天羅至の叫び/Terashi’s Cry - 神河物語 コモン
Terashi’s Cry / 天羅至の叫び (3)(白)
ソーサリー - 秘儀(Arcane)
3体までのクリーチャーを対象とし、それらをタップする。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Terashi%27s+Cry/

 神河ブロックで天羅至は、叫び、掌握し、評決を下している(註1)。天羅至自身は、白という色の特性を強く体現した太陽の神(Kami of the sun)であり、神河の乱では不死である精霊たちの側についた。

(註1) 天羅至は、叫び、掌握し、評決を下している

 原文ではそれぞれ以下のカードへのリンクが張られている。

  叫び = 《天羅至の叫び/Terashi’s Cry》
  掌握 = 《天羅至の掌握/Terashi’s Grasp》
  評決 = 《天羅志の評決/Terashi’s Verdict》

 ちなみに、なぜか日本語版では1つだけTerashiの対訳が「天羅至」ではなく「天羅」となっている。そのため、日本語版で「叫んで」いる天羅至は「掌握」はしているが「評決」は下していない。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0211
一同集結!/To Arms! - ギルドパクト アンコモン
To Arms! / 一同集結! (1)(白)
インスタント
あなたがコントロールするすべてのクリーチャーをアンタップする。
カードを1枚引く。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/To+Arms%21/

 「To arms」というフレーズは、《一同集結!/To Arms!》と《Call to Arms》と《Farewell to Arms》(註1)という3つの異なるカード名に登場している。
 だけど、もし君が「古今東西、お題は『他のカード名に丸ごと名前が含まれてしまっているカード』(註2)」というゲームを遊ぶなら、びっくりマークの存在を忘れないように気をつけてくれ!

(註1) 《Call to Arms》と《Farewell to Arms》

 この2枚はあまり有名でない気がしたので簡単に紹介してみる。
 《Call to Arms》はアイスエイジのレアで《十字軍/Crusade》の下位互換的なカード。
 《Farewell to Arms》はアンヒンジドのアンコモンで相手の片手を封じるカード。

(註2) 古今東西、お題は「他のカード名に丸ごと名前が含まれてしまっているカード」

 原文は「the game "What card names are completely quoted in other card names?"」。
 何があるかな、と考えてみたけど、すぐ思いついたのは《停滞/Stasis》くらいしかなかった。

 《Chain Stasis》
 《停滞の繭/Stasis Cocoon》
 《停滞の監房/Stasis Cell》

 あと簡単に調べてみて見つけたのは《求道者/Seeker》。
 含むのは6枚。ちなみに日本語も一致しているのは、そのうち2枚。

 《嵐の運び手/Storm Seeker》
 《天光を求める者/Seeker of Skybreak》
 《真実を求める者、今田魅知子/Michiko Konda, Truth Seeker》
 《栄光の探求者/Glory Seeker》
 《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》
 《血の求道者/Blood Seeker》

 メンタルマジック強い人はこういうのも得意かもしれない。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0211
軍団の結集/Rally the Forces - ミラディン包囲戦 コモン
Rally the Forces / 軍団の結集 (2)(赤)
インスタント
攻撃クリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修整を受けるとともに先制攻撃を得る。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Rally+the+Forces/

 《軍団の結集/Rally the Forces》はミラン側のカードだが、もしかしたらドラフトでは君はこれがファイレクシア・デッキから飛び出してくるのに出くわすかもしれない。なぜならこのカードは感染という能力とシナジーを持つからだ。
 このことは、いかに相反する両面であってもより良い方向へ向かうために力を合わせることが出来る、ということを確かに指し示している。なお、ここで言っている「より良い」というのは、善悪の話じゃなくて「君のデッキを強くする」という意味だ。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0211
マイアの溶接工/Myr Welder - ミラディン包囲戦 アンコモン
Myr Welder / マイアの溶接工 (3)
アーティファクト クリーチャー - マイア(Myr)
刻印 ― (T):いずれかの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とし、それを追放する。
マイアの溶接工は、それにより追放されたすべてのカードの起動型能力を持つ。
1/4
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Myr+Welder/

 ルールマネージャー Matt Tabakより:

 《マイアの溶接工/Myr Welder》が散歩に出かけた際、《ミミックの大桶/Mimic Vat》とみんな大好き《銅のマイア/Copper Myr》を刻印した。

 あれ? この話、前にしたような気がするな。聞き覚えのある名前が出て来た。

 まあ、いいや。何にせよ、《マイアの溶接工/Myr Welder》と《ミミックの大桶/Mimic Vat》は両方とも2つで1セットとなる能力を持っている。どちらのカードも2つ目の能力は自分自身の1つ目の能力によって追放されたカードしか参照できない。

 よって《マイアの溶接工/Myr Welder》は《ミミックの大桶/Mimic Vat》の起動型能力を使って《銅のマイア/Copper Myr》のコピートークンを作ることはできない。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0211
腐敗狼/Rot Wolf - ミラディン包囲戦 コモン
Rot Wolf / 腐敗狼 (2)(緑)
クリーチャー - 狼(Wolf)
感染(このクリーチャーは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)
腐敗狼によってこのターンにダメージを与えられたクリーチャーがいずれかの墓地に置かれるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
2/2
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Rot+Wolf/

 昨日のあのかわいい《銅のマイア/Copper Myr》を覚えているだろうか。

 今日彼がブロックしてくれたのは《腐敗狼/Rot Wolf》で、私はまた《巨大化/Giant Growth》を唱えてあげたところだ。現在のマイアは2/2になっている(-1/-1カウンターが2個乗った4/4だ)。(訳注:《腐敗狼/Rot Wolf》は戦闘の結果、墓地に落ちている)

 クリンナップ・ステップがやってきて《巨大化/Giant Growth》の効果が消滅する。(訳註:その結果、タフネスがマイナスになった《銅のマイア/Copper Myr》は墓地に落ちる)

 《腐敗狼/Rot Wolf》のコントローラーである君はカードを引けると思っているだろうが、残念ながらそうはいかない。《腐敗狼/Rot Wolf》の能力はただの誘発型能力(Triggered Ability)であって、遅延誘発型能力(Delayed Triggered Ability)ではない。そのため能力が誘発するためには、ダメージを与えたクリーチャーが墓地へ落ちるときに《腐敗狼/Rot Wolf》が戦場にいないといけないのだ。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0211
悪性の傷/Virulent Wound - ミラディン包囲戦 コモン
Virulent Wound / 悪性の傷 (黒)
インスタント
クリーチャー1体を対象とし、それの上に-1/-1カウンターを1個置く。このターン、そのクリーチャーがいずれかの墓地に置かれたとき、それのコントローラーは毒(poison)カウンターを1個得る。
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Virulent+Wound/

 ルールマネージャー Matt Tabakより:
 仮に君の1/1クリーチャーが《悪性の傷/Virulent Wound》の対象になったとする。ここではそれが君のかわいい《銅のマイア/Copper Myr》だったことにしよう。
 君は無駄な試みと知りつつもそれを救うために《巨大化/Giant Growth》を唱えた。
 クリンナップ・ステップのあいだに《巨大化/Giant Growth》による+3/+3は消滅し、0/0となったマイアは墓地へ向かう(なおダメージも同じタイミングで消滅する)。これはまだ「このターン」の出来事だ。よって君は《悪性の傷/Virulent Wound》から毒カウンターをもらうことになる。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0211
メリーラの守り手/Melira’s Keepers - ミラディン包囲戦 アンコモン
Melira’s Keepers / メリーラの守り手 (4)(緑)
クリーチャー - 人間(Human) 戦士(Warrior)
メリーラの守り手の上にはカウンターを配置できない。
4/4
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Melira%27s+Keepers/

 ルールマネージャー Matt Tabakより:
 感染をもったクリーチャーからのダメージによって《メリーラの守り手/Melira’s Keepers》の上に -1/-1カウンターが乗ることはない。しかしこのダメージは軽減されたわけではない。
 もしそのクリーチャーが絆魂をもっていた場合、コントローラーはライフを得られるし、もしそのクリーチャーが接死をもっていた場合、《メリーラの守り手/Melira’s Keepers》は破壊されてしまう。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0211
ノーンの僧侶/Priests of Norn - ミラディン包囲戦 コモン
Priests of Norn / ノーンの僧侶 (2)(白)
クリーチャー - クレリック(Cleric)
警戒
感染(このクリーチャーは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)
1/4
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Priests+of+Norn/

 ミラディン包囲戦が出る前は、ファイレクシアの住人が白マナと関わりあうなど考えられもしなかった。しかし、結局のところ、彼らは高度に組織化され体系づけられた社会(註1)を確かに持っているのだ……

(註1) 組織化され体系づけられた社会
 「白」という色の象徴するもの(註2)は「秩序、法、癒し、光」。つまり「法と秩序」そのものである「社会」という概念は「白」に属する。

(註2) 色の象徴するもの
 いわゆるカラーパイという考え方で、上記にあげた白の要素は以下のURL(リンク先は英語)を参照したもの(註3)。
 http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/mc3

(註3) 参照したもの
 ついでなので、リンク先のコラムにある「色の象徴するものリスト」だけ訳してみる。

【白】キーワード:秩序、法、癒し、光(Order, Law, Healing, Light)

・ [白]は、法と秩序というシステムを愛している。通常、街や城は[白]の分野だ。
 なぜなら、例えば街を作って運営するのに法と秩序はなくてはならないものだからだ。
・ [白]は「善」ではなく、[黒]は「悪」ではない。全ての色に「善」と「悪」は存在する。
・ [白]の良い面は「公正」と「防御」だ。悪い面は「独裁」で「独断」だ。

【青】キーワード:知識、論理、虚偽、風(Knowledge, Logic, Deceit, Air)

・ [青]は、策略と操作を愛している。その魔法は狡猾で、下準備に富んでおり、クレバーだ。
・ [青]の良い面は「賢さ」と「発展」だ。悪い面は「不実」で「冷血」だ。

【黒】キーワード:利己的、力への欲、死、闇(Self-Serving,Power-Hungry,Death,Darkness)

・ [黒]は全ての力を己のために欲し、代価は問わない。その魔法は寄生的であり堕落的だ。
・ [黒]の良い面は「野望」と「不敵」だ。悪い面は「隷属」と「貪欲」だ。

【赤】キーワード:自由、行動、感情、火(Freedom, Action, Emotion, Fire)

・ [赤]は衝動的で即時的な満足が全てだ。何かを感じたら即座に感情の赴くまま行動する。
・ [赤]の良い面は「情熱」と「明快」だ。悪い面は「破壊」と「短絡」だ。

【緑】キーワード:成長、自然、適応、生命(Growth, Nature, Adaptation, Life)

・ [緑]は全てが自然の秩序下にある状態を望む。
 この色は「狩る、殺す、食す、番う、眠る」が全てであり、1つも欠けてはならない。
・ [緑]の良い面は「直感」と「成長」だ。悪い面は「不道徳」で「無分別」だ。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0111
踊る円月刀/Dancing Scimitar - アラビアンナイト レア
Dancing Scimitar / 踊る円月刀 (4)
アーティファクト クリーチャー - スピリット(Spirit)
飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
1/5
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Dancing+Scimitar/

 ああ、そういえばミラディン包囲戦で生体武器が生まれる以前の話だが《踊る円月刀/Dancing Scimitar》というカードがあった。これは魔法によって生命を吹き込まれた剣で、アラビアンナイトで登場した。
 《踊る円月刀/Dancing Scimitar》の5という高いタフネスは「剣という物体と戦うのは非常に難しい」ということを表しており、決して「これが異様に固い金属で出来ている」ということを表現したかったわけではない。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0111
毒腹のオーガ/Poisonbelly Ogre - ギルドパクト コモン
Poisonbelly Ogre / 毒腹のオーガ (4)(黒)
クリーチャー - オーガ(Ogre) 戦士(Warrior)
他のクリーチャーが戦場に出るたび、それのコントローラーは1点のライフを失う。
3/3
引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/card/Poisonbelly+Ogre/

 《毒腹のオーガ/Poisonbelly Ogre》のフレイバーテキスト(註1)の推測によると、このクリーチャーはシミック(註2)かゴルガリ(註3)が生み出したものらしい。この2つから選ぶとすれば、ゴルガリのほうがより「らしい」気がする。なぜならシミックは黒マナを含まないギルドだからだ。
 実はギルドパクトに取り上げられている3つのギルドにはシミックもゴルガリも含まれていないのだが、さすがにオルゾフ(註4)の産物ではないだろう。

(註1) フレイバーテキスト
 《毒腹のオーガ/Poisonbelly Ogre》のフレイバーテキストは以下の通り。
 ある者はそれをシミックの実験の失敗作と呼び、ある者はゴルガリの生み出したものと呼ぶ。どちらのギルドも全面的に自分の責任とはしないものの、密かにその奇妙な毒性について研究している。
 引用元:http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/Guildpact/

(註2) シミック
 ラヴニカのギルドの1つで、色は「緑・青」。
 生命を改造する研究をおこなっている。

(註3) ゴルガリ
 ラヴニカのギルドの1つで、色は「黒・緑」。
 死体を利用したり疫病をばらまいたりしている。

(註4) オルゾフ
 ラヴニカのギルドの1つで、色は「白・黒」。
 宗教集団の皮をかぶった商業&拝金主義のギルド。
 ギルドパクトで登場した3つのギルドのうち、黒を色に含む唯一のギルド。

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0111
金属細工師/Metalworker - ウルザズ・デスティニー レア

 その昔、2000年から2003年にかけて、まだ《金属細工師/Metalworker》がトーナメントで猛威をふるっていた頃、《金属細工師/Metalworker》の入ったデッキはほぼアーティファクトのみで構成されていたことから「茶単(Mono-Brown)」とも呼ばれていた。その後しばらくしてアーティファクトのカード枠は茶色ではなくなってしまい、それ以降、この名前は使えなくなってしまった。

<カードデータ>
Metalworker / 金属細工師 (3)
アーティファクト クリーチャー - 構築物(Construct)
(T):あなたの手札にあるアーティファクト・カードを望む枚数だけ公開する。これにより公開されたカード1枚につき、あなたのマナ・プールに(2)を加える。
1/2

カードデータ 引用元:
http://whisper.wisdom-guild.net/card/Metalworker/

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0111
Battle Cry - アイスエイジ アンコモン

 この《Battle Cry》のフレーバーテキストを含めて「北極の狐、ジャーケルド将軍」はアイスエイジのカードのうち15枚のフレイバーテキスト(註1)に登場している。また《General Jarkeld》のイラストにも姿を見せているが、そこでは何も語っていない。

(註1) 15枚のフレイバーテキスト
 原文に張られているリンク先は以下のURL。なお試しにリンクを使ってみたが検索結果なしに終わってしまった(註2)。こっちの環境の問題かもしれないけど。
 http://gatherer.wizards.com/pages/search/default.aspx?action=advanced&flavor=+[jarkeld]

(註2) 検索結果なし
 ついでなので15枚のカード名を確かめてみようと思ってWisdom Guildのカードリストをチェックしてみた。以下が、フレイバーテキスト(註3)に「ジャーケルド」という名前が出てくる15枚。

  01:《Adarkar Unicorn》
  02:《Arctic Foxes》
  03:《Battle Cry》
  04:《Cooperation》
  05:《ヒッパリオン/Hipparion》
  06:《Lightning Blow》
  07:《Lost Order of Jarkeld》
  08:《Rally》
  09:《Snow Hound》
  10:《Breath of Dreams》
  11:《海の精/Sea Spirit》
  12:《Thunder Wall》
  13:《フィンドホーンのブラウニー/Fyndhorn Brownie》
  14:《Pygmy Allosaurus》
  15:《ターパン/Tarpan》

 参照サイト:http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/IceAge/

(註3) フレイバーテキスト
 上記15枚のうち、将軍の最期の言葉が載っているのは《Rally》。そして、この15枚のフレイバーテキストのうち、ジャーケルド将軍自身によるお言葉でないものは《Lost Order of Jarkeld》のみ。

<カードデータ>
Battle Cry (2)(白)
インスタント
あなたがコントロールするすべての白のクリーチャーをアンタップする。
このターン、クリーチャーがブロックするたび、それはターン終了時まで+0/+1の修整を受ける。

カードデータ 引用元:
http://whisper.wisdom-guild.net/card/Battle+Cry/

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0111
保菌獣/Infected Vermin - オデッセイ アンコモン

 当初、《保菌獣/Infected Vermin》のデザインは《黒死病/Pestilence》と同じで、自身を生け贄に捧げる動きをしていた(註1)。しかし、伝染病というものは、被害が相当数広がりそれによる死体が増えた場合さらなる猛威を奮うはずだ、ということに気づいた時点でデザインは変更された。
 どちらにせよ《保菌獣/Infected Vermin》自身にとってキツいことは同じだ。

(註1) 自身を生け贄に捧げる
 元となった《黒死病/Pestilence》は、保菌者がいなくなるとそれ以上感染が広がらなくなるというフレーバーを表すためのデザインとして、戦場にクリーチャーがいないままターンエンドを迎えると自身を生け贄に捧げる必要があった。

<カードデータ>
Infected Vermin / 保菌獣 (2)(黒)
クリーチャー - ネズミ(Rat)
(2)(黒):保菌獣は、各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれ1点のダメージを与える。
スレッショルド ― (3)(黒):保菌獣は、各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれ3点のダメージを与える。この能力は、あなたの墓地にカードが7枚以上あるときのみ起動できる。
1/1

カードデータ 引用元:
http://whisper.wisdom-guild.net/card/Infected+Vermin/

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0111
ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager - アポカリプス コモン

 《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager》の初出はアポカリプスで、その後、第10版とデュエルデッキ:Garruk vs. Lilianaに収録された。そしてこいつはなんとミラディン包囲戦にも顔を出している! まったくこのホラーはどこにでもいるんだ。

<カードデータ>
Phyrexian Rager / ファイレクシアの憤怒鬼 (2)(黒)
クリーチャー - ホラー(Horror)
ファイレクシアの憤怒鬼が戦場に出たとき、あなたはカードを1枚引き、1点のライフを失う。
2/2

カードデータ 引用元:
http://whisper.wisdom-guild.net/card/Phyrexian+Rager/

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0111
ミラディンの核/Mirrodin’s Core(註1) - ダークスティール アンコモン

 以下、ミラディンのスタイルガイドからの引用。
「ミラディンの内部には、鈍く銀色に光る金属がどこまでも続くだけの膨大で空虚な空間が広がっている。唯一その風景で目に付くものといえば、特殊なアーティファクトの生命体であるマイコシンス、それと《パノプティコン/Panopticon》(註2)だけだ。
 それらを含め、内部にある全てのものは、マナの核という太陽によって真白い強烈な光の中に照らし出されている。そのマナの核とは、球体を平たく伸ばしたような空間の中心に浮遊している真っ白で巨大なプラズマの球だ。」

(註1) ミラディンの核/Mirrodin’s Core
 2009年11月18日のCard of the Dayで一度取り上げられている。
 http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1109

(註2) 《パノプティコン/Panopticon》
 次元カード。イラストと解説は以下のコラム参照(註3)。
 http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/333

(註3) コラム
 以下、該当コラム内の《パノプティコン/Panopticon》に関連する段落のみ、私訳。
 私たちの世界では「Panopticon」とは、中心に守衛を配置することで全ての監房を同時に監視できる監獄を指すが、ミラディンの世界の「Panopticon」はメムナークの占拠する巨大な塔であり、ここからはミラディンという次元をくまなく見渡すことができる。おそらく君たちの間では《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》という名前のほうが有名なはずだ。

<カードデータ>
Mirrodin’s Core / ミラディンの核
土地
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(T):ミラディンの核の上に蓄積(charge)カウンターを1個置く。
(T),ミラディンの核から蓄積カウンターを1個取り除く:あなたのマナ・プールに、好きな色のマナ1点を加える。

カードデータ 引用元:
http://whisper.wisdom-guild.net/card/Mirrodin%27s+Core/

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0111
拘引/Arrest - メルカディアン・マスクス アンコモン

 《拘引/Arrest》はミラディンとミラディンの傷跡にも収録されているが今日はメルカディアン・マスクス版について取り上げたい。なぜならメルカディアン・マスクス版のフレイバーテキスト(註1)の意味するところについて今初めて気づいたからだ。
 君たちはこのイラストで《拘引/Arrest》されているのが《サマイトの癒し手オアリム/Orim, Samite Healer》であることに気づいていただろうか……それも殺人の容疑で!

(註1) メルカディアン・マスクス版のフレイバーテキスト

原文:
 Orim had no memory of the previous night-the first thing she could remember was waking up with the dead guard’s blood on her hands.

邦訳:
 オアリムは前夜のことを何も覚えていなかった。覚えているのは、目が覚めたとき手に死んだ守備兵の血がべっとりとついていたことだった。

<カードデータ>
Arrest / 拘引 (2)(白)
エンチャント - オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは攻撃もブロックもできず、その起動型能力を起動できない。

カードデータ 引用元:
http://whisper.wisdom-guild.net/card/Arrest/

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0111
マイアの戦闘球/Myr Battlesphere - ミラディンの傷跡 レア

 統計によると《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere》に引っ付いているマイアの数は、どんなマイア・カードを5枚集めたときよりも多い。なお、イラストはここ(註1)で壁紙として提供されている。

(註1) ここ
 リンク先は以下のURL。マイアたちがうじゃうじゃ群がっている様子は大きなサイズで見るとちょっと気持ち悪いかもしれない。そういうのが苦手な人は注意。
 http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/550

<カードデータ>
Myr Battlesphere / マイアの戦闘球 (7)
アーティファクト クリーチャー - マイア(Myr) 構築物(Construct)
マイアの戦闘球が戦場に出たとき、無色の1/1のマイア(Myr)・アーティファクト・クリーチャー・トークンを4体戦場に出す。
マイアの戦闘球が攻撃するたび、あなたはあなたがコントロールするアンタップ状態のマイアをX体タップしてもよい。そうした場合、マイアの戦闘球はターン終了時まで+X/+0の修整を受けるとともに、防御プレイヤーにX点のダメージを与える。
4/7

カードデータ 引用元:
http://whisper.wisdom-guild.net/card/Myr+Battlesphere/

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0111
オーリオックの包囲そり/Auriok Siege Sled - ダークスティール アンコモン

 不思議に思っている人がいるかもしれないので書いておくと、もし君が《オーリオックの包囲そり/Auriok Siege Sled》の両方の能力を同じクリーチャーに対して用いた場合、対象のクリーチャーはそのターンのあいだ《オーリオックの包囲そり/Auriok Siege Sled》をブロックすることが出来なくなる。

<カードデータ>
Auriok Siege Sled / オーリオックの包囲そり (6)
アーティファクト クリーチャー - 巨大戦車(Juggernaut)
(1):アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。それはこのターン、可能ならばオーリオックの包囲そりをブロックする。
(1):アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。このターン、それはオーリオックの包囲そりをブロックできない。
3/5

カードデータ 引用元:
http://whisper.wisdom-guild.net/card/Auriok+Siege+Sled/

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0111
Look at Me, I’m R&D - アンヒンジド レア

 《Look at Me, I’m R&D》はマジックにおいてアーティスト名が載っていない唯一のカードである。なにせイラストが載っていないんだから!

<カードデータ>
Look at Me, I’m R&D (2)(白)
エンチャント
Look at Me, I’m R&Dが戦場に出るに際し、数を1つと、その数より1つ多いか1つ少ない数を1つ選ぶ。
パーマネント、呪文、あらゆる領域にあるカードに書かれている1つ目の数は2つ目の数である。

カードデータ 引用元:
http://whisper.wisdom-guild.net/card/Look+at+Me%2C+I%27m+R%26D/

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0111
第六隊の刃/Blade of the Sixth Pride - 未来予知 コモン

 未来予知がマジックにもたらしたものの1つに未来のカード枠があり、特にバニラ・クリーチャーたち(註1)は独自のテキストレス版のデザインを持っている。このデザインのマナコスト欄は8つのマナシンボルを表示できるだけの幅があるため、どんなクリーチャーでもこのデザインに落とし込める。
 あ、いや、どんなバニラ・クリーチャーでも、だ。
 ごめんよ、《大祖始/Progenitus》と《B.F.M.(Big Furry Monster)》!(註2)

(註1) バニラ・クリーチャー
 能力を一切もたないクリーチャーの総称。特別な味のついてないアイスクリームがバニラだから、ということらしい。バニラはバニラ味なのに。

(註2) 《大祖始/Progenitus》と《B.F.M.(Big Furry Monster)》
 それぞれマナコストは以下の通りで、8つより多くのシンボルを必要とする。

 《大祖始/Progenitus》
 (白)(白)(青)(青)(黒)(黒)(赤)(赤)(緑)(緑)

 《B.F.M.(Big Furry Monster)》
 (黒)(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)

<カードデータ>
Blade of the Sixth Pride / 第六隊の刃 (1)(白)
クリーチャー - 猫(Cat) レベル(Rebel)
3/1

カードデータ 引用元:
http://whisper.wisdom-guild.net/card/Blade+of+the+Sixth+Pride/

元記事:
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/0111

< 80 81 82 83 84 85 86 87 88

 

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