鉄びし/Caltrops - ウルザズ・デスティニー アンコモン
Caltrops / 鉄びし (3)
アーティファクト
クリーチャーが攻撃するたび、鉄びしはそれに1点のダメージを与える。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Caltrops/

 ウルザズブロックのリミテッドでは《鉄びし/Caltrops》と《天使の学芸員/Angelic Curator》の組み合わせはなかなか使えるコンボであった。しかしこのコンボはウルザズブロック構築ではイマイチ活躍できなかった。おそらく《時のらせん/Time Spiral》や《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》といったカードたちがいたせいだろう。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0209
Gleemax - アンヒンジド レア
Gleemax (1000000)
伝説のアーティファクト
あなたはすべての呪文や能力のすべての対象を選ぶ。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Gleemax/

 以前にも書いたかもしれないが、このカードは、マジックの開発部を陰で支配しているグリーマックスという名の巨大な脳みそがいる、というネタが元になっている。もちろんこれは創作の話であって何も恐れる必要はない。分かったなラ、とっトト仕事二戻レ、愚カナさるドモヨ。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0209
焚きつけ/Kindle - テンペスト コモン
Kindle / 焚きつけ (1)(赤)
インスタント
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。焚きつけはそれにX点のダメージを与える。Xはすべての墓地にある名前が《焚きつけ/Kindle》であるカードの枚数に2を加えた点数である。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Kindle/

 元々の《焚きつけ/Kindle》のテンプレートは「焚きつけカード(Kindle Card)」を参照していた(註1)。しかしのちにそれは「名前が《焚きつけ/Kindle》であるカード(cards name Kindle)」にあらためられた。元々のテンプレートでは、意図したところと違い、まるで「焚きつけ(Kindle)」というタイプがあるかのような表現となってしまっていたからだ。

(註1) 「Kindle Card」を参照していた
 テンペスト初出時のカードテキストは以下の通り。

  英文:
   Kindle deals to target creature or player an amount of damage
   equal to 2 plus the number of Kindle cards in all graveyards

  日本語:
   焚きつけは、対象のクリーチャー1体か、対象のプレイヤー1人に、
   すべての墓地にある焚きつけカードの枚数の合計に2を加えた値に
   等しいダメージを与える。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0209
AWOL - アンヒンジド コモン
AWOL (2)(白)
インスタント
攻撃しているクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。その後それをゲーム外領域から取り除き、最悪ゲームから徹底的に永遠に除去領域に置く。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/AWOL/

 テキストボックスに描かれているミルクの紙パックがよく見えないことが不満な人にはぜひこの特集記事(註1)をおススメしたい。あまりに小さすぎてあの Mark Rosewater すら気づいていなかったネタを紹介してくれてるぞ!

(註1) この特集記事
 原文では以下のURLにリンクが張られている。アンヒンジドの裏話集。
 http://archive.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/feature/240

(余談)
 以下に、上記のアンヒンジド裏話の該当部分だけ訳した。

【翻訳】 アンヒンジド裏話集/Behind the Scenes of Unhinged 【DailyMTG】
Brian Dumas
2004年11月29日
元記事:http://archive.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/feature/240

AWOL

 知らない人のために書いておくと「AWOL」とは「Absent WithOut Leave」の略だ(訳註:日本語で言う「無断欠勤」)。

 そしてこのカードのためだけにクリーチャーの写真が描かれたミルクの紙パックの絵が必要になった。仕方ないのでわざわざ3Dグラフィックツールを使って紙パックを作ったというわけだ。その結果、紙パックの正確な形を調べる羽目になったし、さらにはそれに貼るラベルまで考えることになった。

 実際のアンヒンジドのカードには全体が描かれないことは分かっていたが、作ってる最中はどっち側を実際に使うことになるか分からなかったから、結局は全面のデザインを作る羽目になった。もちろんそこに書かれる文字もだ。
イラスト1:紙パックの前面
 紙パックを作ってる最中はまだクリーチャーの絵は用意されてなかった。枠に収めるクリーチャーの顔はあとから足された。
 http://www.wizards.com/magic/images/mtgcom/fcpics/features/UNHBTS_Milk4.jpg

イラスト2:紙パックの顔写真の下に書かれた文章
「彼が最後に確認されたのは、母親と共にファイレクシア・スーパーマーケットで一袋のチーズ爆弾チップスと12リットルのマッチョ御用達プロテインジュースを購入しているところでした。目撃された方はカースト警備ソーセージ会社まで(電話番号:555-857-5309)」
 80年代のヒット曲をご存知の方ならこの紙パックに書かれた電話番号に見覚えがあるはずだ。
 http://www.wizards.com/magic/images/mtgcom/fcpics/features/UNHBTS_Milk3.jpg

イラスト3:紙パックの横面
「Milk The Fattening(ミルック・ザ・太りング)」
 http://www.wizards.com/magic/images/mtgcom/fcpics/features/UNHBTS_Milk1.jpg

イラスト4:紙パックの裏面
┌─────────────────────────
成分表
├─────────────────────────
有効成分:
│  リドカイン塩酸塩 1.0%
│  ベンズアルコニウム塩化物 0.11%
├─────────────────────────
非有効成分:
│  ジアゾリジニル尿素
│  メチルパラベン
│  プロピルパラベン
│  水
├─────────────────────────
│ カルシウム
│          1200mg 247%
│ 塩素
│          10g 1%
│ 銅
│          2mg 10%
│ フッ素
│          1mg 0.327%
│ 鉄
│          118mg 136%
│ マグネシウム
│          400mg 200%
│ マンガン
│          7mg 1.2%
│ 亜リン酸
│          1200mg 803%
│ カリウム
│          900mg 137%
│ セレミウム
│          50100mcg 986,372%
│ ソディウム
│          14g 8%
│ 亜鉛
│          15mg 6%
│ 鉛
│          486mg - 
│ セシウム
│          17lbs - 
│ ハロン
│          27oz - 
│ アルゴン
│          187mg - 
├─────────────────────────
│パーセンテージが「-」となっている成分は、
│そのときの体調や存在する次元を問わず、
│如何なる状況下であろうと決して摂取してはならない。
│なおパーセンテージは4000~12,000カロリー摂取時。
└─────────────────────────
 http://www.wizards.com/magic/images/mtgcom/fcpics/features/UNHBTS_Milk2.jpg

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0209
霜の大峨/Frost Ogre - 神河謀叛 コモン
Frost Ogre / 霜の大峨 (3)(赤)(赤)
クリーチャー — オーガ(Ogre) 戦士(Warrior)
5/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Frost+Ogre/

 神河の世界では、赤のカードは雪や氷に関連付けられており、そこから生まれたのが《氷河の光線/Glacial Ray》や《霜の大峨/Frost Ogre》のようなカードたちだ。他のセットであればこれらのカードは火に関連した名前を持っていたかもしれない……しかし、いずれにせよ《山/Mountain》は大抵の場合、雪に覆われているものだ!

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0209
砂の逆流/Reverse the Sands - 神河物語 レア
Reverse the Sands / 砂の逆流 (6)(白)(白)
ソーサリー
好きな数のプレイヤーのそれぞれのライフの総量を再配分する。(各プレイヤーのライフは、誰かのそれまでのライフの総量になる。)
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Reverse+the+Sands/

 《砂の逆流/Reverse the Sands》のイラストでは、ライフの総量が年齢で表現されている。奥にいる人物が手前にいる人物の若さを吸い取っているのだ。いい感じだね。

(註1) イラスト
 《砂の逆流/Reverse the Sands》のイラストは以下の通り。
 http://magiccards.info/chk/en/41.html

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0209
森/Forest - アラーラの断片 基本地形
Forest / 森
基本土地 — 森(Forest)
(緑)
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Forest/

 第5版までの基本地形には「(T):あなたのマナ・プールに(緑)を加える。」のようにルールテキストが記載されていた。初めて (緑) のマナシンボルだけが表記されたのはポータル版であり、それが「正規のマジック」に登場するのは第6版まで待たねばならなかった。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0209
山/Mountain - アラビアンナイト 基本地形
Mountain / 山
基本土地 — 山(Mountain)
(赤)
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Mountain/

 《山/Mountain》は(複雑な事情により)アラビアンナイトに収録された唯一の基本地形であったため、マジックにおいて最も多い枚数刷られたカードとなってしまった。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0209
沼/Swamp - アラーラの断片 基本地形
Swamp / 沼
基本土地 — 沼(Swamp)
(黒)
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Swamp/

 もしかしたら君は、もっとも《沼/Swamp》が重要視された限定構築環境は オデッセイ+オデッセイ+トーメント であった、と考えているかもしれない。しかし実際は ウルザズ・サーガ × 3 がそれだ。
 このセットには《黒死病/Pestilence》と《堕落/Corrupt》が両方ともコモンとして収録されていたため、8人ドラフトの卓に2人以上の黒単色デッキがいることが珍しい事ではなかったのだ。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0209
島/Island - アラーラの断片 基本地形
Island / 島
基本土地 — 島(Island)
(青)
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Island/

 雑誌デュエリストの第10号(1996年 4~5月号)の12~13ページにかけて Chris Page は、現在のDCIに当たる Duelist’s Convocation が《島/Island》を禁止した件に関する記事を2ページ書いた。これは単なるエイプリルフールのジョーク記事だったが、続く何年ものあいだ混乱を引き起こす元となった。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0209
平地/Plains - アラーラの断片 基本地形
Plains / 平地
基本土地 — 平地(Plains)
(白)
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Plains/

 歴史上マジックのカードで平地渡りを持ったカードはほとんど存在しないが、平地渡りを止めるためだけの能力を持つカードが2枚も存在する(註1)。かわいそうな《黄道の雄鶏/Zodiac Rooster》!

(註1) 2枚も存在する
 原文では「two cards」の「two」に《Great Wall》のカードデータ、「cards」に《Lord Magnus》のカードデータがそれぞれリンクされている。
 両方とも「平地渡りを持つクリーチャーは、それらが平地渡りを持たないかのようにブロックされる」という絶望的な能力を持つ。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0209
極楽鳥/Birds of Paradise - アルファ版 レア
Birds of Paradise / 極楽鳥 (緑)
クリーチャー — 鳥(Bird)
飛行
(T):あなたのマナ・プールに、好きな色のマナ1点を加える。
0/1
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Birds+of+Paradise/

 アルファ版の《極楽鳥/Birds of Paradise》のイラストは元々《Tropical Island》用に描かれたイラスト(註1)だった。しかし鳥の絵があまりに一際目立っていたので、アートディレクターの Jesper Myrfors はかわりにそれをクリーチャーに用いることにしたのだ。

(註1) イラスト
 アルファ版の《極楽鳥/Birds of Paradise》のイラストは以下の通り。
 http://magiccards.info/al/en/95.html

 ついでにアルファ版の《Tropical Island》のイラストは以下の通り。
 http://magiccards.info/al/en/293.html

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0209
エスパーの鵜/Esper Cormorants - コンフラックス コモン
Esper Cormorants / エスパーの鵜 (2)(白)(青)
アーティファクト クリーチャー — 鳥(Bird)
飛行
3/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Esper+Cormorants/

 エスパーのやり方がバントの人々には奇異に映ることが《エスパーの鵜/Esper Cormorants》のフレイバーテキスト(註1)からうかがえる。ちなみに地球上の鵜は非常に幅広い種類がおり、Wikipedia によると少なくとも40種類はいるらしい。

(註1) フレイバーテキスト
原文:
 "The smiths of this land must be mad to reach so far and so high for another creature to decorate."
 —Cagen Vargan, Jhessian sea scout

日本語訳:
「この地の鍛冶はいかれてるに決まってるよ。こんな遠くのこんな高くまで、他の生き物を飾りにきてるんだから。」
 ――ジェスの海の斥候、ケイゲン・ヴァルゲン

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0209
Soraya the Falconer - ホームランド レア
Soraya the Falconer (1)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human)
鳥(Bird)クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
(1)(白):鳥クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時までバンドを得る。
2/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Soraya+the+Falconer/

 1995年に初めて世に出たとき、《Soraya the Falconer》が強化できるのはファルコン(Falcon)だけだった。しかし「大規模クリーチャータイプ更新」(註1)の到来により、彼女はマジックに存在するありとあらゆる鳥たちにバンド(Banding)を与えることが可能となった。この鷹匠は1995年以降、新たな技を学ぶため、明らかに何年も修行し続けていたのだ。

(註1) 大規模クリーチャータイプ更新
 原文では「Grand Creature Type Update」。種族をテーマにしたローウィンが発売される直前におこなわれた種族の大整理であり、多くの種族が絶滅したことで有名。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0209
宝石の鳥/Jeweled Bird - アラビアンナイト アンコモン
Jeweled Bird / 宝石の鳥 (1)
アーティファクト
アンティを賭けてプレイしない場合、プレイを開始する前に宝石の鳥をあなたのデッキから取り除く。
(T):宝石の鳥をアンティにする。そうした場合、そのアンティにあるあなたがオーナーである他のすべてのカードをあなたの墓地に置く。その後カードを1枚引く。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Jeweled+Bird/

 アンティに関するカードのため、全ての公式フォーマットで禁止されているにも関わらず、この《宝石の鳥/Jeweled Bird》は2001年のマジックインビテーショナルの大会(註1)で Kai Budde が Dan Clegg 相手に勝利したときのキーカードだった。《非凡な虚空魔道士/Voidmage Prodigy》が作られたのはこのカードのおかげというわけだ。

(註1) 2001年のマジックインビテーショナル
 原文では以下のURLにリンクが張られている。2001年のマジックインビテーショナルのカバレージ記事。まだ公式サイトの名前がSIDEBOARDだった頃のページ。懐かしい。
 http://www.wizards.com/sideboard/event.asp?event=mi01

 2001年のマジックインビテーショナルはかなり特殊なフォーマットで、アンティありのルール、かつアンティで入手したカードの総金額が高い方が勝ちというものだったらしい。詳しくは以下を参照のこと。
 http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%93%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB01

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0209
鳩散らし/Dovescape - ディセンション レア
Dovescape / 鳩散らし (3)(白/青)(白/青)(白/青)
エンチャント
((白/青)は(白)でも(青)でも支払うことができる)
プレイヤー1人がクリーチャーでない呪文を唱えるたび、その呪文を打ち消す。そのプレイヤーは、飛行を持つ白である青である1/1の鳥(Bird)クリーチャー・トークンをX体戦場に出す。Xは、その呪文の点数で見たマナ・コストである。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Dovescape/

 友達を驚かせてみよう! もし君が《狡知/Guile》と《鳩散らし/Dovescape》の両方をコントロールしているときに何かクリーチャーでない呪文を唱えた場合、それは即座にとんでもない量のハトに変わってしまう(註1)。プレインズウォーカーであると同時に、ステージに上がった手品師にもなれるという寸法さ!

(註1) とんでもない量のハト
 100万匹でも1億匹でも望む数のハトが生み出される。具体的に何が起きるのか確かめたい人のために、以下へ《狡知/Guile》のカードテキストを書き記しておく。
Guile / 狡知 (3)(青)(青)(青)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) インカーネーション(Incarnation)
狡知は、3体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。
あなたがコントロールする呪文や能力が呪文を打ち消す場合、代わりにその呪文を追放し、あなたはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。
狡知がいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれたとき、これをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。
6/6
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Guile/

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0209
Chicken à la King - アングルード レア
Chicken a la King (1)(青)(青)
Summon — ニワトリ(Chicken)
6面ダイスで6が出るたび、戦場に出ているすべてのニワトリ(Chicken)の上に+1/+1カウンターを1置く。
あなたがコントロールするアンタップ状態のニワトリ1つをタップする:6面ダイスを1個振る。
2/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Chicken+a+la+King/

 全アングルードのカードの中で、Mark Rosewaterが一番好きなフレイバーテキストは「running around like a chicken with its head cut off」という言い回し(註1)をネタにした《Chicken à la King》のフレイバーテキスト(註2)だ。

(註1) running around like a chicken with its head cut off
 直訳すると「頭を切り落とされた鶏のように走り回る」、意味としては「気が動転して慌てふためく様子、もしくは何をすれば良いか分からずむやみやたらと動き回る様子」。

(註2) 《Chicken à la King》のフレイバーテキスト
原文:
 During the Chicken Revolution, the king managed to keep his head while the others—well, just ran around.

日本語訳:
 ニワトリ革命時、王はその威厳を保とうと画策したが ――― まあ、走り回っただけだった。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Chicken+a+la+King/

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0109
召喚の調べ/Chord of Calling - ラヴニカ:ギルドの都 レア
Chord of Calling / 召喚の調べ (X)(緑)(緑)(緑)
インスタント
召集(あなたのクリーチャーが、この呪文を唱える助けとなる。この呪文を唱えるに際しあなたがタップしたクリーチャー1体で、(1)かそのクリーチャーの色のマナ1点を支払う。)
あなたのライブラリーから点数で見たマナ・コストがX以下であるクリーチャー・カードを1枚探し、それを戦場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Chord+of+Calling/

 《召喚の調べ/Chord of Calling》のカードイラストでは3体のセレズニアのドルイドたちが巨大なクリーチャーを召喚している。それを見るに、プロツアーベルリンを席巻したエクステンデッドの Elvs! デッキが《遺産のドルイド/Heritage Druid》や《樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers》の力を借りてこの呪文を唱えていたことは非常に理にかなっている。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0109
ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth - ローウィン レア
Rings of Brighthearth / ブライトハースの指輪 (3)
アーティファクト
あなたが能力を起動するたび、それがマナ能力でない場合、あなたは(2)を支払ってもよい。そうした場合、その能力をコピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Rings+of+Brighthearth/

 ブライトハースの炎族はエレメンタルとそれ以外の種族のあいだに入る交渉役として立ちまわった。彼らは自分たちのその有用な炎の力をふるうことで、種族間に理解と寛容の橋をを築こうとしたのだ。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0109
三畳紀の卵/Triassic Egg - レジェンド レア
Triassic Egg / 三畳紀の卵 (4)
アーティファクト
(3),(T):三畳紀の卵の上に孵化(hatchling)カウンターを1個置く。
三畳紀の卵を生け贄に捧げる:以下から1つを選ぶ。
・あなたは、あなたの手札にあるクリーチャー・カードを1枚、戦場に出してもよい。この能力は、三畳紀の卵の上に孵化カウンターが2個以上置かれている場合にのみ起動できる。
・あなたの墓地にあるクリーチャー・カードを1枚戦場に出す。この能力は、三畳紀の卵の上に孵化カウンターが2個以上置かれている場合にのみ起動できる。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Triassic+Egg/

 元々、《三畳紀の卵/Triassic Egg》に乗せるカウンターに名前をつける予定はなかった。それが、+1/+1や-1/-1カウンターとの区別しやすくするためにも特定のカウンターを使ったほうがよいだろう、という判断がなされたことによって雛(Hatchling)カウンターを乗せるようになった。
 のちにこのカウンターの名称は孵化(Incubation)カウンターに変更された(註1)。おそらく、カウンターがいくつ乗っていようと生まれる雛は1匹だけだからだろう。

(註1) 孵化(Incubation)カウンター
 2015年02月現在のオラクルでは、このカードも Hatchling Counter を用いることになっている。おそらくカードの効果とテキストは基本的に元のカードに合わせるべしの方針に従った結果と思われる。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0109

< 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 >

 

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