ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth - ローウィン レア

Rings of Brighthearth / ブライトハースの指輪 (３)
アーティファクト
あなたが能力を起動するたび、それがマナ能力でない場合、あなたは(２)を支払ってもよい。そうした場合、その能力をコピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。
引用元：http://whisper.wisdom-guild.net/card/Rings+of+Brighthearth/

　ローウィンとモーニングタイドのカードの多くはシャドウムーアとイーブンタイドに対となるカードが存在する。例えばこの《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》を持っている手のイラストと《魔力変/Manamorphose》のイラストを見比べてみてもらえば分かるだろう。

元記事：
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0509

Joven - ホームランド アンコモン

Joven (３)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
(赤)(赤)(赤),(Ｔ)：クリーチャーでないアーティファクト１つを対象とし、それを破壊する。
3/3
引用元：http://whisper.wisdom-guild.net/card/Joven/

　ジョーヴンのフレイバーテキストでは、チャンドラが彼について語っている。そのチャンドラのフレイバーテキストでは、レベッカが彼女について語っている。そのレベッカのフレイバーテキストでは、ハリナが彼女について語っている。そのハリナ自身はカード化されていないが、《Veldrane of Sengir》や《Dwarven Pony》など様々なカードのフレイバーテキストに登場したり言及されたりしている。

(余談)
《Joven》のフレイバーテキスト

"Joven, you’re almost as good a thief as I. But Eron hates you even more."
—Chandler

《Chandler》のフレイバーテキスト

"Never brag about the latest wonder you’ve created, students. Chandler might be listening."
—Reveka, Wizard Savant

《Reveka, Wizard Savant》のフレイバーテキスト

"It’s nice to see a sister Dwarf in a position of such power, but why’d it have to be one of those seafaring muleheads?"
—Halina, Dwarven Trader

《Veldrane of Sengir》のフレイバーテキスト

"Poor, foolish Veldrane. He goes wherever the Baron wills him. One day, he’ll go to die."
—Halina, Dwarven Trader

《Dwarven Pony》のフレイバーテキスト

"I hear Halina’s got a pony that can count to six—and likes to eat meat."
—Chandler

元記事：
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0509

軍部政変/Martial Coup - コンフラックス レア

Martial Coup / 軍部政変 (Ｘ)(白)(白)
ソーサリー
白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークンをＸ体戦場に出す。Ｘが５以上の場合、他のすべてのクリーチャーを破壊する。
引用元：http://whisper.wisdom-guild.net/card/Martial+Coup/

この《軍部政変/Martial Coup》のイラストでは、ナヤからの猛り狂うビーストを相手にいくつかの異なるバントの兵士たちが力を合わせて戦っている様子が描かれている。

元記事：
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0509

横揺れの地震/Rolling Earthquake - ポータル三国志 レア

Rolling Earthquake / 横揺れの地震 (Ｘ)(赤)
ソーサリー
横揺れの地震は、すべての馬術を持たないクリーチャーとすべてのプレイヤーにＸ点のダメージを与える。
引用元：http://whisper.wisdom-guild.net/card/Rolling+Earthquake/

　《横揺れの地震/Rolling Earthquake》は、ほぼ《地震/Earthquake》の同型再販だ。ただ、ポータル三国志では飛行のかわりに馬術が採用されているため、その点でのみ異なっている。
　結果的に《横揺れの地震/Rolling Earthquake》は全てのセットが使える環境であれば《地震/Earthquake》よりはるかに強力なカードとなった……何しろ馬術持ちのクリーチャーとはそうそう出会わないからね！

元記事：
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0509

Venarian Gold - レジェンド コモン

Venarian Gold (Ｘ)(青)(青)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント（クリーチャー）
Venarian Goldが戦場に出たとき、エンチャントされているクリーチャーをタップし、あなたがVenarian Goldを唱える際のＸの値に等しい数の睡眠(sleep)カウンターを置く。
エンチャントされているクリーチャーは、その上に睡眠カウンターが置かれている場合、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
エンチャントされているクリーチャーのコントローラーのアップキープの開始時に、そのクリーチャーから睡眠カウンターを１個取り除く。
引用元：http://whisper.wisdom-guild.net/card/Venarian+Gold/

　《Venarian Gold》が世に出てからしばらく経ったのち、Mark Rosewaterはそれを元にプレーンシフトで《眠りの秘薬/Sleeping Potion》というカードを作った。このカードはまた《卑屈な幽霊/Skulking Ghost》からも着想を得ている。

元記事：
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0509

気まぐれなトビ/Mercurial Kiter - スカージ コモン

Mercurial Kite / 気まぐれなトビ (３)(青)
クリーチャー — 鳥(Bird)
飛行
気まぐれなトビがクリーチャーに戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーをタップする。そのクリーチャーはそれのコントローラーの次のアンタップ・ステップの間にアンタップしない。
2/2
引用元：http://whisper.wisdom-guild.net/card/Mercurial+Kite/

　スカージの時代、戦闘ダメージを与えることでクリーチャーをタップする能力は青の担当だった。しかしそれからいくつかのセットを経た結果、神河物語ではその能力は緑の蛇が担当(註1)することとなった。

(註1) 緑の蛇が担当
　原文では、カード名に「Kashi-Tribe」を含むカードを検索条件にしたGathererの検索結果（公式サイトの検索エンジン）へのリンクが張られている。

元記事：
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0509

Ring of Ma’rûf - アラビアンナイト アンコモン

Ring of Ma’ruf (５)
アーティファクト
(５),(Ｔ),Ring of Ma’rufを追放する：このターン、あなたが次にカードを引く代わりに、あなたがオーナーであるゲームの外部にあるカードを１枚選び、それをあなたの手札に加える。
引用元：http://whisper.wisdom-guild.net/card/Ring+of+Ma%27ruf/

　《Ring of Ma’rûf》は、ジャッジメントに収録された願いサイクルのある意味で祖先と呼べなくもない。そしてこのカードはアラビアンナイトの他の多くのカードと同様、千夜一夜物語でシェヘラザードが夫に語った物語の1つが題材となっている。ちなみに《Ali from Cairo》の元となった千夜一夜の登場人物であるアリの子供時代の友人の名が Ma’rûf だ。

元記事：
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0509

岩山のプーカ/Crag Puca - イーブンタイド アンコモン

Crag Puca / 岩山のプーカ (青/赤)(青/赤)(青/赤)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
(青/赤)：ターン終了時まで、岩山のプーカのパワーとタフネスを入れ替える。
2/4
引用元：http://whisper.wisdom-guild.net/card/Crag+Puca/

　マジックに登場するプーカという種族はケルト神話に登場する妖精を題材にしている。ちなみに英語圏ではこのプーカの名には「ppka」、「phouka」、「phooka」、「pwca」など許される限りのありとあらゆるつづりが存在している。
　彼らは根っからの悪戯好きとされているが、その「悪戯」の内容が単なるおふざけレベルなのか、人の命を奪うレベルなのかは、その登場する物語によって異なる。

元記事：
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0509

森の宝球/Wooden Sphere - 第7版 アンコモン

Wooden Sphere / 森の宝球 (１)
アーティファクト
プレイヤー１人が緑の呪文を唱えるたび、あなたは(１)を支払ってもよい。そうした場合、あなたは１点のライフを得る。
引用元：http://whisper.wisdom-guild.net/card/Wooden+Sphere/

　アルファ版の時代からの常連であったにも関わらず、古参の《森の宝球/Wooden Sphere》が初めてフレイバーテキスト(註1)を得たのは第7版でのことだった。ちなみにフレイバーテキストにある「a thousand limbs」は木々の枝を指している。

(註1) フレイバーテキスト

原文：
　Strengthened by a thousand limbs.

日本語訳：
　幾千もの枝によって強化されている。

元記事：
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0509

聖域の耕し獣/Sanctum Plowbeast - アラーラ再誕 コモン

Sanctum Plowbeast / 聖域の耕し獣 (４)(白)(青)
アーティファクト クリーチャー — ビースト(Beast)
防衛
平地(Plains)サイクリング(２)、島(Island)サイクリング(２)（(２),このカードを捨てる：あなたのライブラリーから平地カード１枚か島カード１枚を探す。それを公開し、あなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。）
3/6
引用元：http://whisper.wisdom-guild.net/card/Sanctum+Plowbeast/

　アラーラの断片ブロックで耕し獣が辿った歴史がなかなか興味深い。まずアラーラの断片の時代は、色が白単色で鋤を引いていたが(註1)、次にコンフラックスの時代を迎えると色が緑白と変わり群れからはぐれて浮浪している(註2)。
　そして最終的にアラーラ再誕の時代にはエスパーの魔道士に捕えられ、彼ら流の青っぽさを加えるために金属細工を施されたというわけだ！

(註1) 鋤を引いていた
　原文では《鋤引きの耕し獣/Yoked Plowbeast》のカードデータへリンクが張られている。

(註2) 浮浪している
　原文では《浮浪する耕し獣/Vagrant Plowbeasts》のカードデータへリンクが張られている。

元記事：
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0509

滝の断崖/Cascade Bluffs - イーブンタイド レア

Cascade Bluffs / 滝の断崖
土地
(Ｔ)：あなたのマナ・プールに(１)を加える。
(青/赤),(Ｔ)：あなたのマナ・プールに(青)(青)か(青)(赤)か(赤)(赤)を加える。
引用元：http://whisper.wisdom-guild.net/card/Cascade+Bluffs/

　シャドウムーアとイーブンタイドに収録された2色ランドのサイクルはそれ以前に未来予知で登場していた。《偶像の石塚/Graven Cairns》がタイムシフト（フューチャーシフト）カードとして来（きた）る未来の兆候をもたらしていたのだ。
　その《偶像の石塚/Graven Cairns》を含む友好色サイクルはシャドウムーアに収録され、対抗色サイクルの登場はイーブンタイドを待つこととなった。

元記事：
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0509

ラノワールの再生地/Llanowar Reborn - 未来予知 アンコモン

Llanowar Reborn / ラノワールの再生地
土地
ラノワールの再生地はタップ状態で戦場に出る。
(Ｔ)：あなたのマナ・プールに(緑)を加える。
移植１（この土地は、その上に+1/+1カウンターが１個置かれた状態で戦場に出る。他のクリーチャーが１体戦場に出るたび、あなたはこの土地の上に置かれている+1/+1カウンターを１個、その上に移動してもよい。）
引用元：http://whisper.wisdom-guild.net/card/Llanowar+Reborn/

　《ラノワールの再生地/Llanowar Reborn》のイラスト(註1)に見られる豊かな新緑の大地は、しかし、破壊され荒廃した。その荒れ果てたラノワールの地は時のらせんに収録された《森/Forest》のイラスト(註2)に見ることが出来る。
　ボーナス情報：今週の壁紙でもあるよ！(註3)

(註1) 《ラノワールの再生地/Llanowar Reborn》のイラスト
　イラストは以下のリンク先を参照のこと。
　http://magiccards.info/fut/en/171.html

(註2) 時のらせんに収録された《森/Forest》のイラスト
　イラストは以下のリンク先を参照のこと。
　http://magiccards.info/ts/en/298.html
　http://magiccards.info/ts/en/299.html
　http://magiccards.info/ts/en/300.html
　http://magiccards.info/ts/en/301.html

(註3) 今週の壁紙
　原文では以下のURLへのリンクが張られている。
　http://archive.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/arcana/1322

元記事：
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0509

秘儀の教示/Arcane Teachings - 第10版 アンコモン

Arcane Teachings / 秘儀の教示 (２)(赤)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント（クリーチャー）（これを唱える際に、クリーチャー１体を対象とする。このカードはそのクリーチャーにつけられている状態で戦場に出る。）
エンチャントされているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに「(Ｔ)：クリーチャー１体かプレイヤー１人を対象とする。このクリーチャーは、それに１点のダメージを与える。」を持つ。
引用元：http://whisper.wisdom-guild.net/card/Arcane+Teachings/

　カードが再録される際、そのイメージを変えるために新たなイラストが与えられることがある。第10版で最も大きくイメージが変わったのはこの《秘儀の教示/Arcane Teachings》だろう。
　ジャッジメント版のイラスト(註1)では髭の生えたドワーフの魔術師が巻物を記しているが、第10版のイラスト(註2)では魔力に満たされた魔道士が何かに火を放とうとしている。こりゃすごい！

(註1) ジャッジメント版のイラスト
　ジャッジメント版のイラストは以下のリンク先を参照のこと。
　http://magiccards.info/ju/en/78.html

(註2) 第10版のイラスト
　第10版のイラストは以下のリンク先を参照のこと。
　http://magiccards.info/10e/en/188.html

元記事：
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0409

The Ultimate Nightmare of Wizards of the Coast Customer Service - アングルード アンコモン

The Ultimate Nightmare of Wizards of the Coast Customer Service (Ｘ)(Y)(Z)(赤)(赤)
ソーサリー
Y体のクリーチャーとZ人のプレイヤーを対象とする。The Ultimate Nightmare of Wizards of the Coast Customer ServiceはそれらにＸ点のダメージを与える。
引用元：http://whisper.wisdom-guild.net/card/The+Ultimate+Nightmare+of+Wizards+of+the+Coast+Customer+Service/

　この《The Ultimate Nightmare of Wizards of the Coast Customer Service》と《Ow》をもってして、アングルードはマジック史上もっとも長い名前と短い名前を保持していた。これらの記録はさらに長い名前(註1)とこれ以上ないほどに短い名前(註2)によってアンヒンジドで塗り替えられることとなる。

(註1) さらに長い名前
　原文では《Our Market Research Shows That Players Like Really Long Card Names So We Made this Card to Have the Absolute Longest Card Name Ever Elemental》のカードデータへのリンクが張られている。

(註2) これ以上ないほどに短い名前
　原文では《　　　　　》のカードデータへのリンクが張られている（え？　名前が聞こえないって？　アイツだよ、アイツ。あのマナコストが(１)(青)で(１)払えば好きな名前に変えられるカードだよ）。

元記事：
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0409

ケルドのマラクザス/Maraxus of Keld - ウェザーライト アンコモン

Maraxus of Keld / ケルドのマラクザス (４)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
ケルドのマラクザスのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールするアンタップ状態のアーティファクトとクリーチャーと土地の数に等しい。
*/*
引用元：http://whisper.wisdom-guild.net/card/Maraxus+of+Keld/

　《一か八か/Desperate Gambit》のイラスト(註1)ではジェラードと戦っているマラクザスの姿を見ることができる。この勝負はおそらくマラクザスの勝利に終わるのだが、気になるのは後ろに見える《ラースのスターク/Starke of Rath》の姿だ。なぜなら《恩義/Debt of Loyalty》のイラスト(註2)ではマラクザスはスタークに殺されているからだ。

(註1) 《一か八か/Desperate Gambit》のイラスト
　《一か八か/Desperate Gambit》のイラストは以下を参照。
　http://magiccards.info/wl/en/96.html

(註2) 《恩義/Debt of Loyalty》のイラスト
　《恩義/Debt of Loyalty》のイラストは以下を参照。
　http://magiccards.info/wl/en/127.html

　ちなみに《恩義/Debt of Loyalty》のフレイバーテキストは以下の通り。

原文：
　"I killed him because I had to," Starke lied to Gerrard. "But now I pledge my loyalty to you."

日本語版：
「殺したくてあいつを殺したんじゃない」スタークはジェラードをあざむこうとした。「だが、この先はあんたに忠誠を誓う」

元記事：
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0409

Serra Inquisitors - ホームランド アンコモン

Serra Inquisitors (４)(白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
Serra Inquisitorsが１体以上の黒のクリーチャーをブロックするか、１体以上の黒のクリーチャーによってブロックされた状態になったとき、Serra Inquisitorsはターン終了時まで+2/+0の修整を受ける。
3/3
引用元：http://whisper.wisdom-guild.net/card/Serra+Inquisitors/

　ホームランドの《Serra Inquisitors》はセラを信奉する人間たちだ。黒のクリーチャーと戦う際にボーナスを得られる能力を身につけているのはそれが理由だ。

元記事：
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0409

大爆発/Blockbuster - ラヴニカ：ギルドの都 アンコモン

Blockbuster / 大爆発 (３)(赤)(赤)
エンチャント
(１)(赤),大爆発を生け贄に捧げる：大爆発は、タップ状態の各クリーチャーと各プレイヤーに３点のダメージを与える。
引用元：http://whisper.wisdom-guild.net/card/Blockbuster/

　現実世界においては「Blockbuster」といえば町の一区画（＝ブロック）を吹っ飛ばす威力の爆弾を指す。そしてラヴニカ世界における《大爆発/Blockbuster》は実際に町のブロック１つを吹っ飛ばしている(註1)。セットの背景世界が町だからこそ出来たカードだね！

(註1) 町のブロック１つを吹っ飛ばしている
　《大爆発/Blockbuster》のイラストは以下を参照。
　http://magiccards.info/rav/en/115.html

元記事：
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0409

スレイマンの遺産/Suleiman’s Legacy - ビジョンズ レア

Suleiman’s Legacy / スレイマンの遺産 (赤)(白)
エンチャント
スレイマンの遺産が戦場に出たとき、戦場に出ているすべてのジン(Djinn)とイフリート(Efreet)を破壊する。それらは再生できない。
ジンかイフリートが戦場に出るたび、それを破壊する。それは再生できない。
引用元：http://whisper.wisdom-guild.net/card/Suleiman%27s+Legacy/

　スレイマンはアラビアンナイトで《King Suleiman》として初登場したキャラで、タップするだけでジンかイフリートを破壊することができた。
　しかし不思議なことに《スレイマンの壺/Bottle of Suleiman》というアイテムはジンを呼び出すものなのだ。これはどういうことかというと、スレイマンはこの壺を使ってジンを1匹つかまえた、ということだ。あとは望むときに呼び出すだけ、というわけさ！(註1)

(註1) あとは望むときに呼び出すだけ
　ただし出てきてくれるかどうかの確率は50%しかない。

元記事：
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0409

標準化/Standardize - オンスロート レア

Standardize / 標準化 (青)(青)
インスタント
壁(Wall)以外のクリーチャー・タイプを１つ選ぶ。各クリーチャーはターン終了時までそのタイプになる。
引用元：http://whisper.wisdom-guild.net/card/Standardize/

　《標準化/Standardize》の最新ルールテキストには、選んではいけないクリーチャータイプに「伝説の～」が含まれていない。これは「伝説の～」がすでにクリーチャータイプではなくなっているためだ。
　可能な限り元のテキストを残すべく「壁以外の」という文面は残してはいるが、実のところこれにあまり意味はない。なぜなら「攻撃に参加できない」という特徴はいまでは「壁」というクリーチャータイプではなく、「防衛」というキーワード能力に紐づくものとなっているためだ。

元記事：
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0409

持たざる者の檻/Paupers’ Cage - ミラージュ レア

Paupers’ Cage / 持たざる者の檻 (３)
アーティファクト
各対戦相手のアップキープの開始時に、そのプレイヤーの手札が２枚以下である場合、持たざる者の檻はそのプレイヤーに２点のダメージを与える。
引用元：http://whisper.wisdom-guild.net/card/Paupers%27+Cage/

　この《持たざる者の檻/Paupers’ Cage》は《拷問台/The Rack》の調整版である。同様の試みは《拷問機械人/Rackling》や《拷問の車輪/Wheel of Torture》といった形でも為されてきたが、この手のカードのもっとも最近のバージョンとなると、実は時のらせんにタイムシフトカードとして収録された元の《拷問台/The Rack》だったりする。

(余談)
　諸々のバージョン違いたちは以下の通り。似たような効果の中にも多人数戦を意識した若干の差異があることが分かる。

Rackling / 拷問機械人 (４)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
各対戦相手のアップキープの開始時に、拷問機械人はそのプレイヤーにＸ点のダメージを与える。Ｘは３引くそのプレイヤーの手札にあるカードの枚数である。
2/2
http://whisper.wisdom-guild.net/card/Rackling/

Wheel of Torture / 拷問の車輪 (３)
アーティファクト
各対戦相手のアップキープの開始時に、拷問の車輪はそのプレイヤーにＸ点のダメージを与える。Ｘは、３引くそのプレイヤーの手札にあるカードの枚数である。
http://whisper.wisdom-guild.net/card/Wheel+of+Torture/

The Rack / 拷問台 (１)
アーティファクト
拷問台が戦場に出るに際し、対戦相手を１人選ぶ。
選ばれたプレイヤーのアップキープの開始時に、拷問台はそのプレイヤーにＸ点のダメージを与える。Ｘは、３引くそのプレイヤーの手札の枚数である。
http://whisper.wisdom-guild.net/card/The+Rack/

元記事：
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0409