Card of the Day - 2012/04/11
2012年4月11日 Card of the Dayグリセルブランド/Griselbrand - アヴァシンの帰還 神話レアGriselbrand / グリセルブランド (4)(黒)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー - デーモン
飛行、絆魂
ライフを7点支払う:カードを7枚引く。
7/7
参照:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/avacynrestored
公式にプレビューとして発表されたアヴァシンの帰還のカードを見るにはアヴァシンの帰還カードギャラリー(註1)を参照してくれ!
(註1) アヴァシンの帰還のカードギャラリー
原文には以下のURLへのリンクが張ってある。
http://www.wizards.com/magic/tcg/products.aspx?x=mtg/tcg/products/avacynrestored
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0412
Card of the Day - 2012/04/10
2012年4月10日 Card of the Day翼作り/Wingcrafter - アヴァシンの帰還 コモンWingcrafter / 翼作り (青)
クリーチャー - 人間・ウィザード
結魂 (このクリーチャーか他のまだ組になっていないクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはそれらを組にしてもよい。それらのクリーチャーは、あなたがその両方をコントロールし続けるかぎり組である。)
翼作りが他のクリーチャーと組になっているかぎり、両方のクリーチャーは飛行を持つ。
1/1
参照:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/avacynrestored
公式にプレビューとして発表されたアヴァシンの帰還のカードを見るにはアヴァシンの帰還カードギャラリー(註1)を参照してくれ!
(註1) アヴァシンの帰還のカードギャラリー
原文には以下のURLへのリンクが張ってある。
http://www.wizards.com/magic/tcg/products.aspx?x=mtg/tcg/products/avacynrestored
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0412
希望の天使アヴァシン/Avacyn, Angel of Hope - アヴァシンの帰還 神話レアAvacyn, Angel of Hope / 希望の天使アヴァシン (5)(白)(白)(白)
伝説のクリーチャー - 天使
飛行、警戒
希望の天使アヴァシンとあなたがコントロールする他のパーマネントは破壊されない。
8/8
参照:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/avacynrestored
公式にプレビューとして発表されたアヴァシンの帰還のカードを見るにはアヴァシンの帰還カードギャラリー(註1)を参照してくれ!
(註1) アヴァシンの帰還のカードギャラリー
原文には以下のURLへのリンクが張ってある。
http://www.wizards.com/magic/tcg/products.aspx?x=mtg/tcg/products/avacynrestored
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0412
ナースの道化/Nath’s Buffoon - ローウィン コモンNath’s Buffoon / ナースの道化 (1)(黒)
クリーチャー - ゴブリン(Goblin) ならず者(Rogue)
プロテクション(エルフ(Elf))
1/1
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Nath%27s+Buffoon/
《ナースの道化/Nath’s Buffoon》に描かれているクリーチャーは、《光り葉のナース/Nath of the Gilt-Leaf》によって捕えられて宮廷の道化師をさせられているボガートのゴブリンである。イラスト(註1)の背景にナースの影(註2)が写りこんでいるのが君にも見えるはずだ!
(註1) イラスト
《ナースの道化/Nath’s Buffoon》のイラストは以下のリンク先を参照のこと。
http://magiccards.info/lw/en/129.html
(註2) ナースの影
ナースのシルエット……というか姿かたちについては以下のリンク先を参照のこと。
http://magiccards.info/lw/en/250.html
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0412
嘘つきの振り子/Liar’s Pendulum - ミラディン レアLiar’s Pendulum / 嘘つきの振り子 (1)
アーティファクト
(2),(T):カード名を1つ指定する。対戦相手1人を対象とし、そのプレイヤーはあなたの手札にその名前のカードがあるか予想する。あなたはあなたの手札を公開してもよい。もしあなたはそうして、あなたの対戦相手の予想が間違えていた場合、カードを1枚引く。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Liar%27s+Pendulum/
《嘘つきの振り子/Liar’s Pendulum》は最初《呪われた巻物/Cursed Scroll》を別の形でよみがえらせるべく作られたものだったが、その効果はフレイバー上の理由からデザインチームによって「カードを引く」に変えられてしまった。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0412
Jester’s Sombrero - アングルード レアJester’s Sombrero (2)
アーティファクト
(2),(T),Jester’s Sombreroを生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのサイドボードを見て、その中からカードを3枚選び、残りのマッチの間それらのカードを取り除く。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Jester%27s+Sombrero/
アングルードの各カードにはルールテキストにキーワードが書かれており、これを組み合わせることで隠されたジョークが完成する。しかし君は、そのキーワードがときにカードに結びついた形で表現されていることに気が付いていただろうか?
たとえば《Jester’s Sombrero》の場合、そのフレイバーテキストは小さなメキシコ産の犬によって発せられている。さてキーワードはなんだろう? 答えは「チワワ」だ! こいつはいい!
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0412
計略の魔除け/Trickery Charm - オンスロート コモンTrickery Charm / 計略の魔除け (青)
インスタント
以下の3つから1つを選ぶ。「クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで飛行を得る。」「クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まであなたが選んだ1種類のクリーチャー・タイプになる。」「あなたのライブラリーのカードを上から4枚見る。それらを、望む順番で戻す。」
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Trickery+Charm/
様々なことがオンスロートの頃とはだいぶ違ってきている。
例えば、David Martinがオンスロートの《計略の魔除け/Trickery Charm》のイラストを描くに当たって受けた指示は「貝殻の形をしたガラスの魔除けの中に青い霧」だけだった。
そこでDavid Martinが最初に書き上げたスケッチは、クリエイティブ・チームが望んだものより少々「道化じみて」いた。そのイラストはここ(註1)で見られる。
(註1) ここ
リンク先は以下のURL。《計略の魔除け/Trickery Charm》のイラストに関するコラム(註2)。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/arcana/386
(註2) コラム
【翻訳】スケッチの広場:計略の魔除け/Sketches: Trickery Charm【Daily MTG】
2003年07月24日
元記事:http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/arcana/386
今週の「スケッチの広場」では、オンスロートのセット収録のあまり使われなかった青いインスタントである《計略の魔除け/Trickery Charm》を取り上げようと思う。このカードのイラストを担当したのはDavid Martinだ。
1.イラストレーターへの指示
このカードは開発中は《Whimsy Charm (気まぐれな、風変りな魔除け)》と呼ばれていた。これはこの話の重要な部分なので要注意だ。そして以下がイラストレーターへ与えられた指示の全てだ。
「貝殻の形をしたガラスの魔除けの中に青い霧」
2.ラフスケッチ
これがDavid Martinが最初に提出してきたものだ。結果として少々行きすぎてしまったが、彼はカード名の「Whimsy」から思い浮かんだイメージどおりに、奇妙でしゃれた感じの要素(たとえば蝶々や道化師)をいくつも詰め込んだのだ。最初に提出してきたイラスト (ピエロが苦手な人は注意)
http://www.wizards.com/global/images/mtgcom_arcana_386_pic1_en.jpg
全てが《ミラーリ/Mirari》の元に変容してしまっているようなブロックの世界において、ピエロや蝶々に居場所はないと美術チームが判断したのも仕方のない話だ。
そしてDavid Martinは彼のイラストから全ての気まぐれで風変りな要素を取り除き、かわりに穏やかに流れる滝の前にその魔除けを置くことにした。
3.最終バージョン
これが最終版のイラストを大きなサイズにしたものだ。ピエロも、蝶々もいない。実際にカードに用いられたイラストを大きくした画像
http://www.wizards.com/global/images/mtgcom_arcana_386_pic2_en.jpg
4.カード
最後に、これが君がブースターパックから見つけるであろうカードだ。記事では、ここにカードテキストまで含めた実際のカード画像がある
公式カード検索エンジンGathererへのリンクなので省略
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0412
道化の帽子/Jester’s Cap - アイスエイジ レアJester’s Cap / 道化の帽子 (4)
アーティファクト
(2),(T),道化の帽子を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。あなたはそのプレイヤーのライブラリーからカードを3枚探し、それらを追放する。そのプレイヤーは、自分のライブラリーを切り直す。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Jester%27s+Cap/
アイスエイジ版の《道化の帽子/Jester’s Cap》のイラストに描かれている顔はリチャード・ガーフィールドがモデルだと言う人たちがいる。そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。少なくともこの道化を元に作られた像(註1)は全然リチャード・ガーフィールドっぽく見えないことは確かだ(この写真がどういった文脈の中で登場したのか知りたい人はこのマーク・ローズウォーターの記事(註2)を読んでくれ)。
(註1) この道化を元に作られた像
原文では以下のURLへリンクが張られている。
記事にある通り《道化の帽子/Jester’s Cap》の道化を立体化した像の写真が載っている。
http://www.wizards.com/magic/images/mtgcom/fcpics/making/mr240_30.jpg
(註2) マーク・ローズウォーターの記事
原文では以下のURLへリンクが張られている。
ウィザーズのオフィスをマーク・ローズウォーターが案内してくれる写真いっぱいの記事。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/daily/mr240
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0412
Card of the Day - 2012/03/30
2012年3月30日 Card of the Day押収/Confiscate - 第8版 アンコモン(註1)Confiscate / 押収 (4)(青)(青)
エンチャント - オーラ(Aura)
エンチャント(パーマネント)(あなたがこれを唱えるに際し、パーマネント1つを対象とする。このカードはそのパーマネントにつけられた状態で戦場に出る。)
あなたは、エンチャントされているパーマネントをコントロールする。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Confiscate/
例えば第8版の《押収/Confiscate》のように、コアセットのカードはときに実世界の作品から引用されたフレイバーテキストをもっていることがある。このカードのフレイバーテキスト(註2)は「第8版を選ぼう」(註3)という企画で公式サイト閲覧者によって選ばれたフレイバーテキストだ。他の選択肢の中にはチャールズ・ディケンズのもの(註4)もあった。もしそっちが選ばれていれば今週の Card of the Day のテーマとしてよりふさわしいカードとなっていたことだろう。
(註1) レアリティ
記事ではコモンと表記されているが第8版の《押収/Confiscate》はアンコモン。
(註2) 《押収/Confiscate》のフレイバーテキスト
原文:
"It is better to take what does not belong to you than to let it lie around neglected."
-Mark Twain, More Maxims of Mark
引用元:http://magiccards.info/8e/en/69.html
日本語訳:
そこらでほったらかしになっているぐらいなら、自分の物にしたほうがよっぽどいい。
――― マーク・トゥエイン「続マーク金言集」
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/8ED069/
(註3) 「第8版を選ぼう」
原文では以下のURLにリンクが張られている。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/feature/107
文字通り第8版に収録されるカードを一般プレイヤーたちに選んでもらうという企画の結果発表。収録カードを選ぶだけでなく(今日の《押収/Confiscate》のように)収録が決まっているカードのフレイバーテキストを選んでもらうという投票もあった。
(註4) チャールズ・ディケンズのもの
《押収/Confiscate》のフレイバーテキストの候補の1つに挙がっていたチャールズ・ディケンズの作品からの引用は以下のとおり。
原文:
No one is useless in this world who lightens the burden of it for anyone else.
--Charles Dickens, Our Mutual Friend
私訳:
自分以外の誰かのために自身の重荷を軽くしようとすることが出来る者は、
かならず誰かしらの役に立っている。
-チャールズ・ディケンズの「互いの友」より
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0312
Card of the Day - 2012/03/29
2012年3月29日 Card of the DayRohgahh of Kher Keep - レジェンド レアRohgahh of Kher Keep (2)(黒)(黒)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー - コボルド(Kobold)
あなたのアップキープの開始時に、あなたは(赤)(赤)(赤)を支払ってもよい。そうしなかった場合、Rohgahh of Kher Keepと名前が《Kobolds of Kher Keep》であるすべてのクリーチャーをタップし、その後、いずれかの対戦相手はそれらのコントロールを得る。
あなたがコントロールする、名前が《Kobolds of Kher Keep》であるクリーチャーは+2/+2の修整を受ける。
5/5
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Rohgahh+of+Kher+Keep/
プレイテストのあいだ、この《Rohgahh of Kher Keep》は「カー砦のウーアーアー」という名前で、それはしばらくして「カー砦のウーライアー」という名に変わった。この名前もプレイテストの終盤になってから変更された。あまりに「ユーライア・ヒープ」(註1)を連想させるからというのがその理由だった。
(註1) ユーライア・ヒープ
イギリスのロックバンドらしい。
参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%97
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0312
巧みな回避/Artful Dodge - 闇の隆盛 コモンArtful Dodge / 巧みな回避 (青)
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。このターン、それはブロックされない。
フラッシュバック(青)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Artful+Dodge/
《巧みな回避/Artful Dodge》に描かれている生き物(註1)がなんだか気になるかい? それは誰にも分からないんだよ! イニストラードの路地を歩いていると、ときたま視界の端に何かが見えるんだ。それは研究室から逃げ出してきた実験体かもしれないしワニのミュータントかもしれない。だけど視線を向けるともういないんだ。気をつけて!
(註1) 《巧みな回避/Artful Dodge》に描かれている生き物
《巧みな回避/Artful Dodge》のイラストは以下のリンク先を参照のこと。
参照:http://magiccards.info/dka/jp/27.html
(余談)
チャールズ・ディケンズかな。生誕200周年らしいし。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0312
Card of the Day - 2012/03/27
2012年3月27日 Card of the Day冷たき集いの吸血鬼/Bleak Coven Vampires - ミラディンの傷跡 コモンBleak Coven Vampires / 冷たき集いの吸血鬼 (3)(黒)(黒)
クリーチャー - 吸血鬼(Vampire) 戦士(Warrior)
金属術 ― 冷たき集いの吸血鬼が戦場に出たとき、あなたがアーティファクトを3つ以上コントロールしている場合、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは4点のライフを失い、あなたは4点のライフを得る。
4/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Bleak+Coven+Vampires/
ミラディンの吸血鬼たちは確かに多少は尖った牙を持ってはいるが、通常彼らはその指先から細く伸びる金属製の突起物をえものに付き立てることによって血をすすっている。《冷たき集いの吸血鬼/Bleak Coven Vampires》のそれは特にすごい見た目(註1)をしている。
(註1) すごい見た目
《冷たき集いの吸血鬼/Bleak Coven Vampires》のイラストは以下のリンク先を参照のこと。
参照:http://magiccards.info/som/jp/55.html
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0312
Card of the Day - 2012/03/26
2012年3月26日 Card of the Day好奇心/Curiosity - エクソダス アンコモンCuriosity / 好奇心 (青)
エンチャント - オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーが対戦相手にダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Curiosity/
エクソダス版の《好奇心/Curiosity》のイラストは《猫族の戦士ミリー/Mirri, Cat Warrior》がセレニアを殺したばかりの《呪われたクロウヴァクス/Crovax the Cursed》の後をつけているシーンだ。ミリーはまさにクロウヴァクスに襲いかかろうとしているところで、その後の戦闘で彼女は命を落とすことになっている。
しかし次元の混乱の《鋭い感覚/Keen Sense》(註1)のイラストではあり得たかもしれないもう1つの世界が描かれており、こっちのイラストでは《呪われたミリー/Mirri the Cursed》が《隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero》に襲いかかっている。
(註1) 《鋭い感覚/Keen Sense》
緑にタイムシフトした《好奇心/Curiosity》エンチャントクリーチャー。《好奇心/Curiosity》とまったく同じ効果で色だけ緑になっているカード。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0312
Card of the Day - 2012/03/23
2012年3月23日 Card of the Day奈落の王/Lord of the Pit - アルファ レアLord of the Pit / 奈落の王 (4)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー - デーモン(Demon)
飛行、トランプル
あなたのアップキープの開始時に、奈落の王以外のクリーチャーを1体生け贄に捧げる。できない場合、奈落の王はあなたに7点のダメージを与える。
7/7
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Lord+of+the+Pit/
《奈落の王/Lord of the Pit》は、インベイジョンで《むさぼり喰うストロサス/Devouring Strossus》(註1)が登場するまで飛行を持つクリーチャーの中で最大のクリーチャーだった。さらに《奈落の王/Lord of the Pit》よりも大きなデーモン(Demon)となると、神河物語で《奈落の君、苦弄/Kuro, Pitlord》(註2)が登場するまで待たなければならない!
(註1) 《むさぼり喰うストロサス/Devouring Strossus》
Devouring Strossus / むさぼり喰うストロサス (5)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー - ホラー(Horror)
飛行、トランプル
あなたのアップキープの開始時に、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:むさぼり喰うストロサスを再生する。
9/9
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Devouring+Strossus/
(註2) 《奈落の君、苦弄/Kuro, Pitlord》
Kuro, Pitlord / 奈落の君、苦弄 (6)(黒)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー - デーモン(Demon) スピリット(Spirit)
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(黒)(黒)(黒)(黒)を支払わない限り、奈落の君、苦弄を生け贄に捧げる。
1点のライフを支払う:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。
9/9
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Kuro%2C+Pitlord/
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0312
Card of the Day - 2012/03/22
2012年3月22日 Card of the Day秘密の王、ザデック/Szadek, Lord of Secrets - ラヴニカ:ギルドの都 レアSzadek, Lord of Secrets / 秘密の王、ザデック (3)(青)(青)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー - 吸血鬼(Vampire)
飛行
秘密の王、ザデックがプレイヤーに戦闘ダメージを与える場合、代わりに同じ数の+1/+1カウンターを秘密の王、ザデックの上に置くとともに、そのプレイヤーは自分のライブラリーのカードを上から同じ枚数だけ、自分の墓地に置く。
5/5
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Szadek%2C+Lord+of+Secrets/
《秘密の王、ザデック/Szadek, Lord of Secrets》は明らかにライブラリ破壊として使われることを想定している。しかし+1/+1カウンターには他にも使い道が考えられる。例えば《はぐれスパイク/Spike Rogue》(註1)や《電結の悪鬼/Arcbound Fiend》(註2)のようなカードを使えばいい。もし君があえて物事を複雑にしたいのならね。
(註1) 《はぐれスパイク/Spike Rogue》
Spike Rogue / はぐれスパイク (1)(緑)(緑)
クリーチャー - スパイク(Spike)
はぐれスパイクは、その上に+1/+1カウンターが2個置かれた状態で戦場に出る。
(2),はぐれスパイクから+1/+1カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体を対象とし、その上に+1/+1カウンターを1個置く。
(2),あなたがコントロールするクリーチャーから+1/+1カウンターを1個取り除く:はぐれスパイクの上に+1/+1カウンターを1個置く。
0/0
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Spike+Rogue/
(註2) 《電結の悪鬼/Arcbound Fiend》
Arcbound Fiend / 電結の悪鬼 (6)
アーティファクト クリーチャー - ホラー(Horror)
畏怖(このクリーチャーは、黒でもアーティファクトでもないクリーチャーによってはブロックされない。)
あなたのアップキープの開始時に、クリーチャー1体を対象とする。あなたは、そのクリーチャーから+1/+1カウンターを1個、電結の悪鬼の上に移動してもよい。
接合3(これはその上に+1/+1カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。それが死亡したとき、アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。あなたは「その上にそれらの+1/+1カウンターを置く」ことを選んでもよい。)
0/0
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Arcbound+Fiend/
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0312
Card of the Day - 2012/03/21
2012年3月21日 Card of the DayLord of Tresserhorn - アライアンス レアLord of Tresserhorn (1)(青)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー - ゾンビ(Zombie)
Lord of Tresserhornが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。あなたは2点のライフを失うとともにクリーチャーを2体生け贄に捧げ、そのプレイヤーはカードを2枚引く。
(黒):Lord of Tresserhornを再生する。
10/4
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Lord+of+Tresserhorn/
プレイテストのあいだ、《Lord of Tresserhorn》は「Good Buddy」(註1)というあだ名と呼ばれていた。なぜか? それは彼が 10/4 (註2) であり、かつ一部のテストプレイヤーたちは市民ラジオ(註3)のあいだで流行っていたスラングをまだ覚えていたからだ!
実のところこのカードは元々 9/4 だったのだがこの変なあだ名のために 10/4 に変更されたのだ!
(註1) Good Buddy
米国の市民ラジオ(=CB無線)のリスナー仲間はお互いをこう呼んでいたらしい。
参照:英辞郎 on the WEB「good buddy」の項目
http://eow.alc.co.jp/search?q=good+buddy&ref=sa
(註2) 10/4
市民ラジオのリスナーが用いていたスラングで「了解」を意味する用語。ちなみに「10-4」が「了解」で「10-10」が「通信終わり」を意味するらしい。
参照:Wikipedia「緊急指令10-4・10-10」の項目
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E6%8C%87%E4%BB%A410-4%E3%83%BB10-10
(註3) 市民ラジオ
原文では CB Radio (Citizens’ Band)。個人で発信できる短距離無線。
参照:Wikipedia「市民ラジオ」の項目
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%82%E6%B0%91%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0312
Chaos Lord - アイスエイジ レアChaos Lord (4)(赤)(赤)(赤)
クリーチャー - 人間(Human)
先制攻撃
あなたのアップキープの開始時に、いずれかの対戦相手1人を対象とする。パーマネントの数が偶数である場合、そのプレイヤーはChaos Lordのコントロールを得る。
Chaos Lordは、このターンにこれが戦場に出たので無い限り、それが速攻を持つかのように攻撃できる。
7/7
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Chaos+Lord/
《Chaos Lord》はコンセプトはシンプル(簡単に裏切り、目の前にいれば誰であろうと攻撃する)にも関わらずそれをルールテキストに置き換えるのが困難なカードの1つだ。
一時期このカードは速攻と「戦場に出たときに速攻を失う」という能力を持っていた。現在は「このターンにこれが戦場に出たので無い限り、それが速攻を持つかのように攻撃できる」ということになっている。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0312
イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad - 闇の隆盛 神話レアSorin, Lord of Innistrad / イニストラードの君主、ソリン (2)(白)(黒)
プレインズウォーカー - ソリン(Sorin)
[+1]:絆魂を持つ黒の1/1の吸血鬼(Vampire)クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
[-2]:あなたは「あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。」を持つ紋章を得る。
[-6]:最大3つまでのクリーチャーと他のプレインズウォーカーを対象とし、それらを破壊する。これにより墓地に置かれた各カードを、あなたのコントロール下で戦場に戻す。
3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Sorin%2C+Lord+of+Innistrad/
この白黒の《イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad》が印刷されたことにより、ソリンは5枚目の「違う色に渡って複数枚カード化されたことのあるプレインズウォーカー」となった。ちなみに彼の1枚目のカード化は黒単色の《ソリン・マルコフ/Sorin Markov》だ。
その他の4枚はアジャニ(《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》と《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant》)、ガラク(《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》と《ヴェールの呪いのガラク/Garruk, the Veil-Cursed》)、サルカン(《サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol》と《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad》)、そしてテゼレット(《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》と《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》)だ。
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0312
余談1:今週のCard of the Dayのテーマ
火曜日の段階で推測ついてたとおり、今週のテーマは白雪姫(Sleeping Beauty)。ドワーフ関係のカードと《野リンゴの群勢/Crabapple Cohort》までは予測できたけど「キス(Kiss)」という単語が入っているカードがマジックにあったとは思わなかった。意外と無さそうな気がしてたんだけど。
蛇足ながら詳細を見て行くと……
月曜日 《Mirror Mirror》は、継母が「鏡よ鏡」と問いかける場面。
火曜日 《森での迷子/Lost in the Woods》は、白雪姫が城を追われて森で迷う場面。
水曜日 《ドワーフ鉱夫/Dwarven Miner》は、森で7人のドワーフたちと出会う場面。
木曜日 《野リンゴの群勢/Crabapple Cohort》は、魔女が毒リンゴを手渡す場面。
金曜日 《最後の口づけ/Last Kiss》は、白雪姫が目覚める最後の口づけの場面。
……という感じかと。
余談2:月曜日 《Mirror Mirror》
記事にあるとおり、まさに「席を取り替えてゲームを続行する」カード。ただ、これに限らず《精神隷属器/Mindslaver》もそうなんだけど、自分以外の人にデッキ(カード)を触られるのが嫌だ、って人もいるんじゃないかなあ、と思うことがたまにある。考え過ぎならいいんだけど。
余談3:火曜日 《森での迷子/Lost in the Woods》
リミテッドで本当に無茶な戦法を実行に移した勇者がいた、という話。このサイドボーディングは「コロンブスの卵」というか、とにかく「最初に思い付いて、かつそれを実行に移したプレイヤー」が全てだと思う。
今後これを実施した人がいたとしてもやっぱり最初の一歩を刻んだ人は別格。
記事はさておきカードの話。カードパワー的には残念レアと言われてもしょうがないけれど、フレイバーという面を見ると実に素晴らしい。自陣の森に魔法をかけて迷わせる。相手が踏みこんできた場所が偶然《森/Forest》だったら迷ってしまうし、そうでなければ普通に攻撃が通る。そんな感じ。
余談4:水曜日 《ドワーフ鉱夫/Dwarven Miner》
ミラージュの当時はまだ対戦相手が特殊地形を1枚も使っていないってことがあったなあ、と懐かしく思いだしてた。それともまだトーナメント志向な環境に仲間が身を置く前だったからなだけかもしれないけど。
ところでこの記事からリンクを張られているMark Rosewaterのコラムが妙に楽しい。内容がジョークに偏っているせいで訳すのが難しそうだけど、コメントに書いたようにいつか訳したいと思ってる。
余談5:木曜日 《野リンゴの群勢/Crabapple Cohort》
フレイバーテキストは最初読んだとき、最終的に作成されたリンゴパイの数は「7個」だと思った。もし343個になるなら、七人の女房が「それぞれ」七個のリンゴを~、となるんじゃないかなあ、と思ってしまう。
記事でもその点には触れられていて、そうでないと思う理由は「1個のリンゴパイを1個のリンゴから作るのは難しい(量が少なすぎてしまう)」からだそうな。自分でリンゴパイ作ったことないからイマイチ納得しきれていない。
余談6:金曜日 《最後の口づけ/Last Kiss》
記事で挙げられている良く似た4枚のカード(そのうち2枚は同型再販)の中で、他に比べて下位互換であると断言できるのはたった1枚、《不純な飢え/Vicious Hunger》のみ。なんかかわいそう。
とはいえ《不純な飢え/Vicious Hunger》も構築環境で活躍したことが一応あるわけで、そう考えると別段不憫というわけでもないのかもしれない。
ところで《最後の口づけ/Last Kiss》なんだけど、これって「吸血鬼が血を吸い取って(= 2点ダメージ)、それが原因で被害者を死に(= 最後)至らしめる」ということだよね。
なので相手のライフが2点より高い場合だとちょっと気まずいんじゃないだろうか。吸血鬼側からすると、どうせ死ぬだろうと思ってあまり深い事を考えずに口づけしてみたあと、普通に生きたままの相手と目を合わすわけで。
「別にあんたのことなんて好きじゃないんだからね!」とか言い訳したりするのかな。
余談7:公式サイト - なかしゅー世界一周2012
中村修平さんのアメリカの旅。
第5回:アメリカ道中記~ハリスバーグ、シアトル
http://mtg-jp.com/reading/variety/003100/
印象的だったことは2点。1つはとにかく食べ物の写真が美味しそうだったこと。量が多いのが一目で分かるので実際に自分で食べたら途中でギブアップしてしまいそうだけど写真で見る分には「美味しそうだなあ」という感想に尽きる。
もう1つは最後にあったウィザーズ社の見学の箇所で掲載されていた世界地図。上部に大きく「Pin Where You’ve Been」と書かれているので社員の方が今までに(仕事で?)訪ねたことのある場所にピンを刺したものらしい。
この世界地図を一見してすぐに気づいたのは日本に大量に押されたピンの数。北は北海道から南は九州までとにかく埋め尽くしている状態。それ以外には、オセアニアにポツポツと、ヨーロッパに点々と、そしてアメリカのそこかしこに。
余談9:公式サイト - Savor the Flavor
闇の隆盛の時代を迎えたイニストラードを舞台にしたゲームブック形式のコラム。
公式サイト (日本語):君は窮地にあるか?
http://mtg-jp.com/reading/translated/stf/003102/
公式サイト (英語):Is This Your Fateful Hour?
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/185
こういう形式のコラムは大好きなので(というかゲームブック大好きなので)さっそくトライ。ネタばれになるので選んだ選択肢とその結果、およびラストについては白字で書いておく。
スレイベンへと向かう途中にぬかるみの中にある墓地に行き当たった。剣を構えてゆっくりと注意深く進んだが、やはりアンデッドの領域内に長く身を置く行為は危険すぎたらしく、グール数体に襲われ手傷を負わされた(4点のダメージ:残りLife 16点)。
次には巨大な蜘蛛が下で待ちかまえている吊り橋にさしかかった。別の生き物が網にかかるのを待って、その隙に抜けようと考えて待ってみたが、それより先に蜘蛛がこちらの存在に気づいてしまった。傷を受けたが、馬が犠牲になっている隙になんとか突破(4点のダメージ:残りLife 12点)。
檻に閉じ込められている捕虜を前に助けるべきか悩んでいると、月の光を浴びた男がみるみると怪物へと変身し檻を破って襲って来た。襲われた際に聖印を弾き飛ばされたが、なんとかそれを見つけ出して狼男を退治した。しかしその際、かかとに傷を負う(3点のダメージ:残りLife 9点)。
丘を越えるとき斜面を大量のアンデッドが向かってくるのが見えた。その中に1人、肉親の帽子をかぶっているグールが見てとれた。ボロボロの服と血まみれの剣しか持っていないので、最後の頼みとばかりにアヴァシンに祈りを捧げる。奇跡的にそれは力を発し、ゾンビの軍勢を突っ切ることに成功するがそれだけの代償もあった(7点のダメージ:残りLife 2点)。
街が近づいてくるのが見えるが、狼男にやられた傷のことが心に重しとなってのしかかる。そしてじわりじわりと精神が化け物に侵食されるのを感じる。絶望の中、急ぐつもりにも止まるつもりにもなれず、とぼとぼと歩いているうちにここまでに受けた傷が命を奪っていった。
というわけで残念ながらゲームオーバー。ちなみに2回目のトライでクリアできたよ。
火曜日の段階で推測ついてたとおり、今週のテーマは白雪姫(Sleeping Beauty)。ドワーフ関係のカードと《野リンゴの群勢/Crabapple Cohort》までは予測できたけど「キス(Kiss)」という単語が入っているカードがマジックにあったとは思わなかった。意外と無さそうな気がしてたんだけど。
蛇足ながら詳細を見て行くと……
月曜日 《Mirror Mirror》は、継母が「鏡よ鏡」と問いかける場面。
火曜日 《森での迷子/Lost in the Woods》は、白雪姫が城を追われて森で迷う場面。
水曜日 《ドワーフ鉱夫/Dwarven Miner》は、森で7人のドワーフたちと出会う場面。
木曜日 《野リンゴの群勢/Crabapple Cohort》は、魔女が毒リンゴを手渡す場面。
金曜日 《最後の口づけ/Last Kiss》は、白雪姫が目覚める最後の口づけの場面。
……という感じかと。
余談2:月曜日 《Mirror Mirror》
記事にあるとおり、まさに「席を取り替えてゲームを続行する」カード。ただ、これに限らず《精神隷属器/Mindslaver》もそうなんだけど、自分以外の人にデッキ(カード)を触られるのが嫌だ、って人もいるんじゃないかなあ、と思うことがたまにある。考え過ぎならいいんだけど。
余談3:火曜日 《森での迷子/Lost in the Woods》
リミテッドで本当に無茶な戦法を実行に移した勇者がいた、という話。このサイドボーディングは「コロンブスの卵」というか、とにかく「最初に思い付いて、かつそれを実行に移したプレイヤー」が全てだと思う。
今後これを実施した人がいたとしてもやっぱり最初の一歩を刻んだ人は別格。
記事はさておきカードの話。カードパワー的には残念レアと言われてもしょうがないけれど、フレイバーという面を見ると実に素晴らしい。自陣の森に魔法をかけて迷わせる。相手が踏みこんできた場所が偶然《森/Forest》だったら迷ってしまうし、そうでなければ普通に攻撃が通る。そんな感じ。
余談4:水曜日 《ドワーフ鉱夫/Dwarven Miner》
ミラージュの当時はまだ対戦相手が特殊地形を1枚も使っていないってことがあったなあ、と懐かしく思いだしてた。それともまだトーナメント志向な環境に仲間が身を置く前だったからなだけかもしれないけど。
ところでこの記事からリンクを張られているMark Rosewaterのコラムが妙に楽しい。内容がジョークに偏っているせいで訳すのが難しそうだけど、コメントに書いたようにいつか訳したいと思ってる。
余談5:木曜日 《野リンゴの群勢/Crabapple Cohort》
フレイバーテキストは最初読んだとき、最終的に作成されたリンゴパイの数は「7個」だと思った。もし343個になるなら、七人の女房が「それぞれ」七個のリンゴを~、となるんじゃないかなあ、と思ってしまう。
記事でもその点には触れられていて、そうでないと思う理由は「1個のリンゴパイを1個のリンゴから作るのは難しい(量が少なすぎてしまう)」からだそうな。自分でリンゴパイ作ったことないからイマイチ納得しきれていない。
余談6:金曜日 《最後の口づけ/Last Kiss》
記事で挙げられている良く似た4枚のカード(そのうち2枚は同型再販)の中で、他に比べて下位互換であると断言できるのはたった1枚、《不純な飢え/Vicious Hunger》のみ。なんかかわいそう。
とはいえ《不純な飢え/Vicious Hunger》も構築環境で活躍したことが一応あるわけで、そう考えると別段不憫というわけでもないのかもしれない。
ところで《最後の口づけ/Last Kiss》なんだけど、これって「吸血鬼が血を吸い取って(= 2点ダメージ)、それが原因で被害者を死に(= 最後)至らしめる」ということだよね。
なので相手のライフが2点より高い場合だとちょっと気まずいんじゃないだろうか。吸血鬼側からすると、どうせ死ぬだろうと思ってあまり深い事を考えずに口づけしてみたあと、普通に生きたままの相手と目を合わすわけで。
「別にあんたのことなんて好きじゃないんだからね!」とか言い訳したりするのかな。
余談7:公式サイト - なかしゅー世界一周2012
中村修平さんのアメリカの旅。
第5回:アメリカ道中記~ハリスバーグ、シアトル
http://mtg-jp.com/reading/variety/003100/
印象的だったことは2点。1つはとにかく食べ物の写真が美味しそうだったこと。量が多いのが一目で分かるので実際に自分で食べたら途中でギブアップしてしまいそうだけど写真で見る分には「美味しそうだなあ」という感想に尽きる。
もう1つは最後にあったウィザーズ社の見学の箇所で掲載されていた世界地図。上部に大きく「Pin Where You’ve Been」と書かれているので社員の方が今までに(仕事で?)訪ねたことのある場所にピンを刺したものらしい。
この世界地図を一見してすぐに気づいたのは日本に大量に押されたピンの数。北は北海道から南は九州までとにかく埋め尽くしている状態。それ以外には、オセアニアにポツポツと、ヨーロッパに点々と、そしてアメリカのそこかしこに。
余談9:公式サイト - Savor the Flavor
闇の隆盛の時代を迎えたイニストラードを舞台にしたゲームブック形式のコラム。
公式サイト (日本語):君は窮地にあるか?
http://mtg-jp.com/reading/translated/stf/003102/
公式サイト (英語):Is This Your Fateful Hour?
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/185
こういう形式のコラムは大好きなので(というかゲームブック大好きなので)さっそくトライ。ネタばれになるので選んだ選択肢とその結果、およびラストについては白字で書いておく。
スレイベンへと向かう途中にぬかるみの中にある墓地に行き当たった。剣を構えてゆっくりと注意深く進んだが、やはりアンデッドの領域内に長く身を置く行為は危険すぎたらしく、グール数体に襲われ手傷を負わされた(4点のダメージ:残りLife 16点)。
次には巨大な蜘蛛が下で待ちかまえている吊り橋にさしかかった。別の生き物が網にかかるのを待って、その隙に抜けようと考えて待ってみたが、それより先に蜘蛛がこちらの存在に気づいてしまった。傷を受けたが、馬が犠牲になっている隙になんとか突破(4点のダメージ:残りLife 12点)。
檻に閉じ込められている捕虜を前に助けるべきか悩んでいると、月の光を浴びた男がみるみると怪物へと変身し檻を破って襲って来た。襲われた際に聖印を弾き飛ばされたが、なんとかそれを見つけ出して狼男を退治した。しかしその際、かかとに傷を負う(3点のダメージ:残りLife 9点)。
丘を越えるとき斜面を大量のアンデッドが向かってくるのが見えた。その中に1人、肉親の帽子をかぶっているグールが見てとれた。ボロボロの服と血まみれの剣しか持っていないので、最後の頼みとばかりにアヴァシンに祈りを捧げる。奇跡的にそれは力を発し、ゾンビの軍勢を突っ切ることに成功するがそれだけの代償もあった(7点のダメージ:残りLife 2点)。
街が近づいてくるのが見えるが、狼男にやられた傷のことが心に重しとなってのしかかる。そしてじわりじわりと精神が化け物に侵食されるのを感じる。絶望の中、急ぐつもりにも止まるつもりにもなれず、とぼとぼと歩いているうちにここまでに受けた傷が命を奪っていった。
というわけで残念ながらゲームオーバー。ちなみに2回目のトライでクリアできたよ。
Card of the Day - 2012/03/16
2012年3月16日 Card of the Day最後の口づけ/Last Kiss - エルドラージ覚醒 コモンLast Kiss / 最後の口づけ (2)(黒)
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。最後の口づけはそれに2点のダメージを与え、あなたは2点のライフを得る。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Last+Kiss/
《最後の口づけ/Last Kiss》には機能的にはまったく同じな《薄暗がりへの消失/Douse in Gloom》がある(そしてこのギルドパクトのカードは初出がネメシスの《不純な飢え/Vicious Hunger》と非常によく似ている)。エルドラージ覚醒からしばらく経って、またしても同じ効果のカードである《ソリンの渇き/Sorin’s Thirst》が登場した。今回はインスタントでありつつもコストは(黒)(黒)に抑えられている。
(余談)
記事に挙がったカードたちは全て「クリーチャー1体を対象とする。最後の口づけはそれに2点のダメージを与え、あなたは2点のライフを得る。」という効果だが、呪文タイプとコストが異なる。
カード名 コスト タイプ
《最後の口づけ/Last Kiss》 (2)(黒) インスタント
《薄暗がりへの消失/Douse in Gloom》 (2)(黒) インスタント
《不純な飢え/Vicious Hunger》 (黒)(黒) ソーサリー
《ソリンの渇き/Sorin’s Thirst》 (黒)(黒) インスタント
元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0312