Skeleton Ship - アイスエイジ レアSkeleton Ship (3)(青)(黒)
伝説のクリーチャー - スケルトン(Skeleton)
あなたが島(Island)をコントロールしていないとき、Skeleton Shipを生け贄に捧げる。
(T):クリーチャー1体を対象とする。その上に-1/-1カウンターを1個置く。
0/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Skeleton+Ship/
マジックに登場する船(Ship)のうち、何枚がTom Wänerstrandというイラストレーターによって描かれたものなのか、考えたことはあるかい?
遥か昔、2007年06月(註1)の Card of the Day では1週間丸々がそれをテーマにしたもので、かつTom Wänerstrand自身が披露する小ネタもいくつか紹介されていた。ぜひ読んでみて欲しいね。とっても面白いから!
(註1) 2007年06月
リンク先は以下のURL。記事にあるとおり、船(Ship)がテーマだった2007年06月のCard of the Day(註2)のページ。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/cotd/0607#ships
(註2) 船(Ship)がテーマだった2007年06月のCard of the Day
過去に訳されていないようなので、まとめて訳しておく。
Card of the Day - Monday, June 04, 2007Merchant Ship (青)
クリーチャー - 人間(Human)
Merchant Shipは防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしていない限り、攻撃できない。
Merchant Shipが攻撃してブロックされないたび、あなたは2点のライフを得る。
あなたが島をコントロールしていないとき、Merchant Shipを生け贄に捧げる。
0/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Merchant+Ship/
《Merchant Ship》は初めてパワーが0でかつ攻撃に参加できるクリーチャーだった。その後、このカテゴリーの仲間に加わったのは《Swamp Mosquito》、《Lim-Dul’s Paladin》、《罪を与えるもの/Guiltfeeder》、そしてヴィンテージ世界のシルバーバレット要員こと《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》だ。
Card of the Day - Monday, June 05, 2007Reef Pirates / 浅瀬の海賊 (1)(青)(青)
クリーチャー - ゾンビ(Zombie) 海賊(Pirate)
浅瀬の海賊が対戦相手にダメージを与えるたび、そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを1枚、自分の墓地に置く。
2/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Reef+Pirates/
第5版は総数449枚という巨大なセットだった。もちろんこれは全マジックセットの中でぶっちぎりの1位だ(2位の時のらせんですら422枚だ)。このセットでは多くの基本セット「常連」たちが姿を消した。例えば《セラの天使/Serra Angel》や《稲妻/Lightning Bolt》、そして《剣を鍬に/Swords to Plowshares》などだ。しかしこれらの欠落分は大量のカードで埋め合わされた……大量の弱いカードたちで、だ。その中にはホームランドから再録された29枚も当然含まれる。
Card of the Day - Monday, June 06, 2007Pirate Ship / 海賊船 (4)(青)
クリーチャー - 人間(Human) 海賊(Pirate)
海賊船は防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしていない限り、攻撃できない。
(T):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。海賊船はそれに1点のダメージを与える。
あなたが島をコントロールしていないとき、海賊船を生け贄に捧げる。
4/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Pirate+Ship/
イラストレーターのTom Wänerstrand 曰く
「《海賊船/Pirate Ship》は私が初めてマジックでイラストを手掛けたカードだよ。具体的なイラストの指示はなかったけど、実際はかなり縮小されるであろうことは分かっていたから、小さいサイズでもくっきり見えるような色ばかりを使ってちょっと風変わりな船のイラストを描いてみたんだ。
当時のマジックのアートディレクターであるJesper Myrforsは、いたくそのイラストを気に入ってくれてね。あまりにも気に入ったのでイラストの原画を買い取ってくれた上に、その後のセットでも船のイラストを描く仕事を私に回してくれたんだ」
Card of the Day - Monday, June 07, 2007Ghost Ship / 幽霊船 (2)(青)(青)
クリーチャー - スピリット(Spirit)
飛行
(青)(青)(青):幽霊船を再生する。
2/4
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Ghost+Ship/
イラストレーターのTom Wänerstrand 曰く
「私の描いた《幽霊船/Ghost Ship》のイラストは最初ボツをくらった。飛んでいるように見えないからというのがその理由だった。じゃあ描き直すよ、と申し出たんだけど結局元の絵がそのまま使われたんだ」
Card of the Day - Monday, June 08, 2007Skeleton Ship (3)(青)(黒)
伝説のクリーチャー - スケルトン(Skeleton)
あなたが島(Island)をコントロールしていないとき、Skeleton Shipを生け贄に捧げる。
(T):クリーチャー1体を対象とする。その上に-1/-1カウンターを1個置く。
0/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Skeleton+Ship/
イラストレーターのTom Wänerstrand 曰く
「《Skeleton Ship》を描くのは楽しかったね。Amy Weberと2人で描いたんだ。私たちは何日もかけて絵をお互いに送りつけながら仕事を進めて、混ざり合わせた結果があの変なイラストってわけさ。イラストは《幽霊船/Pirate Ship》のオマージュと言えるかもしれないね」
複数人のイラストレーターが1枚のイラストを手掛けたカードについて現在のアートディレクターであるJeremy Jarvisが語っている記事はここから読める。(註3)
(註3) 複数人のイラストレーターが1枚のイラストを手掛けたカードについて
原文では以下のURLへリンクが張られている。読者の質問に答える Ask Wizards のアーカイブらしいけど、何も表示されない。使っているブラウザの問題なのか、ページが古過ぎるのかは不明。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/asksearchablearchive
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0612
余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
火曜日にもらったコメントで分かったような気がしてたけど、木曜日と金曜日で何がなにやら分からなくなってしまった、そんな1週間。とりあえず当初の予想どおりに並べてみる。
<カード名> <ボードゲーム名(日本語名)>
《ひっかき爪/Scrabbling Claws》 Scrabble(スクラブル)
《生+死/Life+Death》 Life(人生ゲーム)
《驚愕ルーン/Runeboggle》 Boggle(ボグル)
《大翼のドラゴン/Archwing Dragon》 ???(???)
《Skeleton Ship》 ???(???)
うーん。とりあえず「Dragon」とか「Skeleton」とか、そういった名前のアナログゲームは存在しないみたい。同人ゲームまで含めたらあるかもしれないけど、それはもう「正解を見つける作業」じゃなくて「正解をでっちあげる作業」になってしまう。
公式の答え合わせも来ていないみたいだし、こりゃギブアップするしかないか。
余談2:月曜日 《ひっかき爪/Scrabbling Claws》
そういえば昔使ってたな、と思ったら違うカードだった。使ってたのは《ギックスのかぎ爪/Claws of Gix》だった。そしてどんなデッキで使ってたのかまったく思いだせない。
パーミッションデッキで《Zuran Orb》のかわりに延命措置として入れてたのか、相手から奪ったパーマネントを低コストで生け贄に捧げるために使ってたのか……思いだせない。
ちなみに後者の利用法を一部で「パクリファイス」と言うらしい。非常にナイスなネーミングだと思った。一発で意味が分かる上に語呂も良い。
余談3:火曜日 《生+死/Life+Death》
分割カードが初めて登場した頃は、ドラフトで相手が分割カードを引いたかどうかが一目で分かって面白かった。だってカードを横にしてテキスト読み始めるんだもの。
余談4:水曜日 《驚愕ルーン/Runeboggle》
カード名のインパクトは高いけど効果自体の印象は非常に薄い、そんなカード。
余談5:木曜日 《大翼のドラゴン/Archwing Dragon》
ちょっと訳に迷った。
「exploring」が「探検」「捜索」「探索」「冒険」などなど選択肢が多くて困ってしまった。とりあえず山に登っているのが「Traveler」とあったから「冒険」はないかな、と思い、何か特定のものを探しているわけでもなさそうなので「捜索」もなし。
カード自体の話としては、どうしてもビジョンズの《ヴィーアシーノの砂漠の狩人/Viashino Sandstalker》を思い出す。このクリーチャーを初めて見たときは手札に戻るのがデメリットにしか見えなかった。
《神の怒り/Wrath of God》を撃った次のターンに走って来られたり、《平和な心/Pacifism》がつけられなかったりしたところで、ようやくその長所に気づいた。懐かしい。
余談6:金曜日 《Skeleton Ship》
マジックを始めてかなり日が浅い時期に引いたレアだったはず。金色の枠が珍しいやら綺麗やら、イラストが妙に味があって魅力的だったことやらで、すぐにデッキに入れた記憶がある。
-1/-1カウンターはダメージと違って消えないからどんなデカいクリーチャーでもいつか倒せる、と言われると強く聞こえてしまうのが初心者の陥る罠。
しかしこの幽霊船、一体全体、何を相手クリーチャーに投げつけてマイナスの修整を与えているんだろう。呪詛とか不幸とか、そういう負のエネルギーなんだろうか。
火曜日にもらったコメントで分かったような気がしてたけど、木曜日と金曜日で何がなにやら分からなくなってしまった、そんな1週間。とりあえず当初の予想どおりに並べてみる。
<カード名> <ボードゲーム名(日本語名)>
《ひっかき爪/Scrabbling Claws》 Scrabble(スクラブル)
《生+死/Life+Death》 Life(人生ゲーム)
《驚愕ルーン/Runeboggle》 Boggle(ボグル)
《大翼のドラゴン/Archwing Dragon》 ???(???)
《Skeleton Ship》 ???(???)
うーん。とりあえず「Dragon」とか「Skeleton」とか、そういった名前のアナログゲームは存在しないみたい。同人ゲームまで含めたらあるかもしれないけど、それはもう「正解を見つける作業」じゃなくて「正解をでっちあげる作業」になってしまう。
公式の答え合わせも来ていないみたいだし、こりゃギブアップするしかないか。
余談2:月曜日 《ひっかき爪/Scrabbling Claws》
そういえば昔使ってたな、と思ったら違うカードだった。使ってたのは《ギックスのかぎ爪/Claws of Gix》だった。そしてどんなデッキで使ってたのかまったく思いだせない。
パーミッションデッキで《Zuran Orb》のかわりに延命措置として入れてたのか、相手から奪ったパーマネントを低コストで生け贄に捧げるために使ってたのか……思いだせない。
ちなみに後者の利用法を一部で「パクリファイス」と言うらしい。非常にナイスなネーミングだと思った。一発で意味が分かる上に語呂も良い。
余談3:火曜日 《生+死/Life+Death》
分割カードが初めて登場した頃は、ドラフトで相手が分割カードを引いたかどうかが一目で分かって面白かった。だってカードを横にしてテキスト読み始めるんだもの。
余談4:水曜日 《驚愕ルーン/Runeboggle》
カード名のインパクトは高いけど効果自体の印象は非常に薄い、そんなカード。
余談5:木曜日 《大翼のドラゴン/Archwing Dragon》
ちょっと訳に迷った。
「exploring」が「探検」「捜索」「探索」「冒険」などなど選択肢が多くて困ってしまった。とりあえず山に登っているのが「Traveler」とあったから「冒険」はないかな、と思い、何か特定のものを探しているわけでもなさそうなので「捜索」もなし。
カード自体の話としては、どうしてもビジョンズの《ヴィーアシーノの砂漠の狩人/Viashino Sandstalker》を思い出す。このクリーチャーを初めて見たときは手札に戻るのがデメリットにしか見えなかった。
《神の怒り/Wrath of God》を撃った次のターンに走って来られたり、《平和な心/Pacifism》がつけられなかったりしたところで、ようやくその長所に気づいた。懐かしい。
余談6:金曜日 《Skeleton Ship》
マジックを始めてかなり日が浅い時期に引いたレアだったはず。金色の枠が珍しいやら綺麗やら、イラストが妙に味があって魅力的だったことやらで、すぐにデッキに入れた記憶がある。
-1/-1カウンターはダメージと違って消えないからどんなデカいクリーチャーでもいつか倒せる、と言われると強く聞こえてしまうのが初心者の陥る罠。
しかしこの幽霊船、一体全体、何を相手クリーチャーに投げつけてマイナスの修整を与えているんだろう。呪詛とか不幸とか、そういう負のエネルギーなんだろうか。
強欲なるスロモック/Thromok the Insatiable - プレインチェイス2012 神話レアThromok the Insatiable / 強欲なるスロモック (3)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー - ヘリオン(Hellion)
貪食X、Xはこれにより貪食したクリーチャーの数に等しい(これが戦場に出るに際し、あなたは望む数のクリーチャーを生け贄に捧げてもよい。このクリーチャーは、それらのクリーチャー1体につきX個の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。)
0/0
参照元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Thromok+the+Insatiable/
《強欲なるスロモック/Thromok the Insatiable》は攻撃におもむく前に大量のゴブリンやら植物やら他のトークンでもなんでも貪りたくてしょうがないんだ。さらに《投げ飛ばし/Fling》か《重大な落下/Momentous Fall》をふりかければ味付けは完了だ!
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0612
夜まといのヴェラ/Vela the Night-Clad - プレインチェイス2012 神話レアVela the Night-Clad / 夜まといのヴェラ (4)(青)(黒)
伝説のクリーチャー - 人間(Human)・ウィザード(Wizard)
威嚇
あなたがコントロールする他のクリーチャーは威嚇を持つ。
夜まといのヴェラかあなたがコントロールする他のクリーチャーが戦場を離れるたび、各対戦相手は1点のライフを失う。
4/4
参照元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Vela+the+Night-Clad/
彼女の名前のつづり(Vela the night clad)を並べ替えると「その場を立ち去る悪魔のごときもの(Vacated hell thing)」となるのは本当に単なる偶然に過ぎない。何しろ彼女はとても心優しい人間の魔法使いだからね。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0612
大渦の放浪者/Maelstrom Wanderer - プレインチェイス2012 神話レアMaelstrom Wanderer / 大渦の放浪者 (5)(青)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー - エレメンタル(Elemental)
あなたがコントロールするクリーチャーは速攻を持つ。
続唱、続唱(あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが追放されるまで追放する。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。追放されたカードを一番下に無作為の順番で置く。その後、それをもう一度行う。)
7/5
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Maelstrom+Wanderer/
この放浪者は開発中に様々なバリエーションが試みられた。その中にはエコー持ちの《ボール・ライトニング/Ball Lightning》(註1)というのも含まれていた。
(註1) エコー持ちの《ボール・ライトニング/Ball Lightning》
原文は「an effect echoing of Ball Lightning」。この場合の「echo」が、マジック用語の「エコー」なのか、「反響、こだま」の意味をもつ一般名詞としての「echo」なのか、ちょっと分からなかった。とりあえずマジック用語で訳してある。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0612
暁まといのクロンド/Krond the Dawn-Clad - プレインチェイス2012 神話レアKrond the Dawn-Clad / 暁まといのクロンド (緑)(緑)(緑)(白)(白)(白)
伝説のクリーチャー - 執政官(Archon)
飛行、警戒
暁まといのクロンドが攻撃するたび、それがエンチャントされている場合、パーマネント1つを対象とし、それを追放する。
6/6
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Krond+the+Dawn-Clad/
《暁まといのクロンド/Krond the Dawn-Clad》は初のマルチカラーの執政官(Archon)にして、初の伝説の執政官(Archon)でもある。残りの執政官(Archon)はどれもこれも伝説でもなんでもない退屈な白単色にすぎない。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0612
静刃の鬼/Silent-Blade Oni - プレインチェイス2012 レアSilent-Blade Oni / 静刃の鬼 (3)(青)(青)(黒)(黒)
クリーチャー - デーモン(Demon) 忍者(Ninja)
忍術(4)(青)(黒)((4)(青)(黒),あなたがコントロールする、ブロックされなかった攻撃しているクリーチャー1体を手札に戻す:あなたの手札からこのカードを、タップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出す。)
静刃の鬼がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーの手札を見る。あなたはその中の土地でないカード1枚をそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
6/5
参照元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Silent-Blade+Oni/
このカードはマジックの歴史の中で初のデーモン(Demon)の忍者(Ninja)だ。これまで忍者(Ninja)になりえたカードは人間(Human)とネズミ(Rat)だけだった。もしかしたらいつの日かゴブリン(Goblin)の忍者(Ninja)が登場するかもしれない……だよね、スクイー?
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0612
《ヴォーパルス戦記譚》 第1回:虚飾の王の物語
2012年6月9日 ヴォーパルス コメント (4)2012年07月31日 追記:
《ヴォーパルス戦記譚》 第2回:100年のレシピ
http://regiant.diarynote.jp/201207310024451291/
《ヴォーパルス戦記譚》 第3回:スカウティング・マイ・アーミー
http://regiant.diarynote.jp/201208180946043349/
ヴォーパルスという同人カードゲームがある。ドラフト系カードゲームと言えばいいのかな。作者のブログでは「『セブンワンダーズ』と『セブン モールモースの騎兵隊』を組み合わせたものです」と紹介されている。
I Was Game:ドラフト式カードゲーム『ヴォーパルス』の紹介
http://iwasgame.sakura.ne.jp/archives/445
このゲームは個人的にとても好きなゲームで、その大きな理由の1つは、とてもフレイバーに富んでいるという点。購入した理由は、上記ブログの記事で楽しませてもらった恩返しという義理の面が強かったんだけど、本当に買って良かったと思っている。
このゲームを人に紹介するときには「ただゲームを遊ぶだけでもそこに物語が生じるのが面白い」と付け加えることにしてる。正直、よほどのフレイバー好きでもなければ大して重要度の高い点ではないので、そんなこと熱心に言ってもしょうがないのかな、とも思う。だけど、まあ、それがこのゲームを好きな理由なんだからしょうがない。
というわけで前置きが長くなったけど「ヴォーパルスを1人プレイしてみてそこから浮かび上がった物語を文字に書き起こしてみよう」という誰が得するのかさっぱり分からない企画の第1回(第2回はない気もする)。
はじめに
ゲームの進め方としては単に1人でヴォーパルスを遊ぶだけ。ドラフトパートについては5人プレイを想定して回す(5枚引いて1枚選ぶ、4枚引いて1枚選ぶ、以下略)。戦争パートについてはラウンド数と戦力の高さからフィーリングで勝敗を決める。その他は通常通りにプレイし、プレイ記録を小説風に書き起こす。
《ヴォーパルス戦記譚》 第1回:虚飾の王の物語
<1ターン目>
1-1 《森の子供たち》
1-2 《大建築家》
1-3 《癒し手》
1-4 《執行の悪魔》
1-5 《木こり》
・前衛 《執行の悪魔》、《木こり》
・後衛 《大建築家》、《癒し手》
・合計兵力 9点(2勝換算)
・建築 《宝物庫》LV2
・経年時に《癒し手》の能力の対象に《執行の悪魔》を選択。
・残金は0でキープカードは《森の子供たち》を選択。
目を閉じているのか、開いているのか分からないほどの暗闇に閉ざされたその広大な部屋は町の広場ほどもあった。四方をかみそりの刃の入る隙間もないほどに固く積まれた石によって囲われているそこにはろうそく1本の明かりすらなかったが、その場にいる者たちには違いのないことだった。
「それで話は終わりか。
それでは執行のときだ。契約通りこの王国の命運を、活力を、繁栄を頂こう」
人ならざる者の声がする。耳に入らず、じかに心を凍らせる声。人と契約し力と引換えにその魂を見返りとするもの。国と契約し力と引換えにその繁栄を見返りとするもの。古き書物には契約の悪魔、もしくは執行の悪魔と記される存在。
「それでもよろしいでしょう。しかし物語の続きは気になりませんか。魔法の炎に心を焼き消されてしまった王女のその後は? 愛する王子のために炎の精霊に自分を捧げた彼女のその後は?」
返す言葉は人間。しかし人の世にあって人の世に交われなかった者、光の中にあって光と縁のない運命に生きた盲目の女の声。
「何を言う。決して癒されぬ傷と言ったではないか」
「いいえ、癒し手である私にも治すことの出来ない傷、人の力では癒すことのかなわぬ傷と言ったのです。
あなたは覚えていませんでしたが、王子はそのことを忘れていませんでした。
彼は炎の精霊の加護を受けて3つ首の邪悪な黄金竜を討ち滅ぼしたあと、その傷を癒して再び愛する王女の心を取り戻すため、遠い祖先である妖精族の力を借りることを決意したのです
しかしそれは簡単なことではありません。妖精の国ははざまに位置する国。平原と森のはざま、岸辺と海のはざま、空と雲のはざま。どこにでもあり、どこにもない。それが妖精の世界だからです。
王子はこれまでと同じように、城で一番の物知りである老いた庭師に助言を求めにいくことにしました」
物語は続く。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
今もなお終わりのないおとぎ話が語られているその地下の闇、その真上。寸分違わずに位置する王の私室は城の最上階にあった。
100年の定めを背負わされたばかりの新王が窓辺に立っていた。窓から見える景色は遠くの山々まで広がっていた。そしてその手前の無惨に焼け払われた森と畑、破壊された家々といまだ埋葬されぬ死体もまたそこにはあった。若く精悍な王の顔に、しかし年相応の感情は見られなかった。後悔も歓喜も諦めもそこにはなかった。
そのとき部屋に小さく風が抜けた。
「王よ、宝物庫の建設は滞りなく進んでいるぞ」
音もなく現れた背後の人物は敬意のこもらぬぞんざいな口調で王に呼びかけた。声には若々しさも老いも感じられなかった。目深にかぶった灰色の頭巾の下に見える口元にも年齢を思わせるものは何一つなかった。
「そうか、大儀だな」
「何、もらえるものさえもらえれば木材なしでも町だって作るし、食材なくとも祝宴だって開いてみせる。私が大建築家と呼ばれるがゆえんさ。鉱石も石材もないこの国に宝物庫を建てると約束した」
大建築家と名乗った男はためらいなく王の横に並んだ。王もそれをとがめることはなかった。目の前に広がる景色を見て大建築家は言葉を続けた。
「しかし作ったあとのことは知らぬよ。あの巨大な宝物庫にいったい何を納めるつもりなのやら。
この景色のどこに納めるべき宝石がある。木を切ることしか知らなかった木こりたちに人の首をはねさせ、それにあきたらず悪魔の力を借りては光のない世界に生きる少女をさらなる闇に閉じこめる。残った金貨もすべて私に払い尽くした」
「今だけさ」
そうつぶやいた王の顔を傍らの男は振り返った。
「変わらないのは私だけだ。今のこの荒廃も悪魔も貴様も、なにもかも私を置いていく」
地下では変わらず、終わらぬおとぎ話が続いている。
<2ターン目>
2-1 《冒険家》
2-2 《時計職人》
2-3 《民兵》
2-4 《癒し手》
2-5 《盗賊》
・前衛 《執行の悪魔》、《大建築家》、《冒険家》
・後衛 《癒し手》、《時計職人》
・合計兵力 10点(1勝換算)
・建築 《宝物庫》LV2、《聖堂》LV2
・配置時に《癒し手》新しいのに置換え。《時計職人》の対象は《冒険家》。
・経年時に《癒し手》の能力の対象に《大建築家》を選択。
・残金は0でキープカードは《森の子供たち》を選択。
彼女は生まれたときから定めの中にいた。彼女は従うことに慣れすぎていた。物心をつく前に目を焼かれ、命じられるままに各地を回り、命じられるままに人を癒した。
そして今もまた命じられたままに城の地下奥深くへと続く長い階段を下りていく。付き添いはいない。望んで城の最深部へと足を運びたがるものはいなかった。そもそも階段はただ長いだけで変化に乏しく、盲目の彼女1人にも大した困難ではなかった。
考えることもなくただ下る。下る。下る。
つんのめるように転びかけた。長く単調な歩みに突然おとずれた変化だった。階段が尽きたのだ。ゆっくりと先へ伸ばした手が冷たい金属の扉に触れる。
さびついた金属の音を予期したが、このような場所にある扉を誰が手入れをしているのか、不思議なことにそれはまばたきほどの音すらたてず手前へ開いた。
目の前に広がる暗闇は彼女には関係のないものだった。しかし幼き日より閉ざされた視界の先に、癒し手である彼女にしか見えない燐光が淡く光る。
それは人の形そのもので薄赤い。人の形ということはつまり病が全身に及んでいるということだ。赤いということはひどく消耗した人がいるらしい。しかしその磨耗し切った魂の色とは裏腹に、広い空間に響く声は透き通るように純粋だった。
「天馬は空から舞い降り、娘に語りかけました。なぜ去らないのか。待ち人は来ないということがまだ分からないのか。その美しい顔が老婆に変わるまでここにいるつもりなのか」
部屋に足を踏み入れる。その声の隣まで静かに進む。ひざを折って冷たい石の床に座り込んだ。隣の女性は寸分違わない姿勢をとっているはずだ。物語は続く。
「では私がそなたを運ぼう。虹が地に触れるところにあるという黄金の元へでも、天に触れるほどに高い山の頂上にでも共に行こう」
古い口が閉じられ、新たな口が開かれた。
「だからもう泣かないでくれ。天馬のその言葉に娘は顔を上げました。身を屈めてうながす天馬のすすめのままに彼女はその背にまたがりました」
彼女はよどみなく言葉を継いだ。今度は彼女の番だった。契約を満たされぬ悪魔の長き退屈を、そして、長く物語を紡ぎ続けてきた先代の癒し手の疲れを癒す番だった。
古き癒し手は、音もなくその場をあとにし、長い階段を上り始めた。1日も経っていないような気もするし、すでに何百年も経ったような気もする。あの空間ではどちらも同じことなのだろう、と彼女は思った。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
階段の先にある小部屋には、先の癒し手を見送った兵士が待っていた。階段を下りていった少女がそのまま年老いて帰って来たような錯覚にとまどった様子だったが、すぐに命じられていたとおり、用意してあった粥と白湯を老婆にふるまった。
兵士は老婆が一口一口ゆっくりと体に溶かし込むように食べる横で忍耐強く待った。部屋の中は静かだった。しかし突然それを破るように扉が荒々しく叩かれた。兵士は老婆に短く謝罪の言葉を口にしつつ、部屋の外に出た。
そこには薄い皮鎧を身につけた男がいた。顔の下半分をおおうあごひげは髪の毛と同じ茶色だった。精悍な顔立ちにはどこか楽しげな様子が見られる。男は出てきた兵士に親しげに話しかけてきた。
「道に迷ってしまった。仕事を依頼にきた城の使いは赤の謁見の間まで来るようにと言っていたが、場所が分かるなら教えてもらえないだろうか」
「赤の謁見の間ならそこの廊下を突き当たりまで行け。そこから左へ行けばすぐだ」
礼を言って立ち去る男を見送る兵士は城内に流れていた噂を思い出した。
新王の建設した宝物庫。そこに納めるための金銀財宝や宝石を集めるべく名高い冒険家が呼ばれたという噂だ。赤の謁見の間に呼ばれたということは、彼がそうなのかもしれない。
しかし、仮にそうであったとしても彼とは関わりのないことだ。自分の任務を思い出した彼は部屋に戻った。老婆はまだ粥を半分も食べ終えていなかった。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
赤の謁見の間はその名の通り、目にも鮮やかな真紅の壁紙が使われていた。そこに走る金色のツタ模様には本物の黄金が使われていることに冒険家は一目で気づいた。それはまたこれから受ける仕事の重大さと困難さも暗示しているようだったが、彼は平然と用意されていた1人がけのソファに腰を下ろした。
目の前には一抱えほどの小さなテーブルがあり、さらにそれを挟んだ向かい側には彼が今座っているソファと同じものがあり、この場には不釣り合いな冴えない小男が座っていた。柔らかく大きなソファの中に沈み込んで消えてしまいそうな小男に、冒険家は明るく話しかけた。
「まさかあなたが王ではあるまいな」
「いえいえ、そんなまさかおそれ多い。私はしがない時計職人にございます」
小男は眼鏡の奥の目を細めて苦笑し、冗談混じりに発せられた冒険家の言葉に答えた。しかし目ざとい冒険家はその指先に宿る繊細な技術を見抜いた。
「嘘ではないが、謙遜が過ぎるな。王家のお抱え時計職人だろう」
「さすがでございますな。ええ、その通りです」
にこにこと小男は応じた。しばし沈黙が流れた。冒険家は本題に入ることにした。
「私はこの国の辺境各地に眠る財宝を見つけるよう依頼された。そのために必要なものを受け渡すというので今日ここまで出向いてきた」
小男は笑みを崩さずその言葉を聞き終えると、黙って小さな箱をテーブルに置いた。相手の手が元あった位置に戻るのを見てから冒険家はその小箱を開いた。用心深さは彼の名を世に知らしめた資質の1つだった。
絹の上に置かれていたのは古びた懐中時計だった。冒険家は思わず苦笑を浮かべた。
「王家に伝わる魔剣の1本でもいただけるのかと思っていたが、さて、私の先に待つ冒険に時計がどれほどの役に立つものだろう?」
「いえいえ、その時計はお役に立つと思いますとも。何しろ私が丹誠込めて作りましたこの世にただ1つしかない時計にございますから」
彼は冒険家の手元にある懐中時計の横に生えているねじを示した。
「私が合図いたしましたらそのねじを引いてください。そうです、ぐいと強く」
冒険家は言われたとおりにねじに手をかけて合図を待った。時計職人はテーブルに置かれたままだった小箱を手に取った。
「はい、どうぞ」
時計職人が手にした小箱を宙に放るのと、合図を出すのと、冒険家がねじを引くのはほぼ同時だった。ねじを引いた冒険家はあらためて相手の意図を尋ねようと口を開いたが、眼前の風景に絶句した。
時計職人は笑みを浮かべたままだった。それはよい。しかし宙に放られた小箱までもがそのままだった。空中に縫い止められたようにそのまま浮いていた。彼はおそるおそる手を伸ばし、小箱の周囲の空間を探った。細い糸のような支えはなかった。
手にしたままだった懐中時計を見ると、その時計盤では長針と短針が狂ったような速度で回っていた。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
王は窓から自分の領地を眺めていた。目に映らない遠い平野ではいまも近隣諸国との小競り合いは続いているはずだったが、視界に広がる森の木々は静かに青く茂り、町には活気が満ちていた。そして王城に隣接して建築された宝物庫は何者も寄せ付けぬ忠実な番兵のように冷たく動かずそこにあった。
「来たか」
傍らにはいつものように音もなく現れた大建築家がいた。
「王よ、さて次は何を作ればよいか」
「聖堂を建てよ」
眼下に広がる人の営みを見ながら王はそう言った。
「ほう。意外だな。神を畏れる心があるとは」
「ないさ。私にはな。だが民にはある。軍事を理由に金を集めるのには限りがある。そろそろ新たな口実が欲しい」
「ではせいぜい豪奢に飾りたてねばな。鉱石が必要だ。たくさんのたくさんの鉱石がな。金さえもらえれば私が用立てるが、さてこの国にまだそれだけの金貨が残っているのやら」
あざ笑うように口の端をゆがめた大建築家の言葉に気分を害した様子もなく王は答えた。
「金は土地代に消えた」
言葉を返そうとした大建築家の口が開くより早く、王は続けた。
「だが鉱石なら遠からず大量に手に入る。何も問題はない」
国でも高名な冒険家が呼ばれたという話はすでに大建築家の耳にも届いていた。
「しかしいかに腕の立つ冒険家とはいえ、その一生分の探索をしてもようやく間に合わせの聖堂を建てるに足る鉱石を見つけるのが精一杯だろうに」
皮肉ではなく率直な感想を述べたその言葉に、王はうなずいた。そしてこともなげに言った。
「そうだな。だから彼には一生分の倍を働いてもらうことにした」
「まさか」
「なに、奴も自分の功績がのちまで残ると知れば断るまい。たとえその命を半分に削るとしてもだ。そういう人種さ、冒険家というものは」
大建築家は初めてこの王を恐ろしいと思った。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
部屋を辞した大建築家は地下の癒し手が今日付けで交代することを思い出した。時の隔絶した空間で悪魔を相手どることで「国を癒してきた者」に会うのも一興かと思われた。
城の一部の人間しか知らない、地下へと続く階段のある小部屋に向かう。部屋には空の器を前に座ったまま、すやすやと寝息をたてる老婆と困惑した表情の兵士、そして大建築家の予想していなかったもう1人の人物がいた。
「お前は当代の癒し手ではないか。ここで何をしている」
癒し手は顔を前に向けたままその声に答えた。
「悪魔は去りました。執行すべき契約はすでに過去のものとなり、かのものがこの世にいるべき理由もすでに過去のものとなったからだと申しておりました」
「そうか。やはり悪魔を使役することはかなわなかったか」
それでは悪魔を引き留め続けたこの老婆の過ごした25年はなんだったのだろうか、と思わず大建築家が椅子に眠る先代の巫女に向けた視線。それは若き癒し手には見えないはずだった。しかし彼女はその考えに答えるかのように言葉を続けた。
「悪魔は帰る前に、素晴らしい物語には礼をしなくては、とも申しておりました」
大建築家は怪訝そうに盲目の少女を振り返ったが、何も言わなかった。真っ黒い嵐が近隣諸国の軍の陣地だけを狙い澄ましたように見舞ったという報告が入ってきたのはそれから1週間ほどしてからのことだったという。
その後、大建築家は役目を失ってしまった癒し手を引き取り、ともに暮らし始めた。王の行く末を少しでも長く見届けたくなった彼は、その癒しの力を借りることにしたのだ。
<3ターン目>
3-1 《狩人》
3-2 《バルダンダース》
3-3 《材木屋》
3-4 《鉱夫》
3-5 《行商》
・前衛 《古参兵》、《狩人》、《狩人(バルダンダース)》
・後衛 《癒し手》、《大建築家》
・合計兵力 7点(0勝換算)
・建築 《宝物庫》LV2、《聖堂》LV2、《密輸船》LV1
・配置時に《バルダンダース》が《狩人》に変身。
・経年時に《癒し手》の能力の対象に《バルダンダース》の変身した《狩人》を選択。
・残金は0でキープカードは《森の子供たち》を選択。
窓辺から見えるのはおだやかな農村の風景だった。頬を撫でる暖かい春の風に傍らのカーテンがたなびく。ここで春を迎えるのはもう何度目になるだろう。そんな思いをさえぎるように後ろから声がかかった。
「お茶が入りました」
「ありがとう」
大建築家は傍らに置かれたコップを手に取った。自分の分も持ってきた癒し手はとまどいなく大建築家の隣に置かれた椅子に腰を下ろした。彼女のために家具は常に決まった位置に置かれている。
「長いな」
何をとは言わなかった。癒し手もただ「そうですね」と答えた。地上で正しく使われた癒し手の力は大建築家の命をのばし、気がつけば親子ほども離れていたはずの2人は自然と連れ合いの様相を呈していた。
癒し手もすでに先代の巫女と同じくらいの年になっていた。先代はあの粥と白湯を食し終えたあと、そのまま眠るように逝ってしまった。彼女は幸せだったのだろうか。癒し手は今でもたまにふと思うことがある。今の彼女ほど幸せを感じられたことが片時でもあったのだろうか。
「色々あったな」
傍らの癒し手が暗い考えに引かれかけているのに気づいてか知らずか、大建築家がつぶやき、我に返った癒し手が黙ってうなずいた。
王はなおも財宝を求め続けた。聖堂へ寄与された民の献金は海の向こうとの密貿易のための資金となった。それによってもたらされた宝物庫のうるおいとは対照的に、国庫は乾ききっていた。戦乱は続いていたが、新たに兵を雇うことも満足できず、狩人や古参兵がかき集められては形ばかりの軍が編成された。
宝物庫に金銀財宝が運び込まれていくのを、そして人々の暮らしが荒廃していくのを大建築家は王の傍らで見ていた。彼が手がけた宝物庫は今も変わらず無言でそびえていた。
資金の尽きたあと、大建築家の出番もなかった。しかし他国へと彼の建築の腕が渡ってしまうことを恐れた王は彼を辺境へと押し込めることにした。すでに国の行く末が見えた気がしていた大建築家は黙って従った。ともに暮らし慣れた癒し手を連れていくこと以外には何も願い出すことはなかった。
「おまえは後悔していないか。都からこんな退屈な田舎まで連れてこられたことに」
ぽつりとつぶやいた言葉はずっと聞くのが怖かった問いでもあった。人の心配などしたことのない彼が、心の片隅にくすぶらせていた数少ない恐れの1つだった。彼にとっては意外なことに、傍らの女性はくすりと笑った。
「どんな大国にも引けを取らないきらびやかな都だったそうですね。遥かに遠方から見物に訪れる旅人が引きを切らなかったと聞きます。
だけど見た目を問われても私には分かりません。あの都は石と金属でできていました。私はこの命があふれてる土地のほうが好きです」
大建築家はただ黙って聞いていた。声を出すことが出来なかったからだ。彼は生まれてこのかた泣いたことがなかったので、こういうときにどうすれば平素どおりの声が出せるか分からなかった。
「ああ、それに」
また、まるで出会った頃の若い少女のように、くすくすと癒し手が笑った。
「あなたは退屈な田舎と言いますけどそんなことはありませんよ。あったじゃないですか、とんでもないことが」
昨年の夏のことだった。同じ村の狩人が徴兵にとられることになった。幼い頃に父親を亡くしていた彼は母1人を置いて戦争に向かうことをひどくためらったが、息子が軍に逆らうことを恐れた母親の必死の説得でようやく旅立ちを決めた。
出かける前に、故郷の森で最後の狩りを楽しむことにした狩人は、しかし獲物のかわりに奇妙な連れとともに村に帰ってきたのだ。それは彼とうり二つの男だった。いや彼が年老いたらそうなるであろう、という外見をもっていた。連れ帰った家ではその男に母親が泣いてすがりついた。亡くした夫が帰ってきたと勘違いしたためだった。
この変事は、この辺りで一番の物知りということで何かあるごとに頼られていた大建築家の元へ当然のように持ち込まれた。いつものように迷惑そうなそぶりを隠そうともせず、大建築家はそれについて説明をしてやった。
「よくご存じでしたね」
あの騒動を思い出して、大建築家は少し疲れたように、そして少し嬉しそうにそれに答えた。すっかり涙も引いてしまった。
「いや、あれ自体はそれほど知られていないこともない。伝承も多い。ただ実際に見た者がごく限られているだけの話だ。私もまさか生きてバルダンダースを目にすることがあるとは思ってもみなかった」
不定形の体を持ち、ドラゴンからゴブリンまでいかなる生物であろうと変身することが出来るというバルダンダースは噂にあがることは数知れずともいえ、目撃例は極端に少なく、また変身後の寿命が短いこともあり、その生態はいまだ謎に包まれている。
そのためなぜこのバルダンダースが狩人の姿に化けたのか、そしてなぜその後は変身能力を用いずに人として生きることを選んだのかは、大建築家にも分からなかった。
「しかしあのバルダンダースは運が良かったな。非常に短命な生物と聞いているが、こんな近くに癒し手がいてくれたバルダンダースは過去にいなかったはずだ」
「そうですね。今もあの狩人のお母さんがたまに来てくれるんです。ありがとうと言ってくれるんです。私が自分から望んで用いた癒しの力がこんなに感謝されることがあるなんて思ってもみませんでした。
やっぱり私はここに来てよかったんだと思います」
また涙が浮かんできてしまった彼はことさら不機嫌そうに「いきなり何を言い出すかと思えば」と返したが、癒し手はまたくすくすと笑った。
「たまには泣いてもいいんですよ」
「何?」
「私に隠しごとはできません。私は光じゃなくて心を看る癒し手なんです。私が一番誇りに思っている大仕事は、この王国を間違った方向に導く発端となってしまったかもしれない、なんていう大それた勘違いしている誰かさんの心の傷を癒せたことなんです」
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
次の年の春、大建築家と癒し手はどちらが先ということもなく、ともに息を引き取った。
村人は2人の死をひどく悲しみ、その家のあった敷地をそのまま墓所とした。しばらくして、いかな考えがあってか2人の遺体を引き取ろうとする者たちが都から来たが、村人たちの強硬な反対にあって断念した。その村人の中に双子のようによく似た2人の狩人がいたという話が報告に残っているが真偽のほどは定かではない。
<4ターン目>
4-1 《労働者》
4-2 《労働者》
4-3 《農民》
4-4 《鉱夫》
4-5 《ケット・シー》
・前衛 《狩人》、《狩人(バルダンダース)》、《鉱夫》
・後衛 《労働者》、《ケット・シー》
・合計兵力 6点(0勝換算)
・建築 《宝物庫》LV2、《聖堂》LV2、《密輸船》LV2
・残金は3でキープカードは《鉱夫》を選択。
・最終ポイント 34点
余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
今週は発売されたばかりのプレインチェイス2012に収録されている新カードのお披露目。
しかしこういったカジュアルめいたフォーマットのカードセットにも普通にトーナメント使える新カードが収録されるようになったのはいつからだろう。
昔は裏面が通常と異なるために混ぜられないプロモカードがあったり、トレーディングカードゲームみたいな名前のヴァンガードという妙にデカいカードがあったり、9枚集めると(物理的に)《Black Lotus》になったりするカードがあったりしたもんだけど、やっぱりゲームに使えないカード、ってのは受けが悪かったんだろうな。
余談2:月曜日 《強欲なるスロモック/Thromok the Insatiable》
最初見たとき、ちょっとパワーとタフネスの求め方に混乱した。3体のクリーチャーを貪り食うと9/9になるのね。要はXの二乗倍されるってことか。
うーん、トランプルも速攻もないのか。5マナのバニラって考えるとイマイチだよなあ。クリーチャーをサクれるってのをメリットに変えられればなんとかなる……のか?
あまりそういう話してるとスロモックが可哀そうだから訳の話。
「spice it up with ~」で「~ で味付けをする」になるんだと思う。この「spice」という単語からなんか粉っぽいものが連想されて、なんというか「ふりかける」イメージがわいてしまったので上記のような訳にしてみた。
余談3:火曜日 《夜まといのヴェラ/Vela the Night-Clad》
名前に使われている文字を並べ替えると……と来たので「ああ、アナグラムか。最近なかったな」と思ったら、意図してなかったのにそうなっちゃった、という話らしい。それは面白いな。
訳はちょっと迷った。「Vacated hell thing」という言葉が実際の英語にあるわけでもなく、こう「なんとなく面白い言葉」というネタなので。
ところでこのヴェラさんは「とても心優しい人間の魔法使い(clearly a very nice Human Wizard)」だそうだけど、名前といい、青黒という色といい、どう考えても誰も見てないところでニヤリと笑ってそうなイメージ。
余談4:水曜日 《大渦の放浪者/Maelstrom Wanderer》
記事にも書いたけど、ちょっと訳しきれなかった。
多分、間違ってる。でもどう間違ってるのか分からない。助けて、アルゴマン!
余談5:木曜日 《暁まといのクロンド/Krond the Dawn-Clad》
こういう色マナがずらりと並んだマナコストは好き。派手で豪華で、いかにもレア(神話レア)だなって感じさせてくれる。
前にこのブログで、とにかくレアリティの高いカードが好きな友人がいた、という話をちょっとだけした気がする。色マナだらけ、というと思い出すのは、その友人を含めた皆と遊んだメルカディアン・マスクスのロチェスタードラフト。
ドラフト開始からひたすら緑だけを集めるその友人に皆が「なんで緑しかとらないの?」という質問をぶつけると「《ラッシュウッドの精霊/Rushwood Elemental》が出たときのため」と。
皆が「出なかったらどうすんのよ?」と言うのに対して「これだけ開ければ1枚くらい出るでしょ」と平然と答える姿はそれなりにカッコよかったような気もする。
最後まで出なかったけど。
余談6:金曜日 《静刃の鬼/Silent-Blade Oni》
なんでゴブリン(Goblin)・忍者(Ninja)の話題がスクイーにふられるんだろう。原作読んでると分かるのかな……いや、多分関係ない気がする。
ところで忍者(Ninja)というクリーチャータイプが話題にあがるたびに気になるのは、いつになったら青少年(Teenager)というクリーチャータイプがマジックに加わるのか、ということ。
余談7:公式サイト動画 目指せ日本代表決定戦!
公式サイトのコンテンツの1つにニコニコ動画で連載されている「マジック:ザ・ギャザリング ステップアップマニュアル 目指せ日本選手権!」という動画がある。
目指せ日本選手権! 第1話:バーテンダーデュエリスト誕生!
http://mtg-jp.com/mtgch/002157/
内容としては、それまでマジックを知らなかったバーテンダーの溝渕くんが池田プロの手ほどきを受けつつ日本選手権を目指す!、というもの。
このシリーズがとても好き。登場人物が2人しかいないのに本当に楽しい。なんというか2人の会話がとてつもなくわざとらしいんだけど、そこがいい。
ただマジックというゲームの性質上、数ヶ月に渡っての連載には色々と障害もあるようで、一番分かりやすい点としては「日本選手権が廃止されたこと」とか。
月刊誌で連載されていた漫画「デュエルファイター刃」でも1つのデュエルを数回に渡って描くとそのあいだにトーナメントリーガルなカードが変わってしまう、という問題が生じていたなあ、と懐かしく思いだしてみる。
話を戻すと、面白いのでみんなも観るよろし、ということで。
今週は発売されたばかりのプレインチェイス2012に収録されている新カードのお披露目。
しかしこういったカジュアルめいたフォーマットのカードセットにも普通にトーナメント使える新カードが収録されるようになったのはいつからだろう。
昔は裏面が通常と異なるために混ぜられないプロモカードがあったり、トレーディングカードゲームみたいな名前のヴァンガードという妙にデカいカードがあったり、9枚集めると(物理的に)《Black Lotus》になったりするカードがあったりしたもんだけど、やっぱりゲームに使えないカード、ってのは受けが悪かったんだろうな。
余談2:月曜日 《強欲なるスロモック/Thromok the Insatiable》
最初見たとき、ちょっとパワーとタフネスの求め方に混乱した。3体のクリーチャーを貪り食うと9/9になるのね。要はXの二乗倍されるってことか。
うーん、トランプルも速攻もないのか。5マナのバニラって考えるとイマイチだよなあ。クリーチャーをサクれるってのをメリットに変えられればなんとかなる……のか?
あまりそういう話してるとスロモックが可哀そうだから訳の話。
原文:
You can spice it up further with Fling and Momentous Fall!
拙訳:
さらに《投げ飛ばし》か《重大な落下》をふりかければ味付けは完了だ!
「spice it up with ~」で「~ で味付けをする」になるんだと思う。この「spice」という単語からなんか粉っぽいものが連想されて、なんというか「ふりかける」イメージがわいてしまったので上記のような訳にしてみた。
余談3:火曜日 《夜まといのヴェラ/Vela the Night-Clad》
名前に使われている文字を並べ替えると……と来たので「ああ、アナグラムか。最近なかったな」と思ったら、意図してなかったのにそうなっちゃった、という話らしい。それは面白いな。
訳はちょっと迷った。「Vacated hell thing」という言葉が実際の英語にあるわけでもなく、こう「なんとなく面白い言葉」というネタなので。
ところでこのヴェラさんは「とても心優しい人間の魔法使い(clearly a very nice Human Wizard)」だそうだけど、名前といい、青黒という色といい、どう考えても誰も見てないところでニヤリと笑ってそうなイメージ。
余談4:水曜日 《大渦の放浪者/Maelstrom Wanderer》
記事にも書いたけど、ちょっと訳しきれなかった。
原文:
including an effect echoing of Ball Lightning
拙訳:
その中にはエコー持ちの《ボール・ライトニング》というのも含まれていた。
多分、間違ってる。でもどう間違ってるのか分からない。助けて、アルゴマン!
余談5:木曜日 《暁まといのクロンド/Krond the Dawn-Clad》
こういう色マナがずらりと並んだマナコストは好き。派手で豪華で、いかにもレア(神話レア)だなって感じさせてくれる。
前にこのブログで、とにかくレアリティの高いカードが好きな友人がいた、という話をちょっとだけした気がする。色マナだらけ、というと思い出すのは、その友人を含めた皆と遊んだメルカディアン・マスクスのロチェスタードラフト。
ドラフト開始からひたすら緑だけを集めるその友人に皆が「なんで緑しかとらないの?」という質問をぶつけると「《ラッシュウッドの精霊/Rushwood Elemental》が出たときのため」と。
皆が「出なかったらどうすんのよ?」と言うのに対して「これだけ開ければ1枚くらい出るでしょ」と平然と答える姿はそれなりにカッコよかったような気もする。
最後まで出なかったけど。
余談6:金曜日 《静刃の鬼/Silent-Blade Oni》
なんでゴブリン(Goblin)・忍者(Ninja)の話題がスクイーにふられるんだろう。原作読んでると分かるのかな……いや、多分関係ない気がする。
ところで忍者(Ninja)というクリーチャータイプが話題にあがるたびに気になるのは、いつになったら青少年(Teenager)というクリーチャータイプがマジックに加わるのか、ということ。
余談7:公式サイト動画 目指せ日本代表決定戦!
公式サイトのコンテンツの1つにニコニコ動画で連載されている「マジック:ザ・ギャザリング ステップアップマニュアル 目指せ日本選手権!」という動画がある。
目指せ日本選手権! 第1話:バーテンダーデュエリスト誕生!
http://mtg-jp.com/mtgch/002157/
内容としては、それまでマジックを知らなかったバーテンダーの溝渕くんが池田プロの手ほどきを受けつつ日本選手権を目指す!、というもの。
このシリーズがとても好き。登場人物が2人しかいないのに本当に楽しい。なんというか2人の会話がとてつもなくわざとらしいんだけど、そこがいい。
ただマジックというゲームの性質上、数ヶ月に渡っての連載には色々と障害もあるようで、一番分かりやすい点としては「日本選手権が廃止されたこと」とか。
月刊誌で連載されていた漫画「デュエルファイター刃」でも1つのデュエルを数回に渡って描くとそのあいだにトーナメントリーガルなカードが変わってしまう、という問題が生じていたなあ、と懐かしく思いだしてみる。
話を戻すと、面白いのでみんなも観るよろし、ということで。
Card of the Day - 2012/06/11
2012年6月11日 Card of the Dayザスリッドのゴルゴン/Xathrid Gorgon - 基本セット2013 レアXathrid Gorgon / ザスリッドのゴルゴン (5)(黒)
クリーチャー - ゴルゴン
接死(これが何らかのダメージをクリーチャーに与えた場合、それだけで破壊される。)
(2)(黒),(T):クリーチャー1体を対象とし、それの上に石化カウンターを1個置く。それは防衛を得るとともに無色になり、他のタイプに加えてアーティファクトになる。それの起動型能力は起動できない。(防衛を持つクリーチャーは攻撃できない)
3/6
参照:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/magic2013/cig#
公式にプレビューとして発表された基本セット2013のカードをすべて見るには基本セット2013特設サイトにあるカードギャラリー(註1)を参照してくれ!
(註1) カードギャラリー
原文には以下のURLへのリンクが張ってある。
http://www.wizards.com/Magic/TCG/Products.aspx?x=mtg/tcg/products/magic2013
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0612
Card of the Day - 2012/06/12
2012年6月12日 Card of the Day群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss - 基本セット2013 レアKrenko, Mob Boss / 群衆の親分、クレンコ (2)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー - ゴブリン・戦士
(T):赤の1/1のゴブリン・クリーチャー・トークンをX体戦場に出す。Xは、あなたがコントロールするゴブリンの総数に等しい。
3/3
参照:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/magic2013/cig#
今週、私たちはデュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013(註1)のプレビューを開始している。それはつまり、これに収録されている基本セット2013のカードもみんなに披露するってことだ!
公式にプレビューとして発表された基本セット2013のカードをすべて見るには基本セット2013特設サイトにあるカードギャラリー(註2)を参照してくれ!
(註1) デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013
家庭用ゲーム機で発売されるコンピュータゲーム。公式サイトからのお知らせは以下。
日本語公式サイト:デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013のお知らせ
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/945
(註2) カードギャラリー
原文には以下のURLへのリンクが張ってある。
http://www.wizards.com/Magic/TCG/Products.aspx?x=mtg/tcg/products/magic2013
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0612
Card of the Day - 2012/06/13
2012年6月13日 Card of the Day空召喚士ターランド/Talrand, Sky Summoner - 基本セット2013 レアTalrand, Sky Summoner / 空召喚士ターランド (2)(青)(青)
伝説のクリーチャー - マーフォーク・ウィザード
あなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を1つ唱えるたび、飛行を持つ青の2/2のドレイク・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
2/2
参照:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/magic2013/cig#
今週、私たちはデュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013(註1)のプレビューを開始している。それはつまり、これに収録されている基本セット2013のカードもみんなに披露するってことだ!
公式にプレビューとして発表された基本セット2013のカードをすべて見るには基本セット2013特設サイトにあるカードギャラリー(註2)を参照してくれ!
(註1) デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013
家庭用ゲーム機で発売されるコンピュータゲーム。公式サイトからのお知らせは以下。
日本語公式サイト:デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013のお知らせ
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/945
(註2) カードギャラリー
原文には以下のURLへのリンクが張ってある。
http://www.wizards.com/Magic/TCG/Products.aspx?x=mtg/tcg/products/magic2013
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0612
Card of the Day - 2012/06/14
2012年6月14日 Card of the Dayオドリックの十字軍/Crusader of Odric - 基本セット2013 アンコモンCrusader of Odric / オドリックの十字軍 (2)(白)
クリーチャー - 人間・兵士
オドリックの十字軍のパワーとタフネスは、それぞれあなたがコントロールするクリーチャーの総数に等しい。
*/*
参照:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/magic2013/cig#
今週、私たちはデュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013(註1)のプレビューを開始している。それはつまり、これに収録されている基本セット2013のカードもみんなに披露するってことだ!
公式にプレビューとして発表された基本セット2013のカードをすべて見るには基本セット2013特設サイトにあるカードギャラリー(註2)を参照してくれ!
(註1) デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013
家庭用ゲーム機で発売されるコンピュータゲーム。公式サイトからのお知らせは以下。
日本語公式サイト:デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013のお知らせ
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/945
(註2) カードギャラリー
原文には以下のURLへのリンクが張ってある。
http://www.wizards.com/Magic/TCG/Products.aspx?x=mtg/tcg/products/magic2013
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0612
Card of the Day - 2012/06/15
2012年6月15日 Card of the Dayスラーグ牙/Thragtusk - 基本セット2013 レアThragtusk / スラーグ牙 (4)(緑)
クリーチャー - ビースト
スラーグ牙が戦場に出たとき、あなたは5点のライフを得る。
スラーグ牙が戦場を離れたとき、緑の3/3のビースト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
5/3
参照:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/magic2013/cig#
今週、私たちはデュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013(註1)のプレビューを開始している。それはつまり、これに収録されている基本セット2013のカードもみんなに披露するってことだ!
公式にプレビューとして発表された基本セット2013のカードをすべて見るには基本セット2013特設サイトにあるカードギャラリー(註2)を参照してくれ!
(註1) デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013
家庭用ゲーム機で発売されるコンピュータゲーム。公式サイトからのお知らせは以下。
日本語公式サイト:デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013のお知らせ
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/945
(註2) カードギャラリー
原文には以下のURLへのリンクが張ってある。
http://www.wizards.com/Magic/TCG/Products.aspx?x=mtg/tcg/products/magic2013
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0612
今週のCard of the Day (2012年06月 第2週) とか
2012年6月17日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
月曜日は先週と同じテンプレートで、基本セット2013のカードギャラリー紹介。火曜日以降はそこにデュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013に言及する一言が付け加わったけど、大意は変わらず。
数ヶ月おきに新エキスパンションや基本セットが発売されているような気がする。それがあると、発売前の2週間ほどは特設サイトへのリンクと新カードのお目見え、その後の1週間はFAQの紹介となってしまうのが(Card of the day的には)ちょっとさみしい。
余談2:月曜日 《ザスリッドのゴルゴン/Xathrid Gorgon》
久しぶりにここまでフレイバー重視なカードを見た。近づいて触れると毒で即死、距離をとっても視線が合うと石化してしまって身動き1つとれなくなる。分かりやすい。
なおタフネスが妙に高いのは「体が物理的に固いから」という理由ではなく「視線を外しながら戦わなくてはいけないため、攻撃が命中しづらい」のが理由と思われる。
どうでもいいけど手打ちでカードテキストを入力するときに「それは防衛を得るとともに無職になり」と変換ミスしてしまい「なんと恐ろしいゴルゴンの能力」と戦慄した。
まあ、でも実際石化したら職も失うよな。立ってるだけで仕事してくれるクリーチャーなんて全体のほんの一部に過ぎないんだし。
余談3:火曜日 《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》
英語名を見たあと、日本語訳を見てちょっと驚いたのは「ああ、なんだ。Mogg/モグ じゃなくて Mob/群衆 なのか」ってこと。英語名を読み間違えてた。
その能力はひたすらゴブリンを増やすというもので、フレイバーテキストによると、ねじくれた魅力によって群衆を惹きつけているらしい(産めよ増やせよではない)。集まった群衆はさらなる群衆を呼び、手がつけられないほどに膨れ上がっていく、ってな感じか。
ところでフレイバーテキストにある「Civil Sanction/民事制裁」ってのがよく分からない。数年前にアメリカがトヨタが大規模リコールの際にアメリカに支払わされたのが民事制裁金らしいってのまでは分かったけど、結局、理解はしてない。
ゴブリンを人間の法でどうにかしよう、ということにも違和感があるし、要は、おそらく「あれは目ざわりなんで、適当な理由をつけて叩いといたほうがいいですよ」ってことなんだろう。うん。
余談4:水曜日 《空召喚士ターランド/Talrand, Sky Summoner》
各色で新登場している「伝説のクリーチャー」サイクルの1人。その名を冠するアンコモンのサイクルも用意されているプッシュっぷり。
ところで1つ前のクレンコさんとこのターランドさんについては、対応するアンコモンと自身の背景イラストに関連性が見られて面白い。
ターランドさんの場合、《ターランドの発動》とイラストを横に並べてみるとまったく同じ場所が舞台であることが分かるし、クレンコさんに至っては、クレンコさんのカードイラストの背景奥にいるゴブリンたちがそのままアンコモンの《クレンコの命令》のイラストだったりする。
白と緑のサイクルについてはそういう小ネタはないみたい。黒はどうなることやら。
余談5:木曜日 《オドリックの十字軍/Crusader of Odric》
第4版から始めた身としてはどうしても(2)(赤)(赤)で同じ能力を持っていた《ケルドの大将軍/Keldon Warlord》を思い出す。1マナ減った上にシングルシンボルか。強化されたな。
……あ、違う、よく見たら同じ能力じゃなかった。《ケルドの大将軍/Keldon Warlord》は「あなたがコントロールする壁(Wall)でないクリーチャーの数」を見るのか。本当に強化されてた。
ってか、本当に同じ能力が、今回の基本セットの舞台であるラヴニカの緑のレアにいたみたい。なんかかわいそうだな、《野生の末裔/Scion of the Wild》。
余談6:金曜日 《スラーグ牙/Thragtusk》
いまいちフレイバー的にどうとらえればいいのかが分からない。
3/3が残る点についてはフレイバーテキストでなんとなく触れられているけど、5点のライフについてはどう考えればいいものか。
死んだときじゃなくて発見されたときに回復できるんだから、死ななくてもとれる栄養分があるってことだよな。乳でもしぼるんだろうか。
余談7:《ヴォーパルス戦記譚》 第1回:虚飾の王の物語
マジック関係ない本当の余談。
昨年のゲームマーケットの頃はまだ中東に住んでたので参加できず、友人に頼んで買って来たもらったゲームが「ヴォーパルス」というカードゲーム。そのプレイ記録を物語風に書き起こしてみたのが以下のエントリ。
《ヴォーパルス戦記譚》 第1回:虚飾の王の物語
http://regiant.diarynote.jp/201206102238015544/
ヴォーパルス知らない人にもお話として読めるように書いたつもりなんだけど、それでもやっぱり大前提としてこのゲームの肝とも言える以下の2つのルール(設定)だけは紹介しておくべきだったかもしれない。
もうこれだけで物語の要素があふれてくるのを感じる。
……そして今更気づいたんだけど、王様じゃないや。領主だった。どうしようか……うん、次はちゃんと領主様でいこう。やるかどうか分からないけど。
月曜日は先週と同じテンプレートで、基本セット2013のカードギャラリー紹介。火曜日以降はそこにデュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013に言及する一言が付け加わったけど、大意は変わらず。
数ヶ月おきに新エキスパンションや基本セットが発売されているような気がする。それがあると、発売前の2週間ほどは特設サイトへのリンクと新カードのお目見え、その後の1週間はFAQの紹介となってしまうのが(Card of the day的には)ちょっとさみしい。
余談2:月曜日 《ザスリッドのゴルゴン/Xathrid Gorgon》
久しぶりにここまでフレイバー重視なカードを見た。近づいて触れると毒で即死、距離をとっても視線が合うと石化してしまって身動き1つとれなくなる。分かりやすい。
なおタフネスが妙に高いのは「体が物理的に固いから」という理由ではなく「視線を外しながら戦わなくてはいけないため、攻撃が命中しづらい」のが理由と思われる。
どうでもいいけど手打ちでカードテキストを入力するときに「それは防衛を得るとともに無職になり」と変換ミスしてしまい「なんと恐ろしいゴルゴンの能力」と戦慄した。
まあ、でも実際石化したら職も失うよな。立ってるだけで仕事してくれるクリーチャーなんて全体のほんの一部に過ぎないんだし。
余談3:火曜日 《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》
英語名を見たあと、日本語訳を見てちょっと驚いたのは「ああ、なんだ。Mogg/モグ じゃなくて Mob/群衆 なのか」ってこと。英語名を読み間違えてた。
その能力はひたすらゴブリンを増やすというもので、フレイバーテキストによると、ねじくれた魅力によって群衆を惹きつけているらしい(産めよ増やせよではない)。集まった群衆はさらなる群衆を呼び、手がつけられないほどに膨れ上がっていく、ってな感じか。
原文:
"He displays a perverse charisma fueled by avarice. Highly dangerous. Recommend civil sanctions."
-- Agmand Sarv, Azorius hussar
日本語訳:
「彼は強欲のままにねじくれた魅力を放っています。本当に危険です。民事制裁すべきです。」
-- アゾリウスの騎兵、アグマンド・サーヴ
引用元:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/magic2013/cig#
ところでフレイバーテキストにある「Civil Sanction/民事制裁」ってのがよく分からない。数年前にアメリカがトヨタが大規模リコールの際にアメリカに支払わされたのが民事制裁金らしいってのまでは分かったけど、結局、理解はしてない。
ゴブリンを人間の法でどうにかしよう、ということにも違和感があるし、要は、おそらく「あれは目ざわりなんで、適当な理由をつけて叩いといたほうがいいですよ」ってことなんだろう。うん。
余談4:水曜日 《空召喚士ターランド/Talrand, Sky Summoner》
各色で新登場している「伝説のクリーチャー」サイクルの1人。その名を冠するアンコモンのサイクルも用意されているプッシュっぷり。
ところで1つ前のクレンコさんとこのターランドさんについては、対応するアンコモンと自身の背景イラストに関連性が見られて面白い。
ターランドさんの場合、《ターランドの発動》とイラストを横に並べてみるとまったく同じ場所が舞台であることが分かるし、クレンコさんに至っては、クレンコさんのカードイラストの背景奥にいるゴブリンたちがそのままアンコモンの《クレンコの命令》のイラストだったりする。
白と緑のサイクルについてはそういう小ネタはないみたい。黒はどうなることやら。
余談5:木曜日 《オドリックの十字軍/Crusader of Odric》
第4版から始めた身としてはどうしても(2)(赤)(赤)で同じ能力を持っていた《ケルドの大将軍/Keldon Warlord》を思い出す。1マナ減った上にシングルシンボルか。強化されたな。
……あ、違う、よく見たら同じ能力じゃなかった。《ケルドの大将軍/Keldon Warlord》は「あなたがコントロールする壁(Wall)でないクリーチャーの数」を見るのか。本当に強化されてた。
ってか、本当に同じ能力が、今回の基本セットの舞台であるラヴニカの緑のレアにいたみたい。なんかかわいそうだな、《野生の末裔/Scion of the Wild》。
余談6:金曜日 《スラーグ牙/Thragtusk》
いまいちフレイバー的にどうとらえればいいのかが分からない。
3/3が残る点についてはフレイバーテキストでなんとなく触れられているけど、5点のライフについてはどう考えればいいものか。
死んだときじゃなくて発見されたときに回復できるんだから、死ななくてもとれる栄養分があるってことだよな。乳でもしぼるんだろうか。
余談7:《ヴォーパルス戦記譚》 第1回:虚飾の王の物語
マジック関係ない本当の余談。
昨年のゲームマーケットの頃はまだ中東に住んでたので参加できず、友人に頼んで買って来たもらったゲームが「ヴォーパルス」というカードゲーム。そのプレイ記録を物語風に書き起こしてみたのが以下のエントリ。
《ヴォーパルス戦記譚》 第1回:虚飾の王の物語
http://regiant.diarynote.jp/201206102238015544/
ヴォーパルス知らない人にもお話として読めるように書いたつもりなんだけど、それでもやっぱり大前提としてこのゲームの肝とも言える以下の2つのルール(設定)だけは紹介しておくべきだったかもしれない。
(1) 1ラウンドは25年
このゲームのプレイヤーは「100年の戦乱が続く島の覇権を争う領主たち」という設定でゲームは全4ラウンド。つまり「1ラウンドは25年」ということになってる。
(2) 経年の概念
このゲームのユニットは基本的に人間なので、働き盛りの状態から25年以上が経過するとお亡くなりになる。ゲーム的には毎ターンの終了時に以下の2つのチェックが順に行われる。
1. 最初に、経年カウンターが乗っているユニットをゲームから取り除く。
2. 次に、残ったユニット全てに経年カウンターが置かれる。
もうこれだけで物語の要素があふれてくるのを感じる。
……そして今更気づいたんだけど、王様じゃないや。領主だった。どうしようか……うん、次はちゃんと領主様でいこう。やるかどうか分からないけど。
Card of the Day - 2012/06/18
2012年6月18日 Card of the Dayロウクスの信仰癒し人/Rhox Faithmender - 基本セット2013 レアRhox Faithmender / ロウクスの信仰癒し人 (3)(白)
クリーチャー - サイ・モンク
絆魂(このクリーチャーがダメージを与える場合、さらにあなたはその点数分のライフを得る。)
あなたがライフを得る場合、代わりにあなたはその2倍の点数のライフを得る。
1/5
参照:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/magic2013/cig#
基本セット2013のプレリリース大会は07月07日~08日まで待たなくてはいけないが、《Rhox Faithmender/ロウクスの信仰癒し人》をそれ以前にプレイすることは可能だ。Xbox Live、PlayStation Network、Steam(パソコン)、そしてiPad APPストアで今週発売されるデュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013に収録されているからね!
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0612
Card of the Day - 2012/06/19
2012年6月19日 Card of the Day熟練の戦術家、オドリック/Odric, Master Tactician - 基本セット2013 レアOdric, Master Tactician / 熟練の戦術家、オドリック (2)(白)(白)
伝説のクリーチャー - 人間・兵士
先制攻撃(このクリーチャーは先制攻撃を持たないクリーチャーよりも先に戦闘ダメージを与える。)
熟練の戦術家、オドリックと少なくとも3体の他のクリーチャーが攻撃するたび、あなたは、この戦闘でどのクリーチャーがどのようにブロックするかを選ぶ。
3/4
参照:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/magic2013/cig#
基本セット2013のプレリリース大会は07月07日~08日まで待たなくてはいけないが、《熟練の戦術家、オドリック/Odric, Master Tactician》をそれ以前にプレイすることは可能だ。Xbox Live、PlayStation Network、Steam(パソコン)、そしてiPad APPストアで今週発売されるデュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013に収録されているからね!
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0612
Card of the Day - 2012/06/20
2012年6月20日 Card of the Dayヴォルカスの指輪/Ring of Valkas - 基本セット2013 アンコモンRing of Valkas / ヴォルカスの指輪 (2)
アーティファクト - 装備品
装備しているクリーチャーは速攻を持つ。(それがいつあなたのコントロール下になったかに関係なく、それは攻撃したり(T)したりできる。)
あなたのアップキープの開始時に、装備しているクリーチャーが赤ならばその上に+1/+1カウンターを1個置く。
装備(1)((1):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、これをつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)
参照:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/magic2013/cig#
基本セット2013のプレリリース大会は07月07日~08日まで待たなくてはいけないが、《ヴォルカスの指輪/Ring of Valkas》をそれ以前にプレイすることは可能だ。Xbox Live、PlayStation Network、Steam(パソコン)、そしてiPad APPストアで今週発売されるデュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013に収録されているからね!
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0612
Card of the Day - 2012/06/21
2012年6月21日 Card of the Day戦の大聖堂/Cathedral of War - 基本セット2013 レアCathedral of War / 戦の大聖堂
土地
戦の大聖堂はタップ状態で戦場に出る。
賛美(あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
参照:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/magic2013/cig#
基本セット2013のプレリリース大会は07月07日~08日まで待たなくてはいけないが、《戦の大聖堂/Cathedral of War》をそれ以前にプレイすることは可能だ。Xbox Live、PlayStation Network、Steam(パソコン)、そしてiPad APPストアで今週発売されるデュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013に収録されているからね!
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0612
Card of the Day - 2012/06/22
2012年6月22日 Card of the Dayイェヴァの腕力魔道士/Yeva’s Forcemage - 基本セット2013 コモンYeva’s Forcemage / イェヴァの腕力魔道士 (2)(緑)
クリーチャー - エルフ・シャーマン
イェヴァの腕力魔道士が戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。
2/2
参照:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/magic2013/cig#
基本セット2013のプレリリース大会は07月07日~08日まで待たなくてはいけないが、《イェヴァの腕力魔道士/Yeva’s Forcemage》をそれ以前にプレイすることは可能だ。Xbox Live、PlayStation Network、Steam(パソコン)、そしてiPad APPストアで今週発売されるデュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013に収録されているからね!
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0612
1 2