Card of the Day - 2012/03/23
2012年3月23日 Card of the Day奈落の王/Lord of the Pit - アルファ レアLord of the Pit / 奈落の王 (4)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー - デーモン(Demon)
飛行、トランプル
あなたのアップキープの開始時に、奈落の王以外のクリーチャーを1体生け贄に捧げる。できない場合、奈落の王はあなたに7点のダメージを与える。
7/7
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Lord+of+the+Pit/
《奈落の王/Lord of the Pit》は、インベイジョンで《むさぼり喰うストロサス/Devouring Strossus》(註1)が登場するまで飛行を持つクリーチャーの中で最大のクリーチャーだった。さらに《奈落の王/Lord of the Pit》よりも大きなデーモン(Demon)となると、神河物語で《奈落の君、苦弄/Kuro, Pitlord》(註2)が登場するまで待たなければならない!
(註1) 《むさぼり喰うストロサス/Devouring Strossus》
Devouring Strossus / むさぼり喰うストロサス (5)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー - ホラー(Horror)
飛行、トランプル
あなたのアップキープの開始時に、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:むさぼり喰うストロサスを再生する。
9/9
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Devouring+Strossus/
(註2) 《奈落の君、苦弄/Kuro, Pitlord》
Kuro, Pitlord / 奈落の君、苦弄 (6)(黒)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー - デーモン(Demon) スピリット(Spirit)
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(黒)(黒)(黒)(黒)を支払わない限り、奈落の君、苦弄を生け贄に捧げる。
1点のライフを支払う:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。
9/9
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Kuro%2C+Pitlord/
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0312
今週のCard of the Day (2012年03月 第4週) とか
2012年3月25日 週のまとめ余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
今週は「Lord」が名前に入っているカードたちだった。特に意味はないのかもしれないけれど、あえて深読みすれば今週がイースター(イエス・キリストの復活を祝す日)だったことと関係があるのかもしれない。
……って、深読みしすぎた。本家サイトによると今週は「Lord Week」だったらしい。Latest Developmentsなども「Lord」について取り扱ってた。きちんと本家の公式サイトを見てれば月曜日にも分かった話。
余談2:月曜日 《イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad》
翻訳時に誤訳というかカード名のミスをしてしまった。記事の内容をきちんと理解していれば防げたはず。ちょっと恥ずかしい。指摘してくれた方には感謝。
ところで今週のテーマがイースターかもしれないと思ったのは英語の「Lord」がキリスト教では神様(イエス・キリスト)を指すからなんだけど、このソリンも単に君主というだけでなくイニストラードでは神に近しい存在だよな。カーンもそうだけどプレインズウォーカーって次元によっては創造主という意味での神のようなものだと思う。
余談3:火曜日 《Chaos Lord》
コンセプトは単純なのにルールテキストにするのが難しいという話。もっともこのカードの場合、難しいというか面倒なのはルールのテキスト化だけじゃなくて実際の運用もだけど。
確かこれ以外にも場のカードの数が偶数か奇数かを気にするカードがあったような……ああ、そうだそうだ。同じアイスエイジのレアである《Chaos Moon》だ。これもChaos(混沌)なカードだった。
確か初めて買ったマジック製品であるアイスエイジのスターターに入っていたレアの1枚がこれだった気がする。読むだけで一苦労、理解するのに一苦労、そして実際にゲームで使うのに一苦労だった。
余談4:水曜日 《Lord of Tresserhorn》
アライアンスの頃はまだ「デカい、強い、カッコいい」の感覚で遊んでいたので、このカードもそのパワーの高さに惹かれて使おうと試みた記憶がある。
もう昔のことなので記憶も曖昧だけど、黒のウィニーデッキか何かに入れて使おうとしてた気がする。生け贄に捧げるクリーチャーには困らなかったけどマナの調達に苦しんだような。
余談5:木曜日 《秘密の王、ザデック/Szadek, Lord of Secrets》
市民ラジオという馴染みのない分野がネタになったので色々と調べものが大変だった記事。言い換えると、色々と新しい知識が増えて楽しかった記事でもある。
こういった限られたコミュニティのスラングって地域性に大きく依存するものなはずだから、アメリカと日本で同じスラングが使われたというのがちょっと不思議。短距離ラジオで流行ったのなら、アメリカから日本へ輸入される機会も少なそうなのに。
カードの話。
この《秘密の王、ザデック/Szadek, Lord of Secrets》は、同じ吸血鬼でもクロウヴァクスとは仲が悪い。少なくとも吸血鬼たちによる座談会(司会はMark Rosewater)では仲が悪かった。
公式サイト (英語):Interview With Some Vampires
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/mr215
以下、上記の記事の拙訳。
拙訳 (日本語):ヴァンパイアに聞いてみよう!
http://regiant.diarynote.jp/201103050019455223/
余談6:金曜日 《奈落の王/Lord of the Pit》
個人的には、今なおマジックで「Lord」と言えばこのカードが浮かぶ人が一番多いんじゃないかなと思う。昔の「きついデメリット持ち」なクリーチャーの中では、まだ「メリット > デメリット」であり、かつデメリットも対処可能なレベル。
というか《黒の防御円/Circle of Protection: Black》や《魂の絆/Spirit Link》のような対策を入れなくても、普通にクリーチャーで殴る黒いデッキならそのまま活躍してたイメージがある。飛行とトランプルのおかげで2ターン以上維持する必要はほとんどないし。
余談7:公式サイト - Latest Development
闇の隆盛で新しくお目見えしたメカニズム「窮地/Fateful hour」についての記事。
公式サイト (日本語):死地の中での死力
http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/003105/
公式サイト (英語):Fateful Desperation
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ld/185
色々と興味深い内容だった。まず「窮地の間だけ+1/+1されるだけのクリーチャー」などのような効果がなぜダメ(魅力的でない)とみなされたのか。あと「なんでライフが5点のときなのか。1点でも3点でも7点でもないのか」の理由についてなど。
んで、内容とは関係ない話。
原文のタイトルをチェックするために「原文はこちら」のリンクを辿ったら、リンク先も日本語だった。より正しく言うと、URLは確かに米国の本家サイトなのになぜか日本語版記事だった。
Daily MTGの言語設定を日本語にしていると自動的に日本語版の記事を表示してくれる機能のせいなのかもしれない。
余談8:公式サイト - Savor the Flavor
ウィザーズ社に就職したいならどうすべきか、という記事。
公式サイト (日本語):ウィザーズ社で職を得ること
http://mtg-jp.com/reading/translated/stf/003117/
公式サイト (英語):Getting a Job at Wizards
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/186
あまりフレイバーは関係ないような気もする……というのはどうでもいいとして、訳の話。英語ではよく使われるし意味もよく分かっているんだけど、日本語にするのがちょっと難しい単語がある。個人的にはその1つに「Excite、Exciting、Excited」がある。日本語でも「エキサイティングな」と言ったりもするけれど、全部それでいけるかというと、そうでもない。
んで、今回の記事の後半は「マジックのどの部分に最も興味を抱いていますか?」という質問が続いていた。原文では「Excited about Magic set design?/Excited about Magic development?/Excited about Magic creative?」という形で書かれていて、日本語訳では「興奮」という訳語が用いられていた。やっぱりストレートな訳が一番分かりやすいのかなあ。
余談9:グランプリ・クアラルンプール
今週末にマレーシアでおこなわれていたグランプリ・クアラルンプールで、ベスト8に日本人で唯一入った渡辺雄也さんがそのまま優勝したらしい。実にめでたい。
公式サイト:Yuuya’d Better Believe It!
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpkl12/welcome
今週は「Lord」が名前に入っているカードたちだった。特に意味はないのかもしれないけれど、あえて深読みすれば今週がイースター(イエス・キリストの復活を祝す日)だったことと関係があるのかもしれない。
……って、深読みしすぎた。本家サイトによると今週は「Lord Week」だったらしい。Latest Developmentsなども「Lord」について取り扱ってた。きちんと本家の公式サイトを見てれば月曜日にも分かった話。
余談2:月曜日 《イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad》
翻訳時に誤訳というかカード名のミスをしてしまった。記事の内容をきちんと理解していれば防げたはず。ちょっと恥ずかしい。指摘してくれた方には感謝。
ところで今週のテーマがイースターかもしれないと思ったのは英語の「Lord」がキリスト教では神様(イエス・キリスト)を指すからなんだけど、このソリンも単に君主というだけでなくイニストラードでは神に近しい存在だよな。カーンもそうだけどプレインズウォーカーって次元によっては創造主という意味での神のようなものだと思う。
余談3:火曜日 《Chaos Lord》
コンセプトは単純なのにルールテキストにするのが難しいという話。もっともこのカードの場合、難しいというか面倒なのはルールのテキスト化だけじゃなくて実際の運用もだけど。
確かこれ以外にも場のカードの数が偶数か奇数かを気にするカードがあったような……ああ、そうだそうだ。同じアイスエイジのレアである《Chaos Moon》だ。これもChaos(混沌)なカードだった。
Chaos Moon (3)(赤)
エンチャント
各アップキープの開始時に、パーマネントの数を数える。その数が奇数である場合、ターン終了時まで赤のクリーチャーは+1/+1の修整を受け、ターン終了時までプレイヤーがマナを引き出す目的で山(Mountain)をタップするたび、そのプレイヤーは自分のマナ・プールに(赤)を加える(そのマナは、その土地が生み出すマナに追加で加えられる)。その数が偶数である場合、ターン終了時まで赤のクリーチャーは-1/-1の修整を受け、ターン終了時までプレイヤーがマナを引き出す目的で山をタップした場合、その山は他のいかなるタイプのマナの代わりに無色のマナを生み出す。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Chaos+Moon/
確か初めて買ったマジック製品であるアイスエイジのスターターに入っていたレアの1枚がこれだった気がする。読むだけで一苦労、理解するのに一苦労、そして実際にゲームで使うのに一苦労だった。
余談4:水曜日 《Lord of Tresserhorn》
アライアンスの頃はまだ「デカい、強い、カッコいい」の感覚で遊んでいたので、このカードもそのパワーの高さに惹かれて使おうと試みた記憶がある。
もう昔のことなので記憶も曖昧だけど、黒のウィニーデッキか何かに入れて使おうとしてた気がする。生け贄に捧げるクリーチャーには困らなかったけどマナの調達に苦しんだような。
余談5:木曜日 《秘密の王、ザデック/Szadek, Lord of Secrets》
市民ラジオという馴染みのない分野がネタになったので色々と調べものが大変だった記事。言い換えると、色々と新しい知識が増えて楽しかった記事でもある。
こういった限られたコミュニティのスラングって地域性に大きく依存するものなはずだから、アメリカと日本で同じスラングが使われたというのがちょっと不思議。短距離ラジオで流行ったのなら、アメリカから日本へ輸入される機会も少なそうなのに。
カードの話。
この《秘密の王、ザデック/Szadek, Lord of Secrets》は、同じ吸血鬼でもクロウヴァクスとは仲が悪い。少なくとも吸血鬼たちによる座談会(司会はMark Rosewater)では仲が悪かった。
公式サイト (英語):Interview With Some Vampires
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/mr215
以下、上記の記事の拙訳。
拙訳 (日本語):ヴァンパイアに聞いてみよう!
http://regiant.diarynote.jp/201103050019455223/
余談6:金曜日 《奈落の王/Lord of the Pit》
個人的には、今なおマジックで「Lord」と言えばこのカードが浮かぶ人が一番多いんじゃないかなと思う。昔の「きついデメリット持ち」なクリーチャーの中では、まだ「メリット > デメリット」であり、かつデメリットも対処可能なレベル。
というか《黒の防御円/Circle of Protection: Black》や《魂の絆/Spirit Link》のような対策を入れなくても、普通にクリーチャーで殴る黒いデッキならそのまま活躍してたイメージがある。飛行とトランプルのおかげで2ターン以上維持する必要はほとんどないし。
余談7:公式サイト - Latest Development
闇の隆盛で新しくお目見えしたメカニズム「窮地/Fateful hour」についての記事。
公式サイト (日本語):死地の中での死力
http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/003105/
公式サイト (英語):Fateful Desperation
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ld/185
色々と興味深い内容だった。まず「窮地の間だけ+1/+1されるだけのクリーチャー」などのような効果がなぜダメ(魅力的でない)とみなされたのか。あと「なんでライフが5点のときなのか。1点でも3点でも7点でもないのか」の理由についてなど。
んで、内容とは関係ない話。
原文のタイトルをチェックするために「原文はこちら」のリンクを辿ったら、リンク先も日本語だった。より正しく言うと、URLは確かに米国の本家サイトなのになぜか日本語版記事だった。
Daily MTGの言語設定を日本語にしていると自動的に日本語版の記事を表示してくれる機能のせいなのかもしれない。
余談8:公式サイト - Savor the Flavor
ウィザーズ社に就職したいならどうすべきか、という記事。
公式サイト (日本語):ウィザーズ社で職を得ること
http://mtg-jp.com/reading/translated/stf/003117/
公式サイト (英語):Getting a Job at Wizards
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/186
あまりフレイバーは関係ないような気もする……というのはどうでもいいとして、訳の話。英語ではよく使われるし意味もよく分かっているんだけど、日本語にするのがちょっと難しい単語がある。個人的にはその1つに「Excite、Exciting、Excited」がある。日本語でも「エキサイティングな」と言ったりもするけれど、全部それでいけるかというと、そうでもない。
んで、今回の記事の後半は「マジックのどの部分に最も興味を抱いていますか?」という質問が続いていた。原文では「Excited about Magic set design?/Excited about Magic development?/Excited about Magic creative?」という形で書かれていて、日本語訳では「興奮」という訳語が用いられていた。やっぱりストレートな訳が一番分かりやすいのかなあ。
余談9:グランプリ・クアラルンプール
今週末にマレーシアでおこなわれていたグランプリ・クアラルンプールで、ベスト8に日本人で唯一入った渡辺雄也さんがそのまま優勝したらしい。実にめでたい。
公式サイト:Yuuya’d Better Believe It!
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpkl12/welcome
Card of the Day - 2012/03/26
2012年3月26日 Card of the Day好奇心/Curiosity - エクソダス アンコモンCuriosity / 好奇心 (青)
エンチャント - オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーが対戦相手にダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Curiosity/
エクソダス版の《好奇心/Curiosity》のイラストは《猫族の戦士ミリー/Mirri, Cat Warrior》がセレニアを殺したばかりの《呪われたクロウヴァクス/Crovax the Cursed》の後をつけているシーンだ。ミリーはまさにクロウヴァクスに襲いかかろうとしているところで、その後の戦闘で彼女は命を落とすことになっている。
しかし次元の混乱の《鋭い感覚/Keen Sense》(註1)のイラストではあり得たかもしれないもう1つの世界が描かれており、こっちのイラストでは《呪われたミリー/Mirri the Cursed》が《隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero》に襲いかかっている。
(註1) 《鋭い感覚/Keen Sense》
緑にタイムシフトした《好奇心/Curiosity》エンチャントクリーチャー。《好奇心/Curiosity》とまったく同じ効果で色だけ緑になっているカード。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0312
Card of the Day - 2012/03/27
2012年3月27日 Card of the Day冷たき集いの吸血鬼/Bleak Coven Vampires - ミラディンの傷跡 コモンBleak Coven Vampires / 冷たき集いの吸血鬼 (3)(黒)(黒)
クリーチャー - 吸血鬼(Vampire) 戦士(Warrior)
金属術 ― 冷たき集いの吸血鬼が戦場に出たとき、あなたがアーティファクトを3つ以上コントロールしている場合、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは4点のライフを失い、あなたは4点のライフを得る。
4/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Bleak+Coven+Vampires/
ミラディンの吸血鬼たちは確かに多少は尖った牙を持ってはいるが、通常彼らはその指先から細く伸びる金属製の突起物をえものに付き立てることによって血をすすっている。《冷たき集いの吸血鬼/Bleak Coven Vampires》のそれは特にすごい見た目(註1)をしている。
(註1) すごい見た目
《冷たき集いの吸血鬼/Bleak Coven Vampires》のイラストは以下のリンク先を参照のこと。
参照:http://magiccards.info/som/jp/55.html
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0312
巧みな回避/Artful Dodge - 闇の隆盛 コモンArtful Dodge / 巧みな回避 (青)
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。このターン、それはブロックされない。
フラッシュバック(青)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Artful+Dodge/
《巧みな回避/Artful Dodge》に描かれている生き物(註1)がなんだか気になるかい? それは誰にも分からないんだよ! イニストラードの路地を歩いていると、ときたま視界の端に何かが見えるんだ。それは研究室から逃げ出してきた実験体かもしれないしワニのミュータントかもしれない。だけど視線を向けるともういないんだ。気をつけて!
(註1) 《巧みな回避/Artful Dodge》に描かれている生き物
《巧みな回避/Artful Dodge》のイラストは以下のリンク先を参照のこと。
参照:http://magiccards.info/dka/jp/27.html
(余談)
チャールズ・ディケンズかな。生誕200周年らしいし。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0312
Card of the Day - 2012/03/29
2012年3月29日 Card of the DayRohgahh of Kher Keep - レジェンド レアRohgahh of Kher Keep (2)(黒)(黒)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー - コボルド(Kobold)
あなたのアップキープの開始時に、あなたは(赤)(赤)(赤)を支払ってもよい。そうしなかった場合、Rohgahh of Kher Keepと名前が《Kobolds of Kher Keep》であるすべてのクリーチャーをタップし、その後、いずれかの対戦相手はそれらのコントロールを得る。
あなたがコントロールする、名前が《Kobolds of Kher Keep》であるクリーチャーは+2/+2の修整を受ける。
5/5
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Rohgahh+of+Kher+Keep/
プレイテストのあいだ、この《Rohgahh of Kher Keep》は「カー砦のウーアーアー」という名前で、それはしばらくして「カー砦のウーライアー」という名に変わった。この名前もプレイテストの終盤になってから変更された。あまりに「ユーライア・ヒープ」(註1)を連想させるからというのがその理由だった。
(註1) ユーライア・ヒープ
イギリスのロックバンドらしい。
参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%97
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0312
Card of the Day - 2012/03/30
2012年3月30日 Card of the Day押収/Confiscate - 第8版 アンコモン(註1)Confiscate / 押収 (4)(青)(青)
エンチャント - オーラ(Aura)
エンチャント(パーマネント)(あなたがこれを唱えるに際し、パーマネント1つを対象とする。このカードはそのパーマネントにつけられた状態で戦場に出る。)
あなたは、エンチャントされているパーマネントをコントロールする。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Confiscate/
例えば第8版の《押収/Confiscate》のように、コアセットのカードはときに実世界の作品から引用されたフレイバーテキストをもっていることがある。このカードのフレイバーテキスト(註2)は「第8版を選ぼう」(註3)という企画で公式サイト閲覧者によって選ばれたフレイバーテキストだ。他の選択肢の中にはチャールズ・ディケンズのもの(註4)もあった。もしそっちが選ばれていれば今週の Card of the Day のテーマとしてよりふさわしいカードとなっていたことだろう。
(註1) レアリティ
記事ではコモンと表記されているが第8版の《押収/Confiscate》はアンコモン。
(註2) 《押収/Confiscate》のフレイバーテキスト
原文:
"It is better to take what does not belong to you than to let it lie around neglected."
-Mark Twain, More Maxims of Mark
引用元:http://magiccards.info/8e/en/69.html
日本語訳:
そこらでほったらかしになっているぐらいなら、自分の物にしたほうがよっぽどいい。
――― マーク・トゥエイン「続マーク金言集」
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/8ED069/
(註3) 「第8版を選ぼう」
原文では以下のURLにリンクが張られている。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/feature/107
文字通り第8版に収録されるカードを一般プレイヤーたちに選んでもらうという企画の結果発表。収録カードを選ぶだけでなく(今日の《押収/Confiscate》のように)収録が決まっているカードのフレイバーテキストを選んでもらうという投票もあった。
(註4) チャールズ・ディケンズのもの
《押収/Confiscate》のフレイバーテキストの候補の1つに挙がっていたチャールズ・ディケンズの作品からの引用は以下のとおり。
原文:
No one is useless in this world who lightens the burden of it for anyone else.
--Charles Dickens, Our Mutual Friend
私訳:
自分以外の誰かのために自身の重荷を軽くしようとすることが出来る者は、
かならず誰かしらの役に立っている。
-チャールズ・ディケンズの「互いの友」より
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0312
1 2