余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 今週のテーマは、イニストラードの夜の住人たちの別称でもある モンスター/Monster がテーマ。昔は独立したクリーチャータイプの1つだったけど、例の2007年の大規模クリーチャータイプ更新の際に絶滅させられた種族でもある。

余談2:月曜日 《B.F.M. (Big Furry Monster)》

 2枚同時でないといけない出しづらさに加えてアングルードを使った対戦が稀なこともあり、実際のゲームでの出現率は天文学的に低いクリーチャー。

 「話題に上がる率 > 実際に用いられる率」の隔たりが大きいカードという意味では《霧衣の究極体/Mistform Ultimus》といい勝負だと思う。BFMよりもあっちの方が話題に上がる率は高いけど、かわりに実際に用いられる率も高いので、差分値は同じくらいじゃないかな。

余談3:火曜日 《Frankenstein’s Monster》

 昔は元ネタありのカードも作ってたんだよね、という話題によく使われるカード。もっともその手の話題に事欠かないのはなんといってもアラビアンナイトだけど。

 イニストラードとフランケンシュタインの相性はとても良いので、今さらとは思いつつも、どうせ作るんだったらイニストラードで出せば良かったのにと考えてしまう。

余談4:水曜日 《苔の怪物/Moss Monster》

 菌類やカビの怪物というと殺傷能力ありそうだけど、苔の怪物って何が出来るんだろう。

 つるつる滑って有効打が入りづらそう、という意味でタフネスが高いのは理解できる。あとは単純に苔の塊が動き出したら怖いというのも理解できる。だけどさすがに熊が6匹いないと死なないってのは生命力高すぎるだろ。

余談5:木曜日 《幻影獣/Phantom Monster》

 シングルシンボルの4マナで3/3の飛行クリーチャーってあらためて見るとなかなかのスペックな気がする。ただ覚えている限り、当時の構築での出番はなかった。

 《稲妻/Lightning Bolt》と《火葬/Incinerate》が基本火力だったあの頃はタフネス3と4の間に越えられない壁が存在してたためフィニッシャーには成りえなかったし、ウィニーデッキにいれるには重過ぎる。

 リミテッドがもっと流行ってれば出番も多かっただろうな。アンコモンだし。

余談6:金曜日 《シー・モンスター/Sea Monster》

 こいつを見て思ったのは「そういえばもっと昔は 生息条件(島) なんてものがあったなあ」ということ。生息条件(島)は、「~ は、防御プレイヤーが島をコントロールしていない限り、攻撃できない。 あなたが島をコントロールしていないとき、~ を生け贄に捧げる」というあまりにもご無体な能力。

 フレイバー的には理解できないこともないけど、さすがにこれはひどすぎる。

 デメリットの塊みたいな能力でしかないので、まさかこの能力を持ったクリーチャーが構築フォーマットで日の目を見ることがあろうとは想像もしてなかったので、青単パーミッションがミラーマッチのサイド後に《ダンダーン/Dandan》で殴りかかったというカバレッジを見たときは本当に驚いた。
Dandan / ダンダーン (青)(青)
クリーチャー - 魚(Fish)
ダンダーンは、防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしていない限り、攻撃できない。 あなたが島をコントロールしていないとき、ダンダーンを生け贄に捧げる。
4/1
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Dandan/

 ちなみにその《ダンダーン/Dandan》大活躍の記事は以下のとおり。

  Gateway ラウンド 2: 森勝洋 vs. Helmut Summersberger
  http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/mastersnice02/jpgwfm2a

余談7:《象牙の塔》を《粉砕》せよ/Shattering the Ivory Tower

 久しぶりに訳してみた。また色々訳してみようと思う。

余談8:検索ワードに答えてみる

 パクリ企画再び。

 2011年10月29日 10:45 : 自身のパワーに等しい点数のダメージを与える 2011

 基本セット2011に収録されているカードでその文面を持っているクリーチャーというと《サイクロプスの剣闘士/Cyclops Gladiator》かな。


 2011年10月26日 21:32 : 和訳 本当に大きかった

 アイスエイジの《Polar Kraken》のフレイバーテキストか、アングルードの《B.F.M. (Big Furry Monster)》のフレイバーテキストか、どっちかだろうな。

 両方とも日本語版の出ていないセットなので、公式かというと難しいけど、とりあえず以下のWisdom Guildの訳を参照されてみてはいかがかと。

  《Polar Kraken》のフレイバーテキスト和訳
   http://whisper.wisdom-guild.net/card/Polar+Kraken/

  《B.F.M. (Big Furry Monster)》のフレイバーテキスト和訳
   http://whisper.wisdom-guild.net/card/B.F.M.+%28Big+Furry+Monster%29/


 2011年10月26日 11:27 : メタゲーム 基本

 メタゲームとは何かという話をしたいのなら、Richard Garfieldの書いた「the metagame」をおススメしたい。一応、このブログの 2011年02月05月 に私訳版もある。

  Lost in the Shuffle - the metagame
  http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/96


 2011年10月25日 20:41 : mtg 狂戦士 ブロックされない 片方を焼いた場合

 この「狂戦士」が「2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない」という能力を持った《嵐血の狂戦士/Stormblood Berserker》と仮定して話を進めてみる。

 すでにブロックが成立したあとに片方を破壊してもブロックしたという事実は覆らないよ。ブロックされたくないなら、ブロック指定前に相手のクリーチャー数を2体未満にする必要がある。


 2011年10月25日 18:05 : レーティング システム ポケモン

 詳しくはないから断言はできないんだけど、ポケモンカードゲームにはマジックみたいなレーティングシステムってないんじゃない?


 2011年10月24日 23:35 : パノプティコン/Panopticon (次元カード)

 カードテキストについては以下を参照のこと。マジック世界におけるパノプティコンについて知りたいのであれば、このブログに 2011年01月20日 の記事とそこに張られたリンクを参照のこと。
Panopticon / パノプティコン
次元 ― ミラディン(Mirrodin)
あなたがパノプティコンにプレインズウォークしたとき、カードを1枚引く。
あなたのドロー・ステップの開始時に、あなたはカードを追加で1枚引く。
あなたがカオス・シンボルを出すたび、カードを1枚引く。
アーティスト:John Avon
引用元:http://gatherer.wizards.com/Pages/Card/Details.aspx?multiverseid=198064


 2011年10月24日 13:56 : リチャード・ガーフィールド ロールプレイング性

 えーと……ロールプレイング性って何?


 2011年10月23日 19:40 : 内にいる獣 不適正

 《内にいる獣/Beast Within》は対象を1つしかとっていないので、それが不適正になった場合はカードの効果が全て打ち消される。よって、対応して対象が不適正となるような効果を用いたなら呪文は打ち消されて、3/3のビースト・トークンも戦場には出ない。


 2011年10月23日 14:36 : mtg ポーカーコイン

 ポーカーコインの使い道はないんじゃないかな。トークンに使うにはタップとアンタップの区別がつかないからダメだと思う。ライフカウンターに使えなくはないけど、増減の経緯を記録するためにもペンとメモ用紙の方がいいと思う。


 2011年10月23日 11:52 : 心なき召喚/Heartless Summoning 想起

 《心なき召喚/Heartless Summoning》のコスト軽減が、想起コストにも適用されるかどうか、という話かな。想起コストは代替コストで、コストの軽減や増加は代替コストに対しても適用されるから減るはず。


 2011年10月22日 12:34 : 翻訳 情報漏えい

 マジックに関連したものと仮定した場合、おそらく今年の春先に起きた新セットの情報流出のことだろうな。「新たなるファイレクシア」のフルスポイラーがプロプレイヤーを通じて流出した事件。事の経緯について説明した記事の日本語訳については以下のリンク先を参照のこと。

  「新たなるファイレクシア」の流出問題について
   http://mtg-jp.com/publicity/001466/


 2011年10月30日 09:08 : ファイレクシアン・ドレッドノート
 2011年10月30日 09:08 : ファイレクシアン・ドレッドノート
 2011年10月30日 03:31 : ファイレクシアン・ドレッドノート
 2011年10月30日 03:30 : ファイレクシアン・ドレッドノート
 2011年10月30日 03:30 : ファイレクシアン・ドレッドノート
 2011年10月28日 22:30 : ファイレクシアン・ドレッドノート
 2011年10月23日 21:59 : ファイレクシアン・ドレッドノート
 2011年10月23日 21:59 : ファイレクシアン・ドレッドノート

 この《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》は検索される頻度がとっても高い。ミラージュのカードの中でダントツの人気なんではなかろうか。

 ちなみに今年のCard of the Dayの 2011年04月05日 に《ファイレクシアン・ドレッドノート /Phyrexian Dreadnought》が取り上げられている。カードテキストやそのイラストに関連した小ネタなどはそこを参照のこと。

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