ガイアの復讐者/Gaea’s Revenge - 基本セット2011
Gaea’s Revenge / ガイアの復讐者 (5)(緑)(緑)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
ガイアの復讐者は打ち消されない。
速攻
ガイアの復讐者は緑でない呪文や緑でない発生源の能力の対象にならない。
8/5
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Gaea%27s+Revenge/

 基本セット2011を最後に姿を消したあの恐るべき《ガイアの復讐者/Gaea’s Revenge》がマジック・オリジンで劇的な再登場だ!

元記事:
http://magic.wizards.com/en/content/cards-day-archive
シヴの浅瀬/Shivan Reef - 第10版
Shivan Reef / シヴの浅瀬
土地
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(T):あなたのマナ・プールに(青)か(赤)を加える。シヴの浅瀬はあなたに1点のダメージを与える。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Shivan+Reef/

 ペインランドが帰ってきた! マジック・オリジンには全ての対抗色ペインランドが収録されているぞ。

元記事:
http://magic.wizards.com/en/content/cards-day-archive
白蘭の騎士/Knight of the White Orchid - アラーラの断片
Knight of the White Orchid / 白蘭の騎士 (白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
先制攻撃
白蘭の騎士が戦場に出たとき、対戦相手1人があなたより多くの土地をコントロールしている場合、あなたはあなたのライブラリーから平地(Plains)カードを1枚探してもよい。そうしたなら、それを戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り
2/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Knight+of+the+White+Orchid/

 マジック・オリジンで再登場したのは一目見ただけでは伝わりづらい強さを秘めたこの《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》だ。こいつはカードアドバンテージを生み出し土地事故を予防してくれる優れものだ。

元記事:
http://magic.wizards.com/en/content/cards-day-archive
ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver - オンスロート
Goblin Piledriver / ゴブリンの群衆追い (1)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 戦士(Warrior)
プロテクション(青)
ゴブリンの群衆追いが攻撃するたび、それはターン終了時まで他の攻撃しているゴブリン(Goblin)1体につき+2/+0の修整を受ける。
1/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Goblin+Piledriver/

 遥か昔、オンスロートが初出のこのカードは、マジック・オリジンにたくさんある熱い再版カードのうちの1枚だ!

元記事:
http://magic.wizards.com/en/content/cards-day-archive
余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 7月に入ってからの3枚は明確なテーマ性を持っているのに対し、週の初めの2枚はイマイチ統一感がない。月曜日の《ヴィダルケンの異端者/Vedalken Heretic》はまだ「異端者(Heretic)」が関係ありそうだけど、火曜日の《ハールーン・ミノタウルス/Hurloon Minotaur》は何が何やら。

 一応、水曜から金曜の3枚について書いておくと、カード名がそれぞれ「不実(Treachery)」「裏切り(Traitors)」「裏切り(Traitor)」という点で共通している……って、あれ? 違うな。

 金曜日は休みだったらしく更新がなかったんだ。《裏切り者グリッサ/Glissa, the Traitor》による更新があったのは6年後の「2015年07月03日」じゃないか……ということは偶然の一致か。すごいな。

 あー、そうそう。2015年の7月半ばに、公式サイトで Card of the Day の更新が再開されていることにようやく気付いた(前年、2014年の7月から休止していたのが、2015年の1月から再開していた)。それでここからあらためて2015年の Card of the Day の更新に切り替えたんだ。

余談2:月曜日 《ヴィダルケンの異端者/Vedalken Heretic》

 知識の蛇を操るヴィダルケンの攻撃が通るとカードが1枚引ける。こういう過去のカードへのオマージュが垣間見えるデザインはとても好き。それに留まらず、その蛇自体も別カードとして作られており、イラスト上で関連付けられている。とても良い。
原文:
 The art for Vedalken Heretic shows a Lorescale Coatl, which (not so coincidentally) works very well with the heretic in play.

拙訳:
 《ヴィダルケンの異端者/Vedalken Heretic》のイラストの中には実は《知識鱗のコアトル/Lorescale Coatl》もいる。このクリーチャーが《ヴィダルケンの異端者/Vedalken Heretic》の能力と相性が良いことは偶然ではない。

 原文に忠実な文体系(一文にまとめつつ、カッコ内の補足を同じくカッコ内に収める形)に訳そうとするととても大変だったので諦めた。

 原文の「works very well with ~」の訳は色々と案を思いつきつつも「~ と相性が良い」に決めるのはあまり迷わなかった。相性は大事(?)。

余談3:火曜日 《ハールーン・ミノタウルス/Hurloon Minotaur》

 セラの天使の言葉じゃないけど、ホント、どうしてこのクリーチャーがあれほどプッシュされたのか、謎でしょうがない。ドラゴンとかエルフとかドワーフとかゴブリンとか、ああ、それともちろんゾンビとかなら、まだ分かる。なぜミノタウルス。

 とはいえ古参プレイヤーとしては、このカード見るたびにこみ上げてくるさみしさと懐かしさを考えると好意的な印象を持たざるを得ない(デッキに入れるとは言ってない)。

余談4:水曜日 《不実/Treachery》

 《不実/Treachery》強すぎ!、というネタは Card of the Day で何度も登場している鉄板ネタ。このカード自体が 2008年10月28日 に登場していることに加えて、2011年06月27日に《精神の制御/Mind Control》が取り上げられたときも「(同じマナコストなのに)土地もアンタップすることが出来た。実にバランスのとれたカードだね」と皮肉交じりに紹介されている。

 どこかで書いた気もするけど、なんでパーミッションデッキにクリーチャーをとられる側がそれを打ち消そうと苦労しなければいけないのかが謎。さすがに作った瞬間に何かおかしいと気付いてもいいのでは、と思ってしまうほどのカード。
原文:
 Obviously we didn’t quite get the idea of ’fixing’ cards back then

拙訳:
 その通り、当時の我々は『カードを調整する』という言葉の意味をよく分かっていなかった

 冒頭の「Obviously」をどう訳すか。最初は日本語文のどこかしらに「明らかに」と入れようとしてみたんだけど、なんか日本語的にしっくりこなかった。

   例1:
    当時の我々は『カードを調整する』という言葉
    の意味を明らかによく分かっていなかった

   例2:
    明らかに当時の我々は『カードを調整する』と
    いう言葉の意味をよく分かっていなかった

 なお感じ方には個人差があります。

余談5:木曜日 《裏切り者の都/City of Traitors》

 不意打ちで3ターン目に《ハルマゲドン/Armageddon》を撃つために白単ウィニーデッキに入れてたなあ、と思い出させてくれる懐かしいカード。

 白のウィニークリーチャーは基本的(白)(白)か(1)(白)(白)なので無色2点の使い道があまりないし、場に2枚出せるカードでもないので当然デッキには1~2枚の少量差し。

 とはいえ、たまに(2)(白)の《サルタリーのチャンピオン/Soltari Champion》を出すのに使えたこともあった。懐かしい。
裏切り者グリッサ/Glissa, the Traitor - ミラディン包囲戦
Glissa, the Traitor / 裏切り者グリッサ (黒)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — ゾンビ(Zombie) エルフ(Elf)
先制攻撃、接死
対戦相手1人がコントロールするクリーチャー1体が死亡するたび、あなたの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。
3/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Glissa%2C+the+Traitor/

 グリッサは、元はミラディンの英雄であったにも関わらず、ファイレクシア陣営によって「完成された(compleated)」ことにより恐るべき将校となって帰ってきた。

元記事:
http://magic.wizards.com/en/content/cards-day-archive
無情の碑出告/Heartless Hidetsugu - 神河謀叛
Heartless Hidetsugu / 無情の碑出告 (3)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — オーガ(Ogre) シャーマン(Shaman)
(T):無情の碑出告は各プレイヤーに、そのプレイヤーの総ライフの端数を切り捨てた半分に等しい点数のダメージを与える。
4/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Heartless+Hidetsugu/

 神河の大峨、碑出告は「すべてを食らう混沌の鬼(All-Consuming Oni of Chaos)」を崇拝していた。

元記事:
http://magic.wizards.com/en/content/cards-day-archive
裏切り者の都/City of Traitors - エクソダス レア
City of Traitors / 裏切り者の都
土地
あなたが別の土地をプレイしたとき、裏切り者の都を生け贄に捧げる。
(T):あなたのマナ・プールに(2)を加える。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/City+of+Traitors/

 《裏切り者の都/City of Traitors》のフレイバーテキスト(註1)はあまり広く知られていない、とある事柄について触れている。
 エン=ヴェク(ヴェク族と友好関係にあるもの、の意)とイル=ヴェク(ヴェク族から追われしもの、の意)は不倶戴天の敵同士である、ということだ。

(註1) フレイバーテキスト
原文:
 "While we fought, the il surrendered."
 —Oracle en-Vec

日本語訳:
 われらが戦っていたとき、「追放者」どもは降伏した。
 ――― ヴェクの巫女

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0709
屍術師リム=ドゥール/Lim-Dul the Necromancer - 時のらせん
Lim-Dul the Necromancer / 屍術師リム=ドゥール (5)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
対戦相手1人がコントロールするクリーチャーが死亡するたび、あなたは(1)(黒)を支払ってもよい。そうした場合、そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻す。それがクリーチャーである場合、それはその他のクリーチャー・タイプに加えてゾンビ(Zombie)である。
(1)(黒):ゾンビ1つを対象とし、それを再生する。
4/4
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Lim-Dul+the+Necromancer/

 リム=ドゥールとはアイスエイジブロックの時代にテリシアを恐怖に包みこんだ強大な屍術師の名である。

元記事:
http://magic.wizards.com/en/content/cards-day-archive
不実/Treachery - ウルザズ・デスティニー レア
Treachery / 不実 (3)(青)(青)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
不実が戦場に出たとき、土地を最大5つまでアンタップする。
あなたはエンチャントされているクリーチャーをコントロールする。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Treachery/

 アーロン・フォーサイスの言葉(註1)を引用しよう。
「《不実/Treachery》はほぼ《支配魔法/Control Magic》そのものだ。唯一の違いは4マナのかわりに0マナ、もしくはマイナスのマナで唱えられるということだけだ。その通り、当時の我々は『カードを調整する』という言葉の意味をよく分かっていなかった」

(註1) アーロン・フォーサイスの言葉
 原文では以下のURLへリンクが張られている。2005年にアーロン・フォーサイスによって書かれたコントロールデッキに関するコラム。
 http://archive.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/daily/af60b

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0709
ハールーン・ミノタウルス/Hurloon Minotaur - アルファ コモン
Hurloon Minotaur / ハールーン・ミノタウルス (1)(赤)(赤)
クリーチャー — ミノタウルス(Minotaur)
2/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Hurloon+Minotaur/

 そのむかし、この《ハールーン・ミノタウルス/Hurloon Minotaur》がマジックの顔として活躍していた時期があった。Tシャツやジャケットに登場しただけでなく、ゲームショップではこのクリーチャーの巨大なフィギュアが皆を出迎えたりしていた。しかし残念なことにこれは (1)(赤)(赤) でバニラの 2/3 にはあまりに荷が重すぎる仕事だった。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0609
ヴィダルケンの異端者/Vedalken Heretic - アラーラ再誕 レア
Vedalken Heretic / ヴィダルケンの異端者 (緑)(青)
クリーチャー — ヴィダルケン(Vedalken) ならず者(Rogue)
ヴィダルケンの異端者が対戦相手1人にダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
1/1
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Vedalken+Heretic/

 《ヴィダルケンの異端者/Vedalken Heretic》のイラストの中には実は《知識鱗のコアトル/Lorescale Coatl》もいる。このクリーチャー(註1)が《ヴィダルケンの異端者/Vedalken Heretic》の能力と相性が良いことは偶然ではない。

(註1) 《知識鱗のコアトル/Lorescale Coatl》
Lorescale Coatl / 知識鱗のコアトル (1)(緑)(青)
クリーチャー — 蛇(Snake)
あなたがカードを1枚引くたび、知識鱗のコアトルの上に+1/+1カウンターを1個置いてもよい。
2/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Lorescale+Coatl/

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0609
涙の川/River of Tears - 未来予知 レア
River of Tears / 涙の川
土地
(T):あなたのマナ・プールに(青)を加える。あなたがこのターンに土地をプレイしている場合、代わりにあなたのマナ・プールに(黒)を加える。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/River+of+Tears/

 未来予知の他のデュアルランドと同じく、《涙の川/River of Tears》は奇妙に改変された世界線からもたらされたものだ。そのため、この土地のある次元について私たちが知り得ることはイラストから推測できる範囲に過ぎず、すなわち美しい風景がある場所だということだ。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0609
強欲のトーテム像/Avarice Totem - フィフスドーン アンコモン
Avarice Totem / 強欲のトーテム像 (1)
アーティファクト
(5):土地でないパーマネント1つを対象とする。強欲のトーテム像のコントロールと、そのコントロールを交換する。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Avarice+Totem/

 凶運シリーズのアーティファクト(《凶運の彫像/Jinxed Idol》、《凶運の指輪/Jinxed Ring》、《凶運の首輪/Jinxed Choker》)と同様、この《強欲のトーテム像/Avarice Totem》もゲーム中に敵側と味方側を行ったり来たりする。しかし苦痛と不幸をもたらす凶運シリーズとは違い、これがもたらしてくれるのは喜びと利益だ。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0609
暴食するスライム/Gluttonous Slime - コンフラックス アンコモン
Gluttonous Slime / 暴食するスライム (2)(緑)
クリーチャー — ウーズ(Ooze)
瞬速
貪食1(これが戦場に出るに際し、あなたは望む数のクリーチャーを生け贄に捧げてもよい。このクリーチャーはその数に等しい+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。)
2/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Gluttonous+Slime/

 スライムの中に2体のクリーチャーが捕えられていることに気づいてたかな? 完全に取り込まれてしまっているんだ!

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0609
放浪熱/Wanderlust - アルファ版 アンコモン
Wanderlust / 放浪熱 (2)(緑)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーのコントローラーのアップキープの開始時に、放浪熱はそのプレイヤーに1点のダメージを与える。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Wanderlust/

 このカードは数少ない「英語版のカード名とドイツ語版のカード名がまったく同じ」カードの1つだ。これは実に理にかなっている。なぜならそもそも Wanderlust という単語はドイツ語由来だからだ(ちなみにドイツ語では「旅に出たいという強い衝動や願望」を意味する言葉だ)。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0609
献身のドルイド/Devoted Druid - シャドウムーア コモン
Devoted Druid / 献身のドルイド (1)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
(T):あなたのマナ・プールに(緑)を加える。
献身のドルイドの上に-1/-1カウンターを1個置く:献身のドルイドをアンタップする。
0/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Devoted+Druid/

 《献身のドルイド/Devoted Druid》が表現しようとしているのは「痩せた大地からなんとかマナを絞りだそうとしているドルイド」だ。カードのイラストには荒廃した大地の中に残されたわずかな緑地でマナを得るべく集中しているドルイドが描かれている。この行為が彼女の肉体に大きな負担をかけていることは -1/-1 カウンターの形で見てとれる。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0609
地の底のシャンブラー/Subterranean Shambler - 時のらせん コモン
Subterranean Shambler / 地の底のシャンブラー (3)(赤)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
エコー(3)(赤)(あなたのアップキープの開始時に、これがあなたの直前のアップキープの開始時よりも後にあなたのコントロールの下に入った場合、あなたがそのエコー・コストを支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。)
地の底のシャンブラーが戦場に出るか戦場を離れたとき、それは飛行を持たない各クリーチャーに1点のダメージを与える。
2/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Subterranean+Shambler/

 他の時のらせんのカードたちと同様に、《地の底のシャンブラー/Subterranean Shambler》も過去のカードを元にしている。
 しかしその元ネタである《地の底の精霊/Subterranean Spirit》がタップするだけで何度でも飛んでいないクリーチャーにダメージを与えるのに対し、《地の底のシャンブラー/Subterranean Shambler》は、まず(不運にもその「いてはいけない地点」に立っていたクリーチャーの上に)登場したときと、最後に(おそらく地面を陥没させつつ)退場したときのそれぞれしかダメージを与えない。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0609
地面歩きの襲撃者/Groundling Pouncer - イーブンタイド アンコモン
Groundling Pouncer / 地面歩きの襲撃者 (1)(緑/青)
クリーチャー — フェアリー(Faerie)
(緑/青):地面歩きの襲撃者はターン終了時まで+1/+3の修整を受けるとともに飛行を得る。この能力は各ターンに1回のみ、対戦相手1人が飛行を持つクリーチャーをコントロールしている場合にのみ起動できる。
2/1
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Groundling+Pouncer/

 《地面歩きの襲撃者/Groundling Pouncer》はエンドリの兵隊たちを題材にしている(ちなみにエンドリとは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》の1人だ(註1))。イーブンタイドの小説では、エンドリの兵隊たちは空を飛ばないフェアリーたちで構成されており、彼らは「Groundlings(地面歩き)」と呼ばれている。

(註1) 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》の1人
 3人の名はそれぞれヴィーサ、エンドリ、イリオナで、ヴェンディリオンという名はその3人の名前を組み合わせた呼称。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0609
梢を這うもの/Canopy Crawler - レギオン アンコモン
Canopy Crawler / 梢を這うもの (3)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)
増幅1(このクリーチャーが戦場に出るに際し、あなたの手札から公開したビースト(Beast)・カード1枚につき+1/+1カウンターを1個置く。)
(T):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで梢を這うものの上に置かれている+1/+1カウンター1個につき+1/+1の修整を受ける。
2/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Canopy+Crawler/

 オンスロート・レギオンの限定構築フォーマットで「ビーストデッキ」を組もうとするプレイヤーにとって、この《梢を這うもの/Canopy Crawler》は非常に点数の高いカードだった。
 賢いプレイヤーは《梢を這うもの/Canopy Crawler》と《争乱の崖地/Contested Cliffs》とを組み合わせることで戦況を実に有利に運ぶことが出来たというわけさ。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0609

< 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 >

 

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