Card of the Day - 2012/05/24
2012年5月24日 Card of the Day標準化/Standardize - オンスロート レアStandardize / 標準化 (青)(青)
インスタント
壁(Wall)以外のクリーチャー・タイプを1つ選ぶ。各クリーチャーはターン終了時までそのタイプになる。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Standardize/
《標準化/Standardize》が世に出た頃、まだ 壁(Wall) というクリーチャータイプはルール的に特別扱いを受けていたため、攻撃に参加することができなかった。その後、そのルールは 防衛/Defender というキーワードに置き換えられたため、今ではルール上は 壁(Wall) であっても攻撃に参加することが可能となっている。しかし《標準化/Standardize》の効果にはいまだに制限が加えられているのだ!
(余談)
ちなみに印刷時のテキストは「レジェンドでも壁でもないクリーチャー・タイプを1つ選ぶ。ターン終了時まで、すべてのクリーチャーは選ばれたタイプになる」であり、当時はレジェンド(Legend)というクリーチャータイプも特別だったことが分かる。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
レガシーの兵器/Legacy Weapon - 第10版 レアLegacy Weapon / レガシーの兵器 (7)
伝説のアーティファクト
(白)(青)(黒)(赤)(緑):パーマネント1つを対象とし、それを追放する。
レガシーの兵器が墓地に置かれる場合、代わりにレガシーの兵器を公開し、それをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Legacy+Weapon/
第10版の《レガシーの兵器/Legacy Weapon》は、17枚もの他のカードとの関連性が見られる。それら全てを確認したいなら、この2007年の記事(註1)を参照してくれ。
(註1) 2007年の記事
原文では以下のURLへリンクが張られている。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/1377
今日のCard of the Dayで言及されている「17枚のカード」の名前のリストだけでなく、記事にあるカードのイラストにマウスを重ねることで、どの部分がどのカードを表しているのかも確認できる。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
お客様の中で「Orc(オーク)」もしくは「Brassclaw(真鍮爪)」をその名に含むフォーマットをご存知の方はいらっしゃいませんか? というわけで《真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs》以外はすべてフォーマット名にちなむカードたち。
<カード名> <フォーマット名(日本語名)>
《真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs》 ???(???)
《黄金夜の指揮官/Goldnight Commander》 Commander(統率者戦)
《King Suleiman》 Solomon Draft(ソロモン・ドラフト)
《標準化/Standardize》 Standard(スタンダード)
《レガシーの兵器/Legacy Weapon》 Legacy(レガシー)
もしかしたらオーク以外の4枚がフォーマット名にちなんでいるっぽく見えるのがブラフで正解は別にあるのかもしれない。今週はプレインチェイスのテーマ週間だったらしいのでそっち関係なのかもしれない。
結論:分かりません
余談2:月曜日 《真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs》
こんな3マナ3/2でデメリット持ちのクリーチャーでも普通にデッキに入れていた頃があったな、と懐かしく思う以上にこれといった感想の抱けないカード。
そんなカードなのにイラストが4種類もあったことを考えるとフォールンエンパイアは色々と不思議な方向に尖ってたセットだったな、とあらためて思う。
余談3:火曜日 《黄金夜の指揮官/Goldnight Commander》
最初見たとき「本人が場に出たときしかトリガーしない能力」と勘違いして「弱いなー」と思ってしまったけど、正しい効果を知ったときは「なるほど、赤と白と相性が良さそうだ」と納得した。
少し訳の話。
Boostをどう訳そうかとちょっと考えた。そのまま「ブースト」でもありだし、せっかく日本語訳するんだから日本語で当てはめるかというのもあり。後者をとってみた。
あとカードと関係ない話。この日の註に追記したように Mark Rosewater の週刊コラムが今年の1月くらいから日本語公式サイトで定期訳されるようになった。
マローのコラムは独特の言い回しが多いのに読みやすい、という良いコラムなんだけど「とにかく長い」という翻訳者殺しな面があるので、公式サイトの翻訳記事を読む時は感謝の気持ちを忘れないようにしてる。
余談4:水曜日 《King Suleiman》
Suleimanって「ソロモン」のことなのか。このカード自体は日本語版がないけれど《スレイマンの壺/Bottle of Suleiman》や《スレイマンの遺産/Suleiman’s Legacy》などがあるので「スレイマン」なんだと思ってた。第4版の《スレイマンの壺/Bottle of Suleiman》はイラストの質感が好きでよく使ってた。
ちょっと訳の話。
なぜ白にだけジンやイフリートがいなかったのか、の理由の部分。《King Suleiman》が「彼らを寄せ付けない、近寄らせない」というのがその理由だ、とのこと。
素直に訳すなら「いずれのサイクルにも白いカードは含まれていない。おそらく《King Suleiman》が彼らを寄せ付けないからだろう」となる。なんとなくひねってみた。
余談5:木曜日 《標準化/Standardize》
4マナかと思ったら2マナだった。多分《鏡編み/Mirrorweave》と勘違いしたんだと思う。
余談6:金曜日 《レガシーの兵器/Legacy Weapon》
このカードのイラストは確かにとても印象的、というか衝撃的だった。イラストに隠されているカードのうち、《Weakstone》と《Mightstone》はかなりの背景ストーリー好きでないと気付けないと思う。
あと《スクイーのオモチャ/Squee’s Toy》は、それを手にしているスクイーの顔ばかり思い出されて、おもちゃ自体の形がまったく記憶になかった。こんな形してたのか。
お客様の中で「Orc(オーク)」もしくは「Brassclaw(真鍮爪)」をその名に含むフォーマットをご存知の方はいらっしゃいませんか? というわけで《真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs》以外はすべてフォーマット名にちなむカードたち。
<カード名> <フォーマット名(日本語名)>
《真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs》 ???(???)
《黄金夜の指揮官/Goldnight Commander》 Commander(統率者戦)
《King Suleiman》 Solomon Draft(ソロモン・ドラフト)
《標準化/Standardize》 Standard(スタンダード)
《レガシーの兵器/Legacy Weapon》 Legacy(レガシー)
もしかしたらオーク以外の4枚がフォーマット名にちなんでいるっぽく見えるのがブラフで正解は別にあるのかもしれない。今週はプレインチェイスのテーマ週間だったらしいのでそっち関係なのかもしれない。
結論:分かりません
余談2:月曜日 《真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs》
こんな3マナ3/2でデメリット持ちのクリーチャーでも普通にデッキに入れていた頃があったな、と懐かしく思う以上にこれといった感想の抱けないカード。
そんなカードなのにイラストが4種類もあったことを考えるとフォールンエンパイアは色々と不思議な方向に尖ってたセットだったな、とあらためて思う。
余談3:火曜日 《黄金夜の指揮官/Goldnight Commander》
最初見たとき「本人が場に出たときしかトリガーしない能力」と勘違いして「弱いなー」と思ってしまったけど、正しい効果を知ったときは「なるほど、赤と白と相性が良さそうだ」と納得した。
少し訳の話。
原文:
to give a little boost to the red/white decks
拙訳:
「赤白デッキに少し活力を与えたかった」という理由から
Boostをどう訳そうかとちょっと考えた。そのまま「ブースト」でもありだし、せっかく日本語訳するんだから日本語で当てはめるかというのもあり。後者をとってみた。
あとカードと関係ない話。この日の註に追記したように Mark Rosewater の週刊コラムが今年の1月くらいから日本語公式サイトで定期訳されるようになった。
マローのコラムは独特の言い回しが多いのに読みやすい、という良いコラムなんだけど「とにかく長い」という翻訳者殺しな面があるので、公式サイトの翻訳記事を読む時は感謝の気持ちを忘れないようにしてる。
余談4:水曜日 《King Suleiman》
Suleimanって「ソロモン」のことなのか。このカード自体は日本語版がないけれど《スレイマンの壺/Bottle of Suleiman》や《スレイマンの遺産/Suleiman’s Legacy》などがあるので「スレイマン」なんだと思ってた。第4版の《スレイマンの壺/Bottle of Suleiman》はイラストの質感が好きでよく使ってた。
ちょっと訳の話。
原文:
because King Suleiman was holding them off
拙訳:
彼らを支配する存在としての《King Suleiman》がいたからだろう
なぜ白にだけジンやイフリートがいなかったのか、の理由の部分。《King Suleiman》が「彼らを寄せ付けない、近寄らせない」というのがその理由だ、とのこと。
素直に訳すなら「いずれのサイクルにも白いカードは含まれていない。おそらく《King Suleiman》が彼らを寄せ付けないからだろう」となる。なんとなくひねってみた。
余談5:木曜日 《標準化/Standardize》
4マナかと思ったら2マナだった。多分《鏡編み/Mirrorweave》と勘違いしたんだと思う。
余談6:金曜日 《レガシーの兵器/Legacy Weapon》
このカードのイラストは確かにとても印象的、というか衝撃的だった。イラストに隠されているカードのうち、《Weakstone》と《Mightstone》はかなりの背景ストーリー好きでないと気付けないと思う。
あと《スクイーのオモチャ/Squee’s Toy》は、それを手にしているスクイーの顔ばかり思い出されて、おもちゃ自体の形がまったく記憶になかった。こんな形してたのか。
ひっかき爪/Scrabbling Claws - ミラディン アンコモンScrabbling Claws / ひっかき爪 (1)
アーティファクト
(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の墓地のカード1枚を追放する。
(1),ひっかき爪を生け贄に捧げる:墓地にあるカード1枚を対象とし、それを追放する。カードを1枚引く。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Scrabbling+Claws/
《ひっかき爪/Scrabbling Claws》が世に出たときには、すでに《ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace》(註1)というほぼ同じカードが存在していたが、ミラディン世界にファイレクシア人はいなかったため、新たなカードとして作る必要があった……しかしその後、ミラディンの傷跡によって結局はミラディン世界にもファイレクシア人があふれることになる。
(註1) 《ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace》
文中にあるとおり非常に似通った効果のカードだが、ウルザズサーガ以前のカードのため墓地の順番を気にする点が異なる。
Phyrexian Furnace / ファイレクシアの炉 (1)
アーティファクト
(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーの墓地の一番下のカードを追放する。
(1),ファイレクシアの炉を生け贄に捧げる:いずれかの墓地にあるカード1枚を対象とし、それを追放する。カードを1枚引く。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Phyrexian+Furnace/
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
生+死/Life+Death - アポカリプス アンコモンLife / 生 (緑)
ソーサリー
ターン終了時まで、あなたがコントロールするすべての土地は1/1のクリーチャーである。それは土地でもある。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Life/
Death / 死 (1)(黒)
ソーサリー
あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。あなたはその点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを失う。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Death/
全ての分割カードはその2つの名を「and」でつなぐと1つのフレーズになるという点では共通だが、ある点において2つのグループに分けられるように思う。
1つは《抵抗+救難/Stand+Deliver》が Stand and Deliver となるように一般的な定型句を作るもの。もう1つは《夜+昼/Night+Day》や《生+死/Life+Death》のように正反対の単語を並べたもの。
そんな中、R&Dのお気に入りの分割カードがどれかと言えば、もちろんそれは《研究+開発/Research+Development》に決まってるだろう!(註1)
(註1) R&Dのお気に入り
日本語では「開発部」と訳されることもある「R&D」という部署の正式名称は、そのものズバリ「Research and Development」である。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
驚愕ルーン/Runeboggle - ギルドパクト コモンRuneboggle / 驚愕ルーン (2)(青)
インスタント
呪文1つを対象とする。それのコントローラーが(1)を支払わない限り、それを打ち消す。
カードを1枚引く。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Runeboggle/
《驚愕ルーン/Runeboggle》が解決した際にはもし対象の呪文のコントローラがマナを支払うことを選んだ場合でもあなたはカードを引くことができる。しかしもし対象の呪文が何らかの効果によって《驚愕ルーン/Runeboggle》が解決する前に打ち消された場合には適正な対象を全て失ってしまったことにより《驚愕ルーン/Runeboggle》もまた打ち消されてしまい、それのコントローラはカードを引くことができない。
ついてこれてるかな?
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
Card of the Day - 2012/05/31
2012年5月31日 Card of the Day大翼のドラゴン/Archwing Dragon - アヴァシンの帰還 レアArchwing Dragon / 大翼のドラゴン (2)(赤)(赤)
クリーチャー - ドラゴン(Dragon)
飛行、速攻
終了ステップの開始時に、大翼のドラゴンをオーナーの手札に戻す。
4/4
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Archwing+Dragon/
ステンシアの山々は探検に向かうにはあまりのも危険な場所である……ということを今まさに学んでいるのが《大翼のドラゴン/Archwing Dragon》のイラスト(註1)の左下に描かれている旅人たちだ。
(註1) 《大翼のドラゴン/Archwing Dragon》のイラスト
以下を参照のこと。
http://magiccards.info/avr/en/126.html
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
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