虚空の杯/Chalice of the Void - ミラディン レア
Chalice of the Void / 虚空の杯 (X)(X)
アーティファクト
虚空の杯はその上にX個の蓄積(charge)カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
いずれかのプレイヤーが、この上に置かれている蓄積カウンターに等しい、点数で見たマナ・コストを持つ呪文を唱えるたび、その呪文を打ち消す。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Chalice+of+the+Void/

 2001年に南アフリカのケープタウンで行われたインビテーショナル(註1)で、Gary Wiseは優勝したときに作って欲しいカードとして《Artifact of Doom》(註2)を提出した。
 彼は優勝できなかったがR&Dはそのカードが気に入ったため、それを《虚空の杯/Chalice of the Void》として作り直した。Gary Wiseのオリジナル版ではコストは(X)(X)ではなく(2)であったが、それが今の形に変更されるのに大した時間はかからなかった。

(註1) インビテーショナル
 リンク先は以下のURL。2001年に行われたインビテーショナルの英語版カバレージ。
 インビテーショナルは、その年のトッププレイヤーたちを招待して行われる大会で、優勝者は自身のデザインしたカードを実際に製品化してもらえる(とはいえ当然調整されるため、希望したそのままの形でカード化されたことは滅多に無い)。
 http://www.wizards.com/sideboard/event.asp?event=mi01

(註2) 《Artifact of Doom》
 リンク先は上記のカバレージにあるInformationメニューの「Players’ Card Submissions」。当時のインビテーショナルで各プレイヤーがデザインを希望したカードの情報が載っている。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0311

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