夜まといのヴェラ/Vela the Night-Clad - プレインチェイス2012 神話レア
Vela the Night-Clad / 夜まといのヴェラ (4)(青)(黒)
伝説のクリーチャー - 人間(Human)・ウィザード(Wizard)
威嚇
あなたがコントロールする他のクリーチャーは威嚇を持つ。
夜まといのヴェラかあなたがコントロールする他のクリーチャーが戦場を離れるたび、各対戦相手は1点のライフを失う。
4/4
参照元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Vela+the+Night-Clad/

 彼女の名前のつづり(Vela the night clad)を並べ替えると「その場を立ち去る悪魔のごときもの(Vacated hell thing)」となるのは本当に単なる偶然に過ぎない。何しろ彼女はとても心優しい人間の魔法使いだからね。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0612
強欲なるスロモック/Thromok the Insatiable - プレインチェイス2012 神話レア
Thromok the Insatiable / 強欲なるスロモック (3)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー - ヘリオン(Hellion)
貪食X、Xはこれにより貪食したクリーチャーの数に等しい(これが戦場に出るに際し、あなたは望む数のクリーチャーを生け贄に捧げてもよい。このクリーチャーは、それらのクリーチャー1体につきX個の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。)
0/0
参照元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Thromok+the+Insatiable/

 《強欲なるスロモック/Thromok the Insatiable》は攻撃におもむく前に大量のゴブリンやら植物やら他のトークンでもなんでも貪りたくてしょうがないんだ。さらに《投げ飛ばし/Fling》か《重大な落下/Momentous Fall》をふりかければ味付けは完了だ!

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0612
余談1:今週のCard of the Dayのテーマ

 火曜日にもらったコメントで分かったような気がしてたけど、木曜日と金曜日で何がなにやら分からなくなってしまった、そんな1週間。とりあえず当初の予想どおりに並べてみる。

  <カード名>               <ボードゲーム名(日本語名)>
 《ひっかき爪/Scrabbling Claws》        Scrabble(スクラブル)
 《生+死/Life+Death》               Life(人生ゲーム)
 《驚愕ルーン/Runeboggle》            Boggle(ボグル)
 《大翼のドラゴン/Archwing Dragon》     ???(???)
 《Skeleton Ship》                  ???(???)

 うーん。とりあえず「Dragon」とか「Skeleton」とか、そういった名前のアナログゲームは存在しないみたい。同人ゲームまで含めたらあるかもしれないけど、それはもう「正解を見つける作業」じゃなくて「正解をでっちあげる作業」になってしまう。

 公式の答え合わせも来ていないみたいだし、こりゃギブアップするしかないか。

余談2:月曜日 《ひっかき爪/Scrabbling Claws》

 そういえば昔使ってたな、と思ったら違うカードだった。使ってたのは《ギックスのかぎ爪/Claws of Gix》だった。そしてどんなデッキで使ってたのかまったく思いだせない。

 パーミッションデッキで《Zuran Orb》のかわりに延命措置として入れてたのか、相手から奪ったパーマネントを低コストで生け贄に捧げるために使ってたのか……思いだせない。

 ちなみに後者の利用法を一部で「パクリファイス」と言うらしい。非常にナイスなネーミングだと思った。一発で意味が分かる上に語呂も良い。

余談3:火曜日 《生+死/Life+Death》

 分割カードが初めて登場した頃は、ドラフトで相手が分割カードを引いたかどうかが一目で分かって面白かった。だってカードを横にしてテキスト読み始めるんだもの。

余談4:水曜日 《驚愕ルーン/Runeboggle》

 カード名のインパクトは高いけど効果自体の印象は非常に薄い、そんなカード。

余談5:木曜日 《大翼のドラゴン/Archwing Dragon》

 ちょっと訳に迷った。

 「exploring」が「探検」「捜索」「探索」「冒険」などなど選択肢が多くて困ってしまった。とりあえず山に登っているのが「Traveler」とあったから「冒険」はないかな、と思い、何か特定のものを探しているわけでもなさそうなので「捜索」もなし。

 カード自体の話としては、どうしてもビジョンズの《ヴィーアシーノの砂漠の狩人/Viashino Sandstalker》を思い出す。このクリーチャーを初めて見たときは手札に戻るのがデメリットにしか見えなかった。

 《神の怒り/Wrath of God》を撃った次のターンに走って来られたり、《平和な心/Pacifism》がつけられなかったりしたところで、ようやくその長所に気づいた。懐かしい。

余談6:金曜日 《Skeleton Ship》

 マジックを始めてかなり日が浅い時期に引いたレアだったはず。金色の枠が珍しいやら綺麗やら、イラストが妙に味があって魅力的だったことやらで、すぐにデッキに入れた記憶がある。

 -1/-1カウンターはダメージと違って消えないからどんなデカいクリーチャーでもいつか倒せる、と言われると強く聞こえてしまうのが初心者の陥る罠。

 しかしこの幽霊船、一体全体、何を相手クリーチャーに投げつけてマイナスの修整を与えているんだろう。呪詛とか不幸とか、そういう負のエネルギーなんだろうか。
Skeleton Ship - アイスエイジ レア
Skeleton Ship (3)(青)(黒)
伝説のクリーチャー - スケルトン(Skeleton)
あなたが島(Island)をコントロールしていないとき、Skeleton Shipを生け贄に捧げる。
(T):クリーチャー1体を対象とする。その上に-1/-1カウンターを1個置く。
0/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Skeleton+Ship/

 マジックに登場する船(Ship)のうち、何枚がTom Wänerstrandというイラストレーターによって描かれたものなのか、考えたことはあるかい?
 遥か昔、2007年06月(註1)の Card of the Day では1週間丸々がそれをテーマにしたもので、かつTom Wänerstrand自身が披露する小ネタもいくつか紹介されていた。ぜひ読んでみて欲しいね。とっても面白いから!

(註1) 2007年06月
 リンク先は以下のURL。記事にあるとおり、船(Ship)がテーマだった2007年06月のCard of the Day(註2)のページ。
 http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/cotd/0607#ships

(註2) 船(Ship)がテーマだった2007年06月のCard of the Day
 過去に訳されていないようなので、まとめて訳しておく。
Card of the Day - Monday, June 04, 2007
Merchant Ship (青)
クリーチャー - 人間(Human)
Merchant Shipは防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしていない限り、攻撃できない。
Merchant Shipが攻撃してブロックされないたび、あなたは2点のライフを得る。
あなたが島をコントロールしていないとき、Merchant Shipを生け贄に捧げる。
0/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Merchant+Ship/

 《Merchant Ship》は初めてパワーが0でかつ攻撃に参加できるクリーチャーだった。その後、このカテゴリーの仲間に加わったのは《Swamp Mosquito》、《Lim-Dul’s Paladin》、《罪を与えるもの/Guiltfeeder》、そしてヴィンテージ世界のシルバーバレット要員こと《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》だ。


Card of the Day - Monday, June 05, 2007
Reef Pirates / 浅瀬の海賊 (1)(青)(青)
クリーチャー - ゾンビ(Zombie) 海賊(Pirate)
浅瀬の海賊が対戦相手にダメージを与えるたび、そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを1枚、自分の墓地に置く。
2/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Reef+Pirates/

 第5版は総数449枚という巨大なセットだった。もちろんこれは全マジックセットの中でぶっちぎりの1位だ(2位の時のらせんですら422枚だ)。このセットでは多くの基本セット「常連」たちが姿を消した。例えば《セラの天使/Serra Angel》や《稲妻/Lightning Bolt》、そして《剣を鍬に/Swords to Plowshares》などだ。しかしこれらの欠落分は大量のカードで埋め合わされた……大量の弱いカードたちで、だ。その中にはホームランドから再録された29枚も当然含まれる。


Card of the Day - Monday, June 06, 2007
Pirate Ship / 海賊船 (4)(青)
クリーチャー - 人間(Human) 海賊(Pirate)
海賊船は防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしていない限り、攻撃できない。
(T):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。海賊船はそれに1点のダメージを与える。
あなたが島をコントロールしていないとき、海賊船を生け贄に捧げる。
4/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Pirate+Ship/

 イラストレーターのTom Wänerstrand 曰く
「《海賊船/Pirate Ship》は私が初めてマジックでイラストを手掛けたカードだよ。具体的なイラストの指示はなかったけど、実際はかなり縮小されるであろうことは分かっていたから、小さいサイズでもくっきり見えるような色ばかりを使ってちょっと風変わりな船のイラストを描いてみたんだ。
 当時のマジックのアートディレクターであるJesper Myrforsは、いたくそのイラストを気に入ってくれてね。あまりにも気に入ったのでイラストの原画を買い取ってくれた上に、その後のセットでも船のイラストを描く仕事を私に回してくれたんだ」


Card of the Day - Monday, June 07, 2007
Ghost Ship / 幽霊船 (2)(青)(青)
クリーチャー - スピリット(Spirit)
飛行
(青)(青)(青):幽霊船を再生する。
2/4
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Ghost+Ship/

 イラストレーターのTom Wänerstrand 曰く
「私の描いた《幽霊船/Ghost Ship》のイラストは最初ボツをくらった。飛んでいるように見えないからというのがその理由だった。じゃあ描き直すよ、と申し出たんだけど結局元の絵がそのまま使われたんだ」


Card of the Day - Monday, June 08, 2007
Skeleton Ship (3)(青)(黒)
伝説のクリーチャー - スケルトン(Skeleton)
あなたが島(Island)をコントロールしていないとき、Skeleton Shipを生け贄に捧げる。
(T):クリーチャー1体を対象とする。その上に-1/-1カウンターを1個置く。
0/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Skeleton+Ship/

 イラストレーターのTom Wänerstrand 曰く
「《Skeleton Ship》を描くのは楽しかったね。Amy Weberと2人で描いたんだ。私たちは何日もかけて絵をお互いに送りつけながら仕事を進めて、混ざり合わせた結果があの変なイラストってわけさ。イラストは《幽霊船/Pirate Ship》のオマージュと言えるかもしれないね」
 複数人のイラストレーターが1枚のイラストを手掛けたカードについて現在のアートディレクターであるJeremy Jarvisが語っている記事はここから読める。(註3)


(註3) 複数人のイラストレーターが1枚のイラストを手掛けたカードについて
 原文では以下のURLへリンクが張られている。読者の質問に答える Ask Wizards のアーカイブらしいけど、何も表示されない。使っているブラウザの問題なのか、ページが古過ぎるのかは不明。
 http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/asksearchablearchive

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0612
大翼のドラゴン/Archwing Dragon - アヴァシンの帰還 レア
Archwing Dragon / 大翼のドラゴン (2)(赤)(赤)
クリーチャー - ドラゴン(Dragon)
飛行、速攻
終了ステップの開始時に、大翼のドラゴンをオーナーの手札に戻す。
4/4
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Archwing+Dragon/

 ステンシアの山々は探検に向かうにはあまりのも危険な場所である……ということを今まさに学んでいるのが《大翼のドラゴン/Archwing Dragon》のイラスト(註1)の左下に描かれている旅人たちだ。

(註1) 《大翼のドラゴン/Archwing Dragon》のイラスト
 以下を参照のこと。
 http://magiccards.info/avr/en/126.html

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
驚愕ルーン/Runeboggle - ギルドパクト コモン
Runeboggle / 驚愕ルーン (2)(青)
インスタント
呪文1つを対象とする。それのコントローラーが(1)を支払わない限り、それを打ち消す。
カードを1枚引く。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Runeboggle/

 《驚愕ルーン/Runeboggle》が解決した際にはもし対象の呪文のコントローラがマナを支払うことを選んだ場合でもあなたはカードを引くことができる。しかしもし対象の呪文が何らかの効果によって《驚愕ルーン/Runeboggle》が解決する前に打ち消された場合には適正な対象を全て失ってしまったことにより《驚愕ルーン/Runeboggle》もまた打ち消されてしまい、それのコントローラはカードを引くことができない。
 ついてこれてるかな?

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
生+死/Life+Death - アポカリプス アンコモン
Life / 生 (緑)
ソーサリー
ターン終了時まで、あなたがコントロールするすべての土地は1/1のクリーチャーである。それは土地でもある。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Life/
Death / 死 (1)(黒)
ソーサリー
あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。あなたはその点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを失う。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Death/

 全ての分割カードはその2つの名を「and」でつなぐと1つのフレーズになるという点では共通だが、ある点において2つのグループに分けられるように思う。
 1つは《抵抗+救難/Stand+Deliver》が Stand and Deliver となるように一般的な定型句を作るもの。もう1つは《夜+昼/Night+Day》や《生+死/Life+Death》のように正反対の単語を並べたもの。
 そんな中、R&Dのお気に入りの分割カードがどれかと言えば、もちろんそれは《研究+開発/Research+Development》に決まってるだろう!(註1)

(註1) R&Dのお気に入り
 日本語では「開発部」と訳されることもある「R&D」という部署の正式名称は、そのものズバリ「Research and Development」である。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
ひっかき爪/Scrabbling Claws - ミラディン アンコモン
Scrabbling Claws / ひっかき爪 (1)
アーティファクト
(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の墓地のカード1枚を追放する。
(1),ひっかき爪を生け贄に捧げる:墓地にあるカード1枚を対象とし、それを追放する。カードを1枚引く。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Scrabbling+Claws/

 《ひっかき爪/Scrabbling Claws》が世に出たときには、すでに《ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace》(註1)というほぼ同じカードが存在していたが、ミラディン世界にファイレクシア人はいなかったため、新たなカードとして作る必要があった……しかしその後、ミラディンの傷跡によって結局はミラディン世界にもファイレクシア人があふれることになる。

(註1) 《ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace》
 文中にあるとおり非常に似通った効果のカードだが、ウルザズサーガ以前のカードのため墓地の順番を気にする点が異なる。
Phyrexian Furnace / ファイレクシアの炉 (1)
アーティファクト
(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーの墓地の一番下のカードを追放する。
(1),ファイレクシアの炉を生け贄に捧げる:いずれかの墓地にあるカード1枚を対象とし、それを追放する。カードを1枚引く。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Phyrexian+Furnace/

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
レガシーの兵器/Legacy Weapon - 第10版 レア
Legacy Weapon / レガシーの兵器 (7)
伝説のアーティファクト
(白)(青)(黒)(赤)(緑):パーマネント1つを対象とし、それを追放する。
レガシーの兵器が墓地に置かれる場合、代わりにレガシーの兵器を公開し、それをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Legacy+Weapon/

 第10版の《レガシーの兵器/Legacy Weapon》は、17枚もの他のカードとの関連性が見られる。それら全てを確認したいなら、この2007年の記事(註1)を参照してくれ。

(註1) 2007年の記事
 原文では以下のURLへリンクが張られている。
 http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/1377

 今日のCard of the Dayで言及されている「17枚のカード」の名前のリストだけでなく、記事にあるカードのイラストにマウスを重ねることで、どの部分がどのカードを表しているのかも確認できる。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
標準化/Standardize - オンスロート レア
Standardize / 標準化 (青)(青)
インスタント
壁(Wall)以外のクリーチャー・タイプを1つ選ぶ。各クリーチャーはターン終了時までそのタイプになる。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Standardize/

 《標準化/Standardize》が世に出た頃、まだ 壁(Wall) というクリーチャータイプはルール的に特別扱いを受けていたため、攻撃に参加することができなかった。その後、そのルールは 防衛/Defender というキーワードに置き換えられたため、今ではルール上は 壁(Wall) であっても攻撃に参加することが可能となっている。しかし《標準化/Standardize》の効果にはいまだに制限が加えられているのだ!

(余談)
 ちなみに印刷時のテキストは「レジェンドでも壁でもないクリーチャー・タイプを1つ選ぶ。ターン終了時まで、すべてのクリーチャーは選ばれたタイプになる」であり、当時はレジェンド(Legend)というクリーチャータイプも特別だったことが分かる。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
King Suleiman - アラビアンナイト レア
King Suleiman (1)(白)
クリーチャー - 人間(Human)
(T):ジン(Djinn)1つかイフリート(Efreet)1つを対象とし、それを破壊する。
1/1
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/King+Suleiman/

 アラビアンナイトにはジン(Djinn)とイフリート(Efreet)のサイクルがあり、いずれも4枚ずつのサイクルだった(註1)。それはどちらにも白いカードが含まれていなかったためだが、これはおそらく白に彼らを支配する存在としての《King Suleiman》がいたからだろう。
 今なおジン(Djinn)かイフリート(Efreet)で白いカードというのはたった1枚、インベイジョンの《ルーアム・ジン/Ruham Djinn》しかいない(もちろん多相(Changelings)(註2)を数えなければの話だ)。

(註1) いずれも4枚ずつのサイクルだった
 アラビアンナイトのジン(Djinn)とイフリート(Efreet)のサイクルは以下の4枚ずつ。

 <ジン(Djinn)>

   ・ 《Serendib Djinn》
   ・ 《Juzam Djinn》
   ・ 《Mijae Djinn》
   ・ 《アーナム・ジン/Erhnam Djinn》

 <イフリート(Efreet)>

   ・ 《Serendib Efreet》
   ・ 《ジュナン・イフリート/Junun Efreet》
   ・ 《Ydwen Efreet》
   ・ 《Ifh-Biff Efreet》

(註2) 多相(Changelings)
 原文ではタイプかテキストに多相(Changeling)が含まれるカードを検索条件にしたGathererの検索結果へのリンクが張られている。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
黄金夜の指揮官/Goldnight Commander - アヴァシンの帰還 アンコモン
Goldnight Commander / 黄金夜の指揮官 (3)(白)
クリーチャー - 人間(Human) クレリック(Cleric) 兵士(Soldier)
他のクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたがコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
2/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Goldnight+Commander/

 Making Magic(註1)のコラムの中で、Mark Rosewaterは「赤白デッキに少し活力を与えたかった」という理由から《黄金夜の指揮官/Goldnight Commander》を作ったと言っている(註2)。

(註1) Making Magic
 公式サイトでMark Rosewaterが担当している週刊コラムの1つ。今年の1月から日本語公式サイトでも翻訳されるようになったので、みんな読みに行くこと。

 日本語公式サイト:Making Magic記事一覧
 http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/

(註2) と言っている
 原文では「said that」という箇所に以下のURLへのリンクが張られている。
 http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/mm/193

 日本語公式サイトに翻訳記事あり。
 http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/003207/

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs - 第5版 コモン
Brassclaw Orcs / 真鍮爪のオーク (2)(赤)
クリーチャー - オーク(Orc)
真鍮爪のオークはパワーが2以上のクリーチャーをブロックできない。
3/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Brassclaw+Orcs/

 第5版の《真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs》はそのフレイバーテキスト(註1)でサーペイディアについて言及している。これには理由がある。元々、初出となったフォールンエンパイアでは、このカードにはイラストが異なる4種類のバージョンあった。そのうちの3種類(これとこれとこれ(註2))は全てフレイバーテキストが「サーペイディア諸帝国史、第4巻」からの引用となっている。その中で唯一サーペイディアについて言及がなかった4種類目のイラストが第5版に収録されたというわけだ。

(註1) 第5版の《真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs》のフレイバーテキスト
原文:
 "Modern Sarpadia’s swarming with thrulls. It’s a testament to the orcs that they’ve survived there so long."
 -Elbieta, Argivian scholar
 引用元:http://magiccards.info/fe/en/100.html

日本語訳:
 現代のサーペイディアはスラルであふれ返っています。そこでこれほど長い間生き延びてきたのですから、オークというのは大したものでしょう。
 ――― アーギヴィーアの学者、エルビーイタ
 引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Brassclaw+Orcs/

(註2) これとこれとこれ
 原文ではそれぞれの代名詞からイラスト違いの《真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs》のカードデータへとリンクが張られている。それぞれのイラストとフレイバーテキストについては以下を参照のこと。

  1つ目:Dan Frazier版    - http://magiccards.info/fe/en/101.html
  2つ目:Heather Hudson版 - http://magiccards.info/fe/en/103.html
  3つ目:Rob Alexander    - http://magiccards.info/fe/en/102.html

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
白金の帝像/Platinum Emperion - ミラディンの傷跡 神話レア
Platinum Emperion / 白金の帝像 (8)
アーティファクト クリーチャー - ゴーレム(Golem)
あなたのライフの総量は変化しない。(あなたはライフを得ることも失うこともできない。あなたはライフを0点以外支払うことができない。)
8/8
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Platinum+Emperion/

 《白金の天使/Platinum Angel》が初めて登場したのはミラディンのときで、カードテキストには「あなたはゲームに敗北することはなく、あなたの対戦相手はゲームに勝利することはない」と書かれていた。ミラディンの傷跡にてマジックがミラディンの次元へと戻った際、新たな「白金の」クリーチャーが求められた。そしてこの《白金の帝像/Platinum Emperion》こそはまさに望まれたものだったというわけだ!

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight - アヴァシンの帰還 神話レア
Gisela, Blade of Goldnight / 黄金夜の刃、ギセラ (4)(赤)(白)(白)
伝説のクリーチャー - 天使(Angel)
飛行、先制攻撃
いずれかの発生源がいずれかの対戦相手かいずれかの対戦相手がコントロールするパーマネントにダメージを与える場合、代わりにその発生源はそのプレイヤーやパーマネントにその2倍のダメージを与える。
いずれかの発生源があなたかあなたがコントロールするパーマネントにダメージを与える場合、そのダメージの半分(端数切り上げ)を軽減する。
5/5
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Gisela%2C+Blade+of+Goldnight/

 空翔ける黄金夜(註1)のリーダーであるギセラは、アヴァシンとグリセルブランドの戦いを目撃していた数少ない証人の1人だ。アヴァシンが獄庫に囚われるのを見たときの彼女の絶望は、アヴァシンが帰還するそのときまで去ることはなかった。

(註1) 空翔ける黄金夜
 原文では「Flight Goldnight」。アヴァシンに付き従う天使たちを分ける階級の1つ。
 参照:MTG Wiki アヴァシン教会/The Church of Avacyn の項目
 http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%B7%E3%83%B3%E6%95%99%E4%BC%9A/The_Church_of_Avacyn

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
電解/Electrolyze - ギルドパクト アンコモン
Electrolyze / 電解 (1)(青)(赤)
インスタント
1つか2つのクリーチャーとプレイヤーの組み合わせを対象とする。電解は、それらに2点のダメージを望むように割り振って与える。
カードを1枚引く。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Electrolyze/

 もし君が、街角で集団に襲われているキャラのイラストが描かれた《電解/Electrolyze》を見つけたとすれば、それはコミックの第3巻についてきた特別なプロモーション版に違いない。もっと詳しく知りたければこの記事(註1)を読んでくれ!

(註1) この記事
 原文では以下のURLへのリンクが張られている。漫画とそれに付属するプロモ版の話。
 http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/906

 短かったので訳してみた。

【翻訳】漫画とカード/Comic Book Cards【Daily MTG】
Monty Ashley
2012年2月13日

 今日は2つのニュースがある。どちらもIDW(註2)から発売されるマジックザギャザリングのコミック版(註3)に関する話題だ。最初のニュースは実に分かりやすい。そう、ついに第1巻が発売されたのだ! 手に取って触れる本物だ! ちなみに見た目はこんな感じだ(註4)。
(註2) IDW
 アメリカの出版会社(元はデザイン会社)。名称は「Idea and Design Works」の略
 公式サイトは http://idwpublishing.com/

(註3) コミック版
 原文では以下のURLへリンクが張られている。
 http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/829

(註4) 見た目
 画像は以下のURL。内容は《宝物探し/Treasure Hunt》のプロモ版とコミックの写真。
 http://media.wizards.com/images/magic/daily/arcana/906_comicbook.jpg

 普通の記事ならこれだけで十分すぎるニュースで、読み終えたらすぐに最寄りの本屋さんへ走りだせばいいだけの話だ。しかし今日は特別な日だ! なぜなら第3巻に付属するプロモ版カードのプレビューもやっちまうからさ!(註5)
(註5)
 今日のCard of the Dayで言及されていたプロモ版の《電解/Electrolyze》のカードイラスト画像(街中で襲われているキャラが《電解/Electrolyze》を撃っている)

イラストの左側にいるのはコミック版の主役であるDack Faydenだ。彼は多元宇宙でもっとも優秀な盗賊でもある! もし彼の活躍が見たいのなら、そうだね、ぜひコミックを手に取ってもらうか、もしくはもうちょっとスクロールして第4巻のプロモカードを見るか、だね!(註6)
(註6) 第4巻のプロモカード
 プロモ版の《血の饗宴/Feast of Blood》のカードイラストが置いてある。ちなみにフレイバーテキストも特別で、前述のDark Faydenが登場している。以下、そのフレイバーテキストの原文と私訳。

(原文)
 Imbued in the Ancient Fang were spells far darker than any Dack Fayden would cast.
 引用元:http://magiccards.info/mbp/en/43.html

(私訳)
 エンシェント・ファングがその内に秘めている呪文は、ダック・フェイデンの唱えることのできるいかなる呪文よりもなお暗きものだった。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
月銀の槍/Moonsilver Spear - アヴァシンの帰還 レア
Moonsilver Spear / 月銀の槍 (4)
アーティファクト - 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは先制攻撃を持つ。
装備しているクリーチャーが攻撃するたび、飛行を持つ白の4/4の天使(Angel)クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
装備(4)
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Moonsilver+Spear/

 《月銀の槍/Moonsilver Spear》は《希望の天使アヴァシン/Avacyn, Angel of Hope》その人が自身のイラスト(註1)で誇示している槍だ。そのことを考えればその効果でどこからともなく突然に天使たちが現れることも説明がつくというものだ。

(註1) イラスト
 《希望の天使アヴァシン/Avacyn, Angel of Hope》のイラストは以下のリンク先を参照のこと。
 参照:http://magiccards.info/avr/en/6.html

 ついでに《月銀の槍/Moonsilver Spear》のイラストへのリンクも紹介しておく。
 参照:http://magiccards.info/avr/en/217.html

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
銅の蹄のヴォラック/Copperhoof Vorrac - ミラディン レア
Copperhoof Vorrac / 銅の蹄のヴォラック (3)(緑)(緑)
クリーチャー - 猪(Boar) ビースト(Beast)
銅の蹄のヴォラックは、あなたの対戦相手がコントロールするアンタップ状態のパーマネント1つにつき+1/+1の修整を受ける。
2/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Copperhoof+Vorrac/

 《銅の蹄のヴォラック/Copperhoof Vorrac》の牙は、ミラディンの傷跡にて《銅角笛の斥候/Copperhorn Scout》の持つ角笛として再登場している。

(余談)
 《銅の蹄のヴォラック/Copperhoof Vorrac》の牙は以下のリンク先のイラストを参照。
 参照:http://magiccards.info/mi/en/116.html

 《銅角笛の斥候/Copperhorn Scout》の持つ角笛は以下のリンク先のイラストを参照。
 参照:http://magiccards.info/som/jp/116.html

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
マルフェルドの双子/Maalfeld Twins - アヴァシンの帰還 アンコモン
Maalfeld Twins / マルフェルドの双子 (5)(黒)
クリーチャー - ゾンビ(Zombie)
マルフェルドの双子が死亡したとき、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを2体戦場に出す。
4/4
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Maalfeld+Twins/

 《マルフェルドの双子/Maalfeld Twins》のフレイバーテキスト(註1)でその言葉が引用されている屍術士"狂人のギサ"は、彼女と同じくらい狂っている屍術士ゲラルフの双子の姉だ。ゲラルフの名は《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》や《ゲラルフの精神壊し/Geralf’s Mindcrusher》などのカード名に見ることができる。

(註1) フレイバーテキスト
原文:
 "Who am I to break up a family?"
 -Gisa the Mad
 引用元:http://magiccards.info/avr/en/112.html

日本語訳:
 「あたしに家族をバラバラにする権利なんてないじゃないか。」
 ――狂人ギサ
 引用元:http://magiccards.info/avr/jp/112.html

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512
疾風衣の走り手/Gustcloak Runner - オンスロート コモン
Gustcloak Runner / 疾風衣の走り手 (白)
クリーチャー - 人間(Human) 兵士(Soldier)
疾風衣の走り手がブロックされるたび、あなたは疾風衣の走り手をアンタップし、戦闘から取り除いてもよい。
1/1
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Gustcloak+Runner/

 Jay Moldenhauerがオンスロート時代にチェスをテーマとしたファンデッキをDaily MTGで紹介したとき(註1)、彼はこの《疾風衣の走り手/Gustcloak Runner》および《栄光の探索者/Glory Seeker》を、彼らが兵士(Soldier)だからという理由でポーンとして投入した。

(註1) Daily MTGで紹介したとき
 原文では以下のURLへリンクが張られている。チェスをテーマとしたファンデッキの紹介。
 http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/daily/jm48

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0512

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