Centaur Archer - アイスエイジ アンコモン
Centaur Archer (1)(赤)(緑)
クリーチャー — ケンタウルス(Centaur) 射手(Archer)
(T):飛行を持つクリーチャー1体を対象とする。Centaur Archerはそれに1点のダメージを与える。
3/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Centaur+Archer/

 マジックの世界に Arna Kennerüd という人物(註1)が現れた時期のフレイバーテキスト担当者の名前が Darla Kennerud だったという事実に何か偶然以上のものを感じるかもしれない。しかし実のところ、彼女は当時のデート相手からその名をとったのだ。彼女自身の名が Kennerud となったのは、Arna Kennerüd がマジック世界で言葉を残し始めたあとのことである。

(註1) Arna Kennerüd という人物
 《Centaur Archer》のフレイバーテキストは以下の通り。

 "Centaurs will kill our Aesthir if they can;
  they’re always been enemies.
  Destroy the horse-people on sight."
  -Arna Kennerüd, Skyknight

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1208
ドロスの蠍/Dross Scorpion - ミラディン コモン
Dross Scorpion / ドロスの蠍 (4)
アーティファクト クリーチャー — 蠍(Scorpion)
ドロスの蠍か他のアーティファクト・クリーチャーが死亡するたび、アーティファクト1つを対象とする。あなたはそれをアンタップしてもよい。
3/1
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Dross+Scorpion/

 コイン投げを複数回行える《歪んだ秤/Crooked Scales》が使われた例として分かりやすいところでは、プレイヤーが比較的簡単に10マナに達することが出来るリミテッド環境がある。
 ミラディンのアーティファクトの中には、親和カードたちに混ざってコンボパーツとなる伝統的なアーティファクトたちもわずかながら存在していた。
 《ドロスの蠍/Dross Scorpion》と《陰極器/Cathodion》を刻印した《魂の鋳造所/Soul Foundry》、さらにクリーチャーを生け贄に捧げることで何らかのメリットを生み出せるカードをそろえた瞬間、天文学的なライフ(もしくはマナかダメージ)を生み出すことが出来る。(註1)
 もっともこれが実際に大会で結果を残したという話は聞かない。何しろ親和の力はあまりに強すぎたため、無限コンボですら太刀打ちできなかったからだ。

(註1) 天文学的なライフ(もしくはマナかダメージ)を生み出すことが出来る
 《陰極器/Cathodion》は3マナ3/3で墓地に落ちると無色3マナを生み出すクリーチャー。これを《魂の鋳造所/Soul Foundry》(以下参照)に刻印して生み出したトークンを、(コストが不要な)生け贄手段で墓地に落とすことでコンボ完成。
Soul Foundry / 魂の鋳造所 (4)
アーティファクト
刻印 ― 魂の鋳造所が戦場に出たとき、あなたの手札のクリーチャー・カード1枚を追放してもよい。
(X),(T):その追放されたカードのコピーであるトークンを1体戦場に出す。Xはそのカードの点数で見たマナ・コストである。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Soul+Foundry/

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1208
歪んだ秤/Crooked Scales - メルカディアン・マスクス レア
Crooked Scales / 歪んだ秤 (4)
アーティファクト
(4),(T):コインを1枚投げる。あなたがコイン投げに勝った場合、対戦相手1人がコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。あなたがコイン投げに負けた場合、あなたが(3)を支払うとともにこの手順を繰り返さないかぎり、あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Crooked+Scales/

 コイン投げを複数回行える《歪んだ秤/Crooked Scales》が使われた例として分かりやすいところでは、プレイヤーが比較的簡単に10マナに達することが出来るリミテッド環境がある。
 しかしこのカードを有効活用するポイントとしてもう1つ、タイミングのルールがある。
 コイン投げは(コストではなく)効果の一部だ。そのため再生などの対応はコイン投げの結果が出る前に行っておく必要がある。そしてまた、この効果は2つの対象をとるため、《歪んだ秤/Crooked Scales》を起動してから自分のクリーチャーを手札に戻すことが許されている。これによってコイン投げが不利な結果に終わった場合のデメリットを無視することができるのだ。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1208
触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable - レギオン レア
Phage the Untouchable / 触れられざる者フェイジ (3)(黒)(黒)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — アバター(Avatar) ミニオン(Minion)
触れられざる者フェイジが戦場に出たとき、あなたがそれを自分の手札から唱えたのでない場合、あなたはゲームに敗北する。
触れられざる者フェイジがクリーチャーに戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーを破壊する。それは再生できない。
触れられざる者フェイジがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはゲームに敗北する。
4/4
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Phage+the+Untouchable/

 触れられざる者となる前、彼女はカマールの妹であるジェシカだった。
 しかし彼女の死に関わる一連の出来事(彼女の死、ミラーリの力、ブレイズの存在、陰謀団の神であるクベール)がジェシカをフェイジとして生まれ変わらせ、最終的に彼女は闘技場でアクローマと対決することとなった。
 なお、フェイジとアクローマのカードを横に並べることで、彼女らの対決シーンを垣間見ることができる。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1208
ジャムーラン・ライオン/Jamuraan Lion - ビジョンズ コモン
Jamuraan Lion / ジャムーラン・ライオン (2)(白)
クリーチャー — 猫(Cat)
(白),(T):クリーチャー1体を対象とする。このターン、それではブロックできない。
3/1
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Jamuraan+Lion/

 《ジャムーラン・ライオン/Jamuraan Lion》の珍しい点は、対象のクリーチャーについて攻撃を制限することなくブロックのみを不可とする唯一の白単色カードであるというだけでなく、(2)(白)で3/1というそのサイズもだ。同様に(2)(白)で3/1というサイズを持ったクリーチャーは《下賤の兵士/Ignoble Soldier》の1体しかおらず、しかもこいつはデメリット持ちだ。
 実のところ、このライオン以外に3マナ以下の白単色クリーチャーでデメリット無しにパワー3を持っているマジックのカードは《第六隊の刃/Blade of the Sixth Pride》だけだ。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1208
寄生牙のカニ/Wormfang Crab - ジャッジメント アンコモン
Wormfang Crab / 寄生牙のカニ (3)(青)
クリーチャー — ナイトメア(Nightmare) カニ(Crab)
寄生牙のカニはブロックされない。
寄生牙のカニが戦場に出たとき、いずれかの対戦相手1人はあなたがコントロールする寄生牙のカニ以外のパーマネント1つを選び、それを追放する。
寄生牙のカニが戦場を離れたとき、寄生牙のカニが追放したカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
3/6
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Wormfang+Crab/

 トーメントの「ナイトメア」クリーチャーは、自身が戦場にあるかぎり対戦相手のリソースを奪うことができた。
 対してジャッジメントではそれが逆となっている。対戦相手のリソースを奪うかわりにジャッジメントの「ナイトメア」は(青の「寄生牙」たちも赤の「~喰らい」たちも)、自身が戦場にあるかぎりコントローラのリソースを奪ってしまうのだ。
 なお《寄生牙のカニ/Wormfang Crab》のルールテキストには重要な一節が欠けていたため、急きょエラッタが出された。その一節とは「寄生牙のカニ以外の」である。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1208
双つ術/Twincast - 第10版 レア
Twincast / 双つ術 (青)(青)
インスタント
インスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Twincast/

 関連性はあれど異なる2つメカニズム、「呪文のコピー」と「対象の変更」は、赤と青のあいだで長年おこなわれている交流プログラムの題材のように取り扱われてきた。
 《ゴブリンの捻術師/Goblin Flectomancer》や《野生の跳ね返り/Wild Ricochet》に見られるように、適切に表現される限りにおいて、赤も青も両方のメカニズムを有する資格を引き続き保持している。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1208
雄オーロクス/Bull Aurochs - コールドスナップ コモン
Bull Aurochs / 雄オーロクス (1)(緑)
クリーチャー — オーロクス(Aurochs)
トランプル
雄オーロクスが攻撃するたび、それはターン終了時まで、他の攻撃しているオーロクス(Aurochs)1体につき+1/+0の修整を受ける。
2/1
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Bull+Aurochs/

  《雄オーロクス/Bull Aurochs》はコールドスナップに収録されている3枚のオーロクス(Aurochs)のうちの1枚だ。(註1)
 これらの元ネタはアイスエイジの《オーロクス/Aurochs》である。さらにその《オーロクス/Aurochs》の元ネタは Bos Primigenius の学名をもつヨーロッパの原牛であり、これは現在家畜として飼われている牛たちの親戚であり、すでに絶滅している。最後に確認された原牛はポーランドで1627年に死んでおり、これはアイスエイジの発売に先立つこと368年前のことだ(ソース:Wikipedia)(註2)

(註1) 3枚のオーロクス(Aurochs)
 原文では名前に「Aurochs」を含む「コールドスナップ」のカードを検索条件にした、公式サイトの検索エンジンであるGathererの検索結果へのリンクが張られている。ちなみに以下の3枚がそれ。

  《雄オーロクス/Bull Aurochs》
  《霧氷角のオーロクス/Rimehorn Aurochs》
  《オーロクスの獣群/Aurochs Herd》

(註2) ソース:Wikipedia
 原文では英語版Wikipediaの「Aurochs」の項目にリンクが張られている。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1208
錆胞子の羊/Rustspore Ram - ミラディン アンコモン
Rustspore Ram / 錆胞子の羊 (4)
アーティファクト クリーチャー — 羊(Sheep)
錆胞子の羊が戦場に出たとき、装備品(Equipment)1つを対象とし、それを破壊する。
1/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Rustspore+Ram/

 イラストで突進中の姿が描かれているクリーチャーの中では珍しいことに、《錆胞子の羊/Rustspore Ram》はトランプルを持たず、また特にパワーも高いということもない。
 そのかわり《錆胞子の羊/Rustspore Ram》はその怒りを目の前に立ちふさがる装備品にぶつける。その肩に生える筒からは、触れたものを錆びつかせる胞子が吐き散らされるのだ。
 イラストでも、この獣(Beast)……いや、間違えた、この羊(Sheep)によって刻み込まれた酸化の爪跡がはっきりと見て取れる。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1208
生まれ変わった勇士/Reborn Hero - トーメント レア
Reborn Hero / 生まれ変わった勇士 (2)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
警戒
スレッショルド ― あなたの墓地にカードが7枚以上あるかぎり、生まれ変わった勇士は「生まれ変わった勇士が死亡したとき、あなたは(白)(白)を支払ってもよい。そうした場合、生まれ変わった勇士をあなたのコントロール下で戦場に戻す。」を持つ。
2/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Reborn+Hero/

 ここに「再放送」ネタのトリビアを紹介しよう。Card of the Day で取り上げられたもっとも最初のネタを知ってるかい?(註1)
 それは
「このクリーチャーは『~ にブロックされたクリーチャーは、ターン終了時までトランプルを失う』という能力を持った初めてのカードとなるところだった。
 しかしそれは『攻撃に参加してもタップしない』という能力に置きかえられてしまった。スレッショルド能力の文章のためにテキストボックスの余白が必要だったからだ」
 というものだった。

(註1) Card of the Day で取り上げられたもっとも最初のネタ
 ちなみに2002年02月08日のネタ。
 http://archive.wizards.com/Magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/cotd/0202

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1208
永劫の輪廻/Enduring Renewal - アイスエイジ レア
Enduring Renewal / 永劫の輪廻 (2)(白)(白)
エンチャント
あなたの手札を公開した状態でプレイする。
あなたがカードを引く場合、代わりにあなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それがクリーチャー・カードである場合、それをあなたの墓地に置く。そうでない場合、カードを1枚引く。
クリーチャー1体が戦場からあなたの墓地に置かれるたび、それをあなたの手札に戻す。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Enduring+Renewal/

 《永劫の輪廻/Enduring Renewal》が時のらせんでタイムシフトカードとして再録される際に、開発部はこれが悪さをしないかどうか確認するために《魂の管理人/Soul Warden》と《野生の朗詠者/Wild Cantor》と一緒にテストしてみた。
 プレイヤーたちはそれより上手い方法を見つけた。無限ライフを得るため、《野生の朗詠者/Wild Cantor》のかわりに《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》と《墓所の勇者/Crypt Champion》を用いたのだ。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1208
永遠の統制/Eternal Dominion - 神河救済 レア
Eternal Dominion / 永遠の統制 (7)(青)(青)(青)
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーから、アーティファクト・カードかクリーチャー・カードかエンチャント・カードか土地カードを1枚探す。そのカードをあなたのコントロール下で戦場に出す。その後そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。
歴伝(ゲームの残りの間、あなたは呪文を唱えられない。あなたの各アップキープの開始時に、その歴伝能力を除き、この呪文をコピーする。)
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Eternal+Dominion/

 歴伝の小ネタを2つほど紹介してみよう。
(1) プレイテスト時の名称は「All-In(全部込み)」だった
(2) 神河救済の販促キャンペーン時の広告には、歴伝のカードイラストの横に「残りの人生、1つの呪文しか唱えられないとしたら、どの呪文にする?」と書かれていた。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1208
巻き直し/Rewind - ウルザズ・サーガ コモン
Rewind / 巻き直し (2)(青)(青)
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。土地を最大4つまでアンタップする。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Rewind/

 この「土地を最大 ~ までアンタップする」という効果は開発部が想定していたよりも遥かに強力な効果であることが証明されている。プレイヤーがこの効果と複数マナを生み出せる土地(例えば《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》のような土地)を組み合わせて使うとき、一部のプレイヤーに至ってはただ土地をアンタップできるからという理由で《大あわての捜索/Frantic Search》をプレイするため、カードを引くことや捨てることさえも興味がないといった有様だった。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1208
Time Walk - アルファ版 レア
Time Walk (1)(青)
ソーサリー
あなたは、このターンに続いて追加の1ターンを行う。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Time+Walk/

 《Time Walk》のイラストに登場している不気味な骸骨たちは、実は時のらせんの《永劫での歩み/Walk the Aeons》のイラスト(註1)で再登場を果たしている。

(註1) イラスト
 各イラストは以下のリンク先を参照のこと。

  《Time Walk》のイラスト
   http://magiccards.info/al/en/84.html
  《永劫での歩み/Walk the Aeons》のイラスト
   http://magiccards.info/ts/en/93.html

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1208
数多のラフィーク/Rafiq of the Many - アラーラの断片 神話レア
Rafiq of the Many / 数多のラフィーク (1)(緑)(白)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
賛美(あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、それはターン終了時まで二段攻撃を得る。
3/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Rafiq+of+the+Many/

 今週の Card of the Day で紹介したカードたちは「スタートレックII カーンの逆襲(原題:Star Trek II: The Wrath of Khan)」を表している。Genesis Device と Mind Maggots があり、サブタイトルの Wrath of (Sar)Khan があり、そして最後の Rafiq は、その名から「数多のラフィークは、少数の(もしくは1人の)ラフィークに優先する(Rafiq of the Many outweighs Rafiq of the Few or the One)」という名ゼリフが連想されないか?(註1)

(註1) 名ゼリフ
 スタートレックの主要登場人物の1人であるスポックのセリフ「the needs of the many outweigh the needs of the few」が元ネタ。「大の虫を生かすために小の虫を殺す」というような意味。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1208
サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol - アラーラの断片 神話レア
Sarkhan Vol / サルカン・ヴォル (2)(赤)(緑)
プレインズウォーカー — サルカン(Sarkhan)
[+1]:あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修整を受けるとともに速攻を得る。
[-2]:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時までそれのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。それはターン終了時まで速攻を得る。
[-6]:飛行を持つ赤の4/4のドラゴン(Dragon)・クリーチャー・トークンを5体戦場に出す。
4
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Sarkhan+Vol/

 プレインズウォーカーの開発には非常に手間がかかる。そこに記載される数字については特にだ。開発段階のある時期においては、《サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol》の生み出すドラゴンは5体の4/4ではなく4体の5/5だった。しかしそれが現在の形に変更された理由は、そうすることで《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon》のトークンを流用することが可能となるためだ。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1208
神の怒り/Wrath of God - 第8版 レア
Wrath of God / 神の怒り (2)(白)(白)
ソーサリー
すべてのクリーチャーを破壊する。それらは再生できない。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Wrath+of+God/

 Kev Walker の描いた《神の怒り/Wrath of God》のカードイラストは素晴らしいものだが、残念ながらカードサイズでは滅ぼされんとしている小さな人たちがよく見えない。幸運なことに壁紙サイズのイラスト(註1)があるよ!

(註1) 壁紙サイズのイラスト
 原文では以下のURLにリンクが張られている。《神の怒り/Wrath of God》のイラストのパソコン用壁紙がダウンロードできる。
 http://archive.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/arcana/599

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1208
精神蛆/Mind Maggots - エクソダス アンコモン
Mind Maggots / 精神蛆 (3)(黒)
クリーチャー — 昆虫(Insect)
精神蛆が戦場に出たとき、望む枚数のクリーチャー・カードを捨てる。これにより捨てられたカード1枚につき、精神蛆の上に+1/+1カウンターを2個置く。
2/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Mind+Maggots/

 《精神蛆/Mind Maggots》の効果はアラーラの断片の新メカニズムである貪食によく似ている。唯一の違いといえばこの蛆虫たちはプレイされる前のカードを貪欲に喰らってしまうという点だ。よほど腹が減ってるんだろうね!

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1208
起源/Genesis - ジャッジメント レア
Genesis / 起源 (4)(緑)
クリーチャー — インカーネーション(Incarnation)
あなたのアップキープの開始時に、起源があなたの墓地にある場合、あなたは(2)(緑)を支払ってもよい。そうした場合、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
4/4
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Genesis/

 《起源/Genesis》はリアニメイトデッキで素晴らしい働きをする。それには2つの理由がある。1つ目として、このカードは戦場よりも手札よりも敵の妨害を受けにくい墓地にいるときに輝くカードであるということ。2つ目として、戻す対象がいなくなってしまっても、自分自身を手札に戻して戦場にプレイすることが出来るということだ。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1208
ゴブリンの山岳民/Goblin Mountaineer - アラーラの断片 コモン
Goblin Mountaineer / ゴブリンの山岳民 (赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) スカウト(Scout)
山渡り
1/1
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Goblin+Mountaineer/

 寿命の短さという点ではジャンドのゴブリンたちも他の並行世界のゴブリンたちとなんら変わるところはない。違いがあるとすれば、ジャンドのゴブリンたちはドラゴンに食われるためだけに自ら進んで死を選ぶという点があげられる。(註1)

(註1) ドラゴンに食われるためだけに
 以下のアラーラに関する公式の紹介記事によるとジャンドのゴブリンたちは「強大なドラゴンたちを鎮めるために壮大な儀式を開催し、同族の1人を進んで生け贄として捧げて」いるらしい。

  公式サイト:アラーラ - ストーリー/次元
  http://magic.wizards.com/ja/story/planes/arara-0

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1208

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