余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
ゴルガリ週間だったらしく黒緑のマルチカラー・カードたちが取り上げられていた。ただ、ゴルガリと関係なかったのは金曜日の《一なる否命/Iname as One》だけでそれ以外は明確にゴルガリ団ネタと絡めての記事だった。
余談2:月曜日 《ゴルガリの死者の王、ジャラド/Jarad, Golgari Lich Lord》
姉と弟で両方ともカードになっているクリーチャー。珍しいんではないかと思った。兄弟や親子でストーリーに登場しているキャラクターたちは結構いるけど、その組み合わせの両方がカード化されているとなると少ない気がする。
姉のサッフィーはカード化されてるけど弟のハンスはカード化されてないし、ミシュラとウルザも片方しかカード化されてないし、スタークとタカラの親娘もお父さんしかカード化されてないし。
ああ、そうそう、兄弟でカード化されてる伝説のクリーチャーがほかにもいた。兄弟ともカード化されているのに1枚しかカードがないという不思議なクリーチャー、《山崎兄弟/Brothers Yamazaki》。
余談3:火曜日 《ロッテスのトロール/Lotleth Troll》
どうしても語頭の「ロッテ」に反応してしまう。なんかかわいい。きっと夏のキャンプで生き別れた双子の妹に出会うに違いない、と小説「ふたりのロッテ」ネタをふってみる。
完全にカードから話がそれるけど、エーリヒ・ケストナーの児童小説は名作が多いのでおすすめ。「ふたりのロッテ」以外にも「エーミールと探偵たち」「飛ぶ教室」「動物会議」など。
余談4:水曜日 《ゴルガリの女王、サヴラ/Savra, Queen of the Golgari》
月曜日に登場したジャラドのお姉さん。
青白カラーの兄弟は規律やしつけに厳しいイメージで、赤黒カラーの兄弟は終始殴り合いの喧嘩が絶えないイメージで、……と色ごとのイメージってのが色々浮かぶけど、はてさて緑黒カラーの兄弟ってどんなんだろう。
放任主義で利己的かな。でも緑が入ってると家族や血族を大事にするイメージがある。
余談5:木曜日 《安息の無い墓、スヴォグトース/Svogthos, the Restless Tomb》
ギルドの勢力図が塗りかえられるたびに勢力圏内の中心に位置するようにと自発的に動いてくれるらしい。安息の無い、というより、休まずよく働くって感じか。ギルド員からするとたまったもんじゃないだろうけど。
あと墓地をよく掃除してから命を吹き込むとゾンビにならずに成仏してしまうあたりが面白い。死体にとりつこうとした魂がまごまごしたあと、そのまま上天から降り注ぐ光の柱の中へスーッと吸い込まれていくに違いない。
そしてまた訪ねてきたギルド員が「また住所変わったのかよ……」と困ることに。
余談6:金曜日 《一なる否命/Iname as One》
《一なる否命/Iname as One》が手札とライブラリに1枚ずつあり、かつ(8)(黒)(黒)(緑)(緑)を1回だけ出すことが出来るとき、戦場に《一なる否命/Iname as One》を合計3回出すことが出来ると思うんだけど、合ってるかな。
最初に手札に《一なる否命/Iname as One》を[A]、ライブラリにいる《一なる否命/Iname as One》を[B]としたとき、以下のような手順かと(手順5以降の[A]と[B]は別に逆でも構わないとして)。
1.[A]を手札から唱えて戦場に出す
2.[A]の能力で[B]を戦場に出す
3.レジェンドルールで両方が墓地へ置かれる(死亡する)
4.[A]と[B]の死亡時の能力がそれぞれスタックに積まれる
5.[A]の能力を先に積み[B]の能力がスタックの上に積まれるようにする
6.[B]の能力を解決。追放せずそのまま墓地に置く
7.[A]の能力を解決。墓地に置くかわりに追放し、墓地にある[B]を戦場に出す
何が気になっているかというと、《一なる否命/Iname as One》の死亡時の能力って、スタックに積むときは対象をとらなくていいんだよね、という話。
墓地に送るかわりに追放するかどうか選ぶのは解決時だと思っているので、スタックに積む段階ではまだ対象が墓地にいなくてもいいのではなかろうか、だから片方が「死んだ」あとで、もう片方が先に死んだ《一なる否命/Iname as One》を釣り上げることができるんじゃないか、と思った次第。
ルールの理解度を確認したいというのが主で、このコンボ(?)に意味があるかと聞かれるとあまりない。《魂の管理人/Soul Warden》が出ていれば3点回復できるよ、とか、《伏魔殿/Pandemonium》が出ていれば24点ダメージだよ、というくらいかな。
ゴルガリ週間だったらしく黒緑のマルチカラー・カードたちが取り上げられていた。ただ、ゴルガリと関係なかったのは金曜日の《一なる否命/Iname as One》だけでそれ以外は明確にゴルガリ団ネタと絡めての記事だった。
余談2:月曜日 《ゴルガリの死者の王、ジャラド/Jarad, Golgari Lich Lord》
姉と弟で両方ともカードになっているクリーチャー。珍しいんではないかと思った。兄弟や親子でストーリーに登場しているキャラクターたちは結構いるけど、その組み合わせの両方がカード化されているとなると少ない気がする。
姉のサッフィーはカード化されてるけど弟のハンスはカード化されてないし、ミシュラとウルザも片方しかカード化されてないし、スタークとタカラの親娘もお父さんしかカード化されてないし。
ああ、そうそう、兄弟でカード化されてる伝説のクリーチャーがほかにもいた。兄弟ともカード化されているのに1枚しかカードがないという不思議なクリーチャー、《山崎兄弟/Brothers Yamazaki》。
余談3:火曜日 《ロッテスのトロール/Lotleth Troll》
どうしても語頭の「ロッテ」に反応してしまう。なんかかわいい。きっと夏のキャンプで生き別れた双子の妹に出会うに違いない、と小説「ふたりのロッテ」ネタをふってみる。
完全にカードから話がそれるけど、エーリヒ・ケストナーの児童小説は名作が多いのでおすすめ。「ふたりのロッテ」以外にも「エーミールと探偵たち」「飛ぶ教室」「動物会議」など。
余談4:水曜日 《ゴルガリの女王、サヴラ/Savra, Queen of the Golgari》
月曜日に登場したジャラドのお姉さん。
青白カラーの兄弟は規律やしつけに厳しいイメージで、赤黒カラーの兄弟は終始殴り合いの喧嘩が絶えないイメージで、……と色ごとのイメージってのが色々浮かぶけど、はてさて緑黒カラーの兄弟ってどんなんだろう。
放任主義で利己的かな。でも緑が入ってると家族や血族を大事にするイメージがある。
余談5:木曜日 《安息の無い墓、スヴォグトース/Svogthos, the Restless Tomb》
ギルドの勢力図が塗りかえられるたびに勢力圏内の中心に位置するようにと自発的に動いてくれるらしい。安息の無い、というより、休まずよく働くって感じか。ギルド員からするとたまったもんじゃないだろうけど。
あと墓地をよく掃除してから命を吹き込むとゾンビにならずに成仏してしまうあたりが面白い。死体にとりつこうとした魂がまごまごしたあと、そのまま上天から降り注ぐ光の柱の中へスーッと吸い込まれていくに違いない。
そしてまた訪ねてきたギルド員が「また住所変わったのかよ……」と困ることに。
余談6:金曜日 《一なる否命/Iname as One》
《一なる否命/Iname as One》が手札とライブラリに1枚ずつあり、かつ(8)(黒)(黒)(緑)(緑)を1回だけ出すことが出来るとき、戦場に《一なる否命/Iname as One》を合計3回出すことが出来ると思うんだけど、合ってるかな。
最初に手札に《一なる否命/Iname as One》を[A]、ライブラリにいる《一なる否命/Iname as One》を[B]としたとき、以下のような手順かと(手順5以降の[A]と[B]は別に逆でも構わないとして)。
1.[A]を手札から唱えて戦場に出す
2.[A]の能力で[B]を戦場に出す
3.レジェンドルールで両方が墓地へ置かれる(死亡する)
4.[A]と[B]の死亡時の能力がそれぞれスタックに積まれる
5.[A]の能力を先に積み[B]の能力がスタックの上に積まれるようにする
6.[B]の能力を解決。追放せずそのまま墓地に置く
7.[A]の能力を解決。墓地に置くかわりに追放し、墓地にある[B]を戦場に出す
何が気になっているかというと、《一なる否命/Iname as One》の死亡時の能力って、スタックに積むときは対象をとらなくていいんだよね、という話。
墓地に送るかわりに追放するかどうか選ぶのは解決時だと思っているので、スタックに積む段階ではまだ対象が墓地にいなくてもいいのではなかろうか、だから片方が「死んだ」あとで、もう片方が先に死んだ《一なる否命/Iname as One》を釣り上げることができるんじゃないか、と思った次第。
ルールの理解度を確認したいというのが主で、このコンボ(?)に意味があるかと聞かれるとあまりない。《魂の管理人/Soul Warden》が出ていれば3点回復できるよ、とか、《伏魔殿/Pandemonium》が出ていれば24点ダメージだよ、というくらいかな。
Card of the Day - 2012/12/03
2012年12月3日 Card of the Day報復の矢/Avenging Arrow - ラヴニカへの回帰 コモンAvenging Arrow / 報復の矢 (2)(白)
インスタント
このターンにダメージを与えたクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Avenging+Arrow/
ラヴニカへの回帰のカード全てがそれぞれ特定のギルドに明確に結びついているわけではない。セレズニアの射手から飛んできた《報復の矢/Avenging Arrow》があったからといって(註1)、アゾリウスの射手がそれを飛ばさない理由にはならない。結局のところ、アゾリウスもまた犯罪者には厳しいギルドだからね!
(註1) セレズニアの射手から
フレイバーテキストによると、イラストの矢はセレズニアの射手が放ったものらしい。
日本語訳:
「盗みは許せ。騙しは罰せ。」
――セレズニアの射手、アルカウス
引用元:http://magiccards.info/rtr/jp/4.html
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1212
Card of the Day - 2012/12/04
2012年12月4日 Card of the Day彩色の灯籠/Chromatic Lantern - ラヴニカへの回帰 レアChromatic Lantern / 彩色の灯籠 (3)
アーティファクト
あなたがコントロールする土地は「(T):あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ。
(T):あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ1点を加える。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Chromatic+Lantern/
《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》の能力は、そのイラストに表れている。様々な光を同時に放っているのが見えるだろうが、実はこれが放っているのはマナなのだ! なおマナだけでなく普通の明かりも出している。いつ手頃なランタンが必要になるか分からないしね。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1212
Card of the Day - 2012/12/05
2012年12月5日 Card of the Day圧縮/Downsize - ラヴニカへの回帰 コモンDownsize / 圧縮 (青)
インスタント
あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-4/-0の修整を受ける。
超過(2)(青)(あなたはこの呪文をその超過コストで唱えてもよい。そうした場合、あなたがコントロールしていない各クリーチャーはそれぞれターン終了時まで-4/-0の修整を受ける。)
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Downsize/
《圧縮/Downsize》で小さくされているクリーチャーはどうやらインドリクのようだ。インドリクは、ディセンションで《踏み吠えインドリク/Indrik Stomphowler》として、またラヴニカへの回帰では《そびえ立つインドリク/Towering Indrik》として登場しているクリーチャーだ。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1212
Card of the Day - 2012/12/06
2012年12月6日 Card of the Day摩天楼の捕食者/Skyline Predator - ラヴニカへの回帰 アンコモンSkyline Predator / 摩天楼の捕食者 (4)(青)(青)
クリーチャー — ドレイク(Drake)
瞬速(あなたはこの呪文を、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも唱えてよい。)
飛行
3/4
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Skyline+Predator/
マジックのイラストに描かれているドレイク(Drake)とドラゴン(Dragon)の見分け方はその足の数だ。ドラゴンには4本の足(と翼)があり、それに対しドレイクには前足がない。もしそれがクリーチャーカードだったなら、もちろんタイプ欄を確認するという選択肢もある。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1212
Card of the Day - 2012/12/07
2012年12月7日 Card of the Day幽霊の将軍/Phantom General - ラヴニカへの回帰 アンコモンPhantom General / 幽霊の将軍 (3)(白)
クリーチャー — スピリット(Spirit) 兵士(Soldier)
あなたがコントロールするクリーチャー・トークンは+1/+1の修整を受ける。
2/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Phantom+General/
フレイバーの観点から見たとき、トークン・クリーチャーと普通のカードのクリーチャーのあいだに差異はない。ただしこの《幽霊の将軍/Phantom General》の場合のみ、幽霊とはトークン・クリーチャーを意味する。もっとも、たった1枚のこのカードに限ったフレイバーだけどね!
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1212
今週のCard of the Day (2012年12月 第1週) とか
2012年12月9日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
月曜日がアゾリウスとセレズニアのギルド名について言及していたので、そのままどちらかのギルドがテーマになるのかな、と思いきや、そんなことなかった。
特にテーマらしきものは見られなかった。あえて言えば、ラヴニカへの回帰のカードの紹介。一応、以下にカード名とその他基本情報を並べておくので、調べたい方はどうぞ。
<カード名・マナコスト・カードタイプ・レアリティ>
《報復の矢/Avenging Arrow》・(白)・インスタント・コモン
《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》・(3)・アーティファクト・レア
《圧縮/Downsize》・(青)・インスタント・コモン
《摩天楼の捕食者/Skyline Predator》・(4)(青)(青)・クリーチャー・アンコモン
《幽霊の将軍/Phantom General》・(3)(白)・クリーチャー・アンコモン
余談2:月曜日 《報復の矢/Avenging Arrow》
フレイバーテキストの意味がちょっとよく分からない。なんで「盗み」は許されるんだろう。慈悲の心? 単に、人を騙すという行為に対する禁忌がそれだけ強い、って話かな。
訳の話。
後半の「others that were from the Azorius」がちょっと困った箇所。
このカードのイラストで言及されている1本はフレイバーテキストからセレズニアの射手によって射られたものだと分かっている。しかし、このセットの全てのカードが特定のギルドに属しているわけでもないので、この1本以外の《報復の矢/Avenging Arrow》が他のギルド、例えばアゾリウスに所属している者によって用いられている可能性はある……という話なんだけど、このまま書いたら「訳」じゃなくて「解説」になってしまうので、どうしようかな、と。
結局はあまり原文に忠実というわけでもなくなってるな。
あと訳に関してもう1つ。「wrongdoers」という単語を初めて知った。どうやら「wrong(過ち、間違い) + doer(~をする者、実行者)」ということらしい。覚えておこう。
余談3:火曜日 《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》
これを始めとして「光を放つアーティファクト」がフレイバー的にマナ能力と結びついているらしい。同じく光源としては《幽体の照明灯/Spectral Searchlight》がある。
あとプリズムシリーズとして《予言のプリズム/Prophetic Prism》、《マナ・プリズム/Mana Prism》、《五元のプリズム/Pentad Prism》など。
始祖である《天界のプリズム/Celestial Prism》からの派生でこれらが生まれて、さらにそこから「ピカピカ光るものはマナを生む」ってことになっていったのかな。《天界のプリズム/Celestial Prism》自身はマナ生まないけど。
余談4:水曜日 《圧縮/Downsize》
記事では「インドリク」という種族がネタにされている。つい先日も似たような話があった気がする。えーと……ああ、そうそう、2012年10月12日の Card of the Day だ。インドリクという種族の初出がディセンションだった、という話。
ところで英語のカード名(Downsize)は「サイズが縮められてしまって攻撃力が下がる」って雰囲気があるんだけど、日本語のカード名(圧縮)はちょっと違うような気がしてしまった。イメージ的に「4点もの修整値を受けるような圧縮受けたら死ぬんじゃないか?」と思ってしまう。
ところで《圧縮/Downsize》されても防御力は下がらないのは、小さくなる分、相手の命中率も下がって相対的に防御性能は変わらないから、ってことだと(勝手に)解釈している。「じゃあなんで《巨大化/Giant Growth》は防御力下がらんの?」という質問は、ノーコメントで。
余談5:木曜日 《摩天楼の捕食者/Skyline Predator》
翼が生えているクリーチャーの種族の見分け方に関する記事で、ドラゴン(Dragon)とドレイク(Drake)は前足の有無で分かるという話。なお足がない場合はワームということになる。
ただしこれは爬虫類系の外見を持ったクリーチャーに限定された見分け方で、毛が生えている場合は、4本足がグリフィン(Griffin)、前足が無ければ鳥(Bird)。さらに翼が生えている人型の場合、白ければ天使(Angel)で、黒ければ悪魔(Demon)もしくはインプ(Imp)となる(多分)。
余談6:金曜日 《幽霊の将軍/Phantom General》
2012年09月以来となる、4か月ぶり2回目の登場。それはさておき訳の話。
確かに今までは「トークン = 幽霊」というより「スピリット・トークン = 幽霊」という意味づけが強かった(例:《深夜の出没/Midnight Haunting》や《未練ある魂/Lingering Souls》)。
ただ《無形の美徳/Intangible Virtue》は、強化する対象はトークン・クリーチャー全般としつつもフレイバーテキストやカード名を見る限り「実体を持たない死後の霊的な存在たち」を対象としているから、《幽霊の将軍/Phantom General》と実質同じことじゃないかなあ、と思う。
月曜日がアゾリウスとセレズニアのギルド名について言及していたので、そのままどちらかのギルドがテーマになるのかな、と思いきや、そんなことなかった。
特にテーマらしきものは見られなかった。あえて言えば、ラヴニカへの回帰のカードの紹介。一応、以下にカード名とその他基本情報を並べておくので、調べたい方はどうぞ。
<カード名・マナコスト・カードタイプ・レアリティ>
《報復の矢/Avenging Arrow》・(白)・インスタント・コモン
《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》・(3)・アーティファクト・レア
《圧縮/Downsize》・(青)・インスタント・コモン
《摩天楼の捕食者/Skyline Predator》・(4)(青)(青)・クリーチャー・アンコモン
《幽霊の将軍/Phantom General》・(3)(白)・クリーチャー・アンコモン
余談2:月曜日 《報復の矢/Avenging Arrow》
フレイバーテキストの意味がちょっとよく分からない。なんで「盗み」は許されるんだろう。慈悲の心? 単に、人を騙すという行為に対する禁忌がそれだけ強い、って話かな。
訳の話。
原文:
Just because this Avenging Arrow came from a Selesnya archer doesn’t mean there couldn’t be others that were from the Azorius
拙訳:
セレズニアの射手から飛んできた《報復の矢/Avenging Arrow》があったからといって、アゾリウスの射手がそれを飛ばさない理由にはならない。
後半の「others that were from the Azorius」がちょっと困った箇所。
このカードのイラストで言及されている1本はフレイバーテキストからセレズニアの射手によって射られたものだと分かっている。しかし、このセットの全てのカードが特定のギルドに属しているわけでもないので、この1本以外の《報復の矢/Avenging Arrow》が他のギルド、例えばアゾリウスに所属している者によって用いられている可能性はある……という話なんだけど、このまま書いたら「訳」じゃなくて「解説」になってしまうので、どうしようかな、と。
結局はあまり原文に忠実というわけでもなくなってるな。
あと訳に関してもう1つ。「wrongdoers」という単語を初めて知った。どうやら「wrong(過ち、間違い) + doer(~をする者、実行者)」ということらしい。覚えておこう。
余談3:火曜日 《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》
これを始めとして「光を放つアーティファクト」がフレイバー的にマナ能力と結びついているらしい。同じく光源としては《幽体の照明灯/Spectral Searchlight》がある。
あとプリズムシリーズとして《予言のプリズム/Prophetic Prism》、《マナ・プリズム/Mana Prism》、《五元のプリズム/Pentad Prism》など。
始祖である《天界のプリズム/Celestial Prism》からの派生でこれらが生まれて、さらにそこから「ピカピカ光るものはマナを生む」ってことになっていったのかな。《天界のプリズム/Celestial Prism》自身はマナ生まないけど。
余談4:水曜日 《圧縮/Downsize》
記事では「インドリク」という種族がネタにされている。つい先日も似たような話があった気がする。えーと……ああ、そうそう、2012年10月12日の Card of the Day だ。インドリクという種族の初出がディセンションだった、という話。
ところで英語のカード名(Downsize)は「サイズが縮められてしまって攻撃力が下がる」って雰囲気があるんだけど、日本語のカード名(圧縮)はちょっと違うような気がしてしまった。イメージ的に「4点もの修整値を受けるような圧縮受けたら死ぬんじゃないか?」と思ってしまう。
ところで《圧縮/Downsize》されても防御力は下がらないのは、小さくなる分、相手の命中率も下がって相対的に防御性能は変わらないから、ってことだと(勝手に)解釈している。「じゃあなんで《巨大化/Giant Growth》は防御力下がらんの?」という質問は、ノーコメントで。
余談5:木曜日 《摩天楼の捕食者/Skyline Predator》
翼が生えているクリーチャーの種族の見分け方に関する記事で、ドラゴン(Dragon)とドレイク(Drake)は前足の有無で分かるという話。なお足がない場合はワームということになる。
ただしこれは爬虫類系の外見を持ったクリーチャーに限定された見分け方で、毛が生えている場合は、4本足がグリフィン(Griffin)、前足が無ければ鳥(Bird)。さらに翼が生えている人型の場合、白ければ天使(Angel)で、黒ければ悪魔(Demon)もしくはインプ(Imp)となる(多分)。
余談6:金曜日 《幽霊の将軍/Phantom General》
2012年09月以来となる、4か月ぶり2回目の登場。それはさておき訳の話。
原文:
But for the purposes of Phantom General, ghosts mean tokens. Just for this one card, though!
拙訳:
ただしこの《幽霊の将軍/Phantom General》の場合のみ、幽霊とはトークン・クリーチャーを意味する。もっとも、たった1枚のこのカードに限ったフレイバーだけどね!
確かに今までは「トークン = 幽霊」というより「スピリット・トークン = 幽霊」という意味づけが強かった(例:《深夜の出没/Midnight Haunting》や《未練ある魂/Lingering Souls》)。
ただ《無形の美徳/Intangible Virtue》は、強化する対象はトークン・クリーチャー全般としつつもフレイバーテキストやカード名を見る限り「実体を持たない死後の霊的な存在たち」を対象としているから、《幽霊の将軍/Phantom General》と実質同じことじゃないかなあ、と思う。
《無形の美徳/Intangible Virtue》のフレイバーテキスト
原文:
In life, they were a motley crew: farmers, lords, cutpurses, priests. In death, they are united in singular, benevolent purpose.
引用元:http://magiccards.info/isd/en/19.html
日本語訳:
生きていた時は、彼らは農夫や領主や巾着切りや僧侶といった烏合の衆だ。 死んでからは、彼らは真義に基づき一つになる。
引用元:http://magiccards.info/isd/jp/19.html
Card of the Day - 2012/12/10
2012年12月10日 Card of the Day暴動の長、ラクドス/Rakdos, Lord of Riots - ラヴニカへの回帰 神話レアRakdos, Lord of Riots / 暴動の長、ラクドス (黒)(黒)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)
このターン、対戦相手1人がライフを失っていないかぎり、あなたは暴動の長、ラクドスを唱えられない。
飛行、トランプル
あなたの対戦相手がこのターンに失ったライフ1点につき、あなたが唱えるクリーチャー呪文は、それを唱えるためのコストが(1)少なくなる。
6/6
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Rakdos%2C+Lord+of+Riots/
ラクドス教団はラクドスを崇拝する人々による非公式な集団のあつまりによって構成されている。しかし真のラクドス教団の構成員と呼べるのは、その皆が崇めるラクドス本人ただ1人だ。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1212
Card of the Day - 2012/12/11
2012年12月11日 Card of the Dayリックス・マーディのギルド魔道士/Rix Maadi Guildmage - ラヴニカへの回帰 アンコモンRix Maadi Guildmage / リックス・マーディのギルド魔道士 (黒)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)
(黒)(赤):ブロックしているクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。
(黒)(赤):このターンにライフを失ったプレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは1点のライフを失う。
2/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Rix+Maadi+Guildmage/
《リックス・マーディのギルド魔道士/Rix Maadi Guildmage》の名前に「リックス・マーディ」とあるのは、このギルド魔道士がラクドスギルドの本拠地でありディセンションのカードでもある《迷宮の宮殿、リックス・マーディ/Rix Maadi, Dungeon Palace》に属していることを示している。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1212
Card of the Day - 2012/12/12
2012年12月12日 Card of the Day不和の化身/Avatar of Discord - ディセンション レアAvatar of Discord / 不和の化身 (黒/赤)(黒/赤)(黒/赤)
クリーチャー — アバター(Avatar)
((黒/赤)は(黒)でも(赤)でも支払うことができる。)
飛行
不和の化身が戦場に出たとき、あなたがカードを2枚捨てない限り、それを生け贄に捧げる。
5/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Avatar+of+Discord/
気をつけて欲しいのは《不和の化身/Avatar of Discord》を唱える際には実際に2枚のカードを捨て札にする必要があるということだ。もしカードテキストが「不和の化身が戦場に出たとき、カードを2枚捨てる」であれば、このカードが最後の手札であっても唱えて場に残すことが出来る……が、実際はそうはいかない!
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1212
Card of the Day - 2012/12/13
2012年12月13日 Card of the Day破壊の宴/Wrecking Ball - ディセンション コモンWrecking Ball / 破壊の宴 (2)(黒)(赤)
インスタント
クリーチャー1体か土地1つを対象とし、それを破壊する。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Wrecking+Ball/
《破壊の宴/Wrecking Ball》というのは実はダジャレだ(註1)。ビルをぶっ壊すときなどに使われる巨大な鉄球ではなくて、ここで使われている「Ball」は「Ballroom(宴の間、ダンスホール)」のほうだ。とはいえラクドス教団のこと、その宴の間も結局はぶっ壊されることになる。
(註1) ダジャレ
ビルの解体工事などに用いられる巨大な鉄球のことを「Wrecking Ball」と呼ぶ。もちろんこの場合の「Ball」は「球」の意味。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1212
Card of the Day - 2012/12/14
2012年12月14日 Card of the Dayサーボ・タヴォーク/Tsabo Tavoc - インベイジョン レアTsabo Tavoc / サーボ・タヴォーク (5)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー — ホラー(Horror)
先制攻撃、プロテクション(伝説のクリーチャー)
(黒)(黒),(T):伝説のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。
7/4
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Tsabo+Tavoc/
背景ストーリーによると《サーボ・タヴォーク/Tsabo Tavoc》は《ジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashen》に倒されたことになっている。実際のカードだとそうは上手くいかないだろう。何しろ《サーボ・タヴォーク/Tsabo Tavoc》は伝説のクリーチャー相手にはめっぽう強いのだから。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1212
今週のCard of the Day (2012年12月 第2週) とか
2012年12月16日 週のまとめ コメント (2)余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
ラクドス週間だったらしく、赤黒のマルチカラーカードたち。ちなみに実際にラクドスギルドに属しているカードは5枚中の3枚(《暴動の長、ラクドス/Rakdos, Lord of Riots》、《リックス・マーディのギルド魔道士/Rix Maadi Guildmage》、《破壊の宴/Wrecking Ball》)。
余談2:月曜日 《暴動の長、ラクドス/Rakdos, Lord of Riots》
訳の話。
色々と悩んだ箇所のある回だった。
まず「Rings, which are informal groups of people」で、「Rings」が大文字で始まっている点。背景世界の固有名詞なのかと思ったけど、よく分からなかったので一般名詞として「あつまり」と。
次に「the only real organization」を「真の組織」とすると意味が伝わらない気がしたので「organization」を「組織を構成する団員」としてみた。
正しくは(原文により近くするには)、組織と呼べるのは皆が崇めているラクドス1人だけだ、ということなんだけど、いまいち日本語っぽくないので、あれこれいじった。
ちょっと上手くいってないかもしれない。
余談3:火曜日 《リックス・マーディのギルド魔道士/Rix Maadi Guildmage》
そういえば「Rix Maadi」って建物の名前だったっけ。伝説の土地でないところを見ると、複数あり得るのかな。
この「Rix Maadi」という無茶なつづりを見るたびに、何かのアナグラムなのではないかと疑ってしまう。「Mad ~」とか「I am ~」とか……ないか。
余談4:水曜日 《不和の化身/Avatar of Discord》
以下のようなネタだった。
こういうルール文章が絡むネタは訳するのが難しい。マジック用語って、英語とはまたちょっと違う「言語」だから。
ところで、最近のクリーチャーの強さを考えると「マルチカラー3マナ 5/3 飛行 戦場に出たとき、カードを2枚捨てる」くらいならあり得そうな気がして困る。
余談5:木曜日 《破壊の宴/Wrecking Ball》
前々から何度か書いているし、他の方のブログでも言及されていることだけど、ダジャレ系のネタは難しい。カードの日本語名も完全に諦めてるし。
余談6:金曜日 《サーボ・タヴォーク/Tsabo Tavoc》
その特徴的な頭と顔に注意がいってしまいがちで、胸元に気付かないことが多いせいで女性だと気付いてもらえないキャラ。
女性といえば、見た目というか体型が《囁く者、シェオルドレッド/Sheoldred, Whispering One》に似てる気ような……
参照1:サーボ・タヴォーク
http://magiccards.info/in/en/281.html
参照2:シェオルドレッド
http://magiccards.info/nph/en/73.html
……いや、あらためて良く見たら全然似てなかった。
ラクドス週間だったらしく、赤黒のマルチカラーカードたち。ちなみに実際にラクドスギルドに属しているカードは5枚中の3枚(《暴動の長、ラクドス/Rakdos, Lord of Riots》、《リックス・マーディのギルド魔道士/Rix Maadi Guildmage》、《破壊の宴/Wrecking Ball》)。
余談2:月曜日 《暴動の長、ラクドス/Rakdos, Lord of Riots》
訳の話。
原文:
The Rakdos Cult is made up of Rings, which are informal groups of people who pay tribute to Rakdos. But the only real organization is that Rakdos is the undisputed leader.
拙訳:
ラクドス教団はラクドスを崇拝する人々による非公式な集団のあつまりによって構成されている。しかし真のラクドス教団の構成員と呼べるのは、その皆が崇めるラクドス本人ただ1人だ。
色々と悩んだ箇所のある回だった。
まず「Rings, which are informal groups of people」で、「Rings」が大文字で始まっている点。背景世界の固有名詞なのかと思ったけど、よく分からなかったので一般名詞として「あつまり」と。
次に「the only real organization」を「真の組織」とすると意味が伝わらない気がしたので「organization」を「組織を構成する団員」としてみた。
正しくは(原文により近くするには)、組織と呼べるのは皆が崇めているラクドス1人だけだ、ということなんだけど、いまいち日本語っぽくないので、あれこれいじった。
ちょっと上手くいってないかもしれない。
余談3:火曜日 《リックス・マーディのギルド魔道士/Rix Maadi Guildmage》
そういえば「Rix Maadi」って建物の名前だったっけ。伝説の土地でないところを見ると、複数あり得るのかな。
この「Rix Maadi」という無茶なつづりを見るたびに、何かのアナグラムなのではないかと疑ってしまう。「Mad ~」とか「I am ~」とか……ないか。
余談4:水曜日 《不和の化身/Avatar of Discord》
以下のようなネタだった。
原文:
Note that Avatar of Discord requires that its caster actually have two cards to discard. If it said "When Avatar of Discord enters the battlefield, discard two cards," then you could get away with casting it as the last card in your hand. But you can’t!
拙訳:
気をつけて欲しいのは《不和の化身/Avatar of Discord》を唱える際には実際に2枚のカードを捨て札にする必要があるということだ。もしカードテキストが「不和の化身が戦場に出たとき、カードを2枚捨てる」であれば、このカードが最後の手札であっても唱えて場に残すことが出来る……が、実際はそうはいかない!
こういうルール文章が絡むネタは訳するのが難しい。マジック用語って、英語とはまたちょっと違う「言語」だから。
ところで、最近のクリーチャーの強さを考えると「マルチカラー3マナ 5/3 飛行 戦場に出たとき、カードを2枚捨てる」くらいならあり得そうな気がして困る。
余談5:木曜日 《破壊の宴/Wrecking Ball》
前々から何度か書いているし、他の方のブログでも言及されていることだけど、ダジャレ系のネタは難しい。カードの日本語名も完全に諦めてるし。
余談6:金曜日 《サーボ・タヴォーク/Tsabo Tavoc》
その特徴的な頭と顔に注意がいってしまいがちで、胸元に気付かないことが多いせいで女性だと気付いてもらえないキャラ。
女性といえば、見た目というか体型が《囁く者、シェオルドレッド/Sheoldred, Whispering One》に似てる気ような……
参照1:サーボ・タヴォーク
http://magiccards.info/in/en/281.html
参照2:シェオルドレッド
http://magiccards.info/nph/en/73.html
……いや、あらためて良く見たら全然似てなかった。
Card of the Day - 2012/12/17
2012年12月17日 Card of the DayBlack Lotus - マジックオンライン ホリデーキューブBlack Lotus (0)
アーティファクト
(T),Black Lotusを生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに、好きな色1色のマナ3点を加える。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Black+Lotus/
12月19日から始まるホリデーキューブに参加すればマジックオンラインで《Black Lotus》をプレイすることができる(詳細はこちら)(註1)。それと、新規イラストの壁紙は Today’s Arcana(註2) からダウンロードできるぞ!
(註1) 詳細はこちら
原文では以下のURLへリンクが張られている。マジックオンラインで行われるホリデーキューブのプールに含まれる全カード情報も載っている。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/other/11272012d
(註2) Today’s Arcana
公式サイトのコラムの1つ。原文では以下のURLへリンクが張られている。記事にあるように新規イラストの壁紙がダウンロードできる。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1126
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1212
Card of the Day - 2012/12/18
2012年12月18日 Card of the DayLibrary of Alexandria - マジックオンライン ホリデーキューブLibrary of Alexandria
土地
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(T):カードを1枚引く。この能力は、あなたの手札にカードがちょうど7枚ある場合にのみ起動できる。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Library+of+Alexandria/
12月19日から始まるホリデーキューブに参加すればマジックオンラインで《Library of Alexandria》をプレイすることができる(詳細はこちら)(註1)。それと、新規イラストの壁紙は Today’s Arcana(註2) からダウンロードできるぞ!
(註1) 詳細はこちら
原文では以下のURLへリンクが張られている。マジックオンラインで行われるホリデーキューブのプールに含まれる全カード情報も載っている。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/other/11272012d
(註2) Today’s Arcana
公式サイトのコラムの1つ。原文では以下のURLへリンクが張られている。記事にあるように新規イラストの壁紙がダウンロードできる。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1127
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1212
Card of the Day - 2012/12/19
2012年12月19日 Card of the Day魔力の櫃/Mana Vault - マジックオンライン ホリデーキューブMana Vault / 魔力の櫃 (1)
アーティファクト
魔力の櫃はあなたのアンタップ・ステップにアンタップしない。
あなたのアップキープの開始時に、あなたは(4)を支払ってもよい。そうした場合、魔力の櫃をアンタップする。
あなたのドロー・ステップの開始時に、魔力の櫃がタップ状態である場合、それはあなたに1点のダメージを与える。
(T):あなたのマナ・プールに(3)を加える。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Mana+Vault/
12月19日から始まるホリデーキューブに参加すればマジックオンラインで《魔力の櫃/Mana Vault》をプレイすることができる(詳細はこちら)(註1)。それと、新規イラストの壁紙は Today’s Arcana(註2) からダウンロードできるぞ!
(註1) 詳細はこちら
原文では以下のURLへリンクが張られている。マジックオンラインで行われるホリデーキューブのプールに含まれる全カード情報も載っている。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/other/11272012d
(註2) Today’s Arcana
公式サイトのコラムの1つ。原文では以下のURLへリンクが張られている。記事にあるように新規イラストの壁紙がダウンロードできる。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1128
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1212
Card of the Day - 2012/12/20
2012年12月20日 Card of the DayMoat - マジックオンライン ホリデーキューブMoat (2)(白)(白)
エンチャント
飛行を持たないクリーチャーは攻撃できない。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Moat/
ホリデーキューブに参加することで今から1月2日まで《Moat》をマジックオンラインでプレイすることができる(詳細はこちら)(註1)。それと、新規イラストの壁紙は Today’s Arcana(註2) からダウンロードできるぞ!
(註1) 詳細はこちら
原文では以下のURLへリンクが張られている。マジックオンラインで行われるホリデーキューブのプールに含まれる全カード情報も載っている。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/other/11272012d
(註2) Today’s Arcana
公式サイトのコラムの1つ。原文では以下のURLへリンクが張られている。記事にあるように新規イラストの壁紙がダウンロードできる。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1129
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1212
Card of the Day - 2012/12/21
2012年12月21日 Card of the DayMishra’s Workshop - マジックオンライン ホリデーキューブMishra’s Workshop
土地
(T):あなたのマナ・プールに(3)を加える。このマナは、アーティファクト呪文を唱えるためにしか支払えない。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Mishra%27s+Workshop/
ホリデーキューブに参加することで今から1月2日まで《Mishra’s Workshop》をマジックオンラインでプレイすることができる(詳細はこちら)(註1)。それと、新規イラストの壁紙は Today’s Arcana(註2) からダウンロードできるぞ!
(註1) 詳細はこちら
原文では以下のURLへリンクが張られている。マジックオンラインで行われるホリデーキューブのプールに含まれる全カード情報も載っている。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/other/11272012d
(註2) Today’s Arcana
公式サイトのコラムの1つ。原文では以下のURLへリンクが張られている。記事にあるように新規イラストの壁紙がダウンロードできる。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1130
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1212
今週のCard of the Day (2012年12月 第3週) とか
2012年12月23日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
マジックオンラインのキューブドラフトで限定的にプレイ可能となった、いにしえのパワーカードたちが勢ぞろい。テーマという意味では「マジックオンラインのキューブドラフトで新規イラストが用意された過去のパワーカード」かな。
それぞれの新規イラストごとに壁紙が用意されており、リンクが記事で紹介されていた。
《Black Lotus》
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1126
《Library of Alexandria》
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1127
《魔力の櫃/Mana Vault》
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1128
《Moat》
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1129
《Mishra’s Workshop》
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1130
余談2:月曜日 《Black Lotus》
まさか《Black Lotus》に新規イラストが用意される日がこようとは。
それでも、マジックオンラインのみの再登場なので、いまだ日本語名は用意されず。もちろん名前のテンプレートから予想は簡単だけど、そういう話じゃないんだ。
余談3:火曜日 《Library of Alexandria》
マジック黎明期のパワーカード上位9枚を「パワー9」と呼ぶ。惜しいところで選から漏れた「10枚目」のパワーカード、それが《Library of Alexandria》……というと、なんか「キセキの世代にはまぼろしの6人目がいた」みたいでカッコいいな。
ただ、初めて知った頃は、正直それほど強いカードかなあ、と思ってたけど、どうやって使うのかをプロキシで実際に回してみてもらって分かった。土地を置くタイミングに気をつければ普通に「1人《吠えたける鉱山/Howling Mine》状態」だ。
とはいえ、超速コンボデッキや毎ターンマナを使い切るウィニーやアグロには入らないような気がする。マナ出ないし……(カード再確認)……って、ウソだろ、これマナ出せるのか!? 鬼だ。
余談4:水曜日 《魔力の櫃/Mana Vault》
文章が長い、自分にダメージ、絵がかわいくない、など、初心者が敬遠する要素満載。
マジックを始めたのは第4版の頃なので「使えた」時代ではあるんだけど自分で「使った」記憶がほとんどない。MoMa全盛期に友人のMoMaデッキを試しに回させてもらったときくらいかな。
ほぼ使い捨てで3マナを生み出すという意味では《暗黒の儀式/Dark Ritual》とそう変わらないんだけど、こっちは使いまくった。黒単ウィニーデッキ、コンボデッキ、赤黒の土地破壊デッキなどなど。
《魔力の櫃/Mana Vault》の話に戻ると、このカードは過去にコレクターズエディション版などで何度か再登場しつつも、新規イラストはこのオンライン版が初めてらしい。ちょっと意外。
ちなみに新規イラストだとちょっとした建物並の大きさになってて、とても1マナで済みそうな代物には見えない。古いイラストのほうは比較対象がないので大きさよく分からないけど、イメージ的に段ボール箱くらいかなと思ってた。
旧イラスト:
http://magiccards.info/un/en/260.html
新規イラスト:
http://media.wizards.com/images/magic/daily/wallpapers/mana_vault_cardsized.jpg
余談5:木曜日 《Moat》
マジックにはいくつかオカルトめいたジンクス(というか経験則?)があって、その中の1つが「文章が短いカードは強い」というもの。白のカードに多いイメージで、この《Moat》がそれ。
ところで「堀があるから地上からは攻め込めなくなる」というのはフレイバーに沿っていて非常に素晴らしいと思うのだけれど、自分たちも出られなくなる、って、明らかな建築ミスだよな。工事責任者の身が危ぶまれる。
余談6:金曜日 《Mishra’s Workshop》
ミシュラの工房は、彼の工場の3倍のマナを生み出せるかわりにアーティファクトしか作れない。逆にミシュラの工場は1マナしか生み出せないかわりにロボットに変形可能な上、合体することでパワーアップもできる。
春・夏・秋・冬の4体のロボが合体して5/5の巨大ロボになる神器戦隊ミシュラズファクトリーとかちょっと考えたけど、話が広がらないのでやめた。
マジックオンラインのキューブドラフトで限定的にプレイ可能となった、いにしえのパワーカードたちが勢ぞろい。テーマという意味では「マジックオンラインのキューブドラフトで新規イラストが用意された過去のパワーカード」かな。
それぞれの新規イラストごとに壁紙が用意されており、リンクが記事で紹介されていた。
《Black Lotus》
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1126
《Library of Alexandria》
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1127
《魔力の櫃/Mana Vault》
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1128
《Moat》
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1129
《Mishra’s Workshop》
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1130
余談2:月曜日 《Black Lotus》
まさか《Black Lotus》に新規イラストが用意される日がこようとは。
それでも、マジックオンラインのみの再登場なので、いまだ日本語名は用意されず。もちろん名前のテンプレートから予想は簡単だけど、そういう話じゃないんだ。
余談3:火曜日 《Library of Alexandria》
マジック黎明期のパワーカード上位9枚を「パワー9」と呼ぶ。惜しいところで選から漏れた「10枚目」のパワーカード、それが《Library of Alexandria》……というと、なんか「キセキの世代にはまぼろしの6人目がいた」みたいでカッコいいな。
ただ、初めて知った頃は、正直それほど強いカードかなあ、と思ってたけど、どうやって使うのかをプロキシで実際に回してみてもらって分かった。土地を置くタイミングに気をつければ普通に「1人《吠えたける鉱山/Howling Mine》状態」だ。
とはいえ、超速コンボデッキや毎ターンマナを使い切るウィニーやアグロには入らないような気がする。マナ出ないし……(カード再確認)……って、ウソだろ、これマナ出せるのか!? 鬼だ。
余談4:水曜日 《魔力の櫃/Mana Vault》
文章が長い、自分にダメージ、絵がかわいくない、など、初心者が敬遠する要素満載。
マジックを始めたのは第4版の頃なので「使えた」時代ではあるんだけど自分で「使った」記憶がほとんどない。MoMa全盛期に友人のMoMaデッキを試しに回させてもらったときくらいかな。
ほぼ使い捨てで3マナを生み出すという意味では《暗黒の儀式/Dark Ritual》とそう変わらないんだけど、こっちは使いまくった。黒単ウィニーデッキ、コンボデッキ、赤黒の土地破壊デッキなどなど。
《魔力の櫃/Mana Vault》の話に戻ると、このカードは過去にコレクターズエディション版などで何度か再登場しつつも、新規イラストはこのオンライン版が初めてらしい。ちょっと意外。
ちなみに新規イラストだとちょっとした建物並の大きさになってて、とても1マナで済みそうな代物には見えない。古いイラストのほうは比較対象がないので大きさよく分からないけど、イメージ的に段ボール箱くらいかなと思ってた。
旧イラスト:
http://magiccards.info/un/en/260.html
新規イラスト:
http://media.wizards.com/images/magic/daily/wallpapers/mana_vault_cardsized.jpg
余談5:木曜日 《Moat》
マジックにはいくつかオカルトめいたジンクス(というか経験則?)があって、その中の1つが「文章が短いカードは強い」というもの。白のカードに多いイメージで、この《Moat》がそれ。
ところで「堀があるから地上からは攻め込めなくなる」というのはフレイバーに沿っていて非常に素晴らしいと思うのだけれど、自分たちも出られなくなる、って、明らかな建築ミスだよな。工事責任者の身が危ぶまれる。
余談6:金曜日 《Mishra’s Workshop》
ミシュラの工房は、彼の工場の3倍のマナを生み出せるかわりにアーティファクトしか作れない。逆にミシュラの工場は1マナしか生み出せないかわりにロボットに変形可能な上、合体することでパワーアップもできる。
春・夏・秋・冬の4体のロボが合体して5/5の巨大ロボになる神器戦隊ミシュラズファクトリーとかちょっと考えたけど、話が広がらないのでやめた。
Card of the Day - 2012/12/24
2012年12月24日 Card of the DayThe Ultimate Nightmare of Wizards of the Coast Customer Service - アングルード アンコモンThe Ultimate Nightmare of Wizards of the Coast Customer Service (X)(Y)(Z)(赤)(赤)
ソーサリー
Y体のクリーチャーとZ人のプレイヤーを対象とする。The Ultimate Nightmare of Wizards of the Coast Customer ServiceはそれらにX点のダメージを与える。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/The+Ultimate+Nightmare+of+Wizards+of+the+Coast+Customer+Service/
《The Ultimate Nightmare of Wizards of the Coast Customer Service》のフレイバーテキスト(註1)に記載されている情報は現在では正しくない。電話番号が変わってしまっているということに加えて、サポートの受付時間はアメリカの西海岸時間の午後6時までとなっているからだ。
アメリカかカナダからであれば (800) 324-6496 が有効だ。これら以外の国(註2)からであれば (425) 204-8069 を用いるか、もしくは wizards.custhelp.com.(註3) を訪ねるか、ツイッターから@wizards_cs宛てに話しかけてくれ!
(註1) フレイバーテキスト
《The Ultimate Nightmare of Wizards of the Coast Customer Service》のフレイバーテキストは以下の通り。カード名にあるとおり、(当時の)カスタマーサポートサービスの受付時間と電話番号。
原文:
Mon.-Fri. 9: 00 A.M.-8: 00 P.M. Pacific (206) 624-0933
引用元:http://magiccards.info/ug/en/53.html
(註2) これら以外の国
なおアメリカ国外からアメリカへ電話をかける際には国番号「1」も必要。
(註3) wizards.custhelp.com.
原文では以下のURLへリンクが張られている。
http://wizards.custhelp.com/
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1212
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