いやられているこの状態で、スレイベンを守護している彼女の運命がとても気になる。
ところで運命と言えば、某所でこのサリアさんが《天使の運命/Angelic Destiny》のイラストに登場している人物に似ている、という評があった。確かに服装とポーズが似ている気はする。
余談3:火曜日 《食百足/Vorapede》
キーワード能力しか持っていないクリーチャー。いわゆるフレンチバニラ。Diary Noteの評価を見ていると「確かに強いけど神話レアに期待されるほどでない」というような感じ。
同じく「強いけど神話レアにふさわしいカードとは思えない」けど、理由がちょっと違う。個人的に神話レアにふさわしいかどうかは、ストーリー上で重要な位置を占めているか、そのセットの世界観を代表するような存在かどうか、ということだと思ってる(あくまで個人的なイメージの話で)。
だから、とても強い虫に過ぎない《食百足/Vorapede》よりも《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》のほうが神話レアであるべきでは、と感じる、という話。……もしかしたら小説版か何かでは、ストーリー上で重要なポジションを占めていたりするんだろうか。
余談4:水曜日 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
巷で話題沸騰だったカード。
あるセットやブロックで主役となる新しいメカニズムや能力は、それをのびのびと使って楽しんでもらうためにも対策カードは基本的に作らない(それを失敗したのがアイスエイジ)、という話をどこかで読んだような気がする。
そういう意味で不思議だったカード。
対策カードを1枚も作らないというわけでもなかろうし、イラストとテキストとフレイバーがきちんと噛み合っているカードではあるので、嫌いではない(フレイバーテキストの意味がイマイチ腑に落ちないけど)。
余談5:木曜日 《スキフサングの詠唱/Chant of the Skifsang》
カード名を見るたびに「スナフキン」という単語が頭をよぎる。
余談6:金曜日 《獄庫/Helvault》
「がっかり」と「弱い」という感想が乱舞しているカード。
だけど神話レアに求められるのは強さじゃなくて、むしろフレイバーなんだ、と擁護したい。来週の Savor the Flavor を読んでみたら、少しは許せるようになるかもしれない。……ならないかもしれないけど、そのときはしょうがない。
余談7:僕のシャッフルはデッキを十分に無作為化できてるんだろうか?
面白そうな記事だと思ったから訳したというのはあるんだけど、思っていたよりも読まれたようでびっくり。2002年の記事なのにいまだに色あせぬ内容ということか。すごいな。
ちなみにこの記事は、翻訳自体よりもレイアウト面で苦労した(翻訳でまったく苦労していないわけではない、というか、そんなわけがない)。レイアウトというのは数学の公式と末尾の表。
Diary Noteは文中に画像を挿入できないので、図1と図2の公式は最初テキストで表現しようと思った。だけど括弧が2行に渡っているので断念。数学科の人ならこういうのをテキストで打つときのルールとか知ってるのかな。
あと末尾のリストの挿入はひたすらトライアンドエラー。列の幅を列名とデータ部分でそろえるのに苦労した。書いてはアップし、書いてはアップしの繰り返し。ちなみにDiary Note豆知識の1つとして「2つ以上の連続した半角スペースは自動的に1つに置換してくれる」。知っておいて損はない(大して得でもない)。
以下、翻訳の話。
原文の「register」が「何を何に登録した」のかが分からなくて迷った。大会に出るときの状態を模したものとあるので、公式大会のデッキ登録のことなのかな、とも思えたけど、拙訳では「用意した」としてある。
ただ、もしそうだとしたら「the tournament, after I」の箇所がコンマでつながれている理由がよく分からない。日本語でそうしたように、ピリオドで一度区切るんじゃないだろうか。
記事の主張に関わる箇所ではないので最後は諦め気味に。
余談8:僕のシャッフルはデッキを十分に無作為化できてるんだろうか?
筆者の挙げている公式については、とある政府の機関で働いている数学専攻の友人にチェックしてもらった。返ってきたメールの内容を要約すると以下のような感じ。
余談9:公式サイトの「Savor the Flavor」
dds666さんのところに抄訳が載っていたイニストラード世界の背景ストーリー(ソリンのプレビュー記事)について、公式サイトに完訳版が載ったので読んでみた。
ソリンの帰郷
http://mtg-jp.com/reading/translated/stf/002783/
やっぱりソリンさんはカッコいい。そして大天使アヴァシンに何があったのか気になる……いや、待てよ。そうか、原文の公式サイトにはもう次の回の Savor the Flavor が載ってるはずじゃないか!
The Prison of Silver
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/178
というわけで日本語訳を我慢しきれずに読んできてしまった。……うーん、なんてこったい、大天使アヴァシンの失踪にあのカードが関わっていたとは……背景ストーリーを読むとカードの効果にも納得。
こうなると他の伝説のクリーチャーたちのその後も気になってくる。特にゾンビ化した人。
余談10:公式サイトのデジタル・マジック通信
遅ればせながらThe Finalsで優勝した「青黒感染」のリプレイを見た。実際のプレイされているのを観戦すると、カードリストを眺めているだけでは分からなかった様々なことが見えてきてとても面白い。
第18回:The Finals 2011優勝 岡田 尚也の「青黒感染」をリプレイ!
http://mtg-jp.com/reading/kajidigital/002763/
ファイレクシアマナのインスタントとソーサリーが《ルーン唱えの長槍/Runechanter’s Pike》と相性がいいとか、《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》で墓地に落とした呪文が即座に《ルーン唱えの長槍/Runechanter’s Pike》の力となるとか。
今週も闇の隆盛の新カードのお披露目。来週になれば特設サイトのカードギャラリーもフルスポイラーになってCard of the Dayの記事の文面が少しは変わるかもしれない。
余談2:月曜日 《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
後述するけど、あらためて背景ストーリー記事を読んだ。守護天使を失い、人の世がモンスターに追いやられているこの状態で、スレイベンを守護している彼女の運命がとても気になる。
ところで運命と言えば、某所でこのサリアさんが《天使の運命/Angelic Destiny》のイラストに登場している人物に似ている、という評があった。確かに服装とポーズが似ている気はする。
余談3:火曜日 《食百足/Vorapede》
キーワード能力しか持っていないクリーチャー。いわゆるフレンチバニラ。Diary Noteの評価を見ていると「確かに強いけど神話レアに期待されるほどでない」というような感じ。
同じく「強いけど神話レアにふさわしいカードとは思えない」けど、理由がちょっと違う。個人的に神話レアにふさわしいかどうかは、ストーリー上で重要な位置を占めているか、そのセットの世界観を代表するような存在かどうか、ということだと思ってる(あくまで個人的なイメージの話で)。
だから、とても強い虫に過ぎない《食百足/Vorapede》よりも《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》のほうが神話レアであるべきでは、と感じる、という話。……もしかしたら小説版か何かでは、ストーリー上で重要なポジションを占めていたりするんだろうか。
余談4:水曜日 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
巷で話題沸騰だったカード。
あるセットやブロックで主役となる新しいメカニズムや能力は、それをのびのびと使って楽しんでもらうためにも対策カードは基本的に作らない(それを失敗したのがアイスエイジ)、という話をどこかで読んだような気がする。
そういう意味で不思議だったカード。
対策カードを1枚も作らないというわけでもなかろうし、イラストとテキストとフレイバーがきちんと噛み合っているカードではあるので、嫌いではない(フレイバーテキストの意味がイマイチ腑に落ちないけど)。
余談5:木曜日 《スキフサングの詠唱/Chant of the Skifsang》
カード名を見るたびに「スナフキン」という単語が頭をよぎる。
余談6:金曜日 《獄庫/Helvault》
「がっかり」と「弱い」という感想が乱舞しているカード。
だけど神話レアに求められるのは強さじゃなくて、むしろフレイバーなんだ、と擁護したい。来週の Savor the Flavor を読んでみたら、少しは許せるようになるかもしれない。……ならないかもしれないけど、そのときはしょうがない。
余談7:僕のシャッフルはデッキを十分に無作為化できてるんだろうか?
面白そうな記事だと思ったから訳したというのはあるんだけど、思っていたよりも読まれたようでびっくり。2002年の記事なのにいまだに色あせぬ内容ということか。すごいな。
ちなみにこの記事は、翻訳自体よりもレイアウト面で苦労した(翻訳でまったく苦労していないわけではない、というか、そんなわけがない)。レイアウトというのは数学の公式と末尾の表。
Diary Noteは文中に画像を挿入できないので、図1と図2の公式は最初テキストで表現しようと思った。だけど括弧が2行に渡っているので断念。数学科の人ならこういうのをテキストで打つときのルールとか知ってるのかな。
あと末尾のリストの挿入はひたすらトライアンドエラー。列の幅を列名とデータ部分でそろえるのに苦労した。書いてはアップし、書いてはアップしの繰り返し。ちなみにDiary Note豆知識の1つとして「2つ以上の連続した半角スペースは自動的に1つに置換してくれる」。知っておいて損はない(大して得でもない)。
以下、翻訳の話。
原文:
To me, this emulates the state of the deck at the start of the tournament, after I registered the deck for example and double checked to see if my land count was correct.
拙訳:
これは僕にとって実際の大会開始直前のデッキの状態を模したものとなる。さてデッキを用意したあと、僕は土地の計算が正しかったかどうか念のために確認してみた。
原文の「register」が「何を何に登録した」のかが分からなくて迷った。大会に出るときの状態を模したものとあるので、公式大会のデッキ登録のことなのかな、とも思えたけど、拙訳では「用意した」としてある。
ただ、もしそうだとしたら「the tournament, after I」の箇所がコンマでつながれている理由がよく分からない。日本語でそうしたように、ピリオドで一度区切るんじゃないだろうか。
記事の主張に関わる箇所ではないので最後は諦め気味に。
余談8:僕のシャッフルはデッキを十分に無作為化できてるんだろうか?
筆者の挙げている公式については、とある政府の機関で働いている数学専攻の友人にチェックしてもらった。返ってきたメールの内容を要約すると以下のような感じ。
多分、間違ってはいないです。同じように計算式をチェックしてみたら一致しました。
ただ1つだけ気になった点があります。「土地が隣り合っている箇所が5個以下である可能性は(中略)わずかに2.5%しかない」の2.5%は計算した結果ではないと思われます。これを計算で求めるのは非常に難しいです。
おそらく筆者は「6個から12個が95%の範囲に収まる」というデータから、逆に「残りの5%の場合である『5個以下』と『13個以上』の場合がそれぞれ同じ確率」という考え方をして、そこから2.5%(5%の半分)と判断したものと思われます。ご参考までに。
余談9:公式サイトの「Savor the Flavor」
dds666さんのところに抄訳が載っていたイニストラード世界の背景ストーリー(ソリンのプレビュー記事)について、公式サイトに完訳版が載ったので読んでみた。
ソリンの帰郷
http://mtg-jp.com/reading/translated/stf/002783/
やっぱりソリンさんはカッコいい。そして大天使アヴァシンに何があったのか気になる……いや、待てよ。そうか、原文の公式サイトにはもう次の回の Savor the Flavor が載ってるはずじゃないか!
The Prison of Silver
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/178
というわけで日本語訳を我慢しきれずに読んできてしまった。……うーん、なんてこったい、大天使アヴァシンの失踪にあのカードが関わっていたとは……背景ストーリーを読むとカードの効果にも納得。
こうなると他の伝説のクリーチャーたちのその後も気になってくる。特にゾンビ化した人。
余談10:公式サイトのデジタル・マジック通信
遅ればせながらThe Finalsで優勝した「青黒感染」のリプレイを見た。実際のプレイされているのを観戦すると、カードリストを眺めているだけでは分からなかった様々なことが見えてきてとても面白い。
第18回:The Finals 2011優勝 岡田 尚也の「青黒感染」をリプレイ!
http://mtg-jp.com/reading/kajidigital/002763/
ファイレクシアマナのインスタントとソーサリーが《ルーン唱えの長槍/Runechanter’s Pike》と相性がいいとか、《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》で墓地に落とした呪文が即座に《ルーン唱えの長槍/Runechanter’s Pike》の力となるとか。
Card of the Day - 2012/01/23
2012年1月23日 Card of the Day町民の結集/Gather the Townsfolk - 闇の隆盛 コモンGather the Townsfolk / 町民の結集 (1)(白)
ソーサリー
白の1/1の人間・クリーチャー・トークンを2体戦場に出す。
窮地 - あなたのライフが5点以下である場合、代わりにそれらのトークンを5体戦場出す。
参照:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/innistrad/cig
闇の隆盛カードギャラリー(註1)にセットの全カードが掲載されているぞ。町民を結集して見に行こう!
(註1) 闇の隆盛カードギャラリー
原文には以下のURLへのリンクが張ってある。全てのカードが公開されている。
http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/darkascension/cig
Card of the Day - 2012/01/24
2012年1月24日 Card of the Day予言の寒気/Chill of Foreboding - 闇の隆盛 アンコモンChill of Foreboding / 予言の寒気 (2)(青)
ソーサリー
各プレイヤーは、自分のライブラリーの一番上から5枚のカードを自分の墓地に置く。
フラッシュバック(7)(青) (あなたはフラッシュバック・コストで、このカードをあなたの墓地から唱えてもよい。その後、それを追放する。)
参照:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/darkascension/cig
何かの予感に寒気がしてきたかい? それはおそらく今週末の闇の隆盛プレリリースを君の何かが感じ取ったんだろうね。闇の隆盛カードギャラリー(註2)でプレリリースに備えよう!
(註1) 闇の隆盛プレリリース
原文には以下のURLへのリンクが張ってある。言語設定が日本語ならちゃんと日本語版のページになるので安心。
http://www.wizards.com/magic/tcg/events.aspx?x=mtgcom/events/prerelease-facts
(註2) 闇の隆盛カードギャラリー
原文には以下のURLへのリンクが張ってある。全てのカードが公開されている。
http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/darkascension/cig
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0112
Card of the Day - 2012/01/25
2012年1月25日 Card of the Day悲惨な旅/Harrowing Journey - 闇の隆盛 アンコモンHarrowing Journey / 悲惨な旅 (3)(黒)(黒)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚引き、3点のライフを失う。
参照:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/darkascension/cig
前もって闇の隆盛カードギャラリー(註1)をチェックしておけば、今週末の闇の隆盛プレリリース(註2)への旅はそんな悲惨なことにはならないと思うよ。
(註1) 闇の隆盛カードギャラリー
原文には以下のURLへのリンクが張ってある。
http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/darkascension/cig
(註2) 闇の隆盛プレリリース
原文には以下のURLへのリンクが張ってある。。
http://www.wizards.com/magic/tcg/events.aspx?x=mtgcom/events/prerelease-facts
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0112
Card of the Day - 2012/01/26
2012年1月26日 Card of the Day狂気の残骸/Wrack with Madness - 闇の隆盛 コモンWrack with Madness / 狂気の残骸 (3)(赤)
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。それは自身に、自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
参照:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/darkascension/cig
もし今週末の闇の隆盛プレリリース(註1)を逃したりしたら、間違いなく君は狂気のあまり残骸しか残らないだろうね。少なくとも後悔はするはずだ。そこに何が待っている知りたければ、闇の隆盛カードギャラリー(註2)をチェックしてくれ!
(註1) 闇の隆盛プレリリース
原文には以下のURLへのリンクが張ってある。。
http://www.wizards.com/magic/tcg/events.aspx?x=mtgcom/events/prerelease-facts
(註2) 闇の隆盛カードギャラリー
原文には以下のURLへのリンクが張ってある。
http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/darkascension/cig
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0112
Card of the Day - 2012/01/27
2012年1月27日 Card of the Day野生の飢え/Wild Hunger - 闇の隆盛 コモンWild Hunger / 野生の飢え (2)(緑)
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+3/+1の修整を受けるとともにトランプルを得る。
フラッシュバック(3)(赤) (あなたはフラッシュバック・コストで、このカードをあなたの墓地から唱えてもよい。その後、それを追放する。)
参照:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/darkascension/cig
君の野生は闇の隆盛に飢えているかな? そんな君に吉報だ! ついに闇の隆盛プレリリース(註1)が開催されるぞ!
(註1) 闇の隆盛プレリリース
原文には以下のURLへのリンクが張ってある。。
http://www.wizards.com/magic/tcg/events.aspx?x=mtgcom/events/prerelease-facts
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0112
余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
フルスポイラーが出たことでイニストラードのときと同じようにテンプレートの文章にも少しは変化が出るかなと思ったら、今週はちゃんとその日のカードがネタにされていた。やっぱりこのほうが楽しい。
おそらく来週はFAQ週間になるものと思われる。単にFAQの文章をそのまま記事にするのではなくて、何かしらネタに走ってくれるのではないかと楽しみにしてみる。
余談2:月曜日 《町民の結集/Gather the Townsfolk》
兵士でも騎士でもないただの一般市民がわらわら出てきて戦ってくれる。普通の状態だとやっぱり他人事なのか野生のクマと相打ちとれる程度の人数しか集まってくれない。
ところがどっこい、これが窮地に陥った状態となると「いつまでも隠れてるわけにはいかねえよな!」とばかりに、壮年のドラゴンとすら刺し違えられそうな人数が集まる。
このカード名にあるTownsfolkを見て「フォールンエンパイアの頃に、これをクリーチャータイプに持つトークンを出すカードがあったな」と懐かしく思って、確認してみたら記憶違いだった。《アイケイシアの都市/Icatian Town》から出るのは市民(Citizen)トークンだった。
でもフォールンエンパイアにはタウンズフォーク(Townsfolk)をクリーチャータイプに持つクリーチャーがいっぱいいたので、あながち全部が間違ってるわけでもなかった。
余談3:火曜日 《予言の寒気/Chill of Foreboding》
3マナで5枚墓地に落として、さらに8マナのフラッシュバックでもう5枚おとせる。でも昔は2マナで10枚墓地に落とせるカードがあったのに……と思いきや、このカードは全てのプレイヤーの墓地を肥やすのか。
カード名とイラストの結びつきはなんとなく分かるんだけど(予言された災難が目に見えない形で迫ってきており寒気がする、という感じ?)、カードテキストがどう関係しているのか、ちょっと想像しきれなかった。
ライブラリのカードが墓地に落ちるのは「精神力を削る」「記憶を奪い取る」「疲れを感じる」というフレイバーを持っている(のだと個人的には解釈してる)。これがどう「嫌な予感」に結びつくのか。
イニストラードの世界に限って言えば「墓地が肥える」っていうのは「ゾンビの材料が増える」ってことなのかもしれない。ゾンビたちの襲来を予感させる出来事がそれと知られない形で(戦場に影響を与えない形で)進行している……ってのはさすがに考えすぎか。
余談4:水曜日 《悲惨な旅/Harrowing Journey》
カード3枚引けるけどライフを3点失うという呪文。旅の災難(3点のライフを失う)に屈せずに帰ってくることが出来れば報酬を得られる(カードを3枚引ける)と考えればいいのかな。なんとなくジェロニモが超人になるために通った試練の道を思い出した。
ところで、最近、黒のカードで似たような効果を見た気がする。えーと……ああ、そうそう《ファイレクシアの愛撫/Caress of Phyrexia》だ。こっちは追加で毒カウンター3つも得る。敵にも撃てるよ、ってのが売りと考えるとこっちのほうが強そう。
余談5:木曜日 《狂気の残骸/Wrack with Madness》
勢いでカード名そのままの訳にしてみた。日本語っぽくするなら「狂気のあまり心がボロボロになってしまう」と言うほうがいいんだろうけど、ここは「カード名そのままの単語を生かす」という原文の心意気に従ってみる。
余談6:金曜日 《野生の飢え/Wild Hunger》
+3/+1の修整とトランプルを得られる3マナのソーサリー インスタントでフラッシュバックつき。こうやってみると《怨恨/Rancor》ってやっぱり強かったんだな、と思う。比べるのが変かもしれないけど。
自然の本能に従って飢えているのが通常モードで、さらに耐えられなくなるとより衝動的かつ攻撃的な飢え方となる。色の違いはそんな感じのフレイバーなのかな。
余談7:公式サイト - 変身の変身/Transformation Transformed
前に訳したコラム「Transformation Transformed」の翻訳が日本語公式にあがっていたので紹介しておく。やっぱり公式の新しめな記事は公式に任せておいたほうがいいみたい。
公式サイト (日本語):変身の変身
http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/002786/
公式サイト (英語):Transformation Transformed
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ld/177
余談8:公式サイト - 銀の牢獄/The Prison of Silver
アヴァシンの失踪の真相が明らかに。
公式サイト (日本語):銀の牢獄
http://mtg-jp.com/reading/translated/stf/002796
公式サイト (英語):The Prison of Silver
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/178
読み終えて、このあとどうなるんだろう、と考えていたとき、今更ながら次のセットの名前を思い出した。そうだった。とりあえず「アヴァシンの帰還」だけは約束されてるんじゃないか。
やっぱりソリンがどうにかしてくるんだろうかとか、でもアヴァシンが帰ってくるってことは一緒に帰ってきてしまうやつらがいるわけでどうするんだろうとか、失踪の謎は解けたけどまだ何も解決してないな。期待して待ってよう。
フルスポイラーが出たことでイニストラードのときと同じようにテンプレートの文章にも少しは変化が出るかなと思ったら、今週はちゃんとその日のカードがネタにされていた。やっぱりこのほうが楽しい。
おそらく来週はFAQ週間になるものと思われる。単にFAQの文章をそのまま記事にするのではなくて、何かしらネタに走ってくれるのではないかと楽しみにしてみる。
余談2:月曜日 《町民の結集/Gather the Townsfolk》
兵士でも騎士でもないただの一般市民がわらわら出てきて戦ってくれる。普通の状態だとやっぱり他人事なのか野生のクマと相打ちとれる程度の人数しか集まってくれない。
ところがどっこい、これが窮地に陥った状態となると「いつまでも隠れてるわけにはいかねえよな!」とばかりに、壮年のドラゴンとすら刺し違えられそうな人数が集まる。
このカード名にあるTownsfolkを見て「フォールンエンパイアの頃に、これをクリーチャータイプに持つトークンを出すカードがあったな」と懐かしく思って、確認してみたら記憶違いだった。《アイケイシアの都市/Icatian Town》から出るのは市民(Citizen)トークンだった。
でもフォールンエンパイアにはタウンズフォーク(Townsfolk)をクリーチャータイプに持つクリーチャーがいっぱいいたので、あながち全部が間違ってるわけでもなかった。
余談3:火曜日 《予言の寒気/Chill of Foreboding》
3マナで5枚墓地に落として、さらに8マナのフラッシュバックでもう5枚おとせる。でも昔は2マナで10枚墓地に落とせるカードがあったのに……と思いきや、このカードは全てのプレイヤーの墓地を肥やすのか。
カード名とイラストの結びつきはなんとなく分かるんだけど(予言された災難が目に見えない形で迫ってきており寒気がする、という感じ?)、カードテキストがどう関係しているのか、ちょっと想像しきれなかった。
ライブラリのカードが墓地に落ちるのは「精神力を削る」「記憶を奪い取る」「疲れを感じる」というフレイバーを持っている(のだと個人的には解釈してる)。これがどう「嫌な予感」に結びつくのか。
イニストラードの世界に限って言えば「墓地が肥える」っていうのは「ゾンビの材料が増える」ってことなのかもしれない。ゾンビたちの襲来を予感させる出来事がそれと知られない形で(戦場に影響を与えない形で)進行している……ってのはさすがに考えすぎか。
余談4:水曜日 《悲惨な旅/Harrowing Journey》
カード3枚引けるけどライフを3点失うという呪文。旅の災難(3点のライフを失う)に屈せずに帰ってくることが出来れば報酬を得られる(カードを3枚引ける)と考えればいいのかな。なんとなくジェロニモが超人になるために通った試練の道を思い出した。
ところで、最近、黒のカードで似たような効果を見た気がする。えーと……ああ、そうそう《ファイレクシアの愛撫/Caress of Phyrexia》だ。こっちは追加で毒カウンター3つも得る。敵にも撃てるよ、ってのが売りと考えるとこっちのほうが強そう。
余談5:木曜日 《狂気の残骸/Wrack with Madness》
勢いでカード名そのままの訳にしてみた。日本語っぽくするなら「狂気のあまり心がボロボロになってしまう」と言うほうがいいんだろうけど、ここは「カード名そのままの単語を生かす」という原文の心意気に従ってみる。
余談6:金曜日 《野生の飢え/Wild Hunger》
+3/+1の修整とトランプルを得られる3マナの
自然の本能に従って飢えているのが通常モードで、さらに耐えられなくなるとより衝動的かつ攻撃的な飢え方となる。色の違いはそんな感じのフレイバーなのかな。
余談7:公式サイト - 変身の変身/Transformation Transformed
前に訳したコラム「Transformation Transformed」の翻訳が日本語公式にあがっていたので紹介しておく。やっぱり公式の新しめな記事は公式に任せておいたほうがいいみたい。
公式サイト (日本語):変身の変身
http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/002786/
公式サイト (英語):Transformation Transformed
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ld/177
余談8:公式サイト - 銀の牢獄/The Prison of Silver
アヴァシンの失踪の真相が明らかに。
公式サイト (日本語):銀の牢獄
http://mtg-jp.com/reading/translated/stf/002796
公式サイト (英語):The Prison of Silver
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/178
読み終えて、このあとどうなるんだろう、と考えていたとき、今更ながら次のセットの名前を思い出した。そうだった。とりあえず「アヴァシンの帰還」だけは約束されてるんじゃないか。
やっぱりソリンがどうにかしてくるんだろうかとか、でもアヴァシンが帰ってくるってことは一緒に帰ってきてしまうやつらがいるわけでどうするんだろうとか、失踪の謎は解けたけどまだ何も解決してないな。期待して待ってよう。
Card of the Day - 2012/01/30
2012年1月30日 Card of the Dayドラグスコルの肉裂き/Drogskol Reaver - 闇の隆盛 神話レアDrogskol Reaver / ドラグスコルの肉裂き (5)(白)(青)
クリーチャー - スピリット(Spirit)
飛行、二段攻撃、絆魂
あなたがライフを得るたび、カードを1枚引く。
3/5
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Drogskol+Reaver/
闇の隆盛のFAQから引用(註1):
この能力は、ライフを何点得たかには関係なく、ライフを得るイベントのたびに1度だけ誘発する。
絆魂を持つクリーチャーが複数のクリーチャーやプレイヤー、プレインズウォーカーに同時にダメージを与えた場合、この能力は1度しか誘発しない。 そのクリーチャーがダメージを与えることは、単一のライフを得るイベントである。
(註1) 闇の隆盛のFAQから引用
上記の日本語版FAQは以下の「闇の隆盛 よくある質問集」から引用。
http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/dka/JP_MTGDKA_FAQ_20120127.rtf
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0112
Card of the Day - 2012/01/31
2012年1月31日 Card of the Day影の悪鬼/Fiend of the Shadows - 闇の隆盛 レアFiend of the Shadows / 影の悪鬼 (3)(黒)(黒)
クリーチャー - 吸血鬼(Vampire) ウィザード(Wizard)
飛行
影の悪鬼がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーは自分の手札からカードを1枚追放する。そのカードが追放されているかぎり、あなたはそのカードをプレイしてもよい。
人間(Human)を1体生け贄に捧げる:影の悪鬼を再生する。
3/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Fiend+of+the+Shadows/
闇の隆盛のFAQから引用(註1):
《影の悪鬼》で追放されているカードをプレイすることは、そのカードをプレイすることに関する通常のルールに従う。 たとえば、コストを支払わなければならないし、タイミングの制限を守らなければならない。
カードをプレイしてもよい、というのは、土地としてプレイするか、呪文として唱えるかのどちらかである。 そのカードが手札にあるわけではない。 手札として捨てることや、サイクリング能力を起動するといったことはできない。
(註1) 闇の隆盛のFAQから引用
上記の日本語版FAQは以下の「闇の隆盛 よくある質問集」から引用。
http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/dka/JP_MTGDKA_FAQ_20120127.rtf
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0112
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