天啓/Revelation - クロニクル レア
Revelation / 天啓 (緑)
ワールド・エンチャント
すべてのプレイヤーは、それぞれの手札を公開した状態でプレイする。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Revelation/

 《天啓/Revelation》はワールド・エンチャント(元々はエンチャント・ワールドと呼ばれていたもの)だ。これは特殊なパーマネントで、次元カードのように働く。
 ワールド・エンチャントの働きの全てを知りたいなら、この記事(註1)を参照してくれ。

(註1) この記事
 リンク先は以下のURLで「ワールド・エンチャント」に関する記事。
 http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/arcana/1365
【翻訳】ワールド・エンチャントについて/World Enchantments【Daily MTG】

2007年06月28日
元記事:http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/arcana/1365

 《法の定め/Rule of Law》は1ターンに唱えられる呪文数のルールを変更する。
 《ラースの灼熱洞/Furnace of Rath》は呪文が与えるダメージのルールを変更する。
 《栄華の儀式/Rites of Flourishing》はプレイヤーが土地をプレイできる枚数と毎ターン引くカードの枚数のルールを変更する。

 ポイントは、新たなルールをもたらすエンチャントがマジックには大量にあるということだ。
原文ではここに《絶望の荒野/Forsaken Wastes》のカードが表示されている。

 ある特殊タイプの全体エンチャントは、最後に定められたルールを新たなルールで上書きする。
 主にレジェンドミラージュで登場し、ビジョンズホームランドアライアンスでも少し顔を出したその「エンチャント(ワールド)」は、その場に新たなルールをもたらすというフレイバーを持った全体エンチャントで、場に1枚しか存在できないという特別なルールを持っていた。

 今では「ワールド・エンチャント」(=特殊タイプ「ワールド」を持つエンチャント)と呼ばれているこれらは「レジェンド/Legend」ルールに似た「ワールド/World」というルール(註)の影響下にあった。

 例えば、《The Abyss》が卓に出された瞬間、それは単にクリーチャーを苦しめる空間を生み出すだけでなく、《調和の中心/Concordant Crossroads》や《Gravity Sphere》などすでにその場に影響を及ぼしていた既存の「ワールド・エンチャント」と置き換えられる。

 イメージ的には「皆のもの、それらは古いルールだ。今ここに従うべき新たなルールがもたらされたのだ」という感じだ。
原文ではここに《調和の中心/Concordant Crossroads》と《The Abyss》のカードが、以下のキャプションとともに表示されている。

キャプション:
 新たなワールド・エンチャントが、喜びの声をもって迎えられることもある。
 うめき声(黒のノンクリーチャーデッキ使い以外の)をもって迎えられることもある

 「ワールド」の特殊タイプが廃止された主な理由は、それがもたらすルールの複雑性に見合うだけの価値をゲーム環境にもたらしてくれなかったためだ。

 エンチャントが、自身を破壊するルールを内包しているというのは多くの場合単なる欠陥に過ぎなかったし、大半の「ワールド・エンチャント」が表現したかったことというのは単純な全体エンチャントで実現可能だったのだ。

 付記しておくと、ゲーム内の扱いという意味においては「ワールド・エンチャント」と大して変わらない「伝説の・エンチャント」が神河ブロックで登場している。

 神河の世界にある強い力を持ったいくつかのエンチャント(例えば《魂の裏切りの夜/Night of Souls’ Betrayal》や本殿/Hondenサイクル)は戦場に複数枚出されることを防ぐために「伝説の」特性を得た。

 またフレイバー的な理由から「伝説の」特性を得たエンチャント・カードも何枚かある。例えば、5枚の基本土地のスピリットを代表する最上位の神《世界の源獣/Genju of the Realm》だ。

(註) 「ワールド/World」というルール
 原文では「ワールド/World」について、公式ルールの文面(420.5i)が丸ごと引用されている。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0311

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