今週のCard of the Day (2012年10月 第3週) とか
2012年10月21日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
最初の2枚だけ見たとき、今週のテーマは「笑い」かな、と思って《にやにや笑いのトーテム像/Grinning Totem》の出番があるかもしれない、なんて思ったけど水曜日にして読みはハズレ。
それから金曜日までの5枚をあらためてまとめて見ていたら「もしかしてメアリー・ポピンズかもしれない」と思った。それもディズニーの映画版のほう。
まずメアリー・ポピンズが風に乗って登場するシーンが《変化の風/Winds of Change》。変化をもたらしに来たという意味ではまさにカード名の通り。
次の《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》。映画では、ラスト付近で笑うのを止められなくなってしまう男性が登場するシーンがあるので、多分それ。
映画版のメアリー・ポピンズといえばやっぱり有名なのはある煙突だらけの屋根の上での歌とダンス、というわけで《煙突のインプ/Chimney Imp》。
最後の《歌鳥の売り手/Seller of Songbirds》と《帆凧/Kitesail》はおそらく合わせ技で一本なんだと思う。メアリー・ポピンズでの相手役として登場するバートの職業が「凧を作って売る人」。
こじつけすぎるかな。それっぽいような気もするんだけど。
余談2:月曜日 《変化の風/Winds of Change》
マジックを始めた頃に「1マナだし、絵も綺麗だし、せっかくのレアだし」ということで赤単色に入れてみたけど役に立たなかった。でも嫌いになれない。ああ、そういえば青のフルパーミッション相手に撃つと意外と嫌がられた気がする。
訳の話。こういう有名な詩の一節は、大抵の場合、有名な訳があるわけでそういうときはそれを引用してきてしまっていいのか、自分で訳すべきなのか、ちょっと悩む(ハムレットの「To be or not to be」みたいな)。今回は自分で訳した。
余談3:火曜日 《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》
ダンジョンズ&ドランゴズに「Hideous Laughter」という呪文がって、これをかけられた対象は笑いすぎて他の行動を一切とれなくなる。敵に使われると戦闘中プレイヤーが暇になってしまうという恐ろしい呪文。
余談4:水曜日 《煙突のインプ/Chimney Imp》
Card of the Dayでたまにある過去のコラムの紹介。全訳するにはちょっと気力と時間が足りなかった。でもようやく仕事が一段落したので、過去のまとめと合わせてこの《煙突のインプ/Chimney Imp》デッキのコラムも訳そうと思う。
余談5:木曜日 《歌鳥の売り手/Seller of Songbirds》
この記事で言ってる「特定のギルドに属さないラヴニカの一般市民」の服装って、まさかこのカードイラストの中央にいるド派手な女性の恰好を指してるんじゃないよね……後ろにいるおっさんたちだよね?
訳の話。
原文にある「Look」は「どんな風に生活しているか」ではなくて、そのまま「見た目」という話でいいんだろうか。「一般市民の生活風景を垣間見ることが出来るカードイラスト」というネタではなく「一般市民の服装を確認できるカードイラスト」ととってみた。
余談6:金曜日 《帆凧/Kitesail》
飛行がつくのはよく分かるんだけどパワーが上がるのがちょっと不思議。「上空は人間にとって最大の死角(談:飛翔の蝙也)」だから有利をとれるってことなんだろうか。
それでも《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》に《帆凧/Kitesail》を装備させると攻撃力が発生するのはちょっとイメージしづらいな。飛行できることは間違いないんだけど。
訳の話。
色々とためつすがめつしてみて上記のとおりに落ち着いた。
最初はカード名を原文と同じように括弧に入れてみたけど、括弧が続いて見づらくなってしまう(《帆凧の弟子/Kitesail Apprentice》)。あと obvious も surprising も訳の選択肢が多くて結構迷った。
前者は「明らかに」「当然のように」「どう見ても」などなど、後者は「驚きの」「予想外な」などなど。訳が思いつかないというよりたくさん思い付いてどうしよう、という感じの難しさ。珍しいパターンではある。
余談7:ヴォーパルス
ドラフト式カードゲーム「ヴォーパルス」の作者のブログでカードのアンケート(人気投票)が行われてた。みんなもアンケートに参加しようよ、と書こうと思っているうちにアンケート期間が終了してた。なんてこった。
『ヴォーパルス』に関するアンケートの結果
http://iwasgame.sakura.ne.jp/archives/1375
皆が強いと感じているカードの1位は納得だったけど、2位と3位が意外だった。建物では《聖堂》の順位が意外だった。もっと色んな人と遊んでみたいな。きっと違った側面が見えてくるだろうから。
余談8:公式サイト
池田さんと溝渕くんの茶番フェイズが終わってさみしい思いをしていたら、なんか新しく動画が上がっていたので紹介してみる。
【MTG-CH】『ラヴニカへの回帰』池田剛による最新セットお勧めランキング!
http://www.nicovideo.jp/watch/1348820061
面白い、というか楽しい。カードの評価がどれだけ妥当なものかは今後の構築環境の中で明らかにされることだから、まあ、ICPの点数もあまり真面目にとらないで、話半分に聞いておけばいいんじゃないかと。
ICPが何の略か気になる人は、ぜひ自分の目で確かめてきてください。
最初の2枚だけ見たとき、今週のテーマは「笑い」かな、と思って《にやにや笑いのトーテム像/Grinning Totem》の出番があるかもしれない、なんて思ったけど水曜日にして読みはハズレ。
それから金曜日までの5枚をあらためてまとめて見ていたら「もしかしてメアリー・ポピンズかもしれない」と思った。それもディズニーの映画版のほう。
まずメアリー・ポピンズが風に乗って登場するシーンが《変化の風/Winds of Change》。変化をもたらしに来たという意味ではまさにカード名の通り。
次の《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》。映画では、ラスト付近で笑うのを止められなくなってしまう男性が登場するシーンがあるので、多分それ。
映画版のメアリー・ポピンズといえばやっぱり有名なのはある煙突だらけの屋根の上での歌とダンス、というわけで《煙突のインプ/Chimney Imp》。
最後の《歌鳥の売り手/Seller of Songbirds》と《帆凧/Kitesail》はおそらく合わせ技で一本なんだと思う。メアリー・ポピンズでの相手役として登場するバートの職業が「凧を作って売る人」。
こじつけすぎるかな。それっぽいような気もするんだけど。
余談2:月曜日 《変化の風/Winds of Change》
マジックを始めた頃に「1マナだし、絵も綺麗だし、せっかくのレアだし」ということで赤単色に入れてみたけど役に立たなかった。でも嫌いになれない。ああ、そういえば青のフルパーミッション相手に撃つと意外と嫌がられた気がする。
訳の話。こういう有名な詩の一節は、大抵の場合、有名な訳があるわけでそういうときはそれを引用してきてしまっていいのか、自分で訳すべきなのか、ちょっと悩む(ハムレットの「To be or not to be」みたいな)。今回は自分で訳した。
余談3:火曜日 《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》
ダンジョンズ&ドランゴズに「Hideous Laughter」という呪文がって、これをかけられた対象は笑いすぎて他の行動を一切とれなくなる。敵に使われると戦闘中プレイヤーが暇になってしまうという恐ろしい呪文。
余談4:水曜日 《煙突のインプ/Chimney Imp》
Card of the Dayでたまにある過去のコラムの紹介。全訳するにはちょっと気力と時間が足りなかった。でもようやく仕事が一段落したので、過去のまとめと合わせてこの《煙突のインプ/Chimney Imp》デッキのコラムも訳そうと思う。
余談5:木曜日 《歌鳥の売り手/Seller of Songbirds》
この記事で言ってる「特定のギルドに属さないラヴニカの一般市民」の服装って、まさかこのカードイラストの中央にいるド派手な女性の恰好を指してるんじゃないよね……後ろにいるおっさんたちだよね?
訳の話。
原文:
look at the everyday life of a guildless Ravnican citizen
拙訳:
特定のギルドに属さないラヴニカの一般市民がどんな恰好で生活しているのか
原文にある「Look」は「どんな風に生活しているか」ではなくて、そのまま「見た目」という話でいいんだろうか。「一般市民の生活風景を垣間見ることが出来るカードイラスト」というネタではなく「一般市民の服装を確認できるカードイラスト」ととってみた。
余談6:金曜日 《帆凧/Kitesail》
飛行がつくのはよく分かるんだけどパワーが上がるのがちょっと不思議。「上空は人間にとって最大の死角(談:飛翔の蝙也)」だから有利をとれるってことなんだろうか。
それでも《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》に《帆凧/Kitesail》を装備させると攻撃力が発生するのはちょっとイメージしづらいな。飛行できることは間違いないんだけど。
訳の話。
原文:
from the obvious (Kitesail Apprentice) to the surprising (Kor Skyfisher)
拙訳:
《帆凧の弟子/Kitesail Apprentice》のようになんら不思議のないカードもあれば、《コーの空漁師/Kor Skyfisher》のように意外なカードにも登場している
色々とためつすがめつしてみて上記のとおりに落ち着いた。
最初はカード名を原文と同じように括弧に入れてみたけど、括弧が続いて見づらくなってしまう(《帆凧の弟子/Kitesail Apprentice》)。あと obvious も surprising も訳の選択肢が多くて結構迷った。
前者は「明らかに」「当然のように」「どう見ても」などなど、後者は「驚きの」「予想外な」などなど。訳が思いつかないというよりたくさん思い付いてどうしよう、という感じの難しさ。珍しいパターンではある。
余談7:ヴォーパルス
ドラフト式カードゲーム「ヴォーパルス」の作者のブログでカードのアンケート(人気投票)が行われてた。みんなもアンケートに参加しようよ、と書こうと思っているうちにアンケート期間が終了してた。なんてこった。
『ヴォーパルス』に関するアンケートの結果
http://iwasgame.sakura.ne.jp/archives/1375
皆が強いと感じているカードの1位は納得だったけど、2位と3位が意外だった。建物では《聖堂》の順位が意外だった。もっと色んな人と遊んでみたいな。きっと違った側面が見えてくるだろうから。
余談8:公式サイト
池田さんと溝渕くんの茶番フェイズが終わってさみしい思いをしていたら、なんか新しく動画が上がっていたので紹介してみる。
【MTG-CH】『ラヴニカへの回帰』池田剛による最新セットお勧めランキング!
http://www.nicovideo.jp/watch/1348820061
面白い、というか楽しい。カードの評価がどれだけ妥当なものかは今後の構築環境の中で明らかにされることだから、まあ、ICPの点数もあまり真面目にとらないで、話半分に聞いておけばいいんじゃないかと。
ICPが何の略か気になる人は、ぜひ自分の目で確かめてきてください。